気が付くと、麻幌は人気のないホームにぽつんと立ち尽くしていた。
田舎の無人駅のような、駅名標の立て看板と古びたベンチだけがある吹きっさらしのホームだ。
夕暮れ時なのか、辺りセピア色の薄闇に沈んでいる。木枯らしが冷たく吹き抜け、麻幌はぶるりと震えた。
思わず我が身を抱き締めてぎょっとする。今は冬だというのに、彼女が纏っているのは真っ白な長袖のシャツワンピース一枚だった。
裾が風に頼りなくはためく度、ブラジャーもショーツも着けていない素肌が粟立つ。
すらりとした立ち姿は一見スレンダーだが、シャツワンピースの胸元ははちきれんばかりの豊乳に押し上げられて釦が弾け飛びそうだ。まさに大玉メロンを二つ並べたような双球の頂きは湿り、桃紅色のパフィーニップルがぷっくりと浮き上がっている。
いやらしい光景に目眩を覚えて身動ぐと、Iカップのバストがゆさゆさと揺れた。大ぶりな乳輪に埋もれた陥没乳首がジンジンと疼き、滲み出した母乳が白い布地を濡らして椀形の乳房にぴったり張りつく。
下腹部が燃えるように熱い。かつて湯孕によって愛欲の蜜壺として開花させられた膣と直腸から蜜液が溢れ出る。
特に破瓜を迎えぬまま子宮を凌辱されて湯孕を産み落とした膣は、キュウキュウと切なく虚無を食い締めながら愛液を垂れ流してシャツワンピースの裾に染みを作った。
麻幌は白のソックスとスニーカーを履いた両足をきつくこすり合わせ、桜色の唇を噛み締めた。ボーイッシュなショートヘアに整えた黒髪とは対照的に肌は抜けるように白く、羞恥に染まった頬は真っ赤だ。
「これって夢……よね?」
それも、この上なく厄介な類いの。
湯孕に遭って以来、麻幌はさる寺の住職から貰った魔除けの数珠を肌身離さず過ごし、息を潜めるような生活を送っていた。
折しも新型の感染症が世界的に大流行し、仕事は完全にリモートワークに切り替わった。周囲との接触を断って自宅に引きこもるライフスタイルが大いに推奨されているお陰で、麻幌の貞操は今のところ無事だ。
買い物はネット通販と置き配を徹底し、銀行や郵便局など必要最低限の外出時には体型をごまかせるメンズのパーカーやズボンを着るようにしている。
それでも男性から執拗に声を掛けられたり、後をつけられたりする事はしょっちゅうだ。
最近では、夜毎アパートの部屋の前を誰かがうろついている。ストーカー被害のニュースで耳にするような、郵便物やゴミを漁られたり、玄関のドアノブに使用済みコンドームが引っかけられていたりする日も近い気がする。
もっとセキュリティの高い単身女性専用マンションへの転居を検討していたところに、知らず知らず好色な化生を引き寄せていたらしい。
麻幌は駅名標を睨んだ。
駅名の表記は文字化けしたようにでたらめで、まったく判読出来ない。
無意識に両腕を胸の下で組んだせいで、たわわな双乳がグッと浮き上がった。シャツの合わせ目に隙間が生じ、深い谷間がちらちらと覗く。
下半身は流れ出た蜜液で濡れそぼっていた。ほっそりとくびれた柳腰からまろやかでありながら引き締まったヒップラインまで、まとわりつくワンピース越しに丸分かりだ。
両腿の間、艶かしい鼠蹊部の窪みには陰毛らしき翳りは見当たらない。ぴたっと張りついた布地を透かして陶磁器のように滑らかな無毛地帯である事は明白だった。
体が火照り、どろりとした熱が胎内で燻っている。愛欲の高まりに伴って乳房の内側に母乳が溜まり、痛みを覚えるほど両胸が腫れ上がっていた。
「ああ……もう駄目!」
息苦しさに耐え切れず、胸元の釦を外していく。
甘酸っぱい女の香りとミルクの匂いがむわりと広がり、瑞々しい白桃にも似た爆乳が半分近く露わになった。
豊満な膨らみは呼吸に合わせて浮き沈みしながら打ち震えていた。腰回りにまとわりつく裾を引っ張って直そうと麻幌が身を屈めると、可憐で卑猥なパフィーニップルがふるんっと揺れた拍子に乳汁を振り飛ばす様が垣間見えた。
その時、雑音混じりのアナウンスがホームに響き渡った。
『――……ァ、ォ、電車ガぁ参リマぁス……怖ぁイ目ニ遭イタクナイ方ハぁア、次ノ電車ニぃオ乗リ下サぁアイ……オ乗リ方ハぁ、ア、黄ィ色ノ線ノ内側デッ、ぇエ、オ待チ下サ、さ、ささサささ、キヒッ』
ぶちっとアナウンスが途切れる。
すると、暗がりの奥からガタンゴトン……とレールの軋みが聞こえてきた。
麻幌は息を呑んだ。
セピア色の夕闇の中から黒い電車の影が浮かび上がり、ホームへ滑り込んでくる。
ギィギィと耳障りな軋みを上げて電車が停止した。
麻幌の目の前に現れたのは、レトロな赤い車体の電車だった。子供の頃に遊園地で乗った電車のようなオモチャめいたデザインだ。
三両編成で、麻幌が立っているのは二両目前方の乗車口だった。ぷしゅうと音を立ててドアが開く。
「乗らないよりは……乗った方がマシなのかしら」
両手を握り込み、意を決して乗車した。
『デっ、電車ガぁ、発車シ、シしししマァ………ス……ぐヒッ』
車内放送が流れた直後、ドアが閉まった。ガタンゴトンと揺れながら電車が動き出す。
麻幌はそろりと周囲を見回した。
こぢんまりとした車内はやはり古めかしい。床は木張りで、左右両側に赤い布張りの座席が設けられていた。
レールの軋みに合わせて日焼けした吊り革がゆらゆらと揺らめき、白熱灯の光に滑っている。
麻幌は暫し逡巡し、手近な座席に腰を下ろした。
車窓の外にはセピア色に烟る夕闇が茫漠と広がっている。
座面の布はすり減って座り心地が良いとは言いがたく、不規則な電車の揺れが下腹部を焦らすように責め苛んだ。
「んッ……」
麻幌はもじもじと腰をくねらせた。車内には暖気が籠もり、彼女はすっかり汗ばんでいた。
濡れたシャツワンピースが危ういボディラインを描き出す。僅かに拾える快感を追い求め、股を開いて陰部を座面にこすりつけた。
「ふぅ、は……アッ、ん、くぅ……ッ」
陰裂と肛門はしとどに潤んでひくつき、陰核はコリコリに凝っている。座面の微妙な固さと電車の揺れが悩ましい刺激を生み、麻幌は両目に涙を溜めて弱々しく喘いだ。
胸元を彷徨っていた両手がとうとうシャツの内側へ潜り込んだ。左右それぞれの乳房を揉みしだき、陥没乳首の窄まりを指先でくりくりとほじくり返す。
「ハ――あっ、ひ、あぁ……」
胸元が押し広げられた拍子に釦が外れた。溢れる母乳が汗と混じり合ってグチュグチュと粘っこい音を立て、乳白色の雫が座面に滴り落ちる。
麻幌はしどけなく背凭れに寄りかかり、背中を反らして自慰行為に耽った。
湯孕に犯されてからというものの愛欲は埋み火のように燻り続け、一時とは言え昇華するには自らの手で慰めるよりほかなかった。処女の麻幌に思いつくのは、せいぜい拙い手戯程度だ。
ガタンッと一際大きく電車が揺れた。
座面のごつごつした部分と陰核がぶつかり、麻幌は目を見開いた。
「――ッ……!」
不意打ちの衝撃がダイレクトに子宮を穿つ。乳輪をつまむ両手に力が入り、陥没乳首ごと握り潰した。
「あ、かッ、ンぉッ」
仰け反った女體が跳ねる。麻幌の手中でブシャッと母乳が爆ぜた。
カクカクと振戦する両足の間から愛液混じりの小水が流れ出し、シャツワンピースの裾をぐっしょりと湿らせる。
しばらく荒々しい揺れが続いたお陰で、一度訪れた絶頂はなかなか終わらない。麻幌の体はびくびくと痙攣しっ放しだった。
白い繊手がずるりと両脇に落下した。
はだけた胸元からIカップの垂乳が今にも零れ落ちそうだ。
赤々と腫れたパフィーニップルがシャツの縁に引っかかり、窮屈そうな膨らみが振動に合わせてぷるんぷるんと弾む。甘ったるい匂いを漂わせる母乳はボタボタと滴る勢いだった。
両足をばたつかせていたせいで小水の染み込んだ裾は捲れ上がり、つるんとした真っ白な恥丘の麓から尻の割れ目まで丸見えだ。
大粒の野苺のような陰核がいきり立ち、その下には媚肉から糸を引いて涎を垂らす前後の蜜壺が大口を開けている。はしたない有り様とは真反対に、膣も直腸も生娘そのままの初々しい締めつけを保っていた。
放心する麻幌の耳に二度目の車内放送が届いた。
『ア、ぅ、ア……次ハー、青舌ァ、次ハァ青舌タ、タたたたったったッ』
ぶつりと車内放送が切れると同時に、麻幌の周囲に突如として数十の『口』が出現した。
空中に紫色の唇を持つ口が浮かび、半開きの隙間からべろんと真っ青な舌を吐き出したのだ。青舌は異様に長く、表面はぶつぶつざらざらしている。
青舌は一斉に麻幌へ向かって伸びると、上気した柔肌を容赦なく舐った。
「あひッ!?」
麻幌は跳ね起きた。
頬、首筋、項、鎖骨、乳房の上側、ふくらはぎ、膝裏、内腿、恥丘、陰核、陰裂から蟻の門渡りを伝って肛門まで。シャツワンピースやソックスに隠れていない箇所をくまなく舐め回されて悲鳴が上がる。
「ヒッ、いや、んぶっ……う、むぐ、ンンッ!」
顔の前に現れた青舌を口腔に捩じ込まれた。
ゾッとするほど冷たい肉厚の舌が口の中を撫で回し、逃げ惑う舌に絡みついて吸い上げるように扱く。柔らかいようで硬質なイボ状の突起に覆われた舌で喉の奥まで丹念に愛撫されると、麻幌の背筋を悪寒に似た快感が走り抜けた。
力の抜けた両手は背凭れに押しつけるように両脇で固定された。
陰核に青舌が絡みつき、ゴロゴロと力強く転がされる。陰裂と肛門を突起でこそぐようにさすられ、肉襞や皺の筋一つ一つをねちっこくなぞられる。
「ンォッ、ふぎゅ、ンぅ――ッ!」
強烈過ぎる刺激に麻幌は顔を真っ赤して悶絶した。尿道口から潮が迸る。
青舌の群がる双乳が飛び跳ね、乳輪に引っかかっていたシャツがとうとう外側へ追いやられた。弾けんばかりの爆乳がぶるんッとまろび出る。
シャツのきつい合わせ目に絞られて強調された豊乳の先端、ぷりぷりと紅熟したパフィーニップルに青舌が殺到した。
「ひっ――ふ、ぐぅ!」
乳輪の根元から巻き締められ、陥没乳首の窄まりへ舌先が潜り込む。
凄まじい吸引力で乳首を引きずり出された麻幌は、白目を剥いて気絶した。
敏感な乳首をぢゅるぢゅると吸い上げられると、母乳と潮が同時に噴き上がった。しなやかな肢体がびくびくとのたうち、座面は雨に降られたようにびしょ濡れになった。
青舌の勢いは止まらず、シャツワンピースの中にもその先端を伸ばし始めた。
そればかりか舌先を器用に蠢かせ、裾の方からも釦を外していく。
胸の下で二、三個留まっただけのあられもない姿になった麻幌は下半身を曝け出していた。
青舌は生白い両足を座席の上まで持ち上げると、麻幌にM字開脚の姿勢を取らせた。律儀にスニーカーを脱がせ、床に揃えて並べる。
両手は頭の後ろで交差させて拘束し直す。AV女優が淫らなポージングをしているようにも見えた。
乳房は一層絞り上げられ、でっぷりとした果実が楕円形にひしゃげた。
乳頭部に吸いつく青舌に引っ張らる膨らみは別の青舌によって涎塗れになっていた。シャツの襟は肩の下まで剥かれ、真っ白な腋窩が無防備に覗いている。
青舌がそれを見逃す筈も無く、腋窩へ舌先を伸ばす。ぐりぐりと急所をくすぐられると、麻幌は短い黒髪を振り乱した。
腋の下から乳房のサイドにかけてのラインを青舌がゆっくりと愛撫する。炙られるような快感が沸き起こり、腋窩のくすぐったさと相俟って壮絶な焦燥感に見舞われた。
「ふッ、ぃぎ、ぁ、ンッ、ん、むぅぅッ!」
横乳のラインを突起だらけの舌で何度も舐められ、麻幌は上半身をよじって戦慄した。もちろん他の部位への凌辱も並行して続いており、逃げ場の無い快楽にソックスの爪先が激しくもがく。
麻幌は知る由もなかったが、彼女が責められているのはスペンス乳腺と呼ばれる性的快感を得やすい部位だった。湯孕によって淫らに躾けられた垂乳は殊更刺激に弱く、スペンス乳腺を開発される事で麻幌が味わう絶頂はより長くなっていった。
重く張り詰めた乳房を舐られながら揺さぶられ、ぢゅうぢゅうと母乳を吸引される。腋窩をほじくり回され、切なく疼く両脇のラインをねっとりと甜め上げられる。
止め処ない乳責めに意識を朦朧とさせながら、麻幌は柳腰をひくんひくんと波打たせた。
「ん、う、ぐ……ふぎっ!?」
陰核を転がしていた青舌が動きを変え、乳首と同様に巻き取られてヂュウッと吸いつかれた。
女體が海老反りにしなり、ぷしゃあッと潮を撒き散らす。
鼠蹊部を舐め回していた青舌が恥骨の真上を強く押した。弛緩しかけた細身が再び反り返り、麻幌を頭を振って泣きじゃくった。
「ひゅ、ァ、んッ、ンぅ――ッ!!!」
陰核をしゃぶられながら恥骨を圧迫される感覚はあまりに苛烈で甘美だった。
不意に青舌が肉襞を掻き分け、陰裂をぱっくりと左右から割り開いた。粘膜の潤みが外気に晒される冷たさに麻幌は忙しなく瞬く。
限界まで開帳された陰裂の奥深くには、未だ破られていない処女膜がちらりと見えた。蜜壺の縁を青舌がツーッとなぞり、麻幌は短く喉を鳴らした。
「ヒッ」
しかし青舌は膣内へ侵入はせず、剥き出しになった尿道口へと伸びた。
細く窄まった舌先が小さな孔に密着し、花の蜜を啜るかの如く体液を吸い出す。
「――……ッ!!!!」
雷に打たれたように脳裏が真っ白になった。
飛沫が上がる前に体液を啜られ、また快楽に焼き尽くされる。麻幌は尻を浮かせて悶絶し、ばいんばいんと豊かな双乳を跳ね上げた。
割り開かれた陰裂からは大量の愛液が溢れ、複数の青舌がべろべろと舐め取っていく。舌を覆う突起が入り口付近の粘膜を磨り潰し、絶頂の高波に攫われるがまま麻幌は失神した。
弓形に反ったまま女體がガクガクと震える。凄まじい女悦は胸乳からも女陰からも体液となって迸ったが、青舌の群れによって余す事なく貪られた。
『ツ、つつ次ハぁ……赤腕ぇエ、次ハ赤腕ぇえェ』
再び車内放送が流れた途端、青舌が一斉に動きを止めた。
手足の拘束が解け、青舌が麻幌から離れる。脱力した肢体はぐったりと座席に倒れ込んだ。
滾々と母乳を垂れ流す乳頭部は一回り以上腫れ上がり、乳房もパツパツに膨らんで張り出している。両足の間では、軽くつっついたら弾けてしまいそうな陰核がビンビンに勃起し、陰裂は肉襞が捲れたまま愛液と小水を噴き零していた。
一部の青舌がびしょ濡れのシャツワンピースの襟元や裾を直すと、丁寧に釦を留めていく。膨張した爆乳を無理矢理押し込められ、麻幌は苦しげに喘いだ。
透けた布地から乳首と乳輪が突き出した。釦と釦の隙間は伸び切り、むっちりとした谷間を隠しようもない。
溺れたようにずぶ濡れの麻幌を残し、青舌がスーッと消えた。
入れ替わるように、床と天井から十数本の『腕』が這い出した。
びっしりと赤い剛毛で覆われた腕は筋肉質で太く、手長猿のように長い。五本の指を持つ手にはところどころ鱗があり、指の股には水掻きが生えている。
赤腕は気を失ったままの麻幌を抱き起こし、両手で吊り革を掴ませて立ち上がらせた。
力なく項垂れた麻幌の体を赤腕がまさぐり始めた。胸の膨らみや尻たぶを鷲掴まれ、無遠慮に揉みしだかれる。
「ひぃ、ハ、あ……っ、あ、ひぁ!?」
Iカップを超えそうな勢いで豊熟した双乳を揉み潰され、麻幌は頭を跳ね上げた。
ぐにぐにと乳房を捏ねくり回す動きの激しさに釦が一つ弾け飛ぶ。
「い、やぁ、いやぁァァ……ッ!」
尻たぶを撫で回され、シャツワンピースの布地越しに股間を太い指や堅い掌でこすられる。まるで集団痴漢に襲われているような恥辱に、快楽漬けの女體は呆気なく陥落した。
「は、ひ、あ――ッ!」
麻幌は天を仰ぎ、両目に涙を溜めて膝をわななかせた。ソックスの足元に水溜まりが広がっていく。
ブチッと音がして、立て続けに釦が二つ飛んだ。襟元が留まったままはだけた合わせ目をぐいと引っ張られ、右の乳房がぷるんッと零れ落ちる。
「イヤッ」
剥き出しになった膨らみへ赤腕が殺到し、ザラザラとした鱗を纏った手で揉みくちゃにされる。乳頭部をひねり潰され、びゅるるっと母乳が白い流線を描いた。
「んッ、ひぃィッ!」
濡れた布地をぷっくりと押し上げる左の乳頭部もつままれ、指の腹で転がされる。布地がこすれるもどかしさに腰がくねり、じわじわと母乳が滴った。
「は……あ、あひぃ!?」
麻幌は声を裏返した。右の乳首を乳輪へ押し込むようにぐりぐりと圧迫されたのだ。
「やらっ、やめてぇ、ア、あぁぁ!」
乳輪の内側にでっぷりと肥えた乳首が埋没した。更に膨らんだパフィーニップルを握り潰され、甲高い悲鳴が上がる。
四つ目の釦がちぎれ、左の乳房も飛び出した。右側と同じように乳首を乳輪へ押し込まれる。
「んあァ、あああァァァ……ッ!」
力任せに復活させられた陥没乳首がむず痒い。胸の先を栓で塞がれたように熱く疼く。
「ち、ちくび、うめちゃやだぁ! おっばぃ、じょうずにだせないからぁっ」
泣き叫んで首を横に振ると、左右のパフィーニップルがぷるぷると揺れる。釦四つ分はだけた胸元から溢れる豊乳は母乳を漲らせて紅潮し、荒々しく揉まれる度に苦しそうに甘露を滴らせた。
「ちくび、ちくびだしてってば……ふ、ア!?」
ギュウッと両方の乳輪を絞り出さたかと思うと、硬い爪が生えた指先で先端の窄まりをほじられる。
乳首を出してもらえるのかという期待に膣が締まり、麻幌は内股気味に爪先立った。
しかし無情にも赤腕の指は陥没乳首の窄まりを躙るだけだった。
「ひあァァァ――ッ!」
乳輪をゆっくりと捩じ上げられる追撃に晒され、麻幌の口から泣き濡れた嬌声が放たれた。
背を反らし、尻を突き出して女體が跳ね躍る。愛液と小水で両足はソックスまで濡れそぼっていた。
下腹部に張りつくシャツワンピースの釦の隙間へ赤腕の指が潜り込んだ。滑らかな恥丘をくるくると撫でさすり、別の指がぷくぷくと熟れた陰核を弾く。
「あッ、ひぎゅっ」
恥骨の真上をツボ押しのように愛撫され、陰核をコロコロと捏ねられる。更にひくつく陰裂の割れ目を布地越しに深くなぞられ、麻幌は喉笛を晒して仰け反った。
「ふ、く……っ、――ッ!!!」
柳腰が振戦し、潮が赤腕の指を濡らす。絶頂へ追いやられても焦れったい加虐は続き、女の肢体がよがり狂った。
尻を撫でていた赤腕が徐ろにシャツワンピースの裾を捲り上げた。張りのある桃尻が露わになる。
打ち震える尻たぶを割り開き、くぱくぱと蠢く肛門を曝け出す。太腿にこびりついた体液を掬い取った指がぬるりと滑り込んだ。
「はぁンッ!」
麻幌は目を剥いた。
圧迫感はあるものの、後ろの蜜壺はすんなりと二本目、三本目の指を呑み込んでいく。
「ひ、ぅ、おぁ……アっ、くひっ」
太ましい指が直腸の中を掻き混ぜる。粘膜を愛撫され、膣と接する内壁をぐりぐりと押された。
「あァァッ! ぃや、ゆびっ、ぬいてぇ!」
疼きっ放しの膣を刺激され、麻幌は堪らず懇願した。
三本の指は弄ぶよう腸壁越しに膣をへこませる。ぐぷぐぷと体液が泡立つほど直腸を蹂躙され、肛門は真っ赤に捲れ上がって媚肉を晒していた。
「ひぅ!?」
ガクンッと膝裏を掬われ、両足を高く持ち上げられた。
中空でV字開脚を披露する羽目になり、尻の割れ目が広がった事でより深く赤腕の指を咥え込んでしまう。
「んぎっ、は……っ、あぁッ」
麻幌は吊り革を握り締めて肩を震わせた。
赤腕が中途半端に捲れたシャツワンピースの裾に手をかけ、ブチブチと釦を引きちぎった。両端を胸の下できつく結び、バストをキュッと締め上げる。
乳房と下半身を露出した姿は痴女そのものだ。恥辱に唇を噛み締めていると、腰をがっちりと掴まれた。
体ごと尻が浮き上がり、一瞬の間を置いて落とされる。
肛門近くまで引き抜かれた指がズプンッ! と突き立てられた。
「は、ァッ……――!!!!」
麻幌の両足が爪先まで突っ張った。
腰を引き上げられては落とされ、ズンズンと直腸の深奥を穿たれる。徐々にピストンが加速し、腰を持つ赤腕の動きに合わせて肛門を犯す赤腕も忙しなく手首を上下させた。
「あぐっ、ひ、おぁ、んぃ!」
頭が落ちそうなほど仰け反った麻幌は舌を突き出し、揺さぶられるままに喘ぎ声を漏らした。
縦の律動が始まって間もなく、胸元に群がっていた赤腕がパッと手を放した。たわわな双乳が大きく弾み、パフィーニップルが赤い残像を描きながら母乳を噴き上げる。
「ンぁ、あ、ふ、ァ、ァあァァァ……ッ!」
激しく揺れ動く乳房を視姦されているような錯覚に陥り、断続的に潮が迸る。
法悦を極めた女體が突き上げられる度に直腸を蕩けさせ、強請るように赤腕の指を食い締める。人間のものより長い指の根元まで呑み込む頃、その瞬間は訪れた。
ぐぽんッと鈍い衝撃と共に、指の先が直腸の奥の奥を貫いた。
麻幌の喉がカヒュッと掠れた音を漏らした。
本来ならば入り込りこんではならない領域まで犯されてしまったのだと本能で分かった。直腸の最奥にあるのは――S状結腸である。
男性ならば精嚢と、女性ならば
「あ、ぅ、ヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
絹を裂くような悲鳴を振り絞り、麻幌は全身を震わせた。
ぬぷりとS状結腸から指が引き抜かれる。麻幌が意識を飛ばしかけた寸前、再度貫通したばかりの深みへ指先を捩じ込まれた。
「い――ひゃらァァァァァァ!?!?」
どちゅッ、どちゅッと、肛門からS状結腸までピストンされる。腸壁越しにポルチオを突かれ、淫乱な生娘の肢体は水蜜桃の如くぬらぬらと赤らんだ。
「おなかっ、おなかやぶれちゃう、やだぁ、ひやァ……あッ、んぐぁァァァ……――ッ!」
処女のまま貫かれる快楽に打ちのめされ、麻幌は啜り泣いた。湯孕に胎内まで犯された時の快感がフラッシュバックした刹那、ずぶりとS状結腸に赤腕の指が突き刺さる。
麻幌の全身が一際大きく跳ねた。
弛緩した両足の間からしゅわァ……と小水が流れ落ちた。ピストンの余韻に揺れる爆乳の頂きでは、陥没乳首が母乳を噴いてはぴくぴくと震えている。
赤腕は麻幌を座席へ移動させると、座面に膝立ちになって両手を車窓に突く姿勢を取らせた。S状結腸に嵌まったままの指をぐりっと動かされ、麻幌は気絶したまま「んぉっ」と啼いた。
股を開き、赤く色づいた尻を高い位置で固定された。両腕の間では巨大な釣鐘のような乳房が窮屈そうに並び、レールの軋みに合わせてたぷたぷと淫らに波打っている。
『ア、ぁア――、次ハ赤腕ト青舌ぁ、赤腕トぉ青舌ぁア……激シイ揺レニぃ、ゴ注意下サぁイ……ケケけっ』
不穏な車内放送が流れると、麻幌の周囲に再び青舌の群れが出現した。
ぬぷぷ……と、肛門から赤腕の指がゆるゆると引き抜かれる。麻幌は背筋を震わせ、満開の赤菊から腸液を飛沫かせた。
「はぁ……ふ……んォッ!」
解放されたばかりの肛門へずぶずぶと青舌が潜り込んでいく。解れた直腸を遡上し、あっさりとS状結腸へ到達する。
「ひ、あ、あァァ……ッ」
更に二本目の舌が腸内に侵入する。みちみちと腸壁を押し広げられ、麻幌は掠れた悲鳴を零した。
「んぎゅ!?」
赤腕に顎を掴まれて上向かされたかと思うと、口の中へ青舌が滑り込んできた。再び喉の奥深くまで凌辱され、ほっそりとした指先がもがくように窓ガラスを引っ掻いた。
黒髪を掻き上げ、青舌が両耳を舐る。
耳殻の凹凸をねっとりとなぞられる感覚と、ぬちゃぬちゃと頭蓋に反響する水音に耐え切れず、麻幌は目を開いたまま気を遣った。
胸の下に回り込んだ赤腕が左右の乳房を根元から掴み上げた。ぎゅっぎゅっと雑巾でも絞るように揉んで扱かれ、パフィーニップルの窄まりが苦しげに母乳を噴射した。
直腸を犯す青舌が肛門まで後退し、ずっぷんッ! と一息にS状結腸まで貫いた。
「――ッ、――!!!!」
麻幌はくぐもった絶叫を上げた。
舌を覆うイボ状の突起が腸壁をぞりぞりとこすり、肉厚の舌先でポルチオまで穿たれる。
容赦ないピストンに意識が明滅する。
激しく揺さぶられる上体が前のめりになった。窓ガラスに押しつけられた爆乳が丸く潰れ、膨れ上がった乳輪が強くこすれる。
「んッ、くぁ、ふぅぅッ!」
ずっしりと重量のある膨らみで赤腕が円を描く。わざとらしく乳頭部をなぶる動きに、白魚のような女の腹がわなないた。
赤腕の指が陰核をつまんでひねり潰した。青舌が陰裂を押し開き、尿道口にしゃぶりつく。
快感が火花を散らして炸裂する。
かくんかくんと腰が跳ね、押し潰された陥没乳首が窓ガラスをミルク色に染めた。
麻幌は窓ガラスに突っ伏すと、昏倒したまま凌辱され続けた。
セピア色の夕闇を走り続ける電車の窓辺に、剥き出しの豊乳を押しつけて恍惚と尻穴を犯される女の痴態が浮かんでいる。少年のように短い髪と少女のように上気した頬が肉感に満ちた胸乳とアンバランスで、危ういほど蠱惑的だ。
「はぁ……あッ、ひぅ……く、ン――」
数え切れぬほど犯し尽くされたS状結腸が青舌を受け入れ、胎内まで突き破る勢いでポルチオを躙られる。潮の如く腸液がプシュッと噴き出し、直腸が顫動した。
青舌がずるりと腸内から這い出していく。
慎ましかった窄まりが嘘だったように肛門は大口を開け、てらてらと光る肉紅色の腸壁を物欲しげに蠢かせていた。
「ふ……ぅ……、……」
口腔から青舌が引き抜かれると、麻幌は涎を垂らして小さく喘いだ。
凌辱に晒されていた部位が解放され、座席に座り直させられた。
赤腕が裾の結び目をしゅるりと解く。締めつけられていた乳房がぷるるッと弾んでたわんだ。
残りの釦を一気に引きちぎられ、シャツワンピースの前身頃が全開になった。
襟を肩の下まで剥かれ、そのまま脱がすのかと思いきや双乳を隠すように裾を引っ張られる。ふくよかな半球を二つも覆うことは不可能で、シャツの縁がパフィーニップルの膨らみに引っかかり豊かな谷間から無毛の恥丘まで丸見えだった。
『次ぃハぁア、終点ノ黒魔羅ぁ……次ハ終点ノぉ、黒魔羅ぁアぁ……ヒぃヒヒッ、ケヒャぁアハハッ!』
野太い哄笑が響き渡り、ぶつんッと車内放送が途切れた。
青舌が女體に向かって一斉に伸びた。両手を背中で固定し、荒縄で縛り上げるように胸元から足首まで巻きついていく。
びしょ濡れのシャツが張りつく乳房が弾けそうに迫り出し、すんなりとした両足をぴったり閉じたポーズで拘束された。
不安定になった体を赤腕ががっちりと支える。反射的に身動ぐと、べちっと何かが頬に当たった。
「え……」
呆然とする麻幌の目に飛び込んできたのは、中空に浮かぶ長大な陰茎だった。
墨で塗り固めたように真っ黒で、麻幌の腕よりも太い。一瞬作り物のオブジェかと見紛えたが、黒い表皮に浮かんだ血管が脈打ち、凶悪的なエラが張った亀頭部からは先走りをだらだらと垂れ流している。
まさしく黒魔羅だ。何もない空間から陰茎だけがそそり立ち、眼前でぶるんぶるんと揺れる。
「お、おちんちん……?」
黒魔羅がスーッと下方へ動いた。
麻幌の胸の高さで静止すると、ズボッと爆乳の谷間に潜り込んだ。
「ひゃ――むぎゅッ!?」
谷間を貫いた亀頭部がそのまま口の中へ押し入ってくる。ガツンと喉の奥を抉られ、白い肩が跳ねた。
鼻腔まで強烈な青臭さが突き抜ける。麻幌は涙目になって顔を歪めた。
黒魔羅を挟み込む形になった双乳を赤腕に両側からギュッと押さえつけられた。大魔羅がずりずりと谷間を這いずり、はちきれそうな膨らみを刺激する。
「んぐッ、おっ……がほっ、ンぅぅ!」
獰猛な亀頭部をガツガツと咽頭に打ちつけられる。ピストンに合わせて乳房を上下に扱かれると、焦れったい快感が母乳と共に溢れ出す。
「ハ、はふ……ぐっ、ふぅッ」
黒魔羅の動きが徐々に加速する。
亀頭部が口蓋を押し上げて硬直し、ぶるりと震えて膨れ上がったかと思うと射精した。
「ンぉっ!? クッ、うぅっ……」
喉の奥に生臭い精液を大量に叩きつけられ、麻幌はもがき苦しんだ。吐き出す事も出来ないまま嚥下し、白濁色の雫が口端から零れ落ちる。
なんとか飲み込めた頃には、少し萎んだように感じた黒魔羅はすっかり硬度を取り戻していた。
怖気にも似た震えが背筋を伝う。黒魔羅がゆるゆるとピストンを再開した。
赤腕がもったりと円を描くように左右の乳房を捏ね回す。縛められた生娘の尻がびくびくと跳ねた。
「ふ、ぅ……んひっ!?」
膨らみを揉まれながら、パフィーニップルをシャツ越しに指先ですりすりと愛撫される。頂きの窄まりをほじられると、麻幌は呆気なく達した。
乳房を揉む赤腕が動きを変えた。スペンス乳腺をなぞりながら先端に向かって膨らみを優しく絞り上げる。
「――ッ、――ッ!!」
麻幌は激しく戦慄した。ねちっこい手つきで乳頭部を弄くり回され、立て続けに潮を迸らせる。
不意に赤腕の指がシャツの内側へ侵入した。
ぷっくりとした乳輪に指先をグッと差し込み、一息に陥没乳首を引っ張り出す。
「んぎゅ……ふぅ――ッ!!!」
女體が躍り上がった。
シャツの胸元を引き剥かれる。桜桃色の乳首を怒らせた爆乳がぷるんッ! と突ん出た。
緩慢なピストンに合わせてスペンス乳腺を撫でさすられ、更に乳房全体を揉みしだかれる。赤腕の指が雌牛の乳搾りのように乳首をつまんで握り潰すと、びゅくびゅくと母乳が放射された。
黒魔羅を頬張りながら、麻幌は陶然とした表情で肢体を震わせた。亀頭部の鋭角的なエラでゴリゴリと口蓋垂を擦り上げられ、息苦しさと同時に痺れるような快楽が意識を朦朧とさせる。
「ほぉ、はぅ……んっ、ごふッ」
徐々にピストンが速さを増す。より深く口腔へ突き入れられ、垂乳を搾られては尽きる事のない性感で心身を炙られる。
ガポッと亀頭部が喉の奥を穿った。黒魔羅が膨張し、弾けるように精液を放出する。
同じタイミングてキュウゥッと乳首をひねり上げられた麻幌は痙攣しながらミルクの甘雨を降らせた。仰け反った喉が震えながら精液を飲み下す。
長い長い射精を終えると、黒魔羅がずるりと口腔から引き抜かれた。
解放された乳房の上、噎せ込んだ拍子に零れた白濁色の雫が滴り落ちる。むっちりと隆起した双球を上下させる麻幌の下半身は、前後の蜜壺から溢れた蜜液でずぶ濡れだった。
「ふ、あぁ……うぁ……」
上体を支えていた赤腕が手を放すと、麻幌は座席に横倒しになった。
黒魔羅が空中を滑り、青舌に巻きつかれた腹の上に移動する。二度吐精してもなおガチガチに勃起した雁首を下向けると、無毛の恥丘へ切っ先を押しつけた。
「はひゃ……ッ」
反射的に身を竦ませた麻幌の股間へぐぷりと滑り込む。蜜液を潤滑油代わりに勢いをつけ、尻の割れ目から頭を出した。
「ひッ、アぁッ!」
規格外の怒張がズッ、ズッ、と陰核から肛門まで強くこする。青舌や赤腕の指とは違う男性器の感触に、純潔のまま女悦を知ってしまった膣と子宮が切なく疼く。
座席に横たわって打ち震える麻幌の胸へ赤腕が手を伸ばした。張りと重みに満ちた双球を揉み潰し、乳頭部をつまみ上げて乳を搾り出す。
「ふあっ、ンあァ!」
青舌がべろべろと乳頭部を舐め回す。乳輪の膨らみや乳首のしこりをイボ状の突起で磨り下ろすように舐られると、更に勢い良く乳汁が飛んだ。
精液に塗れた口元へ青舌が押し入り、喘ぐ麻幌の舌を搦め捕ってじゅぱじゅぱとしゃぶる。
「ん、ふぅ……むぐ、ひぅッ」
濃厚な接吻に柳腰がくねると、黒魔羅のピストンを加速させてしまい細波のような絶頂に襲われた。
尻たぶの谷間で亀頭部が動きを止め、激しく身震いした。生温かい精液の奔流が谷間に溜まっていく。
射精を終えると黒魔羅が股間から這い出していく。しかしすぐに向きを変え、尻から恥丘めがけて股間を貫いた。
「ン、く――っ!」
鋭利なカリで陰核をこそがれ、麻幌は弓形に背中をしならせた。
まるでタイミングを見計らったように、青舌に締め上げられた乳首の先っぽを赤腕の指でくりくりっと愛撫される。
「――……ッ、ヴぅ!!!」
麻幌は言葉にならない声で絶叫した。
しつこく陰核をこすられ、乳首の先端を撫でさすられ、激しく潮が噴き上がる。止めとばかりに赤腕がスペンス乳腺を刺激しながら乳房を揉み込むと、麻幌の両目がぐるんと裏返った。
大きく仰け反った女體がのたうち、やがて弛緩した。
密着した両足の間から金色の細い滝が流れ落ち、アンモニア臭がぷんと広がった。黒魔羅は小水が泡立つ勢いで陰核をこすり上げ、怒張の切っ先を恥骨に打ちつける。
麻幌は気を失ったまま小刻みに爆乳を揺らめかせた。赤腕に揉みしだかれるほど二つの果実はぷるぷると弾力を増し、間欠泉の如く母乳を噴き上げた。
「ンぐっ……」
どちゅッと黒魔羅が恥骨を突き上げた。わななく女の白い腹へ精液がぶち撒けられる。
シャツワンピースの裾がすっかり精液塗れになると、麻幌の股間から黒魔羅が引き抜かれた。
女體に巻きついていた青舌がするすると離れていく。
赤腕は麻幌を抱き起こし、用を成さなくなったシャツワンピースを剥ぎ取った。べしゃりと無造作に床へ投げ捨てる。
麻幌が身に着けているものは、とうとうソックスだけになった。
白熱灯の明かりの下に晒された裸体はサーモンピンクに茹だり、ぬらぬらと照り光っていた。
全体のシルエットは細身だが、丸々しい双乳は肉付き良くそそり立っている。官能的と表現するほかない、絶妙なプロポーションである。
ソックスの爪先が高く持ち上がった。
赤腕は麻幌の体をがっちり掴むと、ぐるんと天地を入れ替えた。
「んっ、はぅ……」
座面に頭と両手を突き、尻を背凭れの上に乗せて大股開きになったまんぐり返しのポーズだ。陰裂どころか肛門まで開帳し、熟れた石榴のようにぱっくりと爆ぜた粘膜の潤みがよく見えた。
張りに張った豊乳は無様に垂れ下がる事なく、顔の上で綺麗な球形に膨らんでぽよぽよと揺蕩っている。
「あ……ぇ?」
息苦しさに意識を取り戻した麻幌は、自分の体勢に理解が追いつかず硬直した。
ソックスを履いただけの下半身が車窓の外へ向かって剥き出しになっている。尻の割れ目の真上には黒魔羅が浮かび、剛直の剣先をひきつく肛門に近づけていく。
「まっ――」
思わず上げた制止の声は間に合わず、麻幌は一気に直腸の最奥まで貫かれた。
「ッ、がっ、ハぁ!」
柔軟なS状結腸はぬっぽりと黒魔羅を咥え込んだ。第二の膣と成り果てた直腸は歓喜に蠕動し、異形の陰茎をきつく締め上げる。
大き過ぎて太過ぎる黒魔羅は腸壁ごとポルチオを押し潰し、子宮そのものに突き立っていた。S状結腸に嵌まったままグリリッと亀頭部をこすりつけられ、麻幌は甲高く泣き叫んだ。
「いや! ぬいてっ、ぬいてよぉ! んァ……ッ!」
緩やかなリズムで抽挿が始まった。
ドチュッ、ズチュと、肛門付近まで浮上した雁首が鈍重にS状結腸を穿つ。突っ張った両足と共に麻幌の視界も揺さぶられ、胎を突かれるたびに啼き声が翻った。
「オッ、あぁ、んぐっ……ア、ひぃ、ああっ、は――ンッ、ふあぁぁぁっ!」
たっぷんたっぷんと跳ねる爆乳から乳汁が飛び散り、麻幌の赤ら顔に降りかかった。
揺れ動く乳頭部や波打つスペンス乳腺へ青舌が群がり、べろべろと舐め回して母乳混じりの汗を啜る。
「ひィ! やだっ、ァ、んァ――ッ!」
青舌の食指は陰核にも向けられた。
乳頭部同様に複数の舌先でつつかれて舐られる。麻幌は掠れた悲鳴を上げ、黒魔羅に押し開かれた桃尻を震わせた。
直腸を掘削するピストンが徐々に速度を上げる。意識が飛び飛びになり、麻幌は涎を垂らして喘いだ。
ぐぽんッ! と鈍い衝撃がS状結腸から脳天まで貫いた。
「アッ、ぃ――……」
膨れ上がった亀頭部が腸壁越しに子宮口へめり込み、怒涛のように精液を叩きつけた。凄まじい量の精液が腸内へ逆流し、生白い腹部がぽってりと膨らむ。
麻幌はガクガクと全身を震わせながら胃液を吐いた。潮とも小水ともつかない蜜液がびしゃびしゃと顔にかかり、溺れ死にそうになる。
黒魔羅が肛門から引き抜かれると、ゆっくりと体の上下を戻された。
噎せ込む背中を赤腕に撫でさすられ、口内に残っている吐瀉物を青舌に掻き出される。
「ふ、ん……ンくっ、ひぉ」
グチュグチュと口の中を舐め回され、自然と柳腰が揺らめいていた。淫欲に烟る瞳が夢中になって青舌を追いかけ、雌牛のような乳房をゆすゆすと弾ませている。
濃厚な口吸いに酔い痴れている間、赤腕が麻幌の体を抱え上げた。
ドアの方を向いて乗車口の前に立たせると、右足を高く持ち上げた。両手を吊り革に固定されているせいで、さながらバレリーナのようだ。
つるんとした恥丘から大口を開けた後ろの蜜壺まで剥き出しになり、麻幌はぶるっと身を震わせた。
涎を滴らせる肛門に黒魔羅が突き立てられる。
「ひ――ッ、ぉぐッ」
泥濘む蜜壺は当然とばかりに最深部まで肉棒を引きずり込み、自重によって更に子宮がひしゃげた。
黒魔羅はS状結腸に咥えられたまま浅いピストンを開始した。ポルチオから電撃のような痺れが走り、麻幌は青舌の口接に喘ぎながら断続的に潮を噴いた。
ふさやかな双乳は赤腕によって揉みくちゃにされ、青舌の凸面に扱かれてはは乳頭部から濃厚なミルクが溢れ落ちる。
不意に電車が大きく揺れ、バランスを崩した麻幌はドアに倒れ込んだ。
スレンダーな肢体から卑猥に張り出した豊乳が窓ガラスに当たって押し潰される。片足で爪先立っていたせいで揺れの反動で体がずり上がり、精液を孕んだ下腹部から恥丘の麓でいきり立つ陰核まで激しい摩擦に晒された。
「――……ッ!!!」
最悪のタイミングで黒魔羅がポルチオを狙い撃つ。麻幌は目を剥き、悲鳴に喉を震わせた。
赤腕によって上半身をドアに押し付けられたまま荒々しく突き上げられる。ピストンと電車の振動に合わせて体を揺すぶられ、乳房から陰核まで硬いガラス面に磨り潰される。
窓の外にはセピア色の夕景が永遠のように広がっている。青舌が熟んだパフィーニップルをひねり上げ、そこへ乳白色をぶち撒けた。
「ん、ォ、ァひ――!!!」
深奥に突き刺さった黒魔羅が吐精する。熱い子種を腸内に注ぎ込まれる感覚に、麻幌はぼろぼろと涙を流して打ち震えた。
亀頭部がS状結腸から引き抜かれると、どろりと精液が太腿を伝い落ちた。
右足を下ろされ、腰を引き気味に支えられる。ソックスの爪先は完全に床から浮き、黒魔羅に跨っているような姿勢だ。
ずるりと口腔から青舌が這い出していく。新鮮な空気を求めて喘いだ刹那、再び巨根にS状結腸まで穿たれた。
「あ――ぎっ、ぃやらぁぁぁぁぁ……ッ!」
甘く濡れた雌の啼き声が響き渡る。
ごちゅごちゅと腸壁越しに胎を突かれ、たっぷりと粘液を纏った青舌に陰核を巻き締められてしゃぶられる。麻幌は頭を振り回し、幼女のように泣きじゃくった。
「あ、あっ、やぁ! やっ、おぐっ、いやッ、ひゃめ……も、おなか、いっぱぃなのぉ!」
蠢く赤腕の指から胸乳が零れる度、白桃色の実りが淫靡に弾む。乳首を乱暴に引き伸ばされ、ぐりぐりとドアの窓ガラスに押し当てられた。
「ンおッ、ァァァァァ――!!!」
麻幌は泣き叫び、何度目になるか分からない失禁に至った。内腿にこびりついた精液を生温い小水が押し流す。
脱力した拍子に黒魔羅を深々と咥え込んでしまい、項垂れた女體が小刻みに跳ねる。顎を掴まれて上向かされると、もっと啼けとばかりに青舌が口唇を舐め回す。
「ふっ……ん、あぅ……ッ」
涙の露を帯びた睫毛が震え、女悦に烟る瞳が窓ガラスに映り込んだ影を捉える。
「あ――ぇ……?」
体液塗れの裸身を晒し、いやらしいほど豊満な乳房から母乳を搾られ、排泄器官を凌辱されて快感に溺れている生娘と、その背後に覆い被さる毛むくじゃらの巨躯。
夕闇にぼんやりと浮かんだその影は、成人男性よりも大きな獣に見えた。ヒトに似た……巨大な猿のような。
窓ガラス越しに影と目が合った。それはニタリと嗤うと、黒魔羅でポルチオを一突きにした。
「あぁ――んぐッ」
思わず仰け反ると、窓ガラスの向こうの影へ胸を突き出す形になった。ぶるんッと跳ね上がった爆乳を万力のような強さで揉みしだかれ、青舌に吸いつかれた乳頭部はちぎれそうだ。
「やッ、ふあぁァ――んッ!!」
じゅるじゅると音を立てて乳を啜られる。溜まりに溜まった母乳を吸われる快感は壮絶で、麻幌は連続絶頂に身悶えた。
青舌にねぶられていた陰核を赤腕の指がつまみ、イボ状の突起の上で転がすように弄び始めた。
「は、ぁあァァァ……――んひッ!」
逃げ場のない責め苦にソックスの爪先がもがく。S状結腸を滅多刺しにされながら、赤腕にがっちり後頭部を掴まれた麻幌は犯し尽くされる自分の姿をまざまざと見せつけられた。
影が腰を振りたくる度に黒魔羅が麻幌の胎を突く。頬を濡らす涙を青舌がべろりと舐め、そのまま口の中へ我が物顔で押し入ってくる。
「んぶっ、う……ふ、ぁ……むっ」
喉の奥まで撫で回されて唾液を流し込まれた。化生にキスされているのだと痛感し、悪寒に似た快感が背筋を震わせる。
抽挿の速度が上がり、眼裏で火花が散った。ガツンッと子宮に黒魔羅がめり込み、影がぶるるっと身震いすると精液が腸内に迸った。
「――ッ、あ、おぅ……ひっ」
窓ガラスに映る女の顔はだらしなく緩み切っていた。恥辱と、それを上回る快楽に神経が焼き切れそうだ。
赤腕に両腿を掴まれ、グンッと尻が浮き上がった。
窓ガラス越しに影へ向かって恥部を見せつけるようにM字開脚のポーズを取らされる。赤腕の指が尻たぶを掻き分け、はしたなく蜜液を垂れ流して黒魔羅をしゃぶる後ろの蜜壺を強調する。
「い、や……あンッ、くぅ!」
腰を上下に動かされ、亀頭部のエラでゴリゴリとS状結腸をこそぎながら抜き差しされる。吊り革にしがみついて背中をしならせると、迫り出した乳房を両脇から絞るように揉み潰された。
「ひきァァ――ッ、あ、ぁ……!」
スペンス乳腺を指圧され、爆乳に釣り合わない細身が曲がりくねる。
赤腕の指が締め上げられたパフィーニップルを優しく撫でさする。麻幌の喘ぎ声が甘い色を帯びると、大粒の乳首を力任せに押し込んだ。
「――い、ァ……ふあぁぁぁぁぁぁぁッ!」
両足が突っ張り、双乳の先端と前後の蜜壺から女悦の飛沫が盛大に噴き上がった。
乳首をつまんだ指が一気に乳輪から引っ張り出した。じゅぽじゅぽと無造作に乳首を出し入れされ、麻幌は母乳を溢れさせて咽び泣いた。
「あぁ……あひっ……ンぅッ!」
影が嘲笑うかのように黒魔羅を揺すり上げる。焦れったく子宮を小突かれて腰が跳ねた。
身も心も青臭い白濁色に塗り潰されてしまったのにまだ処女膜が無事な事が心底不思議だ。
――このまま電車に乗り続けていたら、いずれ……
空っぽの膣が切なく蠕動する。破瓜の瞬間、自分は歓喜して化生の手中に帰し、永遠に醒めない夢に囚われるに違いない。
僅かに残った理性がなんとかしなければと頭をもたげる。麻幌の内面に萌した反抗心を嗅ぎ取ったのか、黒魔羅がグラインドのような動きでポルチオを抉った。
「ん――ッ、ぉぐッ」
上体を大きく振り回され、麻幌は白目を剥いて悶絶した。直腸がギュッと黒魔羅を締め上げ、窓ガラスに映る影が全身の被毛を膨張させる。
S状結腸を貫いた雁首がド――ビュググッ! と精液を炸裂させた。
麻幌の頭がガクンと後ろに落ちる。涎を垂らして震える唇を青舌がねちっこく舐め回す。
でっぷりとした乳輪の中央には陥没乳首が復元され、乳汁が止め処無く流れ出していた。爛熟した豊乳の下で滑らかな腹が苦しそうに膨らんでいる。
黒魔羅が肛門から抜けた刹那、ゴボッと精液が溢れ落ちた。
女體が弱々しく痙攣し、すっかり捲れ上がった媚孔が白濁した粘液を噴き散らす。精液の逆流はしばらく続き、噎せ返るような臭気が立ち上る。
緩やかに膨張した麻幌の腹部を赤腕の手がねっとりと撫で回す。些細な刺激すら子宮に痺れるような疼きを齎し、麻幌は昏倒したまま裸身をくねらせた。
しとどに濡れた陰裂に向かって青舌が柔肌を這う。左右から肉襞を割り開くと、桃紅色に潤む膣内をくぱぁ……と暴き立てた。
ひくひくと波打つ膣壁の奥には儚げな処女膜が垣間見える。汚れなき蜜壺から透明な蜜液が零れ、猛り立つ黒魔羅の亀頭部に滴り落ちた。
青舌たちが涎を垂らして舌舐めずりする。陰裂の真下に移動した黒魔羅がゆっくりと高度を上げていく。
先走りにぬめる鈴口が処女の媚肉に触れる――寸前、犬の遠吠えを思わせる咆哮が響き渡った。
青舌、赤腕、黒魔羅がぴたりと静止する。
再び遠吠えが轟くと、車窓のガラスがビリビリと音を立てて震えた。
「ん……ぁ……う、ぇ?」
意識を取り戻した麻幌は涙で濡れた睫毛を瞬かせた。
ドアの窓ガラスから獣の影が消えていた。
ついさっきまで麻幌の肢体を好き放題に貪っていた異形の肉体の部位は、オブジェのように中空で凍りついている。
腹の底から震えるような遠吠えが車両を駆け抜けた。
白熱灯が不規則に明滅する。影と光が入れ替わる度、青舌と赤腕が数を減らしていく。
「きゃあ!」
フッと明かりが落ちた瞬間、下肢を支えていた赤腕の感触が消えた。とっさに吊り革に掴まって床に落ちる前に踏み止まる。
ようやく明滅が収まると、最後に残っていた黒魔羅も消え失せた。
「どう……なってる、の?」
呆然とする麻幌の全身を覆っていた体液は綺麗さっぱりなくなっていた。素肌の上に染み一つない白のシャツワンピースを纏い、足元は白のソックスとスニーカーという乗車時の格好に戻っている。
いや――全て元通りという訳ではない。
青舌と赤腕に散々いたぶられた乳房はむっちりと一回り近く肉感を増し、釦が留められなくなった胸元からぼろんと飛び出している。薄桃色が差した双球の頂き、赤々と腫れ上がったパフィーニップルと陥没乳首の窄まりから母乳がどんどん溢れ落ちていく。
あまりに淫らな有り様に絶句していると、尻の穴から胎の裏側が途端に熱くなった。
ひくんッと華奢な腰が跳ね、思わず内股に両足を突っ張る。
「ンンッ……ひぃあッ!」
肛門がぶびゅッ! と音を立てて粘液を吐き出した。
シャツワンピースの裾から白濁色の雫がねっとりと足を伝っていく。
「あ――」
精液の青臭さが鼻を衝き、麻幌は剥き身の豊乳を大きく震わせた。
吊り革に縋りつき、女體をくねらせて瘧にかかったように痙攣する。凌辱の残り火で呆気なく絶頂に達した麻幌は、霧のような乳汁と潮を噴いた。
不意に電車が減速し始めた。ギィギィと車体が軋み、吊り革が大きく横揺れする。
しばらくして電車は完全に止まった。
ぷしゅう……とドアが開く音がして、薄ら寒い夕風が吹き込んでくる。精液の臭気が霧散し、麻幌はのろのろと顔を上げた。
ドアの向こうには見覚えのある無人のホームがあった。
「も、戻ってきた……?」
これは電車から降りろということなのだろうか。どうすればいいのか分からず立ち竦んでいると、犬の吠え声が聞こえた。
見ると、ホームに置かれたベンチの横に犬のような黒い影が佇んでいた。
麻幌の視線に気が付くと、更に力強い吠え声で促してきた。
まるで操り人形になったように手足が動き出す。吊り革を手放すとよろよろと歩き、ドアをくぐってホームに降り立った。
双乳を木枯らしが冷ややかに愛撫する。背後で乗車口のドアが閉まり、耳障りなノイズが走った。
『アア゛ア゛――クソッ、クソクソクソ畜生ぉ犬ッコロガ邪魔シヤガッテぇ! 次、次次次ハ必ズ全部犯シテ嬲ッテ搾リ尽クシテ孕マセテヤル、る、ヤルヤルヤルヤル
割れ鐘のような濁声がスピーカー越しに喚き立てる。とっさに耳を塞ぐと、犬の影が地を這うように低く唸った。
『ギヒャっ! オ、覚エテロ、ヨぉオ!』
ぶちッとアナウンスが切れる。
直後、電車が走り出した。風にシャツワンピースの裾が翻り、精液のこびりついた桃尻が覗く。
電車はガタンゴトンと夕闇の彼方に遠ざかり、やがてレールの軋みも聞こえなくなった。
麻幌はふらふらとベンチに座り込んだ。
一体何が起きたのか理解できない。途方に暮れて傍らに控えた影を見遣る。
恐ろしいほど大きな犬の形をした、のっぺりとした影法師。犬ではなく、狼と言った方がしっくり来るかもしれない。
電車の中で自分を弄んだ化生から助けてくれた……のだろうか。
しかし、この影も化生の類いのはずだ。ならば目的は――
麻幌が身動ぐと、ふくよかな淫乳がたゆんと揺れた。
胸元に強烈な視線を感じ、ごくりと喉が鳴る。
「あの……」
恐る恐る話しかけると、犬の影はぴくりと耳をそよがせた。
何処に目があるのか判然としないが、視線が合ったと感じ取れた。暫く見つめ合っていると、そっぽを向いて長い尾をぱたりと振る。
まるで「思わず目が行ってしまいましたが、断じてやましい気持ちはないので見逃して下さい」と言い訳されているような、妙に人間臭い仕草だ。
麻幌はパチパチと目を瞬かせた。
「助けてくれて……ありがとう」
ふさふさとしたシルエットの尾が軽く揺れる。視線を逸らしたままの犬の影に、胸乳の奥がじゅんと熱くなった。
麻幌はぷるりとした唇を舌で舐めると、重々しい乳房を両腕で抱え上げた。
「ねぇ――お礼に……おっぱい……の、飲む?」
犬の影が尾を膨らませた。驚いているらしい視線が差し出された爆乳に突き刺さる。
ほっそりとした指が乳肉に沈み込むと、陥没乳首からぴゅるっと乳汁が飛んだ。
犬の影が振り向いた。
沈黙を置いて、静かに近づいてくる。間近に迫ると威圧感が凄まじい。
膝が犬の影に接すると、ごわごわとした被毛の感触に包まれた。乳房の谷間に荒い呼気が生温く吹きかかる。
犬の影が首を伸ばすと、爆ぜた石榴のような大口が開いた。
涎の糸を引く牙の隙間から真っ赤な舌がぬるりと滑り出る。
「ん……ぁ、ッ」
右乳房の先端をべろんと舐められた。
腫れぼったい乳輪を柔々と愛撫され、陥没乳首の窄まりを優しくノックされる。
くすぐるような舌遣いに乳首がずくんと熱を帯びる。
「ひ――はッ、くぅ……」
犬の影は右乳房の母乳を綺麗に舐め取ると、続いて左乳房に舌先を移した。乳頭部から膨らみにかけて丁寧に舐め回して乳汁を口内に収めると、あっさり距離を取る。
「も……もういいの?」
唖然として尋ねると、犬の影は「十分です」とばかりに尾を振った。
涎に照らつく豊乳に名残り惜しそうな視線を投げつつ、再び近づこうとする気配はない。
陥没したままの乳首が熱を持て余して狂おしく疼いている。燻る快感を昇華させたくてもう一度誘いかけようとすると、急な目眩に襲われた。
堪え切れずベンチに倒れ込む。無人のホームから意識が遠ざかる感覚に、夢が覚めようとしているのだと分かった。
――よかった。現実に、戻るんだ……。
遠くから犬の吠え声が聞こえた。
まるで「また、いつか」と言われているかのようだった。