美容スキルでクラスの女の子を可愛くしたい【4/1第1巻発売】 作:pelca
「んっ……ぐぃ、お゙っ」
弘世の上で必死になって腰を振っていたのはリリーだ。
一心不乱に汗を撒き散らし、想像外の快感に意識が飛びそうだった。
しかし全国クラスのテニス少女であるリリーだってかなりの体力がある。
この程度で負けてはいられないと、突き上げられる強い刺激に耐えながらも弘世を追い込んでいく。
まさにマッチポイント直前といった状況。
しかし弘世だってこのままでは終わらない。
ダンジョンができてから収まらなかった性欲。
下半身に滾る情熱は、一度膨らむと収まるまでに苦労する。
故に弘世もリリー相手に勝負していた。
そんな時だった。
「ん……」
美咲が目を覚まし、起き上がったのだ。
目をこすり、ベッドの方を見ると、信じられない光景が広がっていた。
「ミ、ミサキっ……先に……イタダイチャッてるからっ……あああんっ!?」
「リリー!? あぁ、なんてことを……! わ、私がずっと我慢していたことなのに……高梨……っ」
既に彼女がいることを知っている。
でも美咲だってこれ以上我慢できないくらいおかしくなっていた。
だから弘世を襲いたい気持ちがあって、それだけではなく好意だって持ちはじめていた。
それなのに、自分よりも先におそらくまだ好意がなく性欲だけで動くリリーが弘世としてしまっていることに、脳が揺さぶられた。
「早瀬さん……大丈夫……大丈夫だから……このくらい……俺だってやられっぱなしじゃ……!」
美咲にとって、意味もわからない発言だったが、励まされているのはわかった。
その言葉通りに弘世の腕に力が入った。
ちょうど思い切り突き上げたタイミングでリリーの力が一気に抜けたのだ。
それを見逃さなかった弘世は体を起こして、そのままリリーを押し倒した。
「きゃっ!?」
「リリーさん。テニスじゃ強いみたいだけど、俺だってそれなりに経験してきたんだ」
「へ……?」
「ここからは好きにさせてもらうからね……!」
疲れていたとはいえ、まだ施術する余力を残していた弘世。
それが功を奏したのか、抵抗する力だって残っていたのだ。
だから弘世は――
「――タイブレーク突入だよ」
マッチポイントからの逆転劇。
そのままやられるはずが、点を取り返し、試合を最終局面に移行させた。
「やっ、だめっ……奥っ、つらいよ……っ♡」
「やめない……それとリリーさんって、乳首弱いよね」
「ひゃいっ!?」
正常位で突きまくる中、弘世はリリーのとあることに気づいた。
乳首を触りながらピストンすると、膣内がきゅっと締まるのだ。
しかも柔らかく触っている時じゃない。強く乳首をつねった時だ。
「ほら、また締まった。やっぱり好きなんだね、強いの」
「ちがっ、ワタシは、そんな変態じゃ……あ゙うっ!?♡」
しかし強くつねる度にリリーはビクッとして膣内の圧力が強まる。
次第にリリーは反動による快感がプラスされた刺激により、限界が近づき、弘世よりも先に絶頂した。
「あっ、ぐっ……イグっ、イグっ……イ゙イ゙………っ!?♡」
放出された熱い精液が、リリーの膣内を駆け上がり、子宮内を満たした。
ビクビク震えるリリーの体。一回目の敗北だ。
「あづいっ、膣内にあづいのが……♡」
「リリーさん。まだまだだよ」
「なぁ……?」
弘世は肉棒を抜くと体勢を変えた。
まだ動けないリリーを四つん這いにして、お尻をぎゅっと掴んで賢者モードを素通りした弘世は息子を挿入した。
「んぐううううううううっ!?」
そのまま弘世の子宮突きがはじまった。
あんあんと喘ぎ続けるリリーはもうされるがままだった。
打ち付ける接触音が室内に響き、その激しさが伝わる。
「らめっ!? イッだばかりはっ、ムリぃっ!?♡」
「そうなんだ。俺のことは無理やりにしたのにね」
「あれはっ、ミサキに゙ぃっ!? おがじくなるっ、おがじぐなるぅっ!♡」
リリーはすぐに二度目の絶頂を迎えた。
弘世はリリーに容赦はしなかった。
体位を変え、何度も何度も絶頂させ、休む暇も与えずに快楽を叩きつけた。
リリーの強く可愛らしい顔が今では歪みに歪んで、ブサイクになりつつあった。
弘世は体全体を使い、リリーが逃げられないようにした。
思い切りホールドし、口さえもキスで塞ぎ、ピストンを繰り返した。
「あわ、わわわわわ……っ」
しばらくして、声を漏らし驚いていたのは美咲だ。
目の前で起きた一部始終を目撃していた。
様々な体位で一方的に蹂躙されるリリーを正面から見た美咲は、口を抑えることしかできなかった。
「らめっ、らめぇっ!? ミサキっ、たすけっ……ヒロセっ、もうゆるしっ……もうイギたくな゙っ――」
そうして最後、何度も何度も絶頂させられたリリーが、奇声を上げながら大絶頂し、白目状態で気絶していった。
「た、高梨……」
「早瀬さん……ごめんね。無我夢中で……」
「そ、それはいいんだけど……それ、まだ大きいままなの……?」
リリーとのセックスの流れで見てしまった弘世の下半身。
弘世だって何度も精を放出したはずなのに、まだそれは天井を向いていた。
美咲の知識では、何度もできる人はいるのだと知ってはいたが、弘世のそれは明らかにおかしかった。
まるで今から最初のセックスをはじめるかのような雰囲気があったから。
ゴクリ……。
美咲はもうそれの虜だった。
リリーと弘世のセックスの一部始終を見ていたため、下半身はもうびしょびしょだ。
それに一度もテニスで勝ったことのないリリーが、スポーツ経験のない弘世に完全敗北している。
体だって多少なり筋肉はついているが、スポーツ選手のそれではない。
なのに、なぜあんなにセックスというスポーツでは強いのか。
今美咲は弘世に圧倒的なオスを感じていた。
「今なら、早瀬さんを受け入れちゃうかもしれない……けど、どうする?」
ひびきからも自分たちだけでは限界があるからと、他人とのセックスを許されていた。もちろん施術を通してそんな流れになった相手に限る。
そして美咲もまんざらではない。むしろ嬉しい。
「いいの? 本当にいいの? 私、はじめてだし、さっきのリリーみたいに気持ちよくさせられないかもしれないよ?」
「うん、それはもちろん大丈夫。リリーさんとして、だいぶ落ち着いてきたから、今は少しは冷静になってる。だから早瀬さんのこと、優しくできるはず」
「高梨……じゃあ……」
美咲はベッドに上がった。
着させられていた服を全て脱ぎ、リリーをベッドの端へ追いやった。
「早瀬さん……」
「たっ、高梨……っ!」
美咲はもう限界だった。えっちしたくてたまらなかった。
だから美咲から弘世の唇を奪い、夢中でキスをした。
「んっ、ちゅっ……んぅっ……はぁっ、んっ……んぅっ……んんっ……♡」
美咲の今の気持ちが伝わった少し強めのキスだった。
ぷはぁと口を離すと、互いの唾液が糸を引く。
「すごい、気持ちいい……なにこれ……」
前回、勢いでしてしまった弘世へのキス。
でも今はリリーとのセックスを見たからか、舌を使うキスを覚えていた。
「ふふ、だよね。なんでキスだけでもこんなに気持ちいいんだろうね」
「高梨……その顔ズルいよ――んっ」
先程のリリーの時のようにがっついていない弘世。
美咲のキスを受け入れ、舌を絡めた弘世だったが、はじめての相手と正面からキスをすることは、誰が相手でもドキドキしてしまう。
そんな恥ずかしそうにしていることが美咲に伝わったのか、美咲はそれを可愛いと思ってしまったのだ。
故にもう一度キスを求め、美咲の顔はさらにとろけていった。
「お願い……高梨の手で気持ちよくして……」
ゴロンとベッドに仰向けになった美咲。
弘世はリリーの時とは違い、優しくしていくことにした。
天井を向く薄茶色の突起にかぶりつくと美咲は声を上げはじめ、次第に体全体を舐め回される。
施術の時とは違い、これはえっちなんだと認識することで、美咲はさらに感じていた。
「もっとキスしながら……」
「うん……」
覚えたキスの虜になっていた美咲は、愛撫の途中でも何度もキスを求めた。
そうして弘世は美咲の濡れた下半身に顔を近づけた。
「あっ、そこは……♡」
「早瀬さんがコンプレックスを感じなくなるように、たくさんキスするね」
「やぁ……あっ♡ そんなのズルいよぉ……だめぇ……っ」
弘世がキスしたのは、美咲の大きなホクロだった。
美咲の辛いコンプレックス。他の誰にも見せたことのないホクロ。
こんな扱いを受けるなんて思いもしなかった。
だから美咲はより一層弘世に対して、キュンとなっていった。
すると美咲の膣口からはどんどん愛液が漏れていき、弘世は大陰唇から小陰唇、そしてクリトリスへと舌を這わせた。
「なにこれっ……あっ♡ だめっ……気持ち良すぎてどうにかなりそうっ」
「気持ちよくなっていいよ」
「あっ、高梨っ♡ でちゃうっ、でちゃうっ……ああああんっ!?」
するとはじめての気持ちよさに美咲は透明な液体を撒き散らした。
弘世の顔にかかったが、彼はそれをぺろりと舐めた。
不思議な味を舌で感じた弘世は顔を拭くと、体を上へと移動させた。
「そんなに大きいの、入るかな……」
「結構濡れてるから、多分大丈夫。それと、まだ施術の反動が残っているはずだから、普通よりは痛みは薄れると思う」
「なら良かった……じゃあ、お願い、高梨……」
弘世は自分の下半身を美咲の下半身にあてがう。
そうして体を倒した弘世は、美咲と一つになった。
「んんんっ」
美咲の顔が歪む。
まだ、亀頭が入ったばかり。
「いける?」
「うん……全部、ちょうだい……っ」
弘世はゆっくりと息子を奥へ挿れ続けると、たらりと隙間から血が滲み出ていくのが見えた。
「あぁ……ちょっと痛いけど、これが……♡」
「うん……」
「高梨がはじめてで良かった……こんな気持ち……はじめて……」
美咲は手を広げて弘世を抱きしめた。
弘世も抱きしめ返すと、二人はぎゅっとしながら下半身が動きはじめた。
「あっ、あっ♡ きもちっ、気持ちいいよぉっ♡」
「俺もだよ……膣内が熱くて……とろとろだ……」
「ああんっ、恥ずかしいっ、言わないでぇっ……」
「んんっ!?」
するとあまりの気持ちよさだったのか、美咲がかぷりと弘世の首元に噛みついた。
痛みを感じた弘世だったが、そのままピストンを続けた。
「――っ」
「たかなしっ、たかなしっ……」
弘世は痛みを感じながらも美咲の膣内の気持ちよさに絶頂を迎えそうになる。
「早瀬さん、そろそろ……っ」
「うんっ……お願いっ……リリーみたいに……わたしの全部……満たしてっ♡」
その言葉通りに、弘世はピストンを強める。
嬌声が強くなる美咲は、さらに弘世の首元に噛みつく。
痛いのと気持ち良いのを同時に感じた弘世は、息子の高鳴りを先端に感じた。
限界を迎えた下半身から、思い切り射精すると、美咲も同時に絶頂を迎えた。
「ぐぅ……っ」
「んんんんっ♡」
ドクドクと注がれるはじめての精液。
美咲の子宮が白濁液で満たされていき、彼女は大きな幸せを感じていた。
「ちゅう……して?」
「わかった……」
絶頂を迎え、しばらくしてから。
美咲は意識が朦朧としながらも、弘世にキスを求めた。
下半身が繋がったままゆっくりと舌を絡ませた美咲はなかなか口を離さず、息が苦しくなるまで何度もキスをしたのだった。
「い、痛い…………」
痛いと言ったのは美咲ではなかった。
逆に言えば、美咲はほとんど痛くなかったのだ。
途中からは反動の影響か、快感しか感じていなかったようで、リリーの時のように何度も絶頂してしまった。
では誰が痛いとつぶやいたのか。それは弘世だった。
「ご、ごめん……夢中で……」
「とりあえず血は出てないみたいだから大丈夫」
ベッドシーツには美咲の血がついていた。
血がついていないのに痛いのは、弘世の首元だった。
首や肩には美咲の歯型が大量についていて、耳だって唾液まみれだった。
美咲は噛むことや舐めることが好きなようで、セックス中、何度も弘世の首から肩、耳までを強く噛んだり舐めったりしていたのだった。
「早瀬さんの方は、本当に体の方は大丈夫?」
「うん。高梨が優しかったから……リリーみたいにされてたら、死んでたかもだけど」
ふふっと笑いながら、まだ気絶していたリリーを見下ろす美咲。
すると、やっとのことでリリーが目を覚ました。
「あーっ!! ミサキとヒロセ……ヤッてた!?」
シーツについた血を見て、リリーはすぐに悟った。
「リリー、高梨に謝って」
「な、なんで!」
「無理矢理はよくないよ」
弘世には襲われることがあったと聞いた美咲だったが、まさにそれはリリーに当てはまることだった。
だけど、弘世からの優しいセックスを経験した身としては、ああやって無理矢理のセックスは良くないと思ったのだった。
「……ご、ゴメンナサイ……」
「大丈夫だよ。俺だってムキになってやり返しちゃったし……」
「むぅぅぅぅっ!! ずっと勝ってきた私が、ヒロセに……ヒロセに……っ」
リリーは直前までの自分のセックスを思い出した。
自分が勝っていたのはほんの最初だけ。あとは全部弘世にされるがままで、自分があんなふうになるとは思っていなかったから。
「リリー、完全敗北だったね。スカっとしたよ」
「悔しいっ! テニスもセックスだって勝ちたいのに!」
「先に高梨を取られたのは、こっちも悔しかったけどね。でも高梨とのセックスはリリーのと違ってとっても優しかったよ」
「むぅぅぅ!! なにそれ! なにそれぇー!!」
自分とは違っておそらく多少なり愛のあるセックスをしていたと聞いて、リリーは顔を赤くした。
「ヒロセ! 私とも優しいセックスしてよ!」
「いや、あれはリリーさんが優しくなかったから……そういうのって、互いの意思疎通がちゃんとできて、するものでしょ? リリーさんは優しくなれる?」
「…………なるしかないじゃんっ」
リリーのこれまでの彼氏は、全てリリーが優位だった。
この性格だ。天真爛漫で自信過剰。テニスだって他のことだって負けたくない負けず嫌い。
だからこそ、テニスでも結果を残して来たと言っても過言ではないが、リリーは優しくされてはきたが、自分から人に優しくしてきたことはあまりなかったと気づいたのだった。
「できるなら、俺はいいよ」
「なら――」
「ちょっとまってリリー」
「なに?」
リリーは今すぐ弘世に飛びつこうとした。
しかしそれを美咲が止める。
「ほら、せっかくだし、一緒にどう?」
「え…………え?」
「私、リリーのその負けず嫌いな性格、嫌いじゃないよ。でも、たまにはさ、一緒に切磋琢磨してきた関係だし、今日だけはライバルじゃなくてもいいんじゃない?」
「シングルス相手にダブルスで挑むってこと?」
「……そういうことじゃないんだけど……まあ、そういうことでもいいや」
リリーはあまり美咲の言葉を理解していなかった。
でも、することだけは理解できた。
美咲は弘世に向き直る。
「高梨、まだできる? できるよね……」
弘世の下半身はまだ収まりを知らなかった。
「もう、どうなってるの? こんな性欲の強い男、今までの人にはいなかったよ!」
「はは、はははは……」
理由は説明できないが、弘世はまだ体力があった。
「じゃあ、リリー。一緒に……優しくね」
「わかったよぉ……ヒロセ、今度はゆっくり気持ちよくなろっ」
すると二人一緒になって弘世をベッドに倒した。
そうして美咲とリリーは、収まりを知らない弘世の下半身に顔をうずめて、同時に舌を伸ばしたのだった――。