※この作品はR-18です。

完全解呪のプリースト〜状態異常完治スキルで呪われた美少女を救うたび、俺への依存度がカンストしていく件〜【7/24第2巻発売】   作:pelca

66 / 117
第64話 エリナとのデート ※

 翌日――朝。

 

 窓の外から聞こえてくる、人々のざわめき。

『凪の霧亭』の柔らかなベッドで目を覚ました俺は、カーテンの隙間から差し込む朝日が、白いシーツの上に淡く光を落としていることに気づく。

 

「これが……祭り、か」

 

 窓を開けると、澄んだ空気と共に歓声が流れ込んできた。

 通りには、『剣礼祭』を楽しむ人々が列をなし、屋台の香りと音楽が街を包んでいる。

 

 ベッドにはイリスの姿はなかった。

 正直、こっそり潜り込んでいる可能性も覚悟していたが……どうやらメディナの部屋でおとなしく寝ているらしい。

 今日は――エリナと約束した日だ。

 イリスも、それを察して気を利かせてくれたのだろう。

 

『凪の霧亭』の何よりすごいところは、シャワーがあることだ。

 今まで泊まった村の宿にはそんな贅沢な設備はなかったし、しかもお湯が出る。

 間違いなく魔道具の恩恵だろう。

 

 シャワーを浴び、心身をさっぱりさせた俺は支度を整え、目的地へと向かった。

 

 

 時間は昼前。場所は中央区の真ん中。

 噴水がきらめく広場には、既に多くの人々が集まっている。

 

 ――そして、その中にいた。

 陽光を受けて銀色の髪を揺らす、美しい少女の姿。

 

「エリナ――待たせたか?」

「シュウさん……いえ、私も今、着いたところです」

 

 神官服でも、潜入時のドレスでもない。

 今日のエリナは、爽やかな黄緑色のワンピースに小ぶりなバッグを合わせた、春の風のような装いだった。

 

「似合ってる」

「ふふ……ありがとうございます。シュウさんは――」

「悪い、これくらいしか持ってなくてな」

 

 俺の服は、イアシスの村から持ってきた普段着の一つ。

 洒落っ気など皆無だ。イリスたちと服屋に行ったときも、買ったのは下着だけだった。

 

「なら、一緒に選びに行きましょうっ! 今日はお祭りセールで、いろんなお店が安いんですよ」

「それは助かるけど……俺、服にはまったく疎くて」

「大丈夫です、私が選んであげますから」

「心強いな、エリナ」

 

 エリナはぱっと笑みを浮かべ、俺の手を取った。

 指先が触れた瞬間、心臓が跳ねる。

 

「ほら、行きますよっ! 今日は行きたい場所をピックアップしてきましたから、覚悟しておいてくださいね!」

 

 思ったより、エリナは引っ張るタイプらしい。

 けれど、手を繋ぎながら頬を染めるその横顔は、祭りの灯よりも愛らしかった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「シュウさん。あーん」

「あむ……ん、うまいな!」

「ふふっ、口元についてますよ――んっ……美味しい」

「エリナ……」

 

 並んで座るベンチ。

 俺の唇についたクレープのクリームを、エリナはそっと指で掬い、自分の口に含むと――小さく舌を回した。

 

 マジで、デートだ。

 この世界に来てから、ちゃんとしたデートなんてはじめてだった。

 

 アミリアとの時間はいつも村か森の中。

 それも穏やかで良かったけど……こうして街中を歩くのも悪くない。

 

 胸の奥が妙にふわふわする。

 しかも今日のエリナは香水をつけているのか、ふと風が吹くたびに甘い香りがした。

 

「エリナも……食うか?」

「はい……あーむ……。んっ、シュウさんのも、とっても美味しいです♡」

「そ、そうか……って、わざとか?」

「えへへ……」

 

 エリナの口元にも、同じようにクリームがついていた。

 俺はそれを指で掬い、彼女と同じように口に含む。

 

「……される方は、意外と恥ずかしいんですね」

 

 頬を染め、視線を逸らすエリナ。

 その姿があまりに可愛くて、気づけば――唇を重ねていた。

 

「ぁ……っ」

 

 驚いたように目を見開いたあと、エリナの瞳がとろりと揺らぐ。

 そしてそのまま、静かに俺の唇を受け入れた。

 

「シュウさん……こんな場所で……大胆です」

「エリナが可愛くて、我慢できなかった」

「……私も、したかったです」

 

 それからしばらく、言葉が出なかった。

 お互い顔が熱くて、会話を再開できたのは三十分ほど経ってからだった。

 

 

 その後は露店を巡り、食べ歩きをして――そして服屋へ。

 エリナに言われるまま、俺は彼女のおすすめを試着して回った。

 気づけば、街の空はオレンジ色に染まりかけていた。

 

「次は……あっ、あそこ! 美味しい飲み物があるんです」

 

 エリナに手を引かれて行った露店には、果実酒やビールが並んでいた。

 

 俺は前世でも酒を飲んだことがなかった。

 二十歳を過ぎていたはずだが、浪人生活でそんな余裕はなかったのだ。

 

 この世界では十六歳から飲酒できるらしい。

 せっかくだし――ということで、俺はエリナと一緒に試してみることにした。

 

 エリナは二十歳。

 教会学校では優秀な成績を収めていたからか、教会でも働きつつ、やがてグレンと出会い、冒険者になったという。

 教会の中より、外に出て世界を旅する方が性に合っていたらしい。

 

 そんな彼女が選んだのはビール。

 どうやらかなり飲み慣れているようだ。

 俺はというと、甘い果実酒を選んだ。

 

 だが――何杯か飲んで気づいた。

 酔うというのは状態異常扱いらしい。

 つまり、女神の加護を受けている俺は……一生酔えない。

 

 イリスは加護の量的に多少は酔うとは思うが、俺の方は完全防御。

 ケリュネイアに教わった加護の解除法でも試さない限り永遠にシラフらしい。

 

 まあ、それはさておき。

 

「エリナ……大丈夫か?」

「シュウしゃん……わらひは、だいじょうぶれすぅ……ひっく」

 

 ビール五杯目を過ぎたあたりで、エリナは完全に撃沈していた。

 頬を真っ赤にして、ふらふらと寄りかかってくる。

 どう見ても、ぐでんぐでんの泥酔状態だった。

 

 

 

 

 

「このあとはぁ……『白金の思い出』に行くまふ……」

「わかったよ。おいしょっと」

 

 俺はふらつくエリナを背負い、彼女が口にした目的地を目指して歩き出した。

 道行く人に聞きながら辿り着いたその先で、なるほどと思う。

 

「……そりゃ、皆びっくりした顔するわけだ」

 

 そこはどう見ても――大人のための宿、だった。

 ハレスの街にもこういう場所があるらしい。

 

 エリナが俺を誘った理由は、最初から決まっていた。

 今日一日のデートは、そのための大切な時間――いわば心の準備のようなものだったのかもしれない。

 

 けれど、想定外だったのは彼女自身がここまで酔ってしまったことだ。

 自分の緊張をほぐそうとして、つい飲みすぎたのだろう。

 

 受付で名前を告げると、すぐに鍵を渡された。

 部屋の扉を開けると、薄暗い照明と大きな豪奢なベッドが目に飛び込む。

 まるで高級ホテルのような空間だった。

 

 俺はエリナをそっとベッドに寝かせ、深呼吸をひとつついた。

 

「……さて、どうしたもんか」

 

 このまま寝かせておくのも悪くない。

 けど、酔いを残したままでは、きっと彼女は明日、自分を責めてしまうだろう。

 

 だから俺は、彼女の『泥酔』を<完全解呪>することにした。

 

「…………お尻か」

 

 マリーの『腰痛』と同じレベルらしい。

 俺はエリナをうつ伏せにすると、<完全解呪>を発動した。

 

「ん……あ……んぅ……あっ♡」

 

 形の良いお尻を両手で揉みしだいていくと、次第に声を漏らしはじめるエリナ。

 眠っているはずが、くねくねと腰を動かし、反応を見せる。

 

 そうして、数十秒。

 解呪は簡単に成功した。

 

「――ん……んぅ……………」

 

 ゆっくりとまぶたを開け、目をこすりながらエリナは上体を起こした。

 ぼんやりとした視界の中、すぐ目の前に俺の姿を見つけて――。

 

「…………え?」

「エリナ、おはよう――いや、こんばんは、かな」

 

 その言葉を聞いた瞬間、エリナの首筋を冷や汗が伝い落ちる。

 

「ご、ごご、ごめんなさいっ!!」

 

 エリナは慌ててベッドの上で正座し、そのまま勢いよく頭を下げた。

 けれど俺には怒る理由なんてなかった。

 

「大丈夫。ちょうど日が沈んだところだよ。夜はこれからだ」

「……あ、あぁ……すみません。私、少し飲みすぎちゃって……」

「楽しかったから、仕方ない。でも――本当に楽しみなのは、これからの時間だろ?」

「シュ、シュウさん……っ」

 

 その一言で、エリナの肩の力がふっと抜けた。

 俺はそっと彼女を抱き寄せる。

 エリナもためらいながら、けれど確かに、ぎゅっと抱きしめ返してくれた。

 

「ホテルからのサービスでお酒をもらった。少しだけ酔っておくか?」

「いいえ……ここからは、ちゃんとシュウさんのことを一秒でも覚えていたいですから――」

 

 するとエリナはゆっくりとワンピースを脱ぎだした。

 背中のジッパーを下ろし、上からするっと落とすと彼女の美しい体と白の下着が目に入った。

 

 エリナは頬を染め、視線を逸らしながらも、どこか期待と緊張が入り混じった表情を浮かべていた。

 

 俺も静かに上着を脱ぎ、彼女と同じように下着だけの姿になる。

 解呪のときだって似たような状況はあったはずなのに、どうしてだろう――エリナと向き合うと、心臓の鼓動が妙に速くなる。

 

 けれど、今はもう迷わない。

 そっと腕を回し、再びエリナの身体を抱き寄せた。

 触れ合う肌の温もりが、互いの呼吸を近づけていく。

 

 そして、ためらいを溶かすように――俺はエリナの唇にキスをした。

 

「んぅ……んっ……ちゅ……ん、ちゅ……はぁ、んっ……んぅ…………っ」

 

 エリナはそっと瞳を閉じ、自然に舌を絡めてきた。

 何度も重ねるたびに、彼女の吐息は熱を帯び、瞳はとろりと潤んでいく。

 その視線に見つめられるだけで、胸の奥が焼けるようだった。

 

 部屋の照明はもとより柔らかく、淡い灯りが二人の輪郭をぼんやりと浮かび上がらせている。

 ラブホテルらしい落ち着いた暗がり――それだけで、空気が静かに高鳴っていくようだった。

 

「シュウ、さん……」

 

 エリナはゆっくりと手を伸ばし、自らブラのホックを外した。

 肩から滑り落ちるようにそれが落ちると、彼女は一瞬だけ胸元を腕で覆う。

 けれど、意を決したようにその腕を外し、頬を赤らめながら上目遣いで俺を見上げた。

 

「もう……あまり、シュウさんに気を遣わせたくないんです。私――少し痛くても大丈夫です。だから、今だけは……たくさん、愛してください。思いっきり、シュウさんの愛をください」

 

 その言葉は震えていたのに、まっすぐで、まるで祈るように真剣だった。

 胸の奥がぎゅっと締めつけられるように熱くなり、俺はそっとエリナを抱きしめ――そのまま、彼女をベッドに押し倒した。

 

「あっ……んっ……シュウ、さんっ……ああっ……胸がっ……あっ♡」

 

 エリナに首筋や耳に舌を伸ばしながら、空いた手で彼女の胸を優しく撫ではじめた。

 痛くても良いとはいったが、さすがにドロテイアにしたような仕打ちはありえない。

 フェザータッチの容量で、エリナのそれなりに大きな胸をなぞっていくと、瞼をぎゅっと閉じながら、彼女は声を漏らしていった。

 

「あっ、そこはっ!? き、汚いですっ……今日は汗、かきました……からぁ……っ!?」

 

 舌を這わせて移動させると、エリナの腕を上げて綺麗な脇を舐めた。

 美少女の脇というものは、なぜこんなにも綺麗なのだろう。

 確かに少しすっぱい味も混じるが、不思議と嫌ではない。

 

 エリナの甘い香りいっぱいに包まれているからか、この脇も一つの性器に思えてくる。

 舌先をねじ込み、ぺろぺろと動かし、ちゅーちゅーと吸い付く。

 その度にエリナは唇を噛み締め、くすぐったさと気持ちよさに耐えていた。

 

「あ、あの……お胸も……お願い、します……っ」

「わかってる……ちゃんと丁寧にしてやるから――」

「んあんっ!?♡」

 

 既に俺の指でビンビンになっていた乳首に吸い付く。

 じゅぱじゅぱとわざとらしく音を立てながら、硬くなっているそれに刺激を与えていく。

 

 さすがのエリナもかなりの快感を受けているのか、シーツをぎゅっと握り、表情は歪んでいる。

 

「シュウさんがっ……私の……あぁっ!? 気持ちいいっ……赤ちゃんみたいに……そんなに強く……っ♡」

「エリナ……美味しいぞ……ほら、こんなに勃ってる……噛んだらどうなるだろうな……」

「あっ、そんなっ……いじわるっ……しない――あ゙あぁぁぁっ!?♡」

 

 乳首を甘噛みするとエリナからより強い嬌声が上がった。

 気持ちよさに目端からは涙が流れはじめ、ビクビクを身体を震わせる。

 

 そうしてついに、解呪の時も見ることのなかった秘境へと向かう。

 エリナはコクリと頷くのを見てから、俺は彼女のパンツをゆっくりと脱がした。

 

 ねっとりとした愛液が糸を引いており、エリナは恥ずかしさで顔を両手で隠していた。

 

「あ、あっ……そんなに、見ないで……ください……っ」

「見ないと気持ちよくできないぞ」

「やっ、あぁっ」

 

 俺はエリナの太ももをガバっと開き、愛液まみれの膣口に顔を近づけた。

 エリナもそれなりに色白だからか、それともあまり弄った経験がないのか、色素の薄いピンク色だった。

 

「あ……シュウさん……やっぱりそこは……シャワーも、浴びていませんし……」

「シャワーで流したらエリナのいい匂いが消えちゃうだろ。このままでいいんだ」

「あっ、あっ……そんなに広げ……ダメ……やぁっ……ん゙うぅぅぅぅっ!?♡」

 

 俺は外側――大陰唇から小陰唇をゆっくりと連続で舐めあげてから、舌先をチロチロとクリトリスへと近づけた。

 胸以上に激しい快感を感じていたエリナは、腰を浮かせていた。

 

「これダメですっ……おかしくなりますっ……おかしく、なってますっ!?♡」

「すごい……エリナの愛液がたくさん漏れてきてる……舐めれば舐めるほど……ああ、すごいぞ」

「やぁっ、言わないで、くださいっ……恥ずかしいっ……あぁっ、そんなっ」

 

 そして俺はクリトリスへと舌先を伸ばし、徹底的にいじめていった。

 そこからは絶叫に次ぐ絶叫だった。

 故に、それは当たり前のように訪れて――

 

「あっ、これっ……まさかっ……!? くるっ、なにかっ、きますっ!? シュウさんっ、やぁっ……我慢っ……できなっ……くる、くる……くりゅうぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜っ!?♡」

 

 ビクンと盛大にクリイキしたエリナ。

 腰を大きく浮かせたまま膣口からぴゅーぴゅーと潮を吹き、シーツを濡らしていく。

 

「あぐっ……あ、ぐっ……♡」

 

 唇をガクガクと震わせながら、エリナはバタリとベッドへと沈んだ。

 

 

「はぁ、はぁ…………シュウ、さん……今後は、私が……」

「大丈夫か?」

「ええ……私、少しだけ指で練習もしましたから……」

 

 今度は俺がベッドへと仰向けになり、這いつくばるような格好でエリナが俺の下半身へと近づいた。

 そのまま俺のパンツを脱がすとついに彼女の前に肉棒が露わになった。

 

「こ、これがシュウさんの………♡ さきっぽが、濡れています……」

「ああ、エリナに興奮してこうなった。――気持ちよくしてくれるか?」

「っ……はいっ♡」

 

 ゴクリと喉元が動く様子が見えた。

 エリナはそっと身をかがめ、俺の肉棒を右手で触れながら顔を近づけ、舌を伸ばした。

 

「っ……エリナ、いいぞ……」

 

 次々と溢れてくる我慢汁を舌で舐め取っていく。

 エリナは微塵も嫌がる様子は見せず、ついには肉棒全体を口に咥える。

 

『泥酔』状態を解呪はしたが、体温はまだ下がりきっていないようで、そのせいか口の中が燃えるように熱い。

 その熱さとエリナの唾液、そしてねっとりと吸い付くいやらしいフェラチオのよって、俺は気持ちよくなっていった。

 

「んぐっ、んぐっ……んぐっ、んぐっ……♡」

 

 小さな口を頑張って大きく開けて咥えるエリナ。

 俺の表情が歪んでいくのを楽しむように、上目遣いで見つめてくる姿がたまらなくエロい。

 

 次第に俺の肉棒は、エリナの刺激によって亀頭へと血が集まっていくのを感じた。

 

「エリナ……俺っ……ヤバい、かも……っ」

「大丈夫、ですっ♡ ……全て、私のお口に……♡」

 

 言いながらエリナは右手のシェイクと口と舌による上下運動を速める。

 じゅぽじゅぽと何度もいやらしい音を立てながら、俺はついに限界を迎えた。

 

 より一層顔を歪ませたシュウ様。

 すると急に肉棒が膨張し、硬くなりました。

 内側から何かがせり上がってくるかのような感覚。それを口の中で感じた瞬間――シュウ様の熱が私の喉奥へと注ぎ込まれました。

 

「んああっ!」

「んぐっ!?」

 

 熱い精液がエリナの口の中へと一気に放出。

 その勢いに驚いたのか、エリナは目を見開くも、決して口を放すことはしなかった。

 俺の精液がエリナの喉を通って残らず吸い取られていき、最後にはゴクンと全てを飲み込んだ。

 

「はぁ、はぁ……フェラチオというものは、結構大変なんですね……でも、シュウさんを気持ちよくさせられたようで良かったです♡」

「ああ、エリナの口……はじめてなのにヤバかった……」

「ふふ、嬉しいです……」

 

 

 そして、再びエリナが下になると、俺は彼女の膣口に自分の肉棒をあてがった。

 ビクッと震えた彼女だったが、何やら話したいことがあるようで――

 

「シュウさん。試してほしいことがあるのです」

「なんだ?」

「実は神官友達からの教えで、破瓜の痛みを和らげて、気持ちよくなれる方法があるのです」

「そんなのがあるのか? すごいな……」

 

 そこから語られたのは、想像外の方法だった。

 聖職者ならでは、といった方法のようだ。

 

「<ヒール>です」

「回復魔法を……どうするんだ?」

「おそらく、私よりもシュウさんの方が威力は高いでしょうから、シュウさんにお願いしたいのですが――挿入時に<ヒール>を使うのです」

 

 エリナの説明によれば、<ヒール>を使い痛みを和らげながら挿入すれば、破瓜の痛みを感じることがなく、気持ちよさだけを感じることができるのだとか。

 もし本当なら、今からでもエリナは気持ちよくなることができる。

 

「エリナ……お腹に向けてやればいいか?」

「はい……使いながら、お願い、します……」

 

 エリナの言う通りに、俺は手を彼女の下腹部に当てた。

 そして、俺はエリナの膣口に亀頭を触れさせながら、発動し――

 

「<ヒール>――エリナ、挿れるからな」

「はい……♡」

 

 ゆっくり、ゆっくりと、俺の肉棒がエリナの腟内へと挿入されていく。

 彼女の体温と口の中以上のねっとりとした体液に包まれていく。

 ついには奥に到達し、処女膜が破られる。

 

「ぐっ……うっ……」

「エリナっ、大丈夫?」

「は、はい……続けてください……<ヒール>を」

「<ヒール>」

 

 一瞬、エリナは苦悶の表情を浮かべたが、その一度だけだった。

<ヒール>の効果がちゃんと現れているからなのか、エリナは微笑み、俺の全てを受け入れた。

 

「すごい、キツい……でも、シュウさんの熱が、私のお腹まで届いて……もう、幸せです♡」

「エリナ……」

「はい……っ」

 

 俺はエリナの太ももを掴んで、腰を動かしはじめた。

 ぱちゅんぱちゅんと腰を打ち付ける接触音が鳴り響き、膣口から漏れてくる愛液が飛び散る。

 

 エリナは大きな喘ぎ声を叫びながらも、痛みはないようで、俺は少しずつ動きを強くしていった。

 

「あんっ、あんっ♡ 気持ちいいっ♡ シュウ、さんっ……もっと、強くて、大丈夫です……っ!♡」

「エリナ……腟内の締め付けが、すごい……気持ちいいぞ……っ」

「いいですっ! あなたの太いのが、奥に当たってますっ! ああんっ!♡ シュウさんっ、シュウさんっ!♡」

 

 眉を寄せて顔を歪ませるエリナが可愛くて、俺は身体を倒して、キスをした。

 キスをしたまま下半身を動かし続け、何度も何度もエリナの奥を突いていった。

 

「エリナ……気持ちよすぎて……俺……っ」

「もっと乱暴に、していいですっ! シュウさんの、お好きにっ! 思い切りっ!♡」

 

 その言葉で、俺は本気でエリナを突きはじめた。

 逃れようのない気持ちよさが彼女の身体を支配し、より一層喘ぎ声が部屋に轟く。

 

「あ゙あぁっ!? あ゙あぁっ!?♡ らめっ……これ、らめぇっ!?♡ 変っ! 変ですっ!? わたし、おかしくなってますっ!?♡」

 

 俺の肉棒が微振動し、射精の準備が整ったのが、感覚でわかった。

 だから俺はギリギリのタイミングで、エリナの腟内から肉棒を引き抜こうと――

 

「エリナっ!?」

「ダメですっ! そのままぁっ!? 奥にっ、奥にっ!?♡」

 

 エリナは肉棒を抜かせないよう俺のお尻をホールドしていた。

 だから俺は彼女の熱い膣内から逃げることはできないままついに限界がきてしまう。

 

「エリナっ、これっ……ヤバいっ……がぁっ……ぐっ、射精るっ、射精るっ……!」

「奥にっ、私の奥にぃっ!♡ くるっ、くりゅっ!?♡ 熱いのが……くりゅうぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜っ!?♡♡♡」

 

 直後、俺の熱い精液がびゅるびゅると放出され、エリナの子宮内を満たしていく。

 そのエリナは強く俺の背中を抱きしめ、白目になりかけていた。

 

「あ゙っ……あ゙っ……膣内がっ……あづい……っ」

 

 ビクビクと痙攣したエリナは、絶頂が収まるまで――そして俺の精液が全て膣奥に射精されるまで離さずにいた。

 

「はぁ、はぁ…………シュウ、さん…………♡」

「エリナ――」

 

 放心状態のエリナは、とろんとした瞳を俺に向けていた。

 何をしてほしいのか察した俺は、彼女に口づけをし、舌を絡ませていった。

 

 

「あ、あの……エリナ」

 

 最初の性行為が終わってから数分休んだあと、俺はエリナに問いかけた。

 

「腟内に、射精しちまったんだけど……えっと……」

「はい♡」

「はい、じゃなくてな……」

 

 にっこりと笑うエリナ。

 だが、その下半身は俺の白濁液でぐしょぐしょになっていた。

 

「ふふ、安心してください。私、大丈夫な日ですので」

「そ、そうなのか?」

「百パーセントとは言えませんけど、ちゃんと確認して、この日を選んだので安心してください」

「安心できねーじゃん」

 

 安全日という概念はあまりよくわからない。

 この世界の住人も同じような身体の造りなのかわからないが、子供ができる可能性が少しでもあるのなら、安心はできない。

 

「そうですね――」

「って、エリナ?」

「今度はお胸で挟んであげますね?♡」

「お、お前……案外、変態なんだな……」

 

 エリナが身体を起こすと、下半身に移動し、大きな胸で俺の肉棒を挟んだ。

 俺が思ったよりも、彼女は知識が豊富なようだ。もしかするとこれも神官友達というのに教わったのかもしれない。

 

「シュウさんのためなら、喜んで変態になります。ですから、今日は朝までたっぷりと、愛し合いましょう♡」

「はは……俺はエリナを見誤ってたみたいだ……でも、俺だって体力なら負けないぞ……エリナがおかしくなるまで、逃さないからな」

「ふふ……もう、おかしくなっていますよ♡」

 

 このあと俺たちは、朝陽が顔を出すまで何度も何度も身体を重ねた。

 

 エリナの希望で様々な体位を経験させてあげた。

 彼女が特に喜んだのは、対面座位だった。キスしながらするのが大好きらしい。

 

 他にも一緒にお風呂に入っていちゃいちゃしながら、また下半身を繋げたりを繰り返した。

 

 はじめての性行為のはずなのに、<ヒール>のお陰か、エリナには気持ちよさだけが残ったそうだ。

 それなら試した価値があったというものだ。

 

 

 

 





【★宣伝★】
本作の書籍第一巻が4月24日に発売されます!
ぜひともご購入お待ちしています!

→Amazon
→楽天ブックス
→一二三書房公式サイト
以下サイトはえっちな特典付きです!
→ゲーマーズ
→メロンブックス
→とらのあな

作者のXのフォローもお待ちしています!
→藤白ぺるかのX
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。