美容スキルでクラスの女の子を可愛くしたい【4/1第1巻発売】 作:pelca
「あんっ!? ぁ……ええと……気にせず続けてください……」
手にはとてもじゃないが収まらない乳房をさすっていくと、スキルの反動により、声が漏れた冬月。
クールな表情からはなかなか想像できない声に、弘世も少し興奮してしまう。
冬月の顔は火照り、体温も上がり、少しずつ息も乱れてきている。
反動は事前に聞いていたが、亜澄の施術の時は意識がない状態だったので、どうなるのかまではわからなかった。
「はい……続けます」
最初は顔だったので、まだ良かった。
でも、肩や腕が終わると、冬月からタオルを取り、その巨乳を露わにしたのだ。
そしてその胸を見た瞬間、弘世は少し違和感を感じた。
――ん……この胸の大きさ。どこかで……。
弘世は今まで冬月ほど大きな胸を見たことがない。
そのはずなのに、既視感を感じたのだ。
でもそれだけで思い当たるところはなかった。
(これがっ……スキルの反動っ……真面目にやってくれているのに、体が反応してしまう……っ)
弘世の指が乳房の先端に触れる度、ビクンと強い刺激が脳まで到達する。
気持ちよさが、弘世が触れる場所一点に集中し、身体をくねらせてしまう。
長い間、異性には見せたことのない裸体。
こんなだらしのない体、見せられるものではないが、むちっとした体型が好きな男性だっている。
その通りで、弘世は冬月の体型は結構好きだった。
ひびきだって、正直『脂肪燃焼』を使わなくても良いくらいだと思っていた。
けど、体型のことは女子相手に口に出して言えない。
「はぁ……はぁ……っ♡」
なんとか胸が終わると次は両足。
息を荒くさせていた冬月が自分の目を腕で隠していた。
そしてタオルがかかっている下半身に目を落とすと冬月がもぞもぞとしているのが見えた。
弘世はこの状況を何度も見てきた。
一種の発情状態であり、おそらくタオルを取ると――。
「じゃあ片脚ずつやっていきますね」
「はい……♡」
そうして元々すべすべな足を入念に触れていくと、前半身の最後の部分がやってきた。
「冬月さん……」
「女性は綺麗であればあるほど嬉しい生き物……だから、どんな部分でも綺麗にしたいと……思っています」
「はい……では、ちょっと恥ずかしい格好にしてしまいますが――」
冬月の承諾を再度取り、タオルを胸にかけ直した弘世は、丸出しになった下半身を下から覗く。そうして両足を広げさせ、さすりやすい体勢に整えた。
(年の離れた子に見られてる……全部見られてる……一応脱毛はしてるから綺麗だとは思うけど……は、恥ずかしいっ……高梨さんの顔が見れない……っ)
実は冬月は異性には一度も下半身を見せたことがなかった。
それなりに恋愛経験はあるが、なぜか最後まで至らず、その前に別れてしまうことが多かったのだ。
そして冬月に近づいて来る男といえば、全員が胸目当て。
もちろんそれは彼女の武器でもあるのだが、そこだけを目的にされてしまうと、冬月もあまり良い顔をしない。もっと性格や別の部分も見てほしかった。
「では、こちらも始めさせていただきます――」
弘世は冬月の鼠径部から指を這わせ、まずは大事な部分を避けて手を動かしていった。
しかし反動の影響は絶大だ。冬月にはそれが我慢できない。
「お゙ぉっ……お゙ぉっ……♡」
動かす度に反応してしまい、弘世による数分間の焦らし地獄が始まった。
自分の下半身がヒクヒクとしているのがわかった冬月。
でも、今は必死に耐え続けることしかできない。
ついには枕をぎゅっと掴み、歯を食いしばるようになる。
「ぐぅっ……ん゙っ……あ゙ぁぁ……っ」
我慢できずに漏れてしまう声。
霧乃の場合はここで大放尿をしてしまったが、あれもあれで特殊な事例。
冬月はその気配はなかった。
そうして数分間の焦らし地獄に耐えた冬月。
「はぁっ……はぁっ……耐えた……♡」
弘世は何度か同じことをやってきてはいるが、初めて施術する人だとやはり緊張する。
本当に触って良いのかと、自分が触っても嫌がられないだろうかと。
でも、冬月は既に許可している。
だから弘世は決意を新たに、その大事な場所へと指を這わせていった。
「——いきます」
瞬間、ずっと我慢していたものが限界を迎え、冬月の絶叫が大きく部屋に響き渡った。
◇ ◇ ◇
「ん゙がっ……お゙ほっ……はひぃ…………」
あの、クール美人の冬月沙織が人には見せられないような酷い顔をしていた。
涙と涎、白目になりかけの瞳。加えて全身がビクビクと震え痙攣している。
背中側も全てやり終えた弘世。
うつ伏せになっている冬月の背中とむっちりとしたお尻にタオルをかけ直し、ふう、と額の汗を拭い一息ついていた。
ただ、この後が問題だ。
今は冬月は絶頂による体力回復がまだ追いついていない。
この部屋を出るなら今なのだが、逃げるように出るのは失礼だと思い、冬月の回復を待っていた。
ひびきには「奉仕してあげてきなさい」と言われている。
彼氏に言うような言葉ではないが、今のひびきは寛大で弘世にとって神のような存在。それにずっと彼女の言うことを聞いてきたので、彼女の指示に従うのは当たり前だった。
でも、この感じだと想像しているようなことは起こらなそうだ。
弘世はベッドに腰掛けながらも、ホッとしていた。
そこで、冷たくなってはいるが、飲みかけのコーヒーを飲もうと一度テーブルへと向かう。
とりあえずの水分補給だが、喉に通るだけ十分だ。
「あの……勝手ですみませんが、お水飲ませてもらいますね」
コーヒーだけでは水分が足りなかったので、倒れている冬月に一言だけ伝え、弘世は水道の水を出してそれをコップに入れて飲んだ。
既に施術を開始してから一時間近く経過している。
弘世の体も施術によって疲労が溜まっていて、ソファによりかかりたい気分だった。
だから、ちょっとソファを借りて休もうと思ったのだ。
まさかそのまま寝てしまうだなんて、弘世自身思いもしなかったのだが――。
「ん……」
意識が朦朧としていて自分が寝てしまっていたのだと、そう確認する以前に、別の感覚が弘世を支配していた。
瞼が重くて、まだ状況がわからない。
でも、どこか気持ちよくて……このまま、その快感に浸かっていたい。
そう思いながら、しばらく動かずにぼうっとしていた。
異変に気づいたのは、それからすぐのことだった。
快感がどんどん強くなり、そして自分の体に電撃が走るように震えたからだった。
目を開く。
ソファに座っている自分の脚が確認できた。
でも、ズボンは履いておらず、パンツも脱がされていた。そして自分の股には冬月の顔があり、うずめていた。
切ない表情をしながら大きく口を開け、自分の武器である胸も使い、一心不乱に頭を動かし、そして――。
◇ ◇ ◇
「あの……私も林道さんから連絡を受けていて……我慢できなくなったら、良いよ……と」
頬を染めた状態の冬月が、未だに弘世の下半身の前にいて、そう話した。
ひびきから冬月に連絡がいっているのも、想定内のことだ。
ただ、なんとなく今日の冬月の様子から襲われないのではと思っていたのだが……。
例外は本当に少ない。
ほぼ確実に、そういう状態になり、我慢できなくなる。
そして、我慢しなくても良いと言われた暁には、それに飛びついてしまうのだ。
「はい……僕で良ければ……奉仕してこいと言われているので……」
「あぁ……♡」
その言葉が嬉しかったのか、冬月は目を輝かせた。
そして冬月は弘世の手を取り立ち上がらせ、そのままベッドへと誘導する。
「だらしない体ですけど……あの……胸だけは大きいですから、私も奉仕させていただきますね」
弘世を仰向けに寝かせた冬月は彼のTシャツ脱がした。
そうしてHカップのバストを揺らしながら、弘世の体の上に自分の体を重ねる。
(わ……すごい……)
密着するとよくわかる冬月の乳房の大きさ。
あまりにも柔らかくて大きくて、形容しがたい満足感。
興奮を抑えきれない冬月の綺麗な顔が弘世の顔に近づく。
「優しく……してください、ね? ――んっ……♡」
冬月は眉を寄せながら、弘世とキスを交わした。
この日、冬月沙織は二十四歳にして初めて処女を散らし、人生で一番の絶叫を何度も轟かせた。