美容スキルでクラスの女の子を可愛くしたい【4/1第1巻発売】 作:pelca
「うそ……つまりそれって……きゃあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! 凄い凄い凄い! 『美容』って人を綺麗にしたりできるってことだよね! 肌も髪も……いや、もっと何かできるかもしれないっ! 凄いよ高梨くんっ!!」
ひびきがとびきりの笑顔で弘世の手を握りながらぶんぶんと上下に振り回す。その影響で彼女の豊満なおっぱいが目の前でぶるんぶるんと揺れた。
「ちょ、ちょっと林道さん!?」
「あっ……ごめんごめん。嬉しすぎてさ……っ」
自分でも抑えられない喜びだったのか、ひびきは少し顔を赤らめ、着崩れたカーディガンを直した。加えて指で前髪を気にする動作を見せると、弘世のギフトについて突っ込んでくる。
「『美容』のギフトにはどんなスキルがあるの?」
ギフトにはそこから枝分かれした『スキル』と呼ばれるものがある。人によってスキルの数は違い、使うことによって成長し、途中で増えることもあるそうだ。
そして、一度『鑑定』されたあとは、自分のスキルをある程度認識できるようになるのだ。自分でスキルに気づく人もいるが、『鑑定』を通す方がより理解するという。
「今持ってるスキルは……『肌質改善』と『脂肪燃焼』らしい」
「えっ……今なんて言った!? 今なんて言った!?」
「だから肌質——」
「きゃあああああ〜〜〜! 凄い! 本当に凄いよ高梨くんっ!」
聞き返したのに、弘世の言葉も遮り喜ぶひびき。
嬉しい感情を爆発させたひびきの顔を見て弘世は「はは……」と苦笑いする。
「毛穴とか思春期ニキビも気になってたし……最近お腹にお肉もついてきたからそれもすっごい気になってたの!」
そう言って、制服の上から自分のお腹をぷにぷにと触るひびき。弘世はその行為を見て良いことのなのかと思い視線を外す。
「じゃあ、早速やってもらっていい!?」
「へ?」
「そのために呼んだんじゃん!」
「そうだけど……ちょっと待って……どうすれば良いのか調べるから」
弘世は少し思案するように黙り込み、スキルを使う方法を脳内から導き出す。するとスキルの全体像が視えてきた。
<肌質改善>
方法:対象の部位をさする
効果:若返り、肌再生、シワ消し、潤い、ハリ、クマ取り、毛穴収縮、血流促進、老廃物の排出
反動:一定時間体が火照る、敏感になる
<脂肪燃焼>
方法:対象の部位を揉み込む
効果:脂肪燃焼
反動:一定時間体が火照る、敏感になる
「ええと…………効果を感じたい部位をさすったり、揉んだりしないといけないらしい…………」
「わかったわ! じゃあベッド来て!」
「ええええっ!?」
弘世は相手に触れなければ発動できないスキルの内容に尻込みし、伝えることを少し躊躇ったのだが、今すぐにしてほしいと言わんばかりにひびきがベッドに誘い込んだ。
そしてひびきはカーディガンを脱ぎだし、リボンを外し、ワイシャツに手をかけて上からボタンを外していく。
「ちょーっと待って林道さんっ!」
「な、なに!? 早く綺麗になりたいの!」
「今日初めて話した俺の前で下着姿になるわけ!?」
「あ………………」
弘世に言われてようやく気づいたようだった。
自分は何をしようとしていたのか理解し、ひびきは顔を真っ赤にした。
まだボタンは上から三番目までしか開けていなかった。しかしそこまで外してしまえば十分に見えてしまっていた。可愛いピンクのブラジャーと肉感溢れる谷間が。
「み、見たよね…………?」
「ええと……ごめん!」
「ううん、私が勝手に脱ぎだしたんだから私が悪いの……でも、恥ずかしい……っ」
「と、とりあえず一旦ボタンはちゃんと締めてっ」
「わ、わかった」
ひびきが怒らなかったことに驚いた弘世。
ひびきはカースト上位。自分レベルの男子に肌を見せるのは絶対に嫌だと思っていた。
しかし、ひびきの反応は思いも寄らないものだった。
「…………でもさ、直接肌に触れないとできないんだよね?」
「あ、顔! 顔ならどう? まずはお試しってことで……本当に効果あるかわからないし……いや、女の子の顔を触るのはダメか……」
脱がなくても良い顔で試してみようと提案したは良いが、そもそも触れてはいけないだろうと考え直す。
「顔、いいよ……やっと見つけた私の求めているものだもん。この数ヶ月ずっと人を観察してきたけど、なかなかスキルに良い反応なくて……でも、高梨くん見た瞬間に分かっちゃったんだ」
「本当に、いいの?」
「うん……」
するとひびきは髪を耳にかけ、より肌が見えるようにした。その仕草だけで弘世はグッときてしまう。
弘世はひびきに近づくと、その肌の綺麗さに驚いた。
(本当に俺のギフトを求めてるのかな……)
そう思わせるほど綺麗だったのだ。
しかし、人の悩みとは人それぞれ。その人にとっては重要だったりする。
弘世だって冒険者になれなかったのだから、それも悩みであり、とても重要なことだった。
そうして座ったまま向かい合った二人。弘世は両手を上げてひびきの頬に触れる。
「んっ……」
触れた瞬間体をびくっとさせたひびき。その反応に何か下半身にくるものはあったが、弘世は自分の欲望を抑え、真剣になった。
「じゃあ、発動するよ」
「お願い……」
弘世は一呼吸置いてからスキルを発動した。
「――スキル『肌質改善』」
言った瞬間、弘世の手のひらから白く淡い光が放出される。
「大丈夫?」
「ちょっと温かいけど大丈夫……続けて」
「わかった。動かすよ」
弘世はじんわりと温かくなった両手の指先で円を描くように頬を優しくさすった。
そして、スキルを発動したからか、何をすれば良いのか感覚で理解していた。頬だけではなく、頬に触れる近くの部位も触れなければいけないことに。だから次に指先をひびきの耳に移動させる。
「ひゃんっ!?」
「だ、大丈夫?」
「つ、続けて……っ。私のことは気にしないで続けて。必要なことなんでしょ……?」
「うん……」
弘世はひびきの指示に従い、そのまま耳を撫で回した。ひびきの耳は小さく、美少女のためにあるような形の良い耳だった。
耳の輪郭から耳たぶ、耳の裏まで。優しくマッサージするようにソフトタッチしていく。
女の子の耳に触ることなど初体験だった弘世。よからぬことをしているような気分になっていた。
それもそのはず、先ほどからひびきは顔を赤らめ、喘ぎ声のようなものを出し続けていたのだから。
「んっ……あぅっ……ひゃんっ……耳だめぇっ……んぅっ……♡」
さすがの弘世も下半身が熱くなってきていた。
ただ、真剣にお願いをしてきたひびきの期待を裏切りたくなくて、必死にそれを隠した。
◇ ◇ ◇
スキルを発動して約十分。
手の光が消えたことにより、『肌質改善』をやり終えたのだと理解した。
弘世はひびきの顔から手を外した。
「はぁ……はぁ……はぁ……っ」
ひびきは息荒く、いまだに顔を赤らめ、口の端からは涎までもがこぼれていた。
何も知らない他人が今のひびきを見れば、何かを致したのだと勘違いしそうなほどになっていた。
「林道さん、大丈夫?」
「だ、ダメかも……体が熱くて、なんだか変……っ♡」
「えっと、それじゃあ俺は帰るからベッドにでも横になった方が良いよ」
今日はこれ以上ここにいてはいけない気がした。そう思った弘世は急いで立ち上がる。家に帰って悶々とした気持ちを処理したいことも理由の一つだったが。
「だめ……立てないから横になるの手伝って」
「わかったよ……」
ひびきに触れることはスキル発動時以外はしないと決めていたが、お願いされてしまったのでしょうがない。
両肩を掴んでベッドへと誘導しようとした弘世。しかし──
「あんっ!?」
「林道さん!?」
肩に触れた瞬間、ひびきがあらぬ声を上げ、ビクンと体を震わせたのだ。
「体……敏感になってるから優しく持って……」
「う、うんっ」
しかし、優しく持つだなんてどうすればよいかわからない弘世。結局肩に触れながらなんとかベッドに寝かせたのだが、それまでに何度も卑猥な声を聞いてしまった。
「はぁ……はぁ……これ、しばらく続けないと変わらないのよね? 肌もターンオーバーってのあるし、一ヶ月はかかるのかも」
「そうかもしれない……」
と、弘世も自分のスキルと向き合い、そうだと確信した。そして、もう一つ条件があることも認識してしまった。
「すごく言いづらいんだけど、これ、最低でも一週間に二回はやらないと効果がないみたい……」
「…………私の体持つのかな……でも、綺麗になれるのなら……っ」
するとひびきがスマホを取り出しぽちぽちと操作をし始めた。そのままひびきはスマホ画面を弘世に見せる。
「え……」
「ルインのQR……友達追加して」
「いいの?」
「チャットでやり取りした方が早いからね」
「わかった……」
こうして弘世は初めて女子──しかもカースト上位の美少女と連絡先を交換することとなった。
体を火照らせてつらそうなひびき。弘世はひびきがベッドに横になったまま家を出た。
◇ ◇ ◇
弘世が出ていき、一人になったひびき。
「これ、マズイかも……多分スキルの反動なんだろうけど……」
ひびきは自分のギフトの力を信じている。根拠はないが、感覚でわかっているのだ。だから弘世が自分に施したスキルは本物だと理解もしている。
「でも、この疼き……どうしてくれるのよ。しかも高梨くん、私の反応見て大っきくしてたよね…………」
スキルの反動だと理解しても、どうにもならない。今のひびきの体は熱く、敏感になっていた。
「このまま触ったら、どうなっちゃうの私……」
変な好奇心に襲われ、いつの間にか右手を下半身に伸ばしていたひびき。
そうして指先が下着へと触れ──
「熱い……熱いよぉ…………なんでっ……こんなに……んっ……きもちっ……いいのっ♡」
指先が触れたのは今日の事を思い出してトロトロに濡れていた秘部。
クチュクチュと動かす秘部から流れ出る愛液から水音が鳴り、上部の突起は硬く飛び出ている。その敏感な部分をコリコリと繰り返すようにいじめると脳に電撃が走る。
体が小刻みに震え、その時が来るのを待ち望んでいた。
顎が天井を向き、仰け反るのを避けられない。
まだ触り始めてからあまり時間が経っていないにもかかわらず、ひびきの体は限界にきていた。
「あっ、あっ、あっ……だめっ、いつもよりずっと気持ちいいっ……♡ イクっ……イクっ……だめだめっ……だめだめだめだめっ♡ んんぅ〜〜〜〜〜〜〜っ!?♡」
ビクンと大きく体が跳ねたかと思えば、ビクビクと身震いするように産毛まで揺れる。
とてつもない快感が押し寄せ、ひびきはこれまでで一番の絶頂を迎えた。
「お゙っ……お゙お゙っ…………ぎもぢっ、い゙い゙…………っ♡」
言ったあと、脱力したひびき。
しかし、今日はそれで終わらなかった。
まだ熱く敏感だった体の火照りを鎮めるには、とてもじゃないが一回では足りなかったのだ。
だからこの日、林道ひびきは誰もいない家の中で一人、発情期の獣のような叫びを何度も轟かせた。