古ぼけた裸電球がポツンと照らす露天風呂はこぢんまりとして、
短い石段を下りると、板葺き屋根の東屋に囲われた岩風呂が現れた。もうもうと立ち込める湯煙が裸電球の明かりを透かして薄橙色に染まっている。
露天風呂の周囲は目隠し用の板塀で覆われ、その向こうには山間の夜闇が黒々と広がっている。夜半の山々は静まり返り、辺りには岩肌を湯が流れ落ちる音だけが響いていた。
秋の夜風がひやりと素肌を舐める。麻幌は隅に置かれていた手桶でそそくさと掛け湯を済ませると、湯煙が波打つ岩風呂に片足を差し入れた。
濃い乳白色の濁り湯はぬるりとした質感で、夜風に冷やされたせいか生温かった。
――長湯をするには、のぼせなくてちょうど良いのかも。
肩まで浸かると、湯帷子がふわふわと湯の中で浮き上がる。この湯治場では入浴時に白い単衣の湯帷子を着用する古風な慣習が今も続いているそうで、宿のチェックインの際に説明を受けた麻幌は軽く戸惑った。
「確か、混浴だった頃の名残だって言ってたっけ……」
両手で掬った湯で顔を洗い、麻幌はほう……と息を吐いた。
二十代半ばの、どちらかと言うと地味な部類の女性である。
ヘアクリップで適当に引っつめた、カラーが落ちかけたセミロング。すっぴんの目元には薄い隈、頬にはちらほらそばかすが浮いている。湯帷子と濁り湯に隠れた体型は中肉中背。アラサーと呼ばれる齢に差しかかり、今後は崩れていく一方だろう。
しがないOLが山奥の湯治場を一人訪れた理由は、『失恋』による傷心旅行だ。
ここ一、二年、地元の同級生の間からちらほら結婚や出産の話が出てくるようになった。独り身の麻幌も実家の母親からそれとなく相手はいないのかと探りを入れられ、妙な焦燥感を抱くようになった。
というのも、麻幌はこれまでの人生で恋人という存在が皆無だった。恋愛経験はあるがいずれも片想い止まりで、キスもセックスもした事が無い筋金入りの喪女である。
麻幌とて、人並みの結婚願望や出産願望は持ち合わせている。しかし、このまま流されるように代わり映えのない毎日を送っていたら、十年後も同じように侘しいワンルームで独り暮らしているのではないかという思いに駆られた。
短絡的だが、麻幌は婚活を始めた。まずは評判の良いマッチングアプリを使い、めぼしい男性とメッセージのやりとりをするようになった。
数人の恋人候補の中から、メッセージを送り合ううちにそれなりの雰囲気まで漕ぎ着けた相手が出来た。男性から「一度ご飯でも食べに行きませんか」という誘いを受け、スマホを持ったままベッドの上で転がり回ったのがつい一月前だ。
麻幌は溜め息を吐き出し、湯帷子の胸元を見下ろした。
濁り湯に浮かぶ膨らみはBカップ、ないわけではないが大きくもないサイズだ。
「性格とかならまだしも、おっぱいが好みより小さいからフるってどうなのよ……」
件の男性との思い出したくもない対面が甦りそうになり、麻幌は頭を振った。
初めて感じた手応えが脆くも打ち砕かれた麻幌は、溜まっていた有給消化の名目で数日の休みをもぎ取り、ネットでたまたま見つけたすぐに泊まれる温泉宿へ旅行鞄片手に駆け込んだ――という次第である。
足を伸ばして岩肌に凭れかかると、後頭部のヘアクリップがカツンと当たった。
ちょっと迷った末、人目が無いのを言い訳にしてヘアクリップを外して髪をぐしゃぐしゃと掻き乱した。
岩肌に頭を乗せて爪先まで弛緩する。ぼんやりとした浮遊感に身を任せて湯煙越しに裸電球を見上げる。
温泉宿を含めた周辺の湯治場は、古くから『
飢餓と疫病が蔓延していた時代、乳飲み子を抱えた若い母親がその日の食い物にも困るような貧しい生活を送っていた。
ある日、とうとう子供に飲ませる乳が出なくなってしまい、困り果てた母親はお腹を空かせて泣く子供を抱えて山の奥深くへと分け入った。木の実の一つでもありはしないかと山中を彷徨い歩いていると、岩場に囲まれた泉からもくもくと煙が出ているのを見つけた。
不思議に思って近づいてみると、泉は乳のように真っ白で手を浸すとほんのり温かかった。
試しに掬った湯を子供の口へ運ぶとチュウチュウ勢いよく吸うではないか。乳色の湯を腹いっぱい飲んだ子供は、痩せ細っていたのが嘘のようにふくふくと健康体になった。
続いて母親が湯を飲んで身を清めると、肌はつやつやと張りを取り戻し、萎んでいた乳房はみるみる膨らんで母乳を出した。母親は大いに喜び、子供が立派に大きくなると乳色の泉を土地の神からの賜り物として子々孫々まで守っていくよう言い残したそうだ。
以来、古語で『母親』を意味する垂乳女の名が付いたとされている。垂乳女の湯の効能は滋養強壮や婦人病の他に、伝承にあやかって美肌やバストアップ効果も謳っていた。そのため、今でも健康や美容に悩む女性の湯治客が多く訪れているという。
「偶然にしては出来過ぎというか……皮肉が効いてるわよねぇ」
麻幌は乾いた笑みを零した。
昔は湯治ではなく女性目当ての男性客もいて、混浴文化が盛んだった頃は男女の出会いの場であり、歓楽街の側面もあったらしい。混浴が廃れて法規制が厳しくなると、徐々にひっそりとした湯治場に戻っていった。
「今じゃ『お一人様女子におすすめの温泉ランング常連』だもんね。はあ……おっぱいは別に大きくならなくて構わないけど、せめてお肌がつるつるすべすべにならないかなぁ。隈とそばかす、消えてほしい……」
東屋の天井を仰ぎながらぼやいていると、ちゃぽん、と水滴の跳ねる音が耳についた。
麻幌が顔を上げると、乳白色の水面がゆらりと揺れた。
次の瞬間、両足首を掴まれて湯の中へ引きずり込まれた。
「――ッガ、ぼ!?」
鼻と口から大量の湯が入り込んでくる。
パニックに陥った麻幌は無我夢中でもがいた。両手をばたつかせて岩肌にしがみつこうとするが、両腕も拘束されて岩風呂の底に押しつけられてしまう。
ゴボッと、肺に残っていた空気が押し出された。人肌のように生温く、甘いようで微かに金臭い味の湯を嚥下し、麻幌の意識は朦朧とし始めた。
湯帷子に包まれた手足が脱力する。麻幌の唇から最後の気泡が零れた刹那、ぬるりとした感触が口元に覆い被さった。
「……、……!?」
キスされているのだと気付くと同時に、失った分の空気を送り込まれた。白濁した視界に人影は見つからない。
人間の唇というには奇妙で、ぬるぬるとしたゼリーか寒天を口に押し当てられているようだ。しかし、それは確かに口唇に似た形状と意思のある動きを持って麻幌を翻弄した。
「ン……、っ、ぅぶ、ンゥ!」
隙間なく覆われた唇を食まれ、ぷるぷるとした肉厚な舌のようなものが口腔へ滑り込んでくる。探るように粘膜を撫で回し、並んだ歯をなぞり、麻幌の舌を搦め捕るとヂュウッと唾液を吸い上げた。
正体不明の異物に口内を蹂躙される恐怖から抵抗を試みるが、酸欠のせいで体に上手く力が入らない。
麻幌の四肢には人間の手ではなく、やはりゲル状の蔓が絡みついていた。それらは腕や太腿を伝って胴体に魔手を伸ばした。
「ふ、グ、ンんッ」
湯帷子に触れた不可視の魔手がぬるんと溶けた。一瞬で湯と同化し、木綿の布地をすり抜けて湯帷子の内側に潜り込む。
蠢動するゲルが素肌を這い回る。麻幌は反り返って身悶えた。
網目状に広がったゲルが首から下全てを覆い尽くす。幾つにも枝分かれした細い蔓が皮膚という皮膚を撫でさすり、恐怖の底からこそばゆさが滲み出す。
腋窩、背中、脇腹、鳩尾から臍のくぼみ、太腿、膝裏、ふくらはぎ、足の指まで舐めるようにくすぐられ、逃げ場のない責め苦に麻幌はびくびくと打ち震えた。
ゲルの蔓がにゅるんと左右それぞれの乳房に巻きついた。
麻幌自身の手にすっぽり収まるほどの小ぶりな膨らみをたぷたぷと揺すり、根元から頭頂部に向かって絞り出すような動きでゆったりと揉みしだく。
「ふぅ……んッ」
内腿が小刻みに痙攣する。こそばゆさとは異なる感覚が熱く重く下腹部に溜まっていき、無意識に両膝をこすり合わせてしまう。
濃厚な接吻はひたすら続いていた。空気は勿論、たまに溶け出して湯になったゲルを流し込まれる。嚥下する度に頭の芯が痺れ、強い酒を浴びたような酩酊感に体の内側から火照っていく。
ゲルの蔓が両足の間に滑り込んだ。キュッと緊張で強張った尻たぶを揉み解し、陰毛に覆われた恥丘を包み込んで円を描くように撫で回す。
蔦は鼠径部を伝って進み、緩慢な動作で陰部を前後になぞり始めた。
ぬめりを活かした愛撫は下腹部の熱を煽り、麻幌は声にならない悲鳴を上げて肢体を弓形にしならせた。
やがて下腹部の熱がドロリと融解し、ゲルに舐られる陰裂の襞の奥から溶け出す。新たな潤滑油を得たゲルは徐々にスピードを上げ、強弱をつけて綻びかけの蕾を刺激する。
麻幌の腰が悩ましげにくねる。未知の感覚に溺れる女體は、淫らな異常を少しずつ受け入れ始めていた。
「ふ――ッ、ンっ、クゥ」
秘部と同様、二つの乳房は殊更丹念に弄くり回されていた。
ひたすら揉まれて捏ねられ、バストラインを整えるかのように絞り上げられた媚肉は、柔らかく蕩けてもっちりとした張りを帯びている。浮力に任せて膨らみを揺すられる度、重量感が増しているのは気のせいだろうか。
揉みくちゃにされればされるほど抗いがたい快感が漲り、一切触れられていない先端にもどかしい熱が籠もる。焦れったさのあまり麻幌は身をよじり、イヤイヤと頭を横に振った。
――気持ちイイッ。気持ち良過ぎて、頭がおかしくなりそう……。
股関節はすっかり弛緩し、麻幌は自然とM字開脚のポーズを取っていた。勝手に揺れる腰が恥丘を突き上げると快感が膨張し、ゲルの愛撫に苛まれ続ける陰裂がトロトロと解れていく。
恥丘の麓、花開いた陰裂の肉襞の奥から硬く膨れ上がった陰核が頭をもたげた。ゲルに呑み込まれて飴玉のように転がされると、電流を浴びたような衝撃にビクンッと体が跳ねた。
「――ッ!!」
麻幌は喉を反らして悶絶した。
自慰で得た快楽など吹き飛ぶような、暴力的な絶頂にガグカクと腰が震える。眼裏で星が明滅し、溜まりに溜まった下腹部の熱が一気に弾けて隅々まで広がっていく。
ゲルの愛撫はぬちぬちと加速し、絶頂の波が引く暇も与えず陰核を捏ねくり回した。麻幌は泣きじゃくり、岩風呂の底に後頭部がこすれるほど背を反らしてのたうった。
陰部を覆うゲルが収縮し、痛みを覚える勢いで陰核を吸い上げられた。
「――、ッッッ!!!!」
女體が一際大きく跳ね、ぐったりと脱力した。
凄まじい法悦に気を失った麻幌の体が浮上する。ぐにゃぐにゃと蠢く乳白色の流動体が麻幌を湯の中から引き上げ、岩肌に寄りかからせた。
口元を覆っていたゲルが離れると、麻幌は噎せ込んで口腔に残っていた湯を吐き出した。
腿の半ば辺りまで湯から上がった麻幌は明らかに様変わりしていた。
岩肌に広がった髪は背の半ばまで伸び、烏の濡れ羽色に艶めいている。瑞々しく湯を弾く肌は透き通るように白く、目元の隈やそばかすも綺麗さっぱり消えていた。
顔立ちこそ変わらないものの、頬を紅潮させ、ぽってりとした桜桃色の唇が震えながら吐息を漏らす様はひどく妖艶だ。
濡れそぼった湯帷子に浮かび上がる、グラビアアイドルかAV女優のように蠱惑的な体型。華奢な肩やほっそりとした柳腰とは対照的に、呼吸に合わせて浮き沈みする乳房は麻幌の手から溢れるほど豊満に変貌していた。
たっぷりとした肉感を見せつけながら、仰向けになっても優美な椀形を崩さずにぷるぷると震えている。たわわな
「ん……」
麻幌が身動ぐと、緩んだ湯帷子の胸元から豊かな谷間が零れそうになる。濡れた睫毛がのろのろと上向き、麻幌は陶然とした表情で視線を彷徨わせた。
しばらくして我に返り、泥のように重い体をなんとか起こす。
露天風呂には夜半の静寂が戻り、烟る裸電球の明かりが乳色の水面をぼんやり照らしている。のぼせて幻覚でも見ていたのだろうかと一瞬考えたが、全身の違和感――特に肥大化した胸の重み――に気付いて視線を下に向けた麻幌はか細い悲鳴を上げた。
「やっ、やだあ……何よ、これぇ……」
信じられないような大きさまで膨らんだ乳房は視界を占領し、足元がほぼ見えない。両腕で抱えるように持ち上げると、ジュワッと快感が弾けて肩が震えた。
下腹部で燻っていた熱が高まり、湯ではない滴りがとろりと内腿を伝い落ちる。麻幌は唇を噛み締めて羞恥を堪えた。
ひとまず風呂から上がるため、岩肌に両手をついて囲い伝いに歩き出そうとした。麻幌の背後で水面が不穏に波打った。
「ひっ!?」
足元の湯がゲル状に変化し、瞬く間に下半身を搦め捕られしまった。
隙を突いて岩肌を這い上がってきたゲルが両手を包み込んで拘束する。岩肌に両手を置き、尻を突き出すような前傾姿勢で固定された。
「嫌、嫌ぁ! 離してッ!」
麻幌の哀願も空しく、湯帷子をすり抜けたゲルはさっさと活動を開始した。
まろやかな尻肉を掻き分けて肛門から恥丘までぴったりと張りつく。固くつぼんだ肛門や会陰部をぬるぬると舐め回し、咲き綻んだ陰裂の奥へ滑るように侵入する。
「ヒッ、あァ、あああ……」
麻幌は天を仰ぎ、見開いた両目からぽろぽろと涙を落とした。
未通の膣を生温い流動体がうねりながら進んでいく。痛みはない。それどころかショックや悲しみを凌駕し、沸き起こる快感が涎のように愛液を流して異形の凌辱を歓喜して迎え入れた。
潤滑油を得たゲルが処女膜に触れた。一瞬で液体に戻ると、膜を破らず通過して深奥を目指す。
処女膜を損なう事なく未通ではなくなった麻幌は、ポルチオまでみっちりゲルが詰まった感覚に呆気なく達した。
子猫のような嬌声が東屋の屋根に反響する。上気して湯帷子を薄赤く染めた女體が痙攣し、爆乳が鞠のように弾んだ。
狭い腟内でゲルがぐにゃぐにゃと蠢き、隅から隅まで撫でたり押したりつついたりし始めた。
「あ――ッ! ひぃ、まっ、待って、まだイッてる、のに、ぁ、あぁぁ……ッ」
絶頂の最中で更に責め立てられ、麻幌は黒髪を振り乱して泣き叫ぶ。
濡れた湯帷子の内側を這いずるゲルが妖しく浮かび上がった。尻肉を揉まれ、膝裏を舐め回され、痛いほど凝った陰核をすり潰すように転がされる。
「いやっ、んィ、きゅう!」
よがる女體がくねり、乳房が荒々しく跳ね回る。揺れに合わせて湯帷子の衿がずり落ち、果実の皮を剥くように汗の玉を散らす生白い胸元がまろびかけていた。
丸々と膨らんだ乳房の頂点では、淡い桃色の円形が濡れた木綿生地をぷっくりと押し上げて開花している。バストサイズに比例して乳輪も肥大化したのだ。
膣内のゲルが徐々に動きを変え、麻幌の反応が顕著なポルチオと恥骨の裏側を重点的に狙い出す。器用に処女膜を保護しながらズンズンとポルチオを突き上げ、恥骨裏をグリグリと押し潰す。
「や、あぁァァァ――! だめ、ひゃだ、やめてぇぇぇ――ッ!!」
麻幌は涎を垂らして絶叫した。
壮絶な官能の渦に呑まれた処女の肢体が瘧にかかったように戦慄する。
ゲルが陰核を食み、ヂュルルッと吸い上げた。頭が落ちそうなほど反り返った麻幌はひゅうと喉を鳴らし、はだけた裾の割れ目から潮を迸らせた。
そのまま引っ繰り返りそうになった体をゲルが支える。薄目を開いたまま意識を飛ばした麻幌はがっくりと項垂れ、小刻みに震える両腿の間から小水混じりの愛液を垂れ流した。
大きく上下する乳房は上半分が湯帷子から溢れていた。両脇を這い上ってきたゲルが左右の衿に伸びると、一気に肩の下まで引っ張る。
豊熟した爆乳がぶるんッ! と雪崩れ落ちた。
もっちりとした半紡錘形を描く二つの膨らみは清楚なほど色白で、先端ではコーラルピンクの乳輪がてらてらと艶かしく光っている。
乳輪の中央にあるはずの乳首は見当たらず、固く閉じた窄まりがあった。誰にも見せた事の無い陥没乳首は、麻幌の密かなコンプレックスだった。
「は、ふぁ……アッ、ひぃン、あ! おっ、あぁッ」
気絶したまま下半身を犯され、麻幌は啜り泣くように喘いだ。
剥きかけの裸身を揺さぶられるほど乳房は重々しく波打ち、それだけで快楽の呼び水となって無垢な女體を狂わせていく。
にゅるにゅるとゲルが双乳に絡みつく。弾力のあるウエイトを愉しむように揺すりながら揉みしだき、乳輪を絞り出すように圧迫する。
「ふっ、ひゃ、あひっ、ぉ、う――あぅんッ!」
キュッと乳輪を捻り上げられ、麻幌の頭が大きく跳ねた。
尖らせた乳輪をくるくる撫で回され、乳首が沈んだ窄まりを引っ掻くように弾かれる。女の腰がうねり、虚ろだった瞳に光が戻った刹那、左右の乳輪にゲルが吸いついた。
「ふぁ……ひぃあああああンっ!?!?」
陰核よりも凄まじい吸引力で胸をしゃぷられ、麻幌は全身を震わせた。
「や、ぃあっ! だめ、おっぱ、お、ぱい、すわなぃ、あ――いぃぃぃッ!!」
深々と膣奥を突き上げられ、恥骨の裏を抉られる。陰核を吸われながら舌状のゲルで舐られ、弾かれる。
まろやかな乳房はひしゃげるほど揉みくちゃにされ、乳輪を搾られながらゲルの舌で陥没乳首をほじくられる。すっかり裾がはだけて露わになった太腿を断続的に噴き上がる潮が熱く濡らした。
途切れる事の無い絶頂に、フラッシュを焚かれたように脳裏が幾度も真っ白になる。短い失神を繰り返す麻幌の息は犬のように荒い。
ゲルの執拗な追撃に、とうとう窄まりが綻んだ。逃さずゲルの舌先が隙間をこじ開け、縮こまっていた乳首を引きずり出す。
乳輪に相応しい大きさの桃色の乳首がピンッと勃ち上がった。
「は、ぁ……あぁ、あああああッ!!!」
一際激しく女體が飛び跳ね、崩れ落ちた。
ゲルの動きがゆるゆると優しくなる。膣には挿入されたままだが、責め抜かれた乳房は一旦解放された。
弾け飛びそうな豊乳が弱々しく揺蕩い、しとどに汗を滴らせる。赤みを増した乳輪の上では、ぷくぷくとした乳首が外気の刺激に打ち震えていた。
ゲルが波立ち、瞼を閉ざした麻幌を岩の上に座らせた。
東屋の柱に寄りかからせると、両腕を柱の反対側で拘束する。両足は限界まで押し開き、水面に浸かる足首を固定した。
湯帷子の裾が足の付け根まで捲れ上がり、麻幌の下半身が晒された。
程良く引き締まった太腿の狭間では、乳白色のゲルを咥え込んだままの陰裂がひくひくと震えていた。陰核はゲルに隠れ、緩やかな動作で扱かれて絶頂の細波に悶えている。
その真上、ふっくらとした恥丘からは陰毛の茂みがさっぱり消えていた。
年端も行かない少女のようなつるんとした無毛の雪原が広がっている。たわたわと揺れる爆乳とのアンバランスがなんとも卑猥だ。
膣を占領するゲルがズンッ! とポルチオを一突きした。
知らず知らずパイパンに変わり果てた恥丘を突き出し、双乳を揺すり上げて麻幌は甲高く啼いた。
「え、ぁ、ひっ、んぁ、ふぁァァんッ!!」
甘やかに濡れた泣き声が木霊する。見開かれた双眸が逃げ惑い、しかし悦楽の苦海に沈められた。
ゴッゴッと子宮口まで突き上げられ、恥骨を外側と内側からへこむ勢いで押される。再び陰核を吸引されると、麻幌は柱に頭をこすりつけて嬌声を引き絞った。
「あ、ぁ、ああ、いふぃ――……ッ」
苛烈な凌辱から逃れようと上体が激しく悶え、乳房が四方八方に踊り狂う。
反動で赤々と腫れ上がった乳頭部は火傷したように熱く、飛び散る汗の雫が掠めただけで麻幌は気を遣った。
ゲルが腰を持ち上げ、岩と尻の隙間に潜り込む。尻が浮いて下腹部が高く押し出されると、膣の最奥を穿つ深度がより増した。
「あ――あっ、あァ!」
ぬぷんとゲルが子宮口を突き破った。
狭い胎内がみるみる異物で満たされる。拡張された子宮が白い腹をぽこりと押し上げた。
麻幌の爪先が突っ張り、上向いた爆乳が高々と跳ねる。
陰部にまとわりつくゲルの隙間から噴水のように潮が飛沫いた。ブシュッ、ブシュッ、と立て続けに女悦の雨垂れを降り零し、麻幌はどしゃりとくずおれた。
結果的に自重で更に子宮を突かれ、女體がびくびくと痙攣する。緑の黒髪は乱れ、何度目になるか分らない自失に陥った麻幌はまさしく白痴美の態だった。
「……、あ……ぅ、ふ……く、ふあっ、はァ……んぅ」
膣から胎内までねっとりと掻き混ぜられ、揺すり上げられる。
穏やかな律動が却って抽挿をより重くし、炙られるような快感に麻幌は絶頂に上り詰めたままだった。
でっぷりと実った胸の膨らみをゲルが包み込み、円を描く動きで愛撫する。乳輪をくすぐられ、乳首を捏ね回され、麻幌は喉元を晒して大きく喘いだ。
――熱い。おっぱいが熱くて熱くて苦しくて気持ち良過ぎて、気が狂う。
淫らな乳房の内側で今にも快感が暴発しそうだ。焦れったい物足りなさを覚え、雌犬さながらに舌をちらつかせる。
不意にゲルが動きを止め、天へ捧げるように乳房を掬い上げた。ぷるんと揺れる乳首をゲルに開いた孔口が乳輪ごと咥え込んだ。
「ン、おッ!?」
ヂュルルルッ! と音を立ててむしゃぶりつかれ、麻幌はゲルを孕んだ腹をひくつかせた。最早声も出せず唇がはくはくと震える。
追い立てるように抽挿が加速し、処女の胎《はら》を滅多刺しにされる。ポルチオ、恥骨裏、陰核も残さず凌辱の限りを尽くされ、汗みずくの女體はチェリーピンクに茹で上がっていた。
乳頭部がちぎれる勢いで吸われ続けていると、ツーンと胸の奥から先端まで走り抜ける感覚があった。
「ふ――ぅ、アッ」
乳首から、乳輪の縁取りからジュワアッと熱が滲み出し、凄絶な解放感と共に迸る。
「い、ひぁあぁァァァァァァァァァッ!!!!」
ゲルの孔口が離れた途端、白い飛沫が撒き散らされた。
つきたての餅のような膨らみを揉みしだかれると、甘ったるいミルク臭と共に母乳がびゅくびゅくと噴き出す。
――伝説と同じ、まさに豊かな乳を垂れ流す垂乳《たらち》だ。
「あぁ……うそぉ……おっぱぃでひゃった……」
処女のまま得体の知れない化物に犯されて身籠り、誰に飲ませるのかも分からない母乳を出すよう作り替えられた体を呆然と見下ろして、麻幌はくしゃくしゃと泣き顔を歪めた。
痛々しい嗚咽すら面白がるように子宮から乳房まで揺さぶられ、凄艶に声が裏返る。
下から突きながらゲルが容量を増やし、みちみちと胎内を押し広げていく。
「はっ、ぅぐ、あひぃ――っ!」
滑らかな腹部が更に迫り出した。腹が目立ち始めた妊婦を思わせる大きさまで膨らみ、もったりと爆乳を押し上げる。
ようやく膨張が止まった。
はちきれそうな子宮を容赦なく貫かれ、麻幌は母乳と潮を噴射しながら意識を手放した。
ずるんと崩れかけた肢体をゲルが抱き留める。手足の縛めと、胸の下で湯帷子を引っ掛けていた帯が解かれた。
湯帷子を取り払われ、熟れに熟れた生娘の裸身が曝け出される。上気した柔肌に乱れ髪が張りついた。
麻幌を抱えたゲルはうねうねと波打ちながら水面を横切り、岩風呂を出入りするための段差まで移動した。幅広の段差の中央には金属製の手すりが設置されている。
段差の下、手すりの前に麻幌を立たせると、右手で手すりを掴まらせる。左手で左腿を持ち上げさせ、Y字バランスのような立位で固定した。
「は、ぁ……ンっ、ふあァァ……ッ!」
肥え太った乳房と腹の重みで体が不安定に揺れる。内腿が張り詰めるほどの開脚によってぱっくりと陰裂が割り開かれ、ずぶずぶとゲルを呑み込んでしまう。
ゲルは桃尻の割れ目にも滑り込み、軽くつつく程度だった肛門をぬちぬちとほじくり始めた。
「ひゃんっ、アッ!? ゃらぁ、ひゃめっ、おしり、いゃあ!」
ぶんぶん頭を振って泣き喚く麻幌の懇願など取り合わず、ゲルはたっぷり粘液をまぶして赤い菊の蕾を弄くり回す。
黙って従えとばかりに子宮を突き上げられ、麻幌は仰け反って母乳を振り飛ばした。だぱだぱと爆乳が縦に揺れ、充血した乳輪が赤い残像を描く。
乳房と腹部を激しく揺さぶられているうちに肛門の窄まりが解きほぐされ、とうとうゲルが直腸に滑り込んだ。
「あ、ぁ、ひぎっ、んやァ――ッ!!」
排泄器官に異物が侵入し、ぬぷぬぷとうねりながら体内へと遡上する感覚はあまりに強烈だった。意識は終わらない快楽に攫われ、壊れたように喘ぎ声を響かせる。
ゲルは粘膜を隔てて隣合う膣の後壁をこそぐように蠢動し、子宮の裏側を探り当てるとズンッと突いた。膣側の抽挿と同じリズムで直腸をピストンされ、跳ね上がる双乳が放射状にミルクを噴いた。
左足の爪先が力無く宙を蹴る。絶頂しっ放しの麻幌の顔は恍惚と蕩け、淫売な踊り子のように裸体をしならせて乳房と腹を震わせた。
前後の秘孔を犯すゲルの律動が激しさを増し、これまで以上に深く重く胎を衝く。
「――か、ヒゅ」
麻幌の両目がぐるんと裏返った。女體が突っ張り、母乳と潮が盛大に爆ぜた。
脱力した裸身は当然の如くゲルの抱擁へと墜落する。麻幌は両手で手すりを掴んでぶら下がり、三段ある段差の二段目に腰掛けるような姿勢を取らされた。
ちょうど浅瀬のような深さで、つるりとした恥丘の膨らみが水面に浮かんでいる。
恥丘と同じく白く滑らかな腋窩が明かりにてらてらと光る。両の乳房はふんわりと楕円形にたわみ、顫動しながらミルクを垂らして下乳の膨らみを湿らせていた。
背後から回り込んだゲルが双乳の根元に絡みついた。
ぱんぱんに張った膨らみをきつく締め上げられ、麻幌は小さく喘いでピュル……ッと母乳を飛ばした。
更に、別のゲルが無防備な腋窩や脇腹をくちゅくちゅと舐め回す。湯の中では足裏や指の間も同様にくすぐられ、麻幌は顔を真っ赤にして身悶えた。
ぬちゃぬちゃと粘っこい水音が立つ。麻幌の両脇はローションを塗りたくられたように粘液で滑っていた。
「ふぅ、あッ、ぃひゃ、は――んァ!?」
陰裂と肛門に挿入されたままのゲルがブブブブッ! と激しく振動した。
「あぅ、アッ、ひぁああぁン!!」
我を取り戻したの束の間、特大のバイブで膣と直腸を掻き回されるような衝撃に貫かれた。
子宮を満たすゲルも連動して震え、麻幌は手すりに縋りついて潮を噴き上げた。
巻き締められた乳房が忙しなく揺れ動く。尖り切った乳首はこぷこぷと白い甘露を溢れさせていた。
柳腰が跳ねて恥丘が湯から打ち上がると、陰核に吸いついていたゲルが形状を変えた。
肉襞を掻き分けて剥き出しにした陰核へ小枝のようなゲルを伸ばす。蜂の羽音に似た唸りが上がった。
「ひ――ぃ、あ、やぁぁぁぁぁぁあッ!!!」
振動するゲルに陰核を躙られ、麻幌は顎を反らして潮と小水を迸らせた。
更にゲルは左右の乳首にも同タイプのゲルを当て、容赦なくバイブレーションの愛撫を浴びせる。
乳房を縛められてより鋭敏になった乳首を乳輪にめり込むほど押し潰され、絹を裂くような絶叫が響き渡った。
「やめっ、ゃめへぇぇぇぇ! ち、ちくびとくりっ、ちぎれはぅかりゃああああああぁ!!」
麻幌の尻が湯を散らして飛び上がった。鮮やかに紅潮した女體が弧を描き、豊乳が水風船のように跳ね回る。
絶頂に達するたびにゴプッ、ゴプッ、と母乳が溢れ出し、汗や粘液と混じり合って麻幌の素肌をいやらしく艶めかせた。
くすぐり責めとバイブ責めの凄絶な快楽に耐え切れず、麻幌は意識を投げ出した。
ゲルのクッションに着地した裸体は電流を流されるカエルのようにのたうち回った。気絶したまま法悦を貪り続け、数分経ってようやく解放された。
麻幌の乳房はIカップに達し、奇跡のように椀形を崩さない果実は今にもはちきれそうだ。
血脈が青く浮かんだミルク色の肌から隆起した乳輪は鮮やかな肉紅に染まり、その先端は大粒の木苺のように膨らんで陥没乳首の面影など見当たらない。
真っ白な恥丘の麓で勃ち上がった陰核もサイズを増して、ぬらぬらと肉紅に艶めいている。
弱々しい呼吸に合わせて肉紅の乳頭部と陰核がぷるぷると震え、流れ落ちる母乳と愛液が時折飛沫を上げる。
ゲルは麻幌を段差の上に引き上げた。しっとりと紅熟した爆乳を捕らえ、肉感を堪能するかのように揺すったり揉み込んだりする。
「あっ、ひぃ、あぁッ」
両の乳頭部からびゅるびゅると母乳が噴き上がった。麻幌は目を剥き、ゲルを孕んでもなお悩ましいくびれを描く腰をくねらせた。
母乳を漲らせて弾けそうな膨らみをねっとりと捏ねられ、焦燥にも似た快感に脳天から爪先まで炙られる。
「は、ぅあんッ!」
膣と直腸に挿入されたままのゲルが子宮をずぷんッと突いた。ずぷッ、ぐぷッ、と、緩慢だが深く突き刺さるような律動で胎から双乳まで揺さぶられ、泣き濡れた嬌声が露天風呂に響く。
「あ、ぃや、ぁ、は――ひァんッ!」
麻幌は子供のように首を横に振った。快楽から逃がれようと身をよじるが、容易に四肢を搦め捕られてしまう。
大股開きで膝をつき、前傾にさせられると両腕を後ろで拘束された。湯から上がった分、ダイレクトにかかる荷重によって前後の抽挿がいっそう深さを増す。
「ああ――っ、ひゃ、いやぁァァァッ!!」
後ろ手を引っ張られて仰け反ると、これ見よがしに垂乳を根元から持ち上げられる。ズップン、ズップン、と子宮を穿たれるほど乳房が激しく揺れて、勃起しっ放しの乳首が母乳を撒き散らした。
「も、やぁ、やめ……っ、ゆるぃてぇ……ッ」
ぐすぐすと泣きながら懇願しても聞き届けられる筈もなく、ひたすら緩やかな速度で深く胎を突き上げられる。茹だる女體は小波のような絶頂で昂り続け、切なく喘ぎながら豊乳を弾ませた。
とうとう麻幌の口から意味のある言葉が出なくなると、陰部からしょろしょろと小水が流れ落ちた。四肢はすっかり弛緩し、体勢を崩してゲルに受け止められる。
「ふ……うぅ、ひっく……んぷっ、ふ、あッ」
ゲルの塊にうつ伏せ気味に寄りかかった麻幌の唇へ、眼前に開いた孔口がむしゃぶりつく。湯の中へ引きずり込まれた時と同様に口腔を凌辱され、濃桃色の尻たぶがびくびくと跳ねた。
「ンッ、は、ぁ、ぶっ、んゥ――ッ!!」
潰れた爆乳を痛いほど揉みしだかれる。乳首と陰核に凄まじい勢いで吸いつかれ、一気に炸裂した快感に麻幌は気を失った。
ゲルの塊に両手足を回して抱きつくような姿勢に固定され、麻幌の膣と直腸はより深く剛直を咥え込む。
熱く蕩けた陰裂と肛門は捲れ上がり、粘液塗れの艷やかな媚肉を曝け出している。それでいて処女膜はしっかりキープされ、胎内まで犯されながら麻幌の膣は初々しい締めつけを維持していた。
前後の抽挿は休みなく子宮を責め苛んだ。乳房を揉み潰されながら母乳を吸引され、コリコリの陰核をしゃぶられ、麻幌は顔を真っ赤にして濃厚な接吻を浴び続けた。
ゲルは女體を貪りながら、出入り口に向かって石段を上がっていく。屋内と繋がるガラスの引き戸の前に来ると、ようやく麻幌の唇を解放した。
「ぷ、は、ぁ……あっ、んぁあ……」
麻幌はガクンッと顎を反らし、滑らかな背中を戦慄かせた。
「ひ、ひゃ――んぃいぃぃィあァァァンッ!」
乳首と陰核を一際強く吸い上げられ、甲高い雌の啼き声が迸った。追撃のように膣と直腸の深奥にグリグリと剛直を捩じ込まれ、二度目の絶叫が甘やかに響く。
ゲルの塊が融解し、濡れ光る裸体が崩れ落ちた。
絶頂の波は中々引かず、麻幌は荒い息を繰り返しながら腰をくねらせて爆乳をゆさゆさと揺らした。
ゲルが手前のガラス戸をカラカラと引いた。
露天風呂の出入り口は二重扉になっていて、二枚のガラス戸に挟まれた通路は掛け湯のためのシャワーブースを兼ねていた。
麻幌はシャワーブースに引きずり込まれると、内側のガラス戸に両手をついて無理やり立たせられた。
「ひンッ、あ、ぉぐっ、や、あぁぁ……ッ」
両足に力が入らず、陰裂と肛門にずぶずぶとゲルが突き立てられた。
紅潮したIカップの双乳がガラス戸に押しつけられて真ん丸く潰れる。乳首と乳輪が冷たいガラスにこすれ、眼裏に火花が散った。
爪先立った麻幌の胎を背後から激しく突きながら、ゲルは陰核をつまむと転がすように弄ぶ。生白い膝裏が笑い、潮と小水が噴き零れる。
乱暴な律動に痛いくらい乳房を揺すぶられる。重い果実がひしゃげるたび、母乳がガラスを白く汚す。
膨れ上がった乳頭部を絶え間なく襲う摩擦に、麻幌は唇を震わせた。
「ひ――は、ぁ……あ……」
涙に濡れた瞳が不意に瞬いた。
ガラス戸の向こうは内風呂だ。湯気に煙る浴場に人影は見当たらないが、他の客が入ってくる可能性はゼロではない。
――もしも、誰かに見られたら……。
「ふっ、んぅ、うぅ――ッ!!」
怖気にも似た快感がぞくぞくと背筋を這い上がり、咄嗟に右手で口元を覆って悲鳴を押し殺す。
麻幌の羞恥と興奮を嗅ぎ取ったのか、ゲルが嘲笑うかのようにピストンの速度を上げた。
重い胎内をガツガツと突き上げられ、尻を撫で回され、陰核をぢゅうぢゅうと舐られる。
「ひ、ふぅ、アッ、ん、ンンッ!」
麻幌は濡羽色の髪を振り乱して悶絶した。快感が大きくうねり、ズゥンッと子宮の天井を衝かれた拍子に視界が真っ白になった。
「――ッ、ア、ひ――ぅ、くうぅぅぅぅ!!」
女體がピンと反り返り、一瞬の間を置いてガラス戸に突っ伏した。
前後から麻幌を揺さぶる律動が穏やかなものに変化する。ゲルは麻幌の上半身を抱き起こすと、くるりと体を反転させた。
桃尻をむっちりとガラス戸に押しつける。尻の割れ目を押し開いて太腿まで密着させると、乳白色の剛直を呑み込む肛門と陰裂が丸見えになった。
まくれた媚肉がガラス面に引き伸ばされ、瑞々しい桃紅色の粘膜まで垣間見える。ぬぷぬぷと子宮をつつかれ、麻幌は短く喉を鳴らした。
「え……あ、ひッ……あぁ、いやぁ……」
凌辱される局部をガラス戸の向こうへ晒されている状況を理解した途端、呆気なく達して女體が飛び跳ねた。
「ひゃ、あんっ、く――あァ!?」
再び右手で声を押さえようとするが、両腕を頭の後ろでまとめて拘束されてしまった。
前後の抽挿が加速する。反動で豊乳がぶるんッと跳ね上がり、母乳を噴き散らした。
「あ、らめ、ぁ、ふぅ、うあぁぁ……!」
激しく泡立つほど二つの蜜壺を突かれ、麻幌は胸を反らして泣きじゃくった。だぱだぱと弾む双乳の先端は今にも焼け落ちそうに熱い。
「はっ、ぁひぃ!?」
剛直が円を描くような動きで膣と直腸を穿つ。ぐりぐりと子宮を圧迫され、麻幌は背をしならせて失神した。
快楽漬けの膣と直腸がきゅうきゅうと剛直を食い締める。何十回と前後の蜜壺を掻き混ぜながら胎を突かれ、絶頂の狭間でよがり声を漏らした。
淫乱に仕上がった処女の裸体を踊らせながら、ゲルが壁に掛けられたシャワーに伸びた。シャワーヘッドを麻幌に向け、温度調節のハンドルを青い方へ回してコックを捻る。
「ひァぁぁぁぁぁぁッ!?」
揺さぶられ続けて腫れ上がった乳首に冷水のシャワーが叩きつけられた。
ゲルはシャワーヘッドの穴を塞いで器用に水流を二股に分け、左右の乳房の先を狙い撃ちにした。泣き叫ぶ麻幌がどんなに身をよじっても逃さず、執拗に冷たい水鉄砲を浴びせまくる。
「いひゃ、やらっ、いぐ、いってるのぉぉぉ――!」
悲痛な嬌声は水音に掻き消された。全身を痙攣させ、麻幌はがっくりと項垂れた。
四肢の拘束が解け、ガラス戸に凭れかかったままずるずるとゲルの上に座り込む。
限界まで足を開き、両手で膝を押さえるポーズを取らされる。マット状に広がったゲルがぐにゃぐにゃと蠕動し、変則的な動きで剛直を打ち込まれた。
「はぁ、ンぁひッ」
更にゲルはシャワーの水流を細く絞ると、陰核に向かって集中砲火を浴びせた。
「いひゃあァァァァァァァァ!!」
いきり立つ陰核を撃ち抜かれ、麻幌は乳房を激しく波打たせた。
ぶるんぶるんと跳ね返る膨らみをゲルの細枝が這い上がり、乳輪ごと乳首に食らいつく。母乳を全て搾り取らんとばかりに吸いつかれ、麻幌は悲鳴を上げた。
「やアァァァァァァァァァァァァァッ!!」
喉を反らして気絶するも、子宮を蹂躙する律動のうねりですぐに我に返る。
シャワーの水圧と共にわざとらしい強弱を付けられ、断続的な絶頂に爆乳がもんどりうつ。
「いひゃ、やッ、もぉ、いくのやら、ぁ……まひゃ、あぁ、あァァ……ッ」
搾乳の勢いだけは止まらず、高まり続ける快感がますます母乳を分泌させた。張り詰める乳房の重みに狂おしい切なさを覚え、麻幌はぼろぼろと落涙して腰を揺らした。
ふと両手をゲルに取られ、左右それぞれの乳房へ誘導された。下から捧げ持ち、手全体でいやらしく膨らみを捏ね回される。
「ひ、ぁ、はぅ……ンあッ!!」
まるで自慰に耽っているような錯覚に陥り、麻幌はしなる背を震わせた。
ゲルの粘液を乳房全体にまぶすように揉みしだき、根元から先端に向かってギュウと絞り出す。溢れる母乳を吸い上げられると快感が弾けた。
「あっ、ふ、んぅ――ッ!」
薄い肩がびくびくと跳ねる。麻幌はきつく目を閉じて垂乳を貪られる女悦に溺れた。
――気持ち良過ぎて、何もかもどうでもよくなる。
気付けば腰を振りたくり、自ら乳房を揉みしだいていた。
「もっと、もっとおっぱぃ、しゅってぇぇぇ……!」
ゲルの動きは激しさを増し、まるでロデオマシーンに跨っているようだ。重量のある豊乳を振り回され、子宮を滅多打ちにされ、麻幌は零れ落ちんばかりに両目を見開いて悲鳴を上げた。
尾を引く余韻がふつりと途切れる。白目を剥いて脱力した麻幌はゲルの上に倒れ込んだ。
粘液と麻幌自身の体液にまみれてぬらめく女體へシャワーが降り注ぐ。
「ひぁッ!?」
麻幌は大きく飛び上がった。
氷のような冷水を浴びせられ、燻る快感がじわじわと全身を炙る。
「は、あっ……つめた……ひんッ……」
悶える裸体からぬめりが流れ落ちていく。波打つ豊乳やわななく太腿が水飛沫を散らし、仄白く光った。
左を下にして体勢を横向きに直される。右足が高く持ち上がり、犯され続ける女の秘部が露わになった。
「ん、あっ、ふあァ!?」
子宮を満たすゲルがボコボコと蠢動する。
ツ――ンと下腹部に衝撃が走り、尿意と便意に同時に襲われたような感覚が沸き起こった。
膣と直腸が限界まで拡張され、体内のゲルを排出しようと激しくうねる。処女膜はしっかり保護されたまま、異形を生み落とす為の産道が急ピッチで整備される。
「アッ、ぐ、ひぅ……あ、ぁ――んゃあァァァァァァァッ!!」
痛覚も違和感も快楽に変換され、麻幌はゲルのクッションにしがみついて胸を反らした。Iカップの垂乳がぶつかり合って水滴と母乳を迸らせる。
濁った水音を立てて陰裂と肛門からゲルが放り出された。柳腰がガクガクと震え、白皙の女體が踊り跳ねる。
シャワーに流されては媚肉の奥からゲルが溢れ、麻幌は止め処ない絶頂に溺れた。破瓜の痛みを知らぬまま疑似的な妊娠と出産を強いられた処女の瞳は恍惚と蕩け、従順に肉欲を貪った。
ぐぷぷ……と最後のゲルが押し出されると、麻幌の腹はすっかりなだらかに戻っていた。陰裂と肛門はぱっくりと開き切ったまま、物欲しげに鮮紅色の媚肉をひくつかせている。
「ふ、ぁ……は……あ、ぅあ――」
麻幌は身を震わせ、舌を突き出して喘いだ。
シャワーヘッドが両足の間にかざされた。ゲルが水流を二つに分けて引き絞ると、膣と直腸へダイレクトに冷水が叩き込まれる。
「いひゃあァァァァァァァァァァ――!?」
熱くぬかるむ媚肉を水の礫で殴打され、麻幌は絶叫した。
「イヤッ、おく、ちゅめたっ、あっ、ひぃ、あぁ、やらァァァァァァァァァ……ッ!」
白桃のような尻たぶが細かく震える。前後の秘孔からぶしゅッと体液が噴き出した。
反り返った胸の上で双球がばいんばいんと弾み、母乳が流線を引いて飛ぶ。
麻幌は細く声を引き絞り、一際激しく乳房を揺らして脱力した。
膣と直腸からすっかりゲルの残滓が洗い流されると、麻幌はタイル張りの床に横たえられた。
シャワーヘッドが壁掛けに戻り、冷水が温水に切り替わった。温いシャワーの雨が降りかかり、しなやかな裸身が小刻みに跳ねる。
むっちりとした球形の乳房がぷるんと震えては母乳を噴き上げる。すらりとしながらも肉付きの良い下半身は股関節がゆるゆるだ。
陰裂と肛門は肉襞が捲れ上がり、爛漫と咲き誇る桃紅色の秘花がいやらしく涎を垂れ流していた。
シャワーブースに水音が反響する。いつの間にかゲルは姿を消し、びくびくと痙攣する女體だけが残された。
「は……あっ……ん、ふあ、あぁ――」
ようやく意識を取り戻したものの法悦の余韻は凄まじく、指一本ぴくりとも動かせない。
空っぽの子宮が切なくわなないている。呼吸すら快感の呼び水になって母乳を飛沫かせ、何度目になるか分からない失禁が生温く太腿を伝ってシャワーに押し流されていった。
湯気に烟る電灯をぼうと見上げていると、内湯に続くガラス戸がカラカラと開いた。
「あら? ……ちょっと、お客さん! お客さん、しっかりして下さい!」
女性の慌てふためく声が遠く聞こえる。
それはシャワーの水音に徐々に掻き消され、麻幌の意識は暗転した。
「お客さん、
シャワーブースに倒れていた麻幌を発見してくれた初老の仲居は、和室の布団に横たわる麻幌へ団扇で風を送りながら物憂く告げた。
「ゆばらみ……?」
麻幌は極度の脱水状態に陥っていたが、仲居に介抱されて話せる程度まで回復していた。しかし、浴衣の下の柔肌は一向に火照りが冷めない。
手持ちのブラジャーが用無しになるまで膨れ上がった双乳は甘ったるたいミルク臭を漂わせて胸元を湿らせ、ショーツのクロッチも愛液でぐっしょり濡れている。膣だけでなく排泄器官であるはずの直腸すらも快楽の名残を持て余して熱く疼き、陰裂と肛門は口寂しいとばかりにひくついていた。
「湯を孕むと書いて『湯孕』。数十年に一度、この湯元に現れる山の
「山の怪って……妖怪って事ですか?」
「正体はよく分かっていないんですよ。山の神の使いだとか、そもそも山の神が姿を変えたものだと、色々言われていますがね……とにかく、人でも獣でもない、山に棲む化生なのは確かです」
仲居によると、垂乳女の湯が開かれて間もない頃から湯孕は存在しているのだという。
「湯孕は垂乳女の湯に浸かった生娘とまぐわって、名前通り湯を孕ませるんです。湯孕とまぐわった女は胸が豊かになって乳を出し、男という男がむしゃぶりつきたくなるような妖婦になってしまうんですよ。……お客さんみたいにね」
仲居の視線がちらりと胸の辺りを掠め、麻幌は浴衣の前を掻き合わせた。
黒髪を乱したしどけない寝姿は危うい色香に溢れ、あまりに目の毒だった。
「湯孕はまぐわいを終えて女の胎から出ていくと山へ帰ります。その後は数十年現れません。湯孕に遭った女は、子を産んでもいないのに乳を出す奇っ怪で淫らな体のまんま過ごさなきゃならない」
「そんな――」
「お客さん、街に戻って暮らすならよくよく気を付けなさいよ。湯孕に遭った女の色香は良からぬ男だけじゃなく、化生も招き寄せると聞きます。……あたしが子供の頃に湯孕に遭ったご婦人は、街へ戻ると言って汽車へ乗ったが最後、神隠しみたいに行方知れずになっちまったそうですから」
目の前が真っ暗になった気分だ。麻幌は布団にくるまって身を震わせた。
「わたし、どうすればいいんですか……?」
「言い伝えでは、大半の女は尼寺に籠もって難を逃れたそうですよ。世俗を離れて、神仏のご加護でなんとか身を守ったんでしょうねえ。後は――」
仲居は団扇を動かす手を止め、視線を天井へ向けて彷徨わせた。
「ああ、そうだ。憑き物筋の家に嫁いだ女の話を聞いた事があります」
「憑き物筋?」
「お客さん、狐憑きの話なんて聞いた事はありません? ある家筋に生まれた子供は狐の霊に取り憑かれて獣みたいな振る舞いをする……っていうような怪談ですよ」
どこかで聞いたような覚えがあり、麻幌は曖昧に頷いた。
「昔はね、ああいう話は田舎じゃ珍しくなかったんですよ。憑き物筋ってのは拝み屋みたいな事をしてる金満家が多いんですけど、中々縁談に恵まれないんです」
「それは……呪われた家系だから?」
「そうそう。穢れを忌避されて村八分に遭うんですよ。で、ある時湯孕に遭った女の両親が憑き物筋から縁談を持ちかけられたんです。跡取り息子と結婚してくれたら嫁として大事にするし、化生からも守ってやるってね」
「……その女性はどうなったんですか?」
「嫁に行って生涯安泰に暮らしたそうですよ。約束通り化生からも守ってもらえて、体質のお陰なのか子沢山で夫婦円満だったとか」
ならば、自分も憑き物筋の男性と結婚すれば安全なのだろうか。
心当たりはないか仲居に尋ねてみたが、周辺の土地では憑き物筋は絶えてしまったかよそへ移り住んでしまったという。
力なく布団に伏した麻幌を不憫そうに見遣り、仲居は優しく微笑んだ。
「ひとまずお祓いをしてもらった方がいいかもしれませんね。あたしが知ってるお寺さんでよけりゃ紹介しますよ」
礼を言う気力も削がれ、麻幌は弱々しく頭を動かした。
蕎麦殻の枕に頬を寄せて目を瞑る。
乳のように白い女の頬を涙が静かに伝い落ちていった。