※この作品はR-18です。

俺の鑑定スキルがなんかおかしい ~女性のエロステータスが丸見えなんだが~   作:フレキシブルコーギー

25 / 58
25.俺、絶対に諦めませんから

 準備は整った、か。

 

 それなら──

 

 俺は内ももを撫でていた手をさらに上へ移動させた。

 

 内ももの付け根。

 柔らかい肉の感触。

 そして、その先には──

 

「っ……!」

 

 ミレーヌさんの体が大きく震えた。

 俺の指先がミレーヌさんの秘所に触れた。

 

 温かい。

 

 そして──

 

 ぬるぬると濡れている。

 お湯の中にいるにもかかわらずはっきりと分かる愛液の感触。

 

 ミレーヌさんの秘裂を指でなぞる。

 

「あっ……!」

 

 ミレーヌさんが甘い声を上げた。

 

 栗色の陰毛。

 年齢相応の熟れた小陰唇。

 そして、その上には──

 

 俺の指がクリトリスに触れた。

 

 やや露出した敏感な豆。

 

「ひゃあっ……!!♡♡」

 

 ミレーヌさんの体がビクンと大きく跳ねた。

 

「そ、そこっ……! ダメっ……!♡♡」

 

「気持ちいですか?クリトリス?」

 

「言わないでっ……恥ずかしいっ……!」

 

 ミレーヌさんが顔を真っ赤にして叫んだ。

 

 だが、俺は手を止めない。

 

 クリトリスを指の腹で優しく撫でる。

 クリクリと円を描くように。

 

「あっ、あっ、あっ……!!♡♡」

 

 ミレーヌさんが連続で甘い声を上げる。

 

 体がビクビクと震えている。

 

(クリトリス……触られてる……っ♡)

(気持ちいい……すごく気持ちいい……っ)

(あの人より……全然上手なのぉ……っ♡)

 

 俺はクリトリスを弄り続けた。

 

 優しく。丁寧に。

 時折、強く押してみたり。

 左右にスライドさせてみたり。

 

「そ、そこっ……すごいっ……!だめぇ……♡♡♡」

 

 ミレーヌさんの体がどんどん敏感になっていく。

 俺が触るたびにビクビクと震える。

 愛液がどんどん溢れ出して、俺の指を濡らしていく。

 

「ミレーヌさん……すごく濡れてますね」

 

「は、恥ずかしいっ……♡♡」

 

「でも、気持ちいいでしょ?」

 

「っ……はい……っ……すごく……っ♡」

 

 ミレーヌさんが、恥ずかしそうに頷いた。

 

 俺はクリトリスを弄りながら、もう片方の指で秘裂をなぞった。

 入り口を探ってそっと指を入れる。

 

「あっ……!?♡♡」

 

 ミレーヌさんの膣に、俺の指が入った。

 

 温かい。柔らかい。

 そして、キュッと締め付けてくる。

 

「中も……すごく熱い……♡♡」

 

「んっ……♡♡」

 

 俺は指を奥まで入れた。

 Gスポットを探す──入り口から4.5cm。

 

 鑑定結果の通りだ……!

 

「っ……!!」

 

 俺の指がGスポットに触れた瞬間。

 

 ミレーヌさんの体が大きく跳ねた。

 

「あああっ……!! そこっ……すごいっ……!!♡♡♡」

 

 俺はGスポットをグリグリと刺激する。

 

「ひゃあっ……!! ダメっ……ダメダメっ……!!♡♡」

 

 ミレーヌさんが悲鳴のような甘い声を上げた。

 体が激しく震えている。

 

(イッ……イッちゃう……っ!!♡♡)

(同時にぃぃ……っ!!♡♡なんで気持ちいいところ分かるのぉ……♡♡♡♡)

(もうダメっ……我慢できないっ……!!)

 

「ミレーヌさん……イきそう?」

 

「は、はいっ……! イッちゃうっ……!♡♡ イッちゃいます……!!♡♡♡」

 

 俺はクリトリスを強く刺激した。

 グリグリと押し込むように。

 

「あああああっ……!!!!♡♡♡♡」

 

 ミレーヌさんの体が大きく仰け反った。

 

 ビクビクビクッ!!♡♡♡

 

 膣が俺の指をギュウギュウと締め付ける。

 愛液がドバッと溢れ出す。

 

「イッ……イッてるっ……!! イッてるのぉ~~~~!!!!♡♡♡♡♡♡」

 

 ミレーヌさんが絶頂の悲鳴を上げた。

 全身をビクビクと震わせながら俺の指に縋りついてくる。

 

 

 

【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━【絶頂】━━

 

【絶頂情報】

絶頂回数:2回目(クリトリス+Gスポット同時攻め)

絶頂の強さ:大絶頂

絶頂時間:約15秒継続中

 

【現在の状態】

快感ゲージ:100%(MAX)

理性:完全崩壊(もう戻れない)

発情度:MAX(限界突破)

 

【膣の状態】

締め付け力:6/10 → 8/10(絶頂により向上)

濡れ具合:愛液が止まらない

膣口:うっすらパクパクと開いて、挿入を待っている

 

【心の声】

(すごいっ……すごすぎるっ……♡)

(こんなに気持ちよくなったの……初めて……♡)

(もっと……もっと欲しい……♡)

(レンくんのおちんぽ……挿れて欲しい……♡)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 ミレーヌさんの絶頂がゆっくりと収まっていく。

 ビクビクと震える体が、少しずつ落ち着いてくる。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 ミレーヌさんが荒い息を吐いている。

 

 顔は真っ赤。

 目は潤んでいる。

 唇は半開き。

 

 完全にメスの顔だった。

 

「レン……さん……」

 

 ミレーヌさんが俺を見た。

 

 その瞳にはもう理性の光はなかった。

 あるのは純粋な欲望だけ。

 

「お願い……」

 

 ミレーヌさんが俺に手を伸ばした。

 

 俺のおちんちんにそっと触れる。

 ビンビンに硬くなっている。

 

「おちんぽ……私の中に……」

 

 ミレーヌさんが、恥ずかしそうに言った。

 

「挿れて……ください……♡」

 

 その言葉に俺のおちんちんがビクンと跳ねた。

 

 ……来た。

 

 鑑定通りだ。

 ミレーヌさんから、挿入を求めてきた。

 

「いいんですか?」

 

 俺は最後の確認をした。

 

「本当に……俺と」

 

「はい……」

 

 ミレーヌさんが、頷いた。

 

「レンさんがいいの……レンさんに……抱かれたい……♡」

 

 その言葉に俺の理性も崩壊した。

 

 だが──

 

「ミレーヌさん、湯船の中だと動きにくいので……」

 

「え……?」

 

「一度、湯船から上がりませんか?のぼせちゃうし」

 

 俺はミレーヌさんの手を取った。

 そして湯船から上がる。

 床に立つとミレーヌさんの裸体が改めて目に入った。

 

 Gカップの巨乳。

 やや垂れ気味だが熟女らしい色気を醸し出している。

 乳首は大きく茶色がかったピンク色。

 先ほどの愛撫で敏感になりすぎて、空気に触れるだけでヒクヒクと震えている。

 

 視線を下に向けると──

 

 栗色の陰毛の奥には熟れた小陰唇が見える。

 年齢相応にやや黒ずんでいるが、それがむしろ淫靡な雰囲気を醸し出している。

 小陰唇の隙間からは、愛液がトロリと垂れ落ちている。

 

 そして小陰唇の上には──

 

 やや露出したクリトリスが、ピンク色に充血してツヤツヤと光っている。

 先ほどの刺激で敏感になりすぎて、ピクピクと痙攣していた。

 

「あ、あの……そんなに見ないでください……恥ずかしい……♡♡」

 

 ミレーヌさんが両手で胸と股間を隠そうとした。

 

 だが隠しきれない。

 

 巨乳は手から溢れ、愛液は太ももを伝って床に垂れている。

 

「ミレーヌさん……四つん這いになってもらえますか?」

 

「えっ……?」

 

 ミレーヌさんが、目を丸くした。

 

「四つん這い……?」

 

「はい……後ろから……入れたいんです」

 

「っ……!♡♡」

 

 ミレーヌさんの顔が、真っ赤に染まった。

 

(バックで……♡)

(そんな体位……♡犬みたい♡♡)

(恥ずかしい……でも、したい……♡)

 

 心の声が聞こえる。

 

「……分かりました」

 

 ミレーヌさんが、恥ずかしそうに頷いた。

 

 そして風呂場の床に四つん這いになった。

 

「こ、こう……ですか……?」

 

 俺は息を呑んだ。

 目の前にミレーヌさんのお尻が突き出されている。

 

 ふくよかなヒップ。

 ぷるぷると揺れる尻肉。

 その間にはミレーヌさんのおまんこが、丸見えだった。

 

 栗色の陰毛が、秘裂の周りに生い茂っている。

 

 小陰唇は興奮で充血して膨らみ、熟れた果実のようにぷっくりと開いている。

 その奥にはピンク色の膣口はヒクヒクと収縮していた。

 俺のおちんちんを求めているように。

 

「ミレーヌさん……すごく濡れてますね……」

 

「うっ……うぅ……恥ずかしいです……」

 

 だが、ミレーヌさんは逃げない。

 むしろお尻を少し持ち上げて俺におまんこを見せつけている。

 

(レンくんに……おまんこ見られてる……♡)

(恥ずかしい……でも、興奮する……♡)

(早く……入れて……♡)

 

 心の声が聞こえる。

 

 俺はミレーヌさんの後ろに跪いた。

 

 おちんちんをミレーヌさんの秘裂に当てる。

 愛液でヌルヌルの小陰唇が俺の亀頭を包み込む。

 

「っ……!」

 

 ミレーヌさんの体がビクンと震えた。

 

「あっ……当たって……る……♡♡熱いのぉ……♡♡」

 

「入れますよ……」

 

「はい……お願い……♡」

 

 俺は腰を進めた。

 

 ズプッ……♡♡

 

 亀頭がミレーヌさんの膣口に入っていく。

 小陰唇が俺のおちんちんを包み込むように広がる。

 

「あっ……!♡♡」

 

 ミレーヌさんが甘い声を上げた。

 

 膣内は温かく、柔らかくて。

 そしてキュッと締め付けてくる。

 

「ん……っ……入って……きてる……♡♡」

 

 俺はさらに奥へ進んだ。

 

 ズプズプズプ……

 

 俺のおちんちんがミレーヌさんの膣をゆっくりと押し広げていく。

 

 膣壁のヒダが俺のおちんちんに絡みつく。

 ぬるぬるの愛液が挿入を助けてくれる。

 

「あっ……あっ……おっきい……っ!」

 

 ミレーヌさんが悲鳴のような声を上げた。

 背中のラインが大きく反り返っている。

 

「あの人より……全然……おっきいよぉ……っ!♡♡」

 

(すごい……こんなに大きいの……初めて……っ♡)

(膣が……押し広げられてる……っ♡)

(お腹の奥まで……届きそう……っ♡)

 

 心の声が聞こえる。

 

 俺はさらに奥へ。

 

 そして──

 

 ズブッ!♡♡

 

「あああっ……!!」

 

 根元まで入った。

 俺の亀頭がミレーヌさんの子宮口に触れた。

 

「奥まで……入った……っ! お腹の奥に……レンさんのがぁ……っ!♡♡こんなの初めてぇ……♡♡」

 

 

【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━【挿入】━━

 

【挿入情報】

挿入深度:13cm(子宮口に到達)

膣内温度:39℃(非常に熱い)

密着度:完璧

 

【ミレーヌの状態】

絶頂予測:あと数ピストンで絶頂の可能性大

 

【心の声】

(入った……レンくんのおちんぽが……♡)

(2年半ぶり……セックス……♡)

(すごい……こんなに気持ちいいの……♡)

(もっと……動いてぇ!♡)

(めちゃくちゃにしてぇ……♡孕ませてぇ……♡)

 

【推奨ピストン】

まずはゆっくり。

ポルチオを刺激しながら突くと大絶頂確定。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「ミレーヌさん……動きますよ……」

 

「はい……お願い……♡」

 

 俺はゆっくりと腰を動かし始めた。

 

 ズチュ……ズチュ……♡♡

 

 ミレーヌさんの膣が俺のおちんちんを締め付ける。

 

「あっ……あっ……!」

 

 ミレーヌさんが甘い声を上げる。

 

「んっ……気持ちいい……レンさん……っ♡」

 

 ズチュズチュズチュ……♡♡

 

「あっ、あっ、あっ……!!」

 

 ミレーヌさんが連続で甘い声を上げる。

 

 膣が俺のおちんちんをギュウギュウと締め付けてくる。

 

(すごい……おちんぽ……♡♡奥まで……♡♡)

(こんなの初めて……旦那のおちんぽなんて届かなかった……♡♡)

(イッちゃう……また、イッちゃう……っ♡)

 

 俺はピストンのスピードを上げた。

 

 パンパンパン……!♡♡

 

「あっ、あっ、あああっ……!!♡♡♡」

 

 ミレーヌさんが、悲鳴のような甘い声を上げた。

 体が激しく震えている。

 

「イッ……イッちゃうっ……!♡♡ また、イッちゃうっ……!!♡♡」

 

 俺は腰を動かしながらポルチオを狙った。

 子宮口を亀頭でコツンコツンと突く。

 

「ん゛んーーーっ!?♡♡♡ そこっ……そこダメぇっ……!!♡♡♡」

 

 ミレーヌさんの体が大きく仰け反った。

 

 そして──

 

「あああああっ……!!!! イクっ……イクイクイクっ……!!!!♡♡♡」

 

 ビクビクビクッ!!!♡♡♡♡♡♡

 

 ミレーヌさんが絶頂した。

 膣が俺のおちんちんを痙攣しながら締め付ける。

 キュウキュウと絞り上げるように。

 

「っ……! ミレーヌさん……すごい締め付け……!」

 

「あっ……ごめんなさいっ……止まらないのっ……!!♡♡止まらないのぉーっ!♡♡♡」

 

 ミレーヌさんの絶頂が続いている。

 ビクビクと痙攣しながら俺のおちんちんを締め付け続ける。

 

 

 

【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━【大絶頂】━━

 

【絶頂情報】

絶頂回数:3回目(ポルチオ絶頂)

絶頂の強さ:超大絶頂

絶頂時間:約30秒継続中

 

【膣の状態】

締め付け力: 10/10(MAX)

痙攣:激しく収縮中

愛液:大量噴出

 

【心の声】

(イッてるっ……止まらないっ……♡♡♡)

(おちんぽで……こんなにイクなんて……♡)

(レンくん……大好き……♡)

(もうこのおちんぽ以外愛せないよぉ……♡♡)

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 俺も限界だった。

 ミレーヌさんの膣が俺のおちんちんを締め付け続ける。

 キュウキュウと搾り取るように。

 

「ミレーヌさん……俺も……!」

 

「はいっ……出してっ……中にっ……!!♡♡」

 

 ミレーヌさんが、叫んだ。

 

「レンさんのっ……全部っ……私の中にっ……!!♡♡♡」

 

 その言葉に、俺は──

 

「っ……出るっ……!!」

 

 ドピュッ!!♡♡ ドピュドピュドピュッ!!!♡♡

 

 俺のおちんちんから大量の精液が噴き出した。

 ミレーヌさんの膣奥、子宮口に向けて。

 

「あああああっ……!!!!♡♡ 中にっ……出てるっ……!!!!♡♡」

 

 ミレーヌさんが絶叫した。

 俺の精液がミレーヌさんの子宮に注ぎ込まれていく。

 

 ドピュ……ドピュ……♡♡

 

 まだ出る。

 

 全部、ミレーヌさんの中に。

 

「熱いっ……すごい熱いのが……私の中にっ……!!♡♡」

 

 ミレーヌさんが体をビクビクと震わせながら叫ぶ。

 

「レンさんのっ……精液がっ……私の子宮に……♡♡あったかいよぉ……♡♡」

 

 

 

【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━【中出し】━━

 

【射精情報】

射精量:大量(通常の3倍)

射精場所:子宮内

精液の状態:濃厚、妊娠可能

 

【ミレーヌの状態】

絶頂回数:4回目(中出し絶頂)

絶頂の強さ:最大絶頂

快感ゲージ:∞(計測不能)

 

【子宮の状態】

精液注入量:たっぷり

子宮口:精液を受け入れている

妊娠確率:可能性あり

 

【心の声】

(出てるっ……中にっ……♡)

(レンくんの精液……私の子宮に……♡)

(赤ちゃん……できちゃうかも……♡)

(でも……嬉しい……♡♡♡)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「はぁ……はぁ……」

 

 俺は荒い息を吐きながらミレーヌさんを抱きしめた。

 

「ミレーヌさん……」

 

「レンさん……♡」

 

 ミレーヌさんが、俺を見上げた。

 

 潤んだ瞳。

 紅潮した頬。

 幸せそうな微笑み。

 

 さっきまでの恐怖は、どこかに消えていた。

 

 今は、ただ──

 

 ミレーヌさんの温もりだけを感じていた。

 

「気持ちよかった……すごく……♡」

 

 ミレーヌさんが、恥ずかしそうに言った。

 

「こんなに気持ちいいの……初めてでした……♡」

 

「俺もすごく気持ちよかったです……」

 

「本当……?」

 

「はい。最高でした……」

 

 俺は、ミレーヌさんの頬にキスをした。

 

「んっ……♡」

 

 ミレーヌさんが嬉しそうに目を細めた。

 

 俺たちは抱き合っていた。

 俺のおちんちんは、まだミレーヌさんの中にいる。

 少しずつ、柔らかくなっていくのを感じる。

 

「レンさん」

 

「はい?」

 

「また……してくれますか……?」

 

「え?」

 

 俺はミレーヌさんを見た。

 

 ミレーヌさんは恥ずかしそうに頬を染めながら言った。

 

「今日だけじゃなくて……また……♡」

 

(レンくんと……これからも……)

(また、こうやって抱かれたい……)

(もう、一人は嫌……♡)

 

 心の声が聞こえる。

 

「もちろんです」

 

 俺はミレーヌさんを強く抱きしめた。

 

「ミレーヌさんが望むなら……何度でも……」

 

「レンさん……♡」

 

 ミレーヌさんが、俺の首に腕を回した。

 

 そして──

 

 唇を重ねた。

 

 甘い、甘いキスだ……。

 

 

────────────────────────────────────────

 

 

 風呂から上がった後。

 

 俺たちは部屋で一緒に夕食を食べた。

 

 温め直してくれたスープはとても美味しかった。

 

「美味しいです」

 

「よかった……♡」

 

 ミレーヌさんが嬉しそうに微笑んだ。

 

 穏やかな時間を過ごした。

 

 さっきまでの激しいセックスが嘘のように。

 

 普通の宿屋の女将と冒険者の客。

 

 でも──

 

 時折、ミレーヌさんが俺を見る目が違っていた。

 

 潤んだ瞳。

 紅潮した頬。

 恥ずかしそうな笑顔。

 

 明らかに、さっきのことを思い出している。

 

(レンくん……可愛い……♡)

(また……したいな……♡)

 

 心の声が聞こえる。

 

 俺もまた、したい。

 

 穏やかな時間。

 温かいスープと、ミレーヌさんの笑顔。

 

 これが日常だ。当たり前の幸せだ。

 

 ──だけど。

 

 裏には常に死の影が潜んでいる。

 

「……」

 

 あの化け物が、この街にいる限り……。

 

(レンくん……? 怖い顔して……どうしたのかしら)

 

 ミレーヌさんの不安げな心の声が聞こえる。

 

 彼女を不安にさせてはいけない。

 俺はスプーンを置き、ミレーヌさんの手をそっと握った。

 

 温かい手。この温もりを絶対に失いたくない。

 

「ミレーヌさん」

「はい?」

「俺、絶対に諦めませんから」

「え……?」

 

 唐突な言葉に、ミレーヌさんが目を丸くする。

 

 根拠なんてない。

 Fランクの俺に何ができるかも分からない。

 

 だけど【鑑定】がある。

 敵の正体も、思考さえも覗けるこの目がある。

 

 情報さえ掴めば勝機はあるはずだ。

 なんとかして誰かに伝えて信じて貰えることも、罠を張ることもできるかもしれない。

 

 俺はミレーヌさんの手を強く握り締めた。

 

(よかった……レンくん、元気になったみたい)

(冒険者として偉くなれるように、私が支えてあげなくちゃ……♡)

 

 心の声が聞こえる。

 

 ミレーヌさんのお陰で俺はまだ頑張れそうだ──

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。