異世界迷宮でTS転生した俺に男の娘奴隷ハーレムを!! 作:毛のないおじさん
ぐっすり寝て起きると、まだ外は暗いようだった。
一瞬、ここがどこかと混乱し、隣にローズがいることに気付く。
そうだ、昨日はセックスしたんだ。
気持ち良かった……。男の体も女の体も関係ないわ。セックス最高。またしたい。
いや、これからは毎日出来るんだ。そのためにロズアード……ローズを奴隷にしたんだった。
欲望がうずいて、もぞりと足を動かすと、股間に違和感がある。ああ、聞いたことあるな。これが「何か入ってる感じ」か。初体験後の女はそうなると聞いたことあるな。まさかオレが経験するとはなあ……。人生は本当に何が起こるかわからないもんだ。
横を見ると、ローズはまだ寝ていた。寝顔も可愛い。こんな可愛い娘とこれからもセックスできるのか。そこらの美少女より可愛いなあ。オレも女になって良かったまである。
いや、さすがに言い過ぎたな。本当はやっぱり男のままで異世界に来たかったが……でも気持ちよければ、やっぱりどっちでもいいかもしれん。
なんとなく股間が落ち着かなくて、オレは足をもぞりと動かした。
と、何度も動いたせいでローズが起きたようだ。
「……うーん……」
「おはよう、ローズ」
「……? あっ、おはようございます、ユウ様! その……昨日は申し訳ありませんでした」
「ん? 何が?」
「その……夜伽を申し付けられたのに、ほとんど何もせず……」
あー、そういえばオレばっかり動いて、ローズはほとんど喘いでいただけだったか。
喘ぐローズが可愛くて、つい攻めすぎちゃったかも。
「気にしなくていい。昨日は最高の破瓜だったぞ」
「あ……う……」
言いながら頭を撫でると、ローズは照れたようだ。そんな顔も可愛い。
「あ」
「ユウ様?」
「いや、昨日のザーメンが出てきたみたいだ」
昨日は射精が終わったらすぐに寝ちゃったからなぁ。中出ししたオレのまんこから、ザーメンがドロリと流れてきた。
うーん、流石に漏らしたみたいで、気持ちのいいものではないな……今度からちゃんと拭いて寝よう。
異種族のザーメンでは妊娠しないからと、気軽に中出しさせたからなあ。
そう思いながら手ぬぐいを探していると、ローズが何やら下を向いていた。
どうしたのかと思ったが……朝立ちを隠していたみたいだ。あるいは昨日の事を思い出して、勃っちゃった?
うーん、我慢させるのは良くないか?
「しょうがないにゃあ」
昔取った杵柄、あるいはネクタイを他人に結んであげる感じだろうか。
手でごしごしとしてあげると、射精まで5分もかからなかった。
朝の一絞りを終えて支度を始める。
今日は迷宮にも行きたいが、その前に生活の道具を揃えようと思う。そしてそのためには、よその街に行かないといけない。
ここドルセアの街は、原作のベイルの街のように五日に一度しか市が立たず、そして市が立っていたのは昨日だったのだ。
ローズを奴隷にし、そのあとはセックスすることしか考えていなかったために、買い物の機会を逃してしまった。
……昨日は買い物の時間分をゆっくりできたんだから、結果オーライだな!
「今日はローズの必要な物を買う」
「私の必要な物、ですか?」
「ああ。服とか下着とか、とにかく生活に使うものと、カバンや水筒などの迷宮で使うものだ。どこに行けば買えると思う?」
「そう、ですね……そういうことなら、タルクールの街まで行くのはどうでしょうか?」
「タルクール?」
「はい。古くから迷宮があり、探索者が多く、また街の規模も大きく常設店もあるそうです」
……どこかで聞いた設定だな。
「クーラタルの街ではないのか?」
「クーラタル? そのような名は聞いたことがありませんが……」
聞いたことがない?
クーラタルは原作では初代皇帝も挑んだ迷宮がある、有名な都市だったはずだが……。
そういえば原作で始まりの村はソマーラ村、近くの街はベイルだった……。
「この中で知っている都市があれば教えてくれ。ベイル、ボーデ、ハルバー、ターレ。ドホナ、ドブロー、ペルマスク」
「ええと……すいません、どこも聞いたことがない名です」
「そうか……」
という事は、この世界は原作とは違う世界の可能性が高いな。
村で聞いた限りでは原作の設定通りだったから、大きくは違わないのだろうが。
原作の主人公とは会えなさそうだ。
「冒険者ギルドに行けば良いんだよな?」
「はい。数百ナールで行けるはずです」
道すがら、原作との差異を確認していくか。
支度を終えて宿屋に鍵を預けたオレ達は、冒険者ギルドからタルクールへと跳んだ。
「ここがタルクールか」
「私も街並みを見るのは初めてです。囚われていた時の移動は、箱詰めにされて外が見えませんでしたので」
あ、うん……。物扱いだったんだね、ローズ……。
さらっと言ってるけど、盗賊達に囚われていた頃の事はどう思っているんだ……? 機会を見て確認するか……。
オレ達はまずタルクールの中古衣料品店へと向かった。
「いらっしゃい」
「二人分の服を探している。とりあえずオレに一着、ローズはここで着て行く分も合わせて二着揃えたい」
「それならその辺を探してくれ」
さすが平民向けの服屋。しっかり店員がつくのではなく、服を置いてある場所を教えてくれただけか。
教えてくれた辺りを探すと、女性物の服があるコーナーだった。
オレは少し悩み、ローズに確認を取ることにした。
「ローズ。確認だが、こういう服でいいか?」
「ユウ様にお任せいたします。服をいただけるだけでありがたいことです」
質問の仕方が悪かったかな……。
「あー……。つまりだな、オレはローズに女ものの服を着て欲しいが、抵抗はないか?」
「ユウ様がお望みでしたら、なんであれ着させていただきます」
う、うーむ。
奴隷としてはそういう答えになるんだろうが、オレが聞きたいのは女扱いしても大丈夫かどうかということなんだよな。
今更ではあるが、やはりローズがどう思っているのかを気にしてしまうな。
「ユウ様」
どう言えばいいかと悩んでいると、ローズはしっかりとオレを見て話しかけた。
「私はユウ様に助けていただきました。そして今もユウ様は奴隷の私に優しく接してくださいます。
私はそんなユウ様に恩返しがしたいのです。ユウ様の喜びこそ私の喜びです。
ユウ様の良いように、なんでも命じてください」
「お……おお……」
ストックホルム症候群、あるいはドメスティックバイオレンスによる心理的依存だろうか。
盗賊という極度のストレスから解放した、そのオレに無条件で従う事で心の平穏を保っているように思える。
これは、とうていまともな心理状態とは言えないと思うが……。
数秒悩み、オレは決めた。
「よし。じゃあローズは女性として綺麗になるように」
「わかりました♪」
オレは色々と決断してこの世界に来た。それは例えば、人間だろうと盗賊は殺すということだったり、他人を奴隷として扱うと決めたことだったりだ。もちろん日本で培った倫理を全て捨て去ったわけではないが、それでもオレは欲望のままに進む。
ならばローズの今の状態の方が都合がいいのは間違いない。
……それにたとえ歪んでいても、オレがローズにとっての幸せを与える事は間違いない。だから、これでいい。
オレは手近な棚をあさり、ローズに似合う服を探し始めた。
「とはいえ、いい服はなかなか置いていないな……」
ある程度は綺麗にしているようだが、平民向けの中古品など大したものはない。
ローズの魅力を引き出す服なんて売っているわけがなかった。
……ま、ローズはなにを着てても、着ていなくても可愛いけどな。
それにオレも自分のデカい胸につける下着を選ばなきゃだし、もう適当に選ぶか。
適当に選んだ服と下着をいくつか手に取り、会計を済ませる。ローズに着替えさせると、やはり何を着ても可愛かった。
「似合うぞ」
「ありがとうございます」
照れるローズを見ながら、オレは次の目的地を決めた。
やれやれ、異世界生活は大変だ。