異世界迷宮でTS転生した俺に男の娘奴隷ハーレムを!! 作:毛のないおじさん
「その……いったいどういうことなのでしょうか?」
ラピッドラビットを倒し、オレ達はグシーヌと別れて迷宮の探索を続けた。
グシーヌとはこれから十日ほど朝練に来て指導してもらい、その分の謝礼を払う事も決めた。グシーヌなら、武器を強くするか奴隷を買うかすればもっと深い階層に潜れるだろう。
それはそれとして、ローズからは疑問の声が上がった。オレが人助けなどしない事を理解しているからだろう。
……正直に言えばオレ自身でも手助けした理由はよくわかっていない。なんとなく助けないと死ぬ気がして、なんとなく見捨てるのが気まずかった。そう正直に言うのはローズに不誠実だろうか? 自分の時は助けなかったのにと、そう思うだろうか?
オレは誤魔化す事にした。
「ここまでソロで上がってくる技術があるなら、恩を売ればちょうどいい教師役になると思っただけだ」
「……それだけですか?」
ローズはさらに疑問を重ねた。
……ローズにここまで疑われたのは初めてかもしれない。普段はオレのやる事をなんでも認めてくれるのに、なんでだ?
「好みの女性だったから……ではないのですか?」
オレは目を丸くした。
好みの女性? いやいや、容姿で言えばローズにもリリーにもはるかに及ばない。それは千人に聞いても千人とも同じ答えを出すだろう。
好みというなら、ローズとリリーだ。
ただの美少女ではなく、美少女(♂)。それこそ今のオレの理想だ。そんな二人だからこそ抱きたいんだ。
今さらちんちんのない相手はお断りだ。オレはセックスの気持ちよさを思い出してそう思った。
……なんだか意識したら股間がニチャついてきた。
凄くムラムラする。いきなりワープで部屋に戻ってセックスしちゃダメだろうか。ちんちんぶち込んでローズの可愛い喘ぎ声が聞きたい。
……ダメに決まってるな。今はちゃんと話しをする場面だ。オレは太ももに垂れる冷たさを我慢した。
しかし何を言えばいいんだ? そもそも毎日ヤッてる仲だというのに、今さら疑う理由は……あ。
昨日のリリーとのセックスか。オレがおっぱいにこだわったから、やっぱり女の方がいいのでは? と疑ったのか?
確かにおっぱいは好きだ。やはり元男としてはおっぱいモミモミしたい。チュパチュパ吸ったり舌で転がしたり甘噛したい。
だがそれらは前戯……メインの前のオードブルだ。肉料理があってこそのディナーだと、どうすれば分かってもらえるだろうか?
やっぱり体で解決しよう。オレはワープで家に戻った。
まだ日も高いがオレは乱暴に防具を脱いだ。
ローズの防具も脱がせ、リリーに少し席を外させる。
そしてオレはローズの手をとり、立ったままオレの下着の中に潜り込ませた。
「ほらローズ、わかるか? オレは今、お前に欲情してるんだ。他の誰でもない、お前でだ」
クチュ。
下着の中で指がわずかに動く。
んっ。
指の刺激で膝が落ちそうになる。オレはローズの体にすがりついて、耳元で囁いた。
「オレの初めてがお前だってこと、忘れたのか?」
クチュクチュ。
下着に押さえつけられた手はローズの思い通りに動かせないようで、指だけがオレの中を搔きまわしていく。
ふぅっ……。
熱い息を吐きながら、オレはローズに話し続ける。
「お前が一番だ」
グッチャグッチャグッチャ。
ローズが無理やり指を出し入れしたせいで、オレの下着が段々と下ろされていく。
もうだめだ……我慢できない……。
「入れてくれ」
ドンッ。
オレの体は壁に押し付けられ、立ったままちんちんを入れられた。
「ああっ!」
左の足はローズによって持ち上げられ、身動きが取れない。
「あっあっあっ」
ベッドで横になった時と違い、立ったままのセックスはお互いにもどかしい動きだが、それを埋めるほどローズは激しく動き、オレのまんこは突き上げられる。
「もっと、もっとっ! ローズぅ!」
ドンッドンッと壁が悲鳴をあげ、その度にオレに刺激がもたらされる。
知らず知らずにオレは腰を突きだし、ローズが穴に抜き差ししやすいようにサポートしていた。
「ローズがっ、一番、一番だからっ! だから、出して、出してっ!!」
ローズのちんちんが膨れ上がる。
あ……っ!
ビュルルルルッ……!
いっぱい出てる……。
はぁっ……。
出し切ったローズの頭を撫でながら、オレは言葉を重ねた。
「これから先、パーティーメンバーは増えるだろうけど、それでもお前が一番だから」
「はい。……すいませんでした」
「いいよ、許す」
くすりと笑ったオレは、ローズと繋がったまま長いキスを交わした。
……その後、リリーとセックスする時におっぱいを堪能してたら、またローズに疑われたのでもう一回ローズとセックスした。
ひょっとして喧嘩ックスがクセになったのか……?
「ほぼ完璧に当たるようになったな」
十日間の特訓を終え、オレ達は二階層にいる。
今まで意識していなかったが、どうやら魔物の動きは階層によって変わるらしい。正確にはレベルによって、だろうが。
低い階層の魔物の方が動きが鈍く、こちらの攻撃を当てやすいし魔物の攻撃をかわしやすい。
まあ低い階層の方が弱いのは当たり前の事ではあるのだが、今まで意識したことはなかった。一撃か二撃で敵を倒していたし、攻撃が外れる事はほぼなかったからだ。ラピッドラビットくらいかな。
だが今はリリーという命中率の低い仲間がいるおかげで実証できている。
この十日の訓練を終え、低い階層の魔物にはリリーもちゃんと攻撃を当てられるようになった。ゲーム的に言えば、器用度が上がったというところか。
グシーヌの指導はためになった。
……器用度か。
オレはジョブ設定を開いてみる。
現在のオレのジョブは
村人 探索者 戦士 剣士 僧侶 魔法使い 薬草採取士 商人 錬金術師 英雄 色魔
だ。
取れるジョブはちょこちょこと取っていたが、この中だと器用度が上がるジョブは錬金術師だけだ。
錬金術師 Lv2
効果 知力小上昇 器用微上昇
スキル メッキ
錬金術師は育てていないのでレベルが低い。
おまけに器用度が微上昇程度じゃあなぁ……。
ちなみにローズはこう。
獣戦士 Lv21
効果 敏捷中上昇 体力小上昇 器用小上昇
スキル ビーストアタック
今は経験値上昇十倍で戦っているので、ローズもレベルが上がっている。なので器用小上昇はそれなりに効果を出していると思う。……それなりに効果を出しててリリーはあんなに命中率が低いんだよなぁ。まあ今はちゃんと当たるようになったからいいんだが。
「じゃあ今日は一日、魔物を吹き飛ばす練習といこう」
魔物が二匹出たらリリーが棍棒で戦い、一振りで二匹の魔物にダメージを与える。これが出来れば鍛冶師になれるはず。
そういう思惑の下で午前はずっと二階層で戦っているが、なかなか魔物が思った方向に飛んでいかない。
「もうちょっと、棍棒の中心で魔物の体の中心を狙えないか?」
「中心ですか?」
「そう。棍棒のこの辺で、魔物のこの辺を当てるんだ」
とにかく魔物に当てればいいという意識が、魔物の『どこかに』当たればいいという意識に結びついている気がする。
今まではそもそも当たりすらしなかったからそこまで考えなかったが、オレの目的はリリーを鍛冶師にすることで、そのためには魔物を吹き飛ばさなければならない。ただ一体の魔物のどこかに当たればいい、で終わっては困るのだ。
「そうすると、今までの距離だとちょっと遠いですね」
「そうだな。もう一歩前に踏み出して振り当てる感じで」
「一歩……もう一歩……」
リリーはブツブツとつぶやきながら素振りをして、イメージをしている。
やがてイメージができたのか、オレ達はまた迷宮の探索を続けた。
ローズの案内で次に表れたのは、コボルト二体だ。
動きの遅い魔物だから、うまくいくといいんだが。
「中心を狙って中心で当てる。中心を狙って中心で当てる。中心を狙って中心で当てる」
リリーは集中して呟きながらコボルトに向かっていく。
そしてあと少しで攻撃範囲に入る、というところで止まった。
「一歩前へ」
コボルトの横に立つように、リリーは斜めに一歩移動して棍棒を振りかぶる。
……いける。棍棒の向きに対してコボルト二体は直線状に並んだ。後は真っ直ぐ振りぬくだけだ!
「たあぁぁぁぁ!」
ドンッ!
鈍い音を出して、コボルトの体は吹き飛ばされた。
グシーヌ
WEB版にはいない。書籍、コミック版で出てきた七階層ボスにソロで挑んで殺された名無しのモブが元。
すぐ死んだからグシーヌという名前にしました。
今後の登場予定は無し