※この作品はR-18です。

歳誤魔化してデリヘルボーイやってたら新規客が父親だったDKの話   作:ルシーアンナ

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歳誤魔化してデリヘルボーイやってたら新規客が父親だったDKの話
01.バイト先に親父が来た!


 宅配デリヘルボーイのバイトを始めて1ヶ月、こんな俺にもちらほらと常連さんがついてくれた矢先、とうとう終了の日がやって参りました。

 

 

 

 今までなんとかやって来た。

 ホモでもないのに男客をフェラ抜きするこのバイトを選んだのは、単にオタ活・推し活に積むため。

 我が愛しのマルルンちゃんの握会で、せめて列の短さに彼女が心を痛めないよう俺が握券を積むため。

 それでもTOなんて程遠いけど、ファン投票で去年より少しでも順位を押し上げてあげるため。

 マルルンちゃんのためならば、休みのたびに男どものちんぽを咥えるのも、ベタついた手で顔や身体を撫でられるのも、なんてことない。

 全ては殉教の想いで乗り越えられる。

 

 

 俺のバイト先の「リアルボーイスカウト」は、「リアル?0代DKに見える成人男性」を宅配する、いわゆるデリヘル。

 ちんこ扱いてフェラ抜きするやつ。

 ボーイによっては生尺とか即尺とか、ゴックンとかぶっかけとかコスプレとか、あとは素股や兜合わせやアナル舐めなどオプションもつけられるが、本番だけはNG。

 店側からも、絶対裏盤には応じるなと釘を刺されている。

 

 そんなデリヘルに、俺は年齢職業を偽って入店した。

 『18歳、D学1年生』が偽りで、『15歳、K高1年生』が本当。

 無理あるよな? 無理ありすぎる。

 しかも俺、いまだに童顔だからDCすら間違えられる。

 だけど無事採用された。

 面接した時も採用された時も身分証明書の提示は求められなかったし、多分バレてるけど黙認された。

 グレーどころか真っ黒だ。

 

 更に客からは顔を見るなり、

 

「DCだよね?」

 

 って驚かれるけど、

 

「違います」

 

 って嘘じゃないから答えてる(本当はDKだからな)。

 

 常連さんからは『奇跡の18歳』とか言われて喜ばれてるんだけど、実は奇跡でもなんでもない。

 フツーに児童年齢(卒業済)。

 

 

 10代男子好きの中でも、また更にロリペド臭い常連さんに請われて、何とか1ヶ月やって来た。

 お金欲しさに様々なオプションを解禁して、さっき挙げあたオプションはもとより、ベロチューとか、アナルへの手マンやディルド、バイブ挿入も許してる。

 

 とうとうクスコで拡張したアナルへのぶっかけまでOKしたら、本番交渉が白熱した。

 

 本番だけは絶対にNGです!! って突っぱねてた俺を折ったのは、マルルンちゃん所属グループの写真集発売のお知らせだった。

 1曲か2曲しか入っていないCDと違って、写真集は1冊あたりの価格が高い。

 そしてそれにはファン投票券が付属されることになっていた。

 

 だから俺は、マルルンを推すために円盤解禁した。

 この場合の円盤は、お金で本番交渉を受け入れるってこと。

 店には絶対ナイショ! って、いっかいシたらあとはもうグダグダのズブズブ。

 何よりも本番アナルセックスはめちゃくちゃ気持ち良くて、俺がハマった。

 

 そもそも、手マンを解禁した時点でヤバかったんだよね。

 男客に前立腺マッサージされながら手コキやフェラされ射精したし、アナル舐められてアヘアヘになってた。

 更にそこに客の持ってきたディルドやエネマグラやバイブを突っ込まれ、中イキを完全に覚えて。

 バイトのない日も自分でイジってたら、たまにメスイキ出来るようにもなってたし、本番ちんぽ挿入なんて満を侍してという状況といえた。

 

 常連の中年リーマンが、諭吉5枚払って俺の処女を買った。たぶん御祝儀価格だ。

 5万が高いか安いか知らないけれど、そんなことより本物ちんぽは気持ち良かった。

 俺は初体験からメスイキして、ちんぽにハマって。

 今では交渉されれば大抵の場合受け入れているし、金額もだいたい2万に落ち着いた。

 それどころか更なるオプションで、生ハメや中出しされることもあった。

 全てはちんぽ‪――‬いや、客次第。

 

 

 しかしそんな俺に、危機は突然訪れた。

 

 本番がバレた訳じゃない。

 それはたぶん、なんだかんだ言いつつ店も黙認してる。

 店自体が摘発されたりした訳でもない。

 

 ただ今日俺を指名した客が、俺の父親だっただけだ。

 

‪ ――‬そう、父親。実父だ。

 

 

 

「…………。」

 

「…………。」

 

 俺たちはひと目でお互いの身バレを確信した。

 

 一緒の家に住んでる親子でどう頑張っても誤魔化しなんて効かなかったし、目を見開くことは出来ても声すら出せずに固まった。

 

 終わった‪――‬って思った。

 この際、親父の性癖がDK好きなのだろうことは置いておく。

 もちろん母も健在で割と仲の良い夫婦だと思っていたから、心情的にはあまり置いておけないけれど、置いておく。

 俺と妹の2人の子を持ち、不自由なく育ててくれているのだから、ゲイだろうとロリコンだろうと条例内なら置いておく。

 

 だけど俺は無理だろ。

 15で歳誤魔化して性風俗、しかもゲイ向け。

 数々のオプションOKにしているプロフィールは見られているはずだし‪、これはまだバレていないが‪――‬ガッツリ本番もこなしている。

 

 無理やり連れ帰られて、家族会議が開かれるのを覚悟した。

 

 

 

 しかし、しかしだ。俺はそうはならなかった。

 

 俺は父親に咎められることはなく、それどころかお前は俺の息子だと指摘されることもなく、更にボーイをチェンジされることもせずに、プレイは続行された。

 

 マジか‪――‬って思ったけど、親父も混乱していたのかも知れない。

 混乱の挙句、『気づかなかった』ことにしたのだろう。

 コレは自分の息子では無いのだと、何故なら自分の息子はまだ高校生で、こんな店で働けるはずは無いのだし、名前も違う(もちろん源氏名だ)。

 だから気づかなかったことにして、親父はキッチリ40分コースでフェラ抜きして、ビジホ代も払って帰って行った。

 指名時に指定していた即尺、生尺、ごっくんのオプションもそのまま適用で。

 

 

 うちの親父のちんぽってこんな感じだったんだ? とか、ガキの頃にみたモノとは色も形も違ってるソレに、正直ビビった。

 そりゃ自分の子どもに勃起ちんぽ見せる訳ないし、少なくとも5年は前のことだろう。

 

 プレイ続行するって言った親父に、

 

「俺で勃つ?」

 

 思わず聞いてしまったけど、

 

「勃つのかな……俺」

 

 どこか茫然として言った割に、しゃぶり始めたらすぐにムクムク大っきくなってった。

 うわ、勃った……って思ってしまったけど、勃ってくれないことには抜けないし、仕事が終わらないから勃たなきゃ困る。

 そんな複雑な思いを浮かべながら咥えてたら、そのちんぽはすっごく大きくなっていって‪――たぶん今までの客の中で1番のデカちんぽだった。

 びっくりした。身近に隠れ巨根とかいると思わねぇじゃん。

 

 膨張率すげぇとか、顎疲れるとか、全部口に入らないとか、色々言いたいことはあったけど、一番言いたかったのは、なんで親父は息子にしゃぶらせてそんな興奮してるの? ってこと。

 

 絶対に最後までメタ発言しない! って決めてたから言わなかったけど、ツッコミどころ多すぎた。

 

 イキそうになったら頭掴まれて、最後はほとんどイラマチオだった。

 ま、それもNGにはしてないけど、オプション料金は取らずに済ませた。

 

 ごっくんオプションついてたから口内射精させて、飲み込む時はいつも以上に抵抗を感じた。

 全部飲んだこと口を開けて教え、ガキのころの仕上げ磨き……とか思い出す。最悪。

 

 親父は笑うこともなく俺の口の中と突き出した舌をマジマジと見てから、視線を落とした。

 

 

 俺は始終ソワつきながらも仕事をこなし、狭いユニットバスで一緒にシャワーを浴びながら、親父の身体を手洗いした。

 親父と一緒に風呂に入るなんて何年ぶりだろう……みたいな感慨が当然あるわけもなく、背中を流すどころか丁寧にちんこやタマまで洗ってた。

 

 タオルで身体を拭いてやって、指名してもらったお礼を改めて伝え、店の名刺まで渡した。

 もちろん源氏名の。

 

 結局親父も最後までメタ発言はせずに帰って行ったし、俺はそのあともう1人入っていた予約客をこなすため次の現場へ向かったし、そこでは交渉されるまま本番行為もしたのだった。

 

 

◆

 

 

 それから2週間、親父はあの時のことは一切口にしなかったし、当然俺も言わない。

 

 案外、家に二人きりになるってことは無かったけれど、リビングに二人とか、キッチンや洗面所で鉢合わせることはあったのにちょっと微妙な空気が流れるのは感じてた。

 

 とはいえ、悩みが深すぎるというほどのアレではなく、ちょっと気まずいだけ。

 何も言われないのをいいことに、俺はその後もデリヘルバイトを続けている。

 

 

 でも俺、親父のちんぽフェラ抜きしちゃったんだよなぁ……とか、時々考える。

 

 うちの親父は今年40だけど年よりも若く見られがちで、俺の童顔は父親譲りなのかも知れない。

 俺の親父だからオヤジって言うけれど、よそ様から見たらかなり歳上の兄貴くらいに思われることもある。

 あとは、父親の歳の離れた弟……叔父さんとか。

 

 見た目年齢というか、今でもジムに通ってるみたいだし、服装なんかも割りと若作りなのかも知れない。

 それは美容師って職業柄もあるのかも。

 

 俺はデリヘルバイト始めてから、世間の40代って思っていたよりオッサンなのだと知った。

 腹は本当に出ていたし、背中も丸いし、オッサン特有の匂いもする。

 だからそれらに比べると、うちの親父はほんの少しハードルの低いオッサンなのかも知れない。

 

 それでもオッサンはオッサンだし、うちの妹なんかには思いっきりオッサン扱いされてる。

 妹よ、オッサン臭いってのはあんなもんじゃ無いぞ?

 って、お前は知らなくていいけどさ。

 

 

 自分の親のことだから考えたことも無かったけど、40なんてまだまだ現役でセックスしてるよな。

 うちの両親でも……すんのかな?

 うわ、考えたくねぇ。

 

 でも考えたくなくっても親父はデリヘル利用してたんだし、俺が性欲処理を手伝った。

 不倫とかされるよりよっぽど良いけど……いや、俺がサービスしてる時点で良くないか?

 ん、でも……セックスした訳じゃないなら息子もセーフ?

 虐待だったらNGだけど、俺が進んで選んだバイト先にたまたま親父が来ただけだからセーフだと思いたい。

 

 

 思いたいけど二度目の指名は、さすがにアウト寄りのアウトだと思った。

 

 

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