俺の鑑定スキルがなんかおかしい ~女性のエロステータスが丸見えなんだが~ 作:フレキシブルコーギー
「んっ……ふぁ……っ……」
間違いない。
あれは、女性の喘ぎ声だ。
心臓がドクンと跳ねる。
見るな。聞くな。紳士であれ。
頭ではそう思う。だが、身体は正直だった。
俺はゆっくりとソファから起き上がり、足音を殺して寝室の扉に近づいた。
扉は完全には閉まっておらず、僅かな隙間があった。
そこから淡い月明かりが漏れている。
覗くな。やめておけ。これは覗き見だ。犯罪だ。
理性がそう叫んでいる。
だが──
俺の目は、その隙間に吸い寄せられていた。
────見えた。
月光に照らされたベッドの上。
リーネが仰向けに横たわっていた。
薄手のネグリジェは乱れ、白い肌が惜しげもなく晒されている。
豊かな双丘が月明かりの下で淡く輝き、その頂点にはうっすらと桜色の突起が立っていた。
そして何より──
彼女の右手は、自らの秘所へと伸びていた。
「んっ……はぁ……ふ……っ……」
細い指が、薄い金色の茂みの奥で蠢いている。
くちゅ、くちゅ、と微かに水音が聞こえる。
リーネの美しい顔は紅潮し、長い睫毛が震えていた。
切れ長の碧眼は閉じられ、形のよい唇は半開きになって、荒い息を吐いている。
そして、あの長い耳──エルフの象徴である尖った耳が、真っ赤に染まっていた。
俺は息を呑んだ。
342歳のエルフの未亡人が、自慰に耽っている。
その光景は、背徳的であると同時に、どこか切なく、美しかった。
「ん……んんっ……ふぁ……」
リーネの腰が僅かに浮く。
左手がネグリジェの胸元に這い、豊かな乳房を鷲掴みにする。
柔らかな肉が指の間からはみ出し、形を変える。
桜色の乳首を指先で転がしながら、右手は秘裂を掻き分け、奥へと沈んでいく。
「はっ……ん……あ……」
くちゅり、と濡れた音。
彼女の秘所は、すでにかなり潤っているようだった。
その時、俺の視界に情報が流れ込んできた。
【鑑定】が勝手に発動したのだ。
【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━【リアルタイム】━━
【基本情報】
名前:リーネ・フォレストリア
現在の状態:自慰行為中
【バスト情報】
乳首の状態:完全に勃起、敏感度上昇中
乳首の色:興奮により桜色→薄紅色に変化
現在の乳首感度:A→S(一時的に上昇)
【外性器情報】
クリトリス:包皮から半分露出、充血中
クリトリス感度:現在A+(通常時より上昇)
小陰唇:充血により色が濃くなっている
【膣情報】
現在の濡れ具合:びしょ濡れ(通常時:乾燥)
愛液粘度:ややトロトロ
愛液の量:多量(シーツに染みができ始めている)
膣内の状態:収縮を繰り返している、挿入を求めている
【子宮・卵巣情報】
子宮の状態:下降気味(本能的に受け入れ態勢)
排卵までの日数:3日(変化なし)
本日の妊娠確率:12%
【発情・ホルモン状態】
現在の発情度:強発情(通常時:なし)
性欲レベル:87/100(通常時:45)
フェロモン分泌量:高(急上昇中)
興奮の原因:若い人間の男性の体臭
【心の声】
(だめ……こんなこと……でも、止まらない……)
(あの子の匂い……男の人の匂い……久しぶりすぎて……)
(夫が死んでから、ずっと一人で……でも今日、あの子がいて……)
(若い男の匂いが……家中に……んっ……)
(だめ、レンのこと考えちゃだめ……でも……あの子、優しかった……)
(もし、あの子が……わたくしを……んんっ……!)
【現在の妄想内容】
・主人公(レン)に抱かれている幻想
・「こんな年増でいいのか」と聞いて「いい」と言われる妄想
・耳を舐められる想像で感度急上昇中
【イキそう度】
現在:65%(上昇中)
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俺は目眩がした。
リーネは──俺のことを考えながら自慰をしている。
若い男の匂い。俺の体臭が、7年間禁欲していた彼女の本能を刺激したのだ。
(あの子の匂い……男の人の匂い……久しぶりすぎて……)
心の声が聞こえる。
彼女は悪くない。7年間も一人で、異性との接触がなかった。そこに若い男が突然現れて、一晩泊まることになった。
エルフとはいえ、彼女も女性だ。本能には逆らえない。
「はぁっ……んっ……ふ……あ……っ……」
リーネの右手の動きが速くなる。
くちゅくちゅくちゅ、と水音が大きくなり、彼女の腰がベッドから浮き上がる。
左手は乳房を揉みしだき、時折乳首をつまんで引っ張っている。
「んあっ……!」
乳首を捻った瞬間、リーネの身体がびくりと跳ねた。
やはり乳首は敏感らしい。鑑定結果通りだ。
(ああ……だめ……こんなの……でも気持ちいい……)
(あの子に見られたら……恥ずかしい……でも……見られたい……?)
(いやっ、何考えてるの私……でも……んっ……!)
心の声が混乱している。
彼女自身、自分の欲望に戸惑っているのだ。
7年間封印していた女の部分が、俺の存在によって呼び覚まされた。
罪悪感と快楽の狭間で、リーネは身悶えしている。
「はっ……はっ……んんっ……ふぁ……っ……」
呼吸が荒くなる。
右手の動きはさらに激しくなり、ベッドがかすかに軋み始めた。
彼女の秘所からは蜜が溢れ、内ももを伝って流れ落ちている。
鑑定結果が更新される。
【イキそう度:78%】
もうすぐ達しそうだ。
「あっ……あっ……んっ……だめ……いっちゃ……」
リーネの声が大きくなる。
押し殺そうとしているが、抑えきれなくなってきている。
長い耳は真っ赤に染まり、全身が薄く汗ばんでいる。
月光に照らされた白い肌が、妖艶な光を放っていた。
(イっちゃう……イっちゃう……あの子のこと考えながら……!)
(だめ……出会ったばかりなのに……でも……んんっ……!)
(レン……レン……!)
心の声で、俺の名前を呼んでいる。
その事実に、俺の下半身が反応してしまう。
「あっ、あっ、あっ、あっ……んんんっ……!!」
リーネの身体が大きく弓なりに反った。
細い指が秘所の奥深くに沈み込み、腰がガクガクと痙攣する。
「~~~っっ!!!」
声にならない悲鳴。
彼女の膣が激しく収縮し、透明な愛液が指の隙間から溢れ出した。
絶頂の波が何度も彼女を襲い、身体が繰り返しびくびくと跳ねる。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
やがて痙攣が収まり、リーネはベッドに脱力した。
荒い息を繰り返しながら、恍惚とした表情で天井を見つめている。
汗で額に張り付いた金髪。上気した頬。半開きの唇。
そして、まだ火照りを残す、豊満な身体。
鑑定結果が表示される。
【イキそう度:達成】
【絶頂回数:1回(本日)】
【現在の状態:絶頂直後、余韻に浸っている】
【満足度:60%(物足りなさあり)】
【心の声】
(はぁ……イっちゃった……あの子のこと考えながら……)
(でも……指だけじゃ……足りない……)
(本物が欲しい……7年ぶりに……男の人に抱かれたい……)
(レン……だめ、こんなこと考えちゃ……でも……)
俺は扉の隙間から目を離した。
心臓がバクバクと鳴っている。
リーネは俺のことを想いながら絶頂した。そして、まだ満足していない。
「本物が欲しい」「男の人に抱かれたい」
その心の声が、俺の頭の中でリフレインしている。
俺は静かにソファに戻った。
横になっても、さっきの光景が脳裏から離れない。
リーネの乱れた姿。甘い喘ぎ声。俺の名前を呼ぶ心の声。
そして──「満足度60%、物足りなさあり」という鑑定結果。
彼女は7年間、一人で耐えてきた。
亡き夫への愛情を胸に、孤独に耐えてきた。
でも今夜、その均衡が崩れた。
若い男──俺の存在が、彼女の封印を解いてしまった。
俺はどうするべきだ?
見なかったふりをして、明日の朝には森を出る?
それとも──
俺の下半身は、とっくに正直な答えを出していた。