美容スキルでクラスの女の子を可愛くしたい【4/1第1巻発売】 作:pelca
「やめ゙っ!? もゔっ、あ゙っ!? だめっ、も゙っ……おれっ、ゔゔうゔゔゔゔうっ!?」
明るい茶髪がプリン状態になった髪をバッサバッサと揺らしながら、姉御はスライムの触手責めに耐え――否、全く耐えられていなかった。
粘液のような液体まで垂らされ、それがにゅるにゅると触手の動きを滑らかにする。
乳首の先端を舐られ、ビンビンに勃った状態で何度も何度もイカされる。
気持ちよすぎて涙を流そうが、口の中にまで触手が伸び、まるで強制フェラをさせられている状態で、ぐぽぐぽと口内まで犯される。
しかし処女膜までは破らない。これは施術だ。
だから姉御の黒ずんだ膣口を丁寧に丁寧にくぱぁっと開き、ドロドロにした液体をかけながら、触手で愛撫する。
上下左右に触れながら、別の触手でクリトリスに刺激を与え続ける。吸ったり転がしたりしているうちに姉御の膣口からは膨大な愛液が流れ出し、地面を濡らす。
これだけで何度絶頂したかわからないくらいだった。
(気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいいっ♡ 死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬっ♡)
何をどう思おうが、施術が終わるまでは、この快感は止まらない。
気持ちいいことしか考えられず、途中何度か意識は失うが、それでも目覚めてしまう。
目覚めると再び、絶頂への快楽ロードを走らされるのだ。
(イキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないイキたくないっ♡ も゙うイギだぐな゙いの゙ぉ〜〜〜〜〜っ!?♡)
学生時代は男らしく舎弟を導き、高校を卒業してからは仲間を集め、ギルドを立ち上げ冒険者になり、お宝やお金を目的にパーティーのリーダーとして先頭に立ち、振る舞ってきた。
女であることを完全に捨てたわけではないが、どちらかと言えば男勝りな性格だったため、彼氏はできたことがなかった。
容姿にもほとんど気を遣わなかったし、気を遣う必要などほとんどないと思っていた。故にこの美容ダンジョンでは、施術という最大のお宝には興味がなかった。
そのはずなのに、今はわけのわからないままに出口のない部屋に連れてこられ、耐えることなど、到底できない快感を押し付けられ、何度も何度も、何度も何度も、自分が女だということを刻みつけられていた。
「も゙うっ、ぎもぢよぐなりだくない゙っ! いやだ! いやだっ! おれ゙っ、おれ゙っ……いやあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙〜〜〜〜〜っ!?♡」
一時間にも満たない時間の中、姉御ははじめての感覚を植え付けられ――そして、施術は終了した。
「――あら、見違えましたね」
施術が終わり、再び姿を現したのは、黒いボディスーツに身を包んだ謎の人物。
今の姉御の様子を見て、口元を緩ませる。
「実験は成功……ということでよろしいでしょう。マスターも喜びます。ですが、この変わり様……何があったのかを話されては困りますね」
そう呟くと、謎の人物は鎖に繋がられた姉御へと近づき、手を取った。
「あなたと<誓約>を結びます。ここの部屋であったことは誰にも言えなくなる。承諾しなさい」
「あ゙っ……あ゙っ…………」
「肯定と受け取ります。――これで<誓約>は完了です。鎖を外してさしあげましょう」
海莉と同じギフトを使い、ここであった出来事を外には漏らせないようにしてから、謎の人物は四肢の鎖を外した。
「あなたが持っていた武具はこちらにあります。ですが、こちらを着なさい……いえ、難しそうですね。私が特別に着させてあげましょう」
用意されていたのは純白のワンピース。
姉御がこれまでの人生で一度も着たことのない、女の子らしい服だった――。
◇ ◇ ◇
「――――え?」
気付いた時には、五層の施術室の奥の壁際に立っていた。
直前までの記憶が曖昧で、自分の身に何が起きたのか、とてもじゃないが信じられなかった。
しかし徐々に思い出していく、『拷問部屋』での出来事。
気持ちよくなりたくないのに気持ちよくされ、気持ちの良い部分を的確に触れられて、無限に達してしまって……。
おびただしいほどの体液を撒き散らし、人には絶対に聞かせられない声を出し、敗北させられた。
「…………もう、よくわからねぇ……」
頭の整理がつかず、姉御は考えることをやめた。
そんな時だった。
「誰だっ! あたいら以外に人はいないはずなのに……いつ入った!!」
聞き覚えのある声が聞こえた。
顔を上げると、そこには自分の舎弟の一人が武器を持って立っていた。
「あ、姐《あね》さん! お前ら! こっちきてくれ!」
すると舎弟は、仲間たちを呼び、姉御へと武器を突きつけながら、ゆっくりと近づいた。
「お、おい……何してんだよ……俺のことがわからねえのか? なあ……どうしちまったんだよ」
自分だと気づかない舎弟たちに向かって、小さな声で抵抗する姉御。
しかし、先程の施術の反動が原因で、体は弱々しく、声も強く出せなかった。
「――――待て」
すると一人、前に手を出し、止めた人物がいた。
姉御の同級生である姐さんと呼ばれた人物だった。
「もしかして、姉御……なのか?」
「「「え……?」」」
姐さんの言葉に舎弟の三人は、気の抜けた声を出した。
「お、俺は……どう見ても俺だろうが……忘れてんじゃねえよ…………」
「ほら……やっぱり姉御だ……でも………………なんだ、その姿は?」
「あ…………?」
自分の変化に気づかない姉御。
すると姐さんが懐から手鏡を取り出し、そして姉御に向けた。
「…………へ?」
茶髪プリンだった姉御のボサボサの髪は、今や『髪質改善』の効果で、黒髪に戻されていた。そして、CMに出られるのではないかというほど、トゥルトゥルのツヤツヤの黒髪ストレートになっていたのだ。
そして、髪をかきあげた時に見えた顔。
黒ずんでいた肌は真っ白になり、くすんでいた部分やシミは全てなくなり、顎のラインはしゅっとしていた。
体だってそうだ。余分な肉が削ぎ落とされ、それなのに元々持っていた胸はそのままで。適当に処理していた脇毛やムダ毛も綺麗さっぱりなくなってスベスベになり、武器を持って猫背気味だった背中も今はまっすぐに伸びている。
さらに言えば、乳首の色や秘部の色だって、黒ずんでいたのに、今や薄ピンク色の綺麗な色になっていた。
たまに風呂キャンして染み付いていた体臭さえも、今はフローラルな香りがするかのようにも思えて――。
姉御の体には、『肌質改善』『脂肪燃焼』『脱毛』『髪質改善』『姿勢改善』『体臭改善』……ついでに『感度改善』まで、同時に施されていた。
まさに清純系若手女優――そう表現しても良い美少女がそこにはいたのだ。
「ぬああああああああっ!? 俺!? 俺なのか!? だ、誰だよこれっ! 意味がわからねえ!!」
施術によって疲れ果てていたはずの姉御だったが、あまりの自分の変化に大声を上げてしまう。
そして、その驚きはもちろん姉御だけではなくて――
「あ、あ……姉御…………」
「なっ、なんだよ……」
「――綺麗っす!!」
「は?」
「だから綺麗っす! あたい、感動しました……姉御がこんなに綺麗な美少女だったなんて……磨けば光る原石なんてもんじゃないっす! こんなの男が放っておかないっす!」
「ちょっ、なんだよ!?」
ぐっと詰め寄る一人の舎弟。
姉御は容姿を褒められることなどほとんどなかった。
しかし、今は舎弟が目をキラキラさせて自分を褒めてくれていた。
姉御は恥ずかしい気持ちになっていた。
「はは、驚いたな。何があったのかわからないけど、姉御、本当に綺麗だぞ」
「そ、そうです! びっくりしました! どこかの女優かと思いましたよ!」
「すごい……私ら、こんな美少女と一緒にパーティー組んでたんだ……」
「お、お前らやめろよ……っ」
「はは、珍しく顔が赤くなってる」
やいやいと褒めちぎられることになった姉御。
不思議にも、少しだけ温かい気持ちになった。
だからだろうか。少しだけ、心に余裕ができたのは。
「『育乳』……したいんだろ。いいよ、行って来い。俺は適当に待ってるから」
「え……いいんですか?」
「ああ、俺が何をされたかは言えないが、まあ、美容的な効果があるのは確からしい。胸を大きくしたいなら、行ってこい」
「姉御ぉ〜〜〜〜〜っ!!」
舎弟たちは姉御に飛びつき、喜んだ。
姉御も笑顔を見せ、舎弟たちの頭を撫でた。
しかし、疑問はつきない。
(――俺は一体、何の施術をされてこんな姿になれたんだ?)
ここは『育乳』の部屋。
そしてあきらかに自分は『育乳』以外の効果が付与された施術を受けた。
しかし、その施術内容はこの先全ての扉のダンジョンに挑むまで、理解することができないのだった。