※この作品はR-18です。

Locus cordis errantis.   作:リンクは切らせてほしい侍

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6/26.18:【IF】三角初音

――私、今ドキドキしてる。

 

さきちゃんと一緒にいる時とは違うドキドキ。

どっちも同じ好きな人のはずなのに、何かが違う。

どうしてお風呂に入るために服を脱ぐだけで、こんなにドキドキしてるんだろう。

 

「...は、ぁ」

 

息も詰まってきた。

ここが碧くんの家だから?

好きな男の子の家にいるから?

わからない。

 

「お風呂、入ろう」

 

いちいち言葉にしないと行動ができない。

体が強張ってる。

とてもリラックスなんてできない。

 

碧くんは沸かしてあったかなとか言ってたけど、ちゃんと沸いてた。

こういうところで碧くんの丁寧さというか、真面目さが見えて、また好きになる。

 

「あれ、これって...?」

 

私がおすすめしたシャンプーが置いてあった。

新品よりは軽いから、何回か使っているのだろう。

最近同じ匂いがすると思ったんだ。

 

「碧くん...」

 

と、扉をノックされる音。

 

『初音、着替え置いとくから』

 

という声と同時に、重めの布が着地する音。

入って来ればいいのになと思って、「一緒に入る?」と聞いたら、「馬鹿言うな」と帰ってきた。

別に一緒に入ったっていいんだけどなぁ。一応血のつながりはあるんだし。

 

...こうやって豊川の血縁のことをネガティブに考えなくなったのも、碧くんのおかげだな。

 

「...碧くん」

 

呟いた瞬間、体がぴくっとした。

なんで?碧くんって呟いただけで、私...?

 

「...うわ」

 

まだシャワーも何も浴びてないのに、湿った感触がした。

触ってみれば、糸を引く液体。

好きな人の家に来て、名前をつぶやくだけで反応しちゃった。

エッチな子だって、嫌われないかな。

 

「ん...碧、くん」

 

声を隠すようにシャワーを出して、ゆっくりと指を中に入れる。

 

「あぅ...碧、く...」

 

ダメだってわかってるのに、止まってくれない。

勝手に指が動いて、止まらない。

 

「ダメ、あおく、すき...きちゃ...」

 

頭の中がぱちぱちして、音が出ない声を出して、イメージの中の碧くんにいじめられて、気持ちよくなって。

 

「いく、いっ...ぁ」

 

1秒口を押えるのが遅かったら、碧くんに聞かれてたかもしれない。

それくらいの声が出たことが恥ずかしい。

手早く髪やら体やらを洗って、湯船に身を沈める。

 

「碧くん...っ」

 

駄目だ、呟くだけでふわふわしちゃう。

どうしよう。

 

「良くない、良くないよね」

 

頭を振って思考を払い落として、風呂場を出る。

碧くんに用意してもらった...碧くんのパーカーかな?を着ると、思ってたよりオーバーサイズで、一見すると履いてないみたいでちょっと恥ずかしい。

それに、なんだかあったかいし、いい匂いもする。

 

「...碧くん...っ」

 

駄目だ、いい匂いで呟いちゃったら止まらない。

どうにか平常心にまで戻して、キッチンにいる碧くんに声をかける。

 

「ありがとう碧くん、お風呂いただきました」

「...温まったみたいでよかったよ」

 

気のせいかな、碧くんの顔がちょっとだけ赤い?

 

「碧くんも入ってきなよ。風邪引いちゃうよ?」

「...行ってくる」

 

言うな否や、小走りで行っちゃった。

...もしかしたら、興奮してくれたのかな、なんて。

 


 

ご飯を食べた後、ゆっくりしてると眠くなってきて、寝るかって言われちゃった。

いつも色ボケって返されるからやらないけど、一緒にって言ったら、無言で同じベッドに入ってきた。

なんだか夢みたい。

 

「...ん~」

「眠いんじゃなかったのか?」

「えへへ、ちょっとだけ...」

 

ちょっとだけを免罪符に、碧くんに抱き着く。

さっきよりもずっといい匂いがするし、安心する。

 

「ん...」

「初音」

「っ...なに?」

 

なに、いまの。

碧くんに名前を呼ばれただけで、ふわってした。

碧くんの声だけで...?

 

「初音?」

「やっ、あ、なに...?」

「どうしたの、初音」

「なまえ、だめ、なんか、おかしく」

 

おかしい、おかしい。

名前呼ばれてるだけなのに、さっきみたいに頭がぱちぱちする。

 

「初音」

「だめ、だめ、あおくん...っ」

「逃げないで、初音」

「っあ...!」

 

抱きしめられて、耳元で名前を呼ばれて、いっちゃった。

 

「初音?」

「はっ...あぅ...はずかしい...」

「可愛かったよ、初音」

「うぅ...いじわる」

 

ふと、太ももあたりに固いのが当たってるのに気づいた。

こんなに意地悪されてると、仕返したくもなる。

 

「碧くんもこんなにして、苦しいんじゃないの?」

「...俺はいいんだよ」

「私が嫌だから、すっきりさせようね」

 

掛け布団を剝いで、碧くんのズボンを脱がせば、想像よりも大きいモノが飛び出てきた。

そっと触ってみれば、少しだけ跳ねた。

 

「初音...」

「じっとしてて。碧くんのこと、気持ちよくするから」

 

軽く上下に擦るだけで、先っぽから透明なのが出てきた。

ぬるぬるのそれを使いながら少しだけ強く擦る。

 

「碧くん、気持ちい?」

「...ん」

「よかった。もっと気持ちよくするね」

 

前に碧くんは私の声を褒めてくれたから、きっと声が好きなんだ。

擦るのを止めないように、碧くんの耳元に移動する。

 

「初音...?」

「...碧」

「っ...?」

 

面白いぐらいにビクッと跳ねた。

声が好きなのはほんとなんだ。

 

「碧、どうしたの?」

「それ、やめろ...」

「なんで?やめないよ。碧の顔、すっごい可愛いから」

 

やり返してる自覚はあるけど、気づいてないふりをする。

碧くんがそうだったみたいに。

 

「碧、もうぬるぬるだよ?いっちゃうの?」

「...ごめ、はつね」

「...いいよ、出して」

「っ...!」

 

碧くんの体が跳ねると、手があったかいのに包まれた。

 

「...いっぱい出したね。よしよし」

「...ことあるごとに子ども扱いするのは何...?」

「だって、甥っ子くんだし...?」

「それ関係あんの...?」

 

なんだか甘やかしたくなるのは、きっと碧くんのせいだ。

理由はわからないけど、碧君のせいにしといたほうが都合がいい。

 

「ん...苦いね」

「そりゃ舐めるもんじゃないからな」

「ん...んっ...」

「飲むな飲むな」

 

手にかかったのは全部飲んで、やっぱり苦いなぁと思った。

でも、碧くんのだと思えば、不思議と嫌じゃなかった。

なんでだろうね。

 

「...まだ固いの?」

「...そりゃ飲むときにあんな顔されちゃな」

「...どんな、顔?」

「エロい顔」

「直球!?」

 

そんな顔してたかな。

きっと、してたんだろうなぁ。

 

「このままじゃ寝れないね?」

「...誰のせいだと思ってんだ...っ」

 

碧くんが私の肩を掴んで、そのまま押し倒してきた。

掴んだって言ってもそこまで力が強くないし、押し倒すのも優しかったけど、不思議と抵抗できなかった。

きっと抵抗できたとしても、しなかったけど。

 

「碧くん、怖い顔」

「...ごめん、止められないかも」

「...いいよ、おいで」

「...初音...っ!」

 

名前を呼ばれると同時に、熱いのが入ってきた。

意識が飛びそうになるたび、一番奥に当たる感触で無理やり戻されて、また飛んでを繰り返してる。

普段は優しい碧くんに、こんなに激しく求められて、興奮してる私もいる。

 

「初音っ...初音っ...」

 

名前も呼ばれてるし、ギャップがすごいし、何よりずっと気持ちいいところに当たってる。

 

「あお、く...っ」

 

いったのにやめてくれない。

いつもだったら止めてくれるのに。

 

「まって、まって、あおく...っ!」

「ごめ...止まんない...ごめん」

 

止まんないのは誰のせい?

もちろん私だ。

私が碧くんを煽ったから、碧くんは私をわからせようとしている。

なら、わからされたほうが、気持ちいよね?

 

「ごめんね、碧くん、私の、せいだね」

「初音...っ」

「うけとめる、から、全部、出して?」

「...はつ、ね...っ!!」

 

一段と深い場所に叩きつけられて、意識が飛んだ。

多分同時に、碧くんもいったんだと思う。

次に見たのは、碧くんが自分のにつけてたゴムを外すところ。

あんなに怖い顔だったのに、ちゃんと考えてたんだ。えらいなぁ。

私が気が付いたことに気づいて、碧くんが寄ってくる。

 

「ごめん、初音。大丈夫?」

「ダメって言ったら、どうするの?」

「えーっと...寝かす?」

「えー?それじゃ変わんないよ」

 

話しながら、碧くんのが少しだけ大きくなってることに気づいて、手を添える。

 

「っ...今、出したばっかだから」

「わかってるよ。お掃除、させて?」

「っあ...」

 

中に残ってるのを吸い出すといいって言ったっけ。

でもどうやってやるのかわからないから、とりあえずいっぱい舐めてあげる。

昔に島で見たような本だと、咥えながら擦るのがいいんだっけ?

 

「初音、どこでそんなの...」

 

反応がいいからやっぱり気持ちいいらしい。

このまま出してもらおう。

 

「待って初音、また...」

「出していいよ。碧の、全部ちょうだい?」

 

これが効いたのか、口の中にあったかいのが広がる。

さっきより量は少ないけど、味は変わらないみたい。

 

「初音、ごめん、吐いていいから」

「ん?んー...」

 

あえて見せつけるようにして飲み込んだ。

 

「碧くん果物食べてる?」

「...どこで覚えたんだよそんなの」

「...内緒」

「...こいつ」

 

また襲われちゃうかなって思ったけど、3回も出した碧くんの体力はもうないみたいで、ベッドで寝たまま動かなくなっちゃった。

隣にお邪魔して、碧くんの腕を枕にする。

 

「...おやすみ、碧くん」

「...おやすみ、初音」

 




誕生日かつCBT2日目になんてものを書いてるんだ俺は
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