宝石類の借金が嵩んだ遠坂凛はついに破滅した。
借金取りから逃げ惑うもあえなく捕まり、凛はボロ家に放り込まれる。
「ったくよぉ、ガキが逃げやがって……おかげでこっちも大損だ」
舌打ちをする借金取りは、縛り上げた凛を見下ろして忌々しそうに吐き捨てる。
「てめえの借金に、捕まえるのにかかった費用……全額返してもらうにゃ、ウリでもやってもらうしかねえよなぁ」
「ウリって――」
「知らねえワケはねえよな? 売春だよ売春」
言いながら、借金取りの男は戸棚を漁って何やら準備を進める。
「……何をするつもり?」
警戒を強めた凛が尋ねると、男は注射器を持ってゆっくりと凛に振り向き。
「なぁに、ちょいと肉体改造をな」
不敵に笑って、注射針を凛の首筋に迫らせる――。
●
――こうして、凛は奴隷娼婦に堕ちた。
娼婦となってもすぐに客を取らされるわけではない。借金取りは凛の身体を改造し、身体を奴隷娼婦に作り変えてから客に出すことにしたのだ。
「ああ、これでてめえの身体は完成だ」
改造が始まってどれくらいの時が経った頃か、男は凛の姿を見て満足そうに頷いた。
「ふ……、っく、うう……」
呻きを漏らす凛は、絶えず身体をピクピクと反応させている。
裸に剥かれ、粗末なベッドの上に座り込んだ凛は感度を狂わされていた。怪しげな薬や調教を何度も受けたせいか身体は昂って仕方なく、唇に自身の吐息が触れるだけでも秘部から蜜が滴るほどだ。
「全身の感度は千倍以上、口はクリトリスと同じくらいの感度にしてやったぞ。これで、客にどんなプレイをされてもすぐイけるだろうな」
恩着せがましく言いながら男が凛の肩に手を置くと、それだけで凛は腰を震わせ。
「んく……っぅ、あ――あぁっ……!!」
耐えがたい淫悦にわななきながら、股間から愛液を溢れさせてしまう。
少しでも触れられればオーガズムに至ってしまう身体になった凛は、四六時中淫らに苛まれて思考もうまくまとまらない。
「は……っ、あ、っああ……」
エクスタシーの余韻にカクカクと震えながらも借金取りを睨む凛だが、男はさして気にした様子もなく笑って。
「今夜から客を取って貰うぞ。初めてのお客様だ、誠心誠意ご奉仕しろよ、奴隷が」
「うぅうっ……」
恥辱に震える凛は、夜を待ってホテルの一室へ連れて来られる。
「ここにお前の客がいる。くれぐれも失礼の無いようにな」
わざわざ私服姿に着替えさせた凛にそう念押しして、男は凛自身にドアを開けるよう促す。
「……失礼します」
嫌でたまらないことだが、今の凛にはこの借金取りに従うしか道はない。
腹をくくってホテルのドアを開け、顔を上げる――すると、凛の正面には、見覚えのある男の姿があった。
「やあ遠坂。おっと、今は奴隷娼婦だったかな?」
にこやかに、それでいて獰猛な欲望を隠そうともせず笑う男の名は間桐慎二。
「な……! し、慎二……!!」
淫売をさせられるだけでも最悪の気分なのに、その相手があの慎二とあれば凛は冷静ではいられない。
思わず振り返り、自分をここに連れてきた借金取りに詰め寄ろうとする凛――しかし借金取りの姿は既になく、余裕たっぷりに近づいた慎二がホテルのドアを閉めてしまう。
「ほら、楽しませてくれるんだろ? 今夜の遠坂は僕が買ったんだ、娼婦らしくキスでもしたらどうだ?」
ねちっこい口調で言いながら、慎二は凛の唇に無理やり吸い付く。
「ん、っく……!」
強引に唇を奪われる嫌悪感はかなりのもの。
だというのに、凛は同時に全身が粟立つような肉悦を感じていた。まだ舌も絡めていないというのにショーツまでぐっちょりと濡れ、子宮の疼きは止まらない。
「ん……ふふ、遠坂の身体をこんなに触っていいなんてね……」
悦に入った呟きを漏らしながら、慎二は凛の身体をまさぐる。
服の中に手を突っ込まれ、即座にブラジャーを外されて生乳を揉まれてしまい、凛は悔しくてたまらない。
「ぅく……ん、っ……!」
だというのに身体は芯から痺れるような美悦に襲われ、ニーソックスを履いた膝が震える。
「ふ、ん……っふふ、遠坂の舌はこんな味なのか」
言いながら、慎二はチュパチュパと音を立てて凛の舌を吸い、舌と舌を絡ませる。
ぬめる唾液を交わしたかと思えば舌で歯列をなぞられ、凛はたまらない快楽に背を反らす。
(嫌っ……気持ち悪い、のに……!)
望まない行為をさせられて怖気が走るくらいなのに、奴隷娼婦の身体に改造された凛の身体は悦びを見出してしまう。
早くも太ももを愛液が伝い、少しでも気を緩めれば慎二とのベーゼだけで達してしまいそう。そんなことはプライドが許さない凛は必死で肉の快感を堪えるも、慎二に身体を探られるたびに理性はグラグラ揺れてしまう。
「あれ、遠坂の乳首、もう勃起してるんじゃないか?」
「んぅうっ……!!」
コリコリと勃起乳首を指先で転がされると、それだけで腰が震えてしまう。
「ふーん、娼婦らしくいやらしい身体じゃないか。この分じゃ、こっちも期待できそうだ」
言いながら、慎二は凛のスカートの中に手を伸ばす。
「やめ――ん、んんっ……!!」
制止しかけたところで唇を塞がれて、凛は再び慎二と舌を絡め合う。
「んぅっ……う、んんっ……!!」
クリトリスと同等まで感度を引き上げられた口の中をねぶられ、凛の腰はピクピク跳ねる。
しかも、慎二は濡れたショーツの中に手を入れて、すっかり仕上がった淫裂をなぞり始めたのだ。グチョッと濡れた音を立てながら膣口を撹拌されれば凛はたまらず、黒髪をさざめかせて絶頂へ追いやられる。
「んく――ぅっ、うううぅうっ……!!」
腰を悩ましげにくねらせて、凛は性の頂へ。
慎二と唇を繋げた凛の股間から透明なものが噴き出した。ぴったり密着する二人の下半身をしとどに濡らす潮からは雌そのものの香りが立ち上り、ただでさえ硬くなっていた慎二の下半身はますます硬度を高める。
「んぅっ……ふ、ぅううっ……!!」
意識が白み、凛は無意識のうちに慎二に舌を絡めていた。
頭の中で唾液の混ざる音が響いて、深い淫悦に叩き落される――長々と続いたエクスタシーがやっと終わる頃には、凛は蕩けた顔で慎二を見つめるばかりとなっていた。
「……っはは、遠坂、もう我慢できないんじゃないか?」
どこか誇らしげに言いながら、慎二は凛をベッドに突き飛ばす。
「ぁうぅっ……!」
ベッドに投げ出された身体は言うことを聞かず、そうこうするうちに服をむしり取られてしまう凛。
あっという間にニーソックスを残して裸になってしまった凛に、慎二はガチガチに反り返った肉棒を突きつけ。
「ほら、遠坂。娼婦らしくおねだりしてみろよ」
「っく……そんなこと、するワケないじゃない……っ!!」
必死で虚勢を張る凛だが、早くもベッドには淫蜜のシミが広がり、ペニスに釘付けになった瞳は潤んで色欲に染まりかけている。
「ふうん? 借金、あるんじゃないのか? そのせいでこんなコトになったんだろう?」
奴隷娼婦の立場を分からせるように言いながら、慎二はベッドの上で凛を追い詰める。
「っく――分かったわよ……い、挿れてよ……」
渋々ながらそう告げる凛だが、慎二は凛の秘部を手で擦り上げ。
「ん……く、ぅうっ!! んあぅっ、ひぁ、また――ああぁっ!!」
二度目の、そして三度目の絶頂が立て続けに凛を襲う。
プシャッ!!と音を立てて噴出する潮は、愛撫を繰り出す慎二の手を肩まで濡らす勢いだ。
「なんでっ……挿れな、さ――ぁああんっ!!」
「はは。遠坂、潮が止まらなくなってるぜ?」
「挿れ、んんっ……挿入れて、挿入れてよぉおっ!! おねが――んひぅっ!! いれてくださ――ぁ、あああっ……!!」
最初は渋々だった凛も、度重なるオーガズムに耐えかねて叫ぶように懇願する。
美しい裸体をくねらせる凛の姿を眺めてようやく慎二も満足して、凛の求める通りに剛直を膣口へあてがう。
「遠坂の望み通り、僕のチンコをくれてやるよ」
宣言して、慎二は腰をせり出す。
ぐぷ……と湿った音を立てて、慎二の魔羅が沈み込む。繰り返されるエクスタシーに蕩けた凛の蜜壺は底なし沼のようなのに締め付けは強い。
「く……っ!!」
あの遠坂凛の身体を貫いた興奮もあいまって、慎二は凛に付け根まで突き入れた瞬間に精を放つ。
「ひきゃぁあああっ!!」
そして、唐突に浴びせかけられたザーメンは凛に深い官能を与えた。
突然の射精に心構えも出来なかった凛は悲鳴を上げたかと思えば、ベッドの上で大きくのけぞって激しく痙攣。
身体がうねるたびに膣壁はさざめき、ザーメンを搾り取ろうと蠢く――己が粘膜によって凛は追いつめられ、これまで以上に深いオルガに至ってしまう。
「は……あっ、あぁあっ……」
「すぐ出ちまったな……でも、まだ出せそうだ」
ハアハアと息を荒げながらも、慎二のイチモツはまだ硬いまま。
奴隷娼婦・遠坂凛との一晩を一発の射精で終えるつもりはなかった。凛が来る前に特製の精力剤を流し込んでいた慎二は絶倫で、射精が終わるとすぐにヌメヌメと粘っこい凛の膣内でピストンを始める。
「きひぃっ!?」
「ああっ、遠坂のナカすごいな……こんなにエロい穴だとは思わなかったな」
夢見心地に言いながら、慎二は凛の胸をがっちり掴む。
「ぅくううっ……!!」
ベッドの上、仰向けに押し倒されても凛の美乳はツンと上向き。
慎二の手のひらにすっぽり収まるサイズも心地よく、慎二は十指を曲げ伸ばしして凛の胸の感触を堪能。薄く汗をかいたのか凛の素肌は慎二の手に吸い付くようで、手のひらの下でむにむにと形を変える。
「んひぅっ――ひ、ぁああっ……!!」
胸を揉まれるだけでも悩ましげな声を上げる凛が背を反らせば、胸を強調するような格好に。
「乳首もビンビンだな、そんなに気持ち良いんだ?」
「ふ、ぅううっ……!!」
恥ずかしさに顔を染める凛だが、慎二の言葉に反論する余裕もない。
控えめなバストの中心にある乳首は小粒ながらも存在感を発揮し、まるで慎二を誘うよう。ぷりっと赤みの強い乳首を前にして慎二はゴクリと生唾を飲む。
「こんなになってるんじゃ、触らない方が失礼ってもんだよな。なあ?」
自分に都合の良いことを口走りながら、慎二は凛の乳首を擦り上げる。
「ぁあんっ!!」
その瞬間、全身に溜まった淫情が弾けて凛はブルっと震える。
凛が達したことは、膣肉の締め付けの強さからも明らかだ。腰の往復が止まるほど強く肉杭を食いしめられた慎二はニマニマと凛を見つめながら、胸への責めに取り掛かる。
「ほら、こうやって乳首を引っ張られるのはどうだ? 痛いけど気持ち良いだろう?」
「ひぁうぅっ!! ぁ――また、っく、イく……っ!!」
膨れた先端部をつまみあげ、二本指でこね回されて気をやる凛。
腰は震えっぱなしで、ベッドに広がるシミは尋常のものではない。ひと突きごとに糖蜜を垂れ流す凛は顔を真っ赤にして、慎二の下で女の悦びをめいっぱいに花開かせる。
「は……ぁくぅっ!! んぅっ、くぅうっ……!!」
繋がった場所はグチョグチョに濡れて、慎二が腰を打ち付けるたびに湿った肉の音が響く。
「っく……こんなに締め付けやがって……ああ、また出そうだ……っ!!」
凛の痴態をたっぷり楽しもうとする慎二だが、婀娜っぽい凛の振る舞いを前にすれば身体は勝手に射精の準備をしてしまう。
「なあ遠坂、遠坂は中出しされたいよな? おねだりしてみろよ、遠坂ぁっ!!」
「んぅ……う、うぅうっ……!!」
嫌でたまらないのに、乳首をカリカリと苛められながら要求されれば逆らえない。
借金取りから肉体改造を受け、娼婦としての心得を覚え込まされた凛は、喘ぎ喘ぎにこう懇願した。
「っは……ぁ、っ慎二……慎二、中に、出して――ください……っ!!」
艶を帯びた声で中出しをねだれば、凛もまた痴悦に呑まれて。
「んあぁうっ――ひぁ、あぁあっ……!!」
「ふん、やれば出来るじゃないか――っく、僕も、もう……!!」
カリ首を埋めるほどに強く締めつける凛の膣畝を掘り進め、付け根まで竿を埋め込む。
「出すぞ遠坂……ッ!!」
「ひぅうん……っ!!」
慎二が力強く突き込むと同時に乳肉を掴んで射精すれば、凛はエクスタシーとともに白濁を受け入れる。
「ぁひ……ぅ、あぁああ……っ!!」
二発目とは思えないほどの烈しさで膣壁を叩くスペルマが凛を法悦に陥らせる。
首をのけぞらせ、スマートな身体をよじる凛の姿は想像以上のエロティックさだ。感度の上がった身体は慎二の乳揉み一つで跳ねて、たまらない気分で慎二は精を送り込む。
「んぅうっ……はぁううんっ……」
淫蕩そのものの姿で乱れる凛を前にして、冷静でいられる男などいるはずもない。
「ああっ……遠坂っ……!!」
二発目の精子を残らず膣奥に注ぎ込んだかと思えば、慎二は凛の肩を掴んで繋がったまま姿勢を変えさせる。
「んぅうっ!?」
ベッドの上で仰向けだった裸身をうつ伏せにさせられれば、膣内で剛直が大きくこすれる。
「ぃああっ!!」
「おいおい、体位を変えただけでイッたのかよ」
感度千倍の身体は度重なるエクスタシーのせいでより敏感になって、たったそれだけで高みへ上りつめる。
とろけた膣肉の締め付けが増して、慎二は尿道に残ったザーメンまで搾り取られる。逆ハート型の尻肉を見下ろす慎二は、火照った凛の肩を掴む手を滑らせて彼女の両腕を握りしめる。
「ひぅっ!?」
グイッと後ろに引っ張られる感覚に凛は目を瞬かせる。
身体を反転させられた凛の両腕は、後ろから貫く慎二に掴まれていた。自分の身体を支えるすべを失った凛は顔をベッドに伏せ、尻だけを高く突き上げたメス犬のような格好。
「っう……ん、んぅうっ……」
羞恥心を煽る格好にプライドは傷つくのに、同時に劣情も高まってしまう凛。
「ほらよっ、後ろから犯してやるよ!」
「ひぁ――あ、っああぁああ……!!」
そんな凛に容赦ないピストンを加え、慎二は肉の掘削を進める。
体重を乗せた打突は鋭い。性感をくまなく刺激された凛が身体を揺らせば勃起乳首がシーツとこすれ、それだけで凛は痴悦の声を上げてしまう。
「ひぅうんっ……んぁあっ、あぁううっ……!!」
後ろから貫く慎二に両腕を掴まれているせいで、ピストンのたびに凛の身体は大きく揺れる。
いつも通りに結い上げた黒のウェーブヘアは波打ち、無駄のないスレンダーな背中を流れ落ちる。芸術的とすら感じられる美しさから視線を手前側に寄せれば、引き締まったヒップは慎二の腰の突き上げに合わせて波打ち、チラチラと濡れた結合部を覗かせる。
「エロすぎるだろ、遠坂あっ!!」
「んくっ、ぅううっ……!!」
たまらない光景に慎二の淫情の熱は尽きず、何度だって打突を加えてしまう。
ピタンピタンと肉を打つ音は激しい。秘部がめくれ上がりそうなくらい激しいピストンに凛の膣奥はほぐされ、子宮すらも慎二を求めてパクパクと口の開閉を繰り返す。
「気付いてるか、遠坂?」
問いかける慎二の声は上ずっている。
「僕のチンコに、遠坂の子宮口がぶつかってコリコリ言ってるぜ。遠坂のマンコ、もっと僕の精液が欲しくなってるんじゃないか?」
「ぅく……ぅっ、んんぅうっ……!!」
調子づいた慎二に言われても、凛は熱っぽい喘ぎ声を返すばかり。
慎二の言葉は正しい。数え切れないほど気をやった凛は子宮まで蕩けていた。抜き差しのたびにグポグポと激しい水音を立てて収縮するヴァギナに降りてきた子宮は、慎二の亀頭に小突かれるたびに疼いてしまう。
「は……ぁあっ、んぁああっ……!!」
「そら、奥の奥まで犯してやるよ!」
高らかな宣言とともに、慎二はポルチオに肉の切っ先を突き入れた。
「んひぅ――っひ!! ひぁあああぁんっ!!」
女の最大の弱点を強く擦り上げられた凛の反応は激烈だ。
「んひぅうっ!! ひぅううんっ!!」
全身を駆け抜ける淫悦は質が違う。凛は腰をくねらせては快楽電流を逃がそうとするが、怒涛の勢いで押し寄せるメスの悦びはあっという間に凛を呑み込む。
「はくぅう――ぅううっ、ぅああぁんっ……!!」
叫びなのか喘ぎなのかも区別がつかない絶叫を伴って、凛はオーガズムに至る。
「まだだッ!!」
「ぃひんっ!! ひぅうんッ!!」
絶頂に身体をくねらせた直後に腰を叩き込まれ、間髪入れずにまた至る。
「ひぅ――ぅくうっ、ぅううんッ……!!」
最奥部まで明け渡した凛は、慎二の腰振りに合わせて気をやった。肉棒を押し込まれるたびにこみ上げる痴悦が凛を取り巻き、深い歓びが全身のあちこちで爆ぜる。
(むり、むり――これ以上は、おかしくなるッ……!!)
総身を取り巻く歓びは危機感を覚えるほど強いものの、娼婦として客の相手をさせられる凛にプレイを止める権利などあるわけもない。
凛を支配する慎二はガツガツと激しく腰を振り、女体を奥の奥まで味わう。膣内を激しく犯される凛は揺さぶられるままにグラグラと首を揺らし、制御不能に陥った身体をオーガズムに震わせる。
(や、め――)
思考すら奪われて、頭の中が白む。
それでも慎二の猛撃は止まらない。ドチュドチュと音を立てて肉交を繰り広げる慎二の雄幹は凛の膣内で膨れ上がり、三発目の準備は整ってしまう。
「遠坂ッ、また中に出すぞッ!!」
「ぁ――う、……う……」
息も絶え絶えの凛の返事はか細い。
凛の腕を強く引いて、慎二は凛の胎内に思いの丈をぶち撒ける――子宮内が真っ白に染まる感覚に、凛はグラリと頭を傾けて。
「ひぁあああぁあ――あぁあああッ!!」
無意識のうちに絶叫を絞り出し、背骨が折れんばかりに上半身を反らす。
火照った胸元は湯気が上がりそうなほど。ガチガチに勃起した乳首は色づき、身体の震えに合わせて乳房が揺れれば逐情がこみ上げる。
「ぁくうぅうう……ッ……!!」
尾を引く叫びを上げた凛の身体からふっと力が抜け。
「おおッ……」
それでも慎二の射精は止まらず、子宮壁に真っ白なものが注がれる。
――ありったけの濃厚精子を吐き出せば、さすがに慎二も少しだけ疲れて休憩が欲しい。凛の腕を引っ張っていた手を離すと凛は力なく腕を垂らし、上体をベッドに投げ出した。
「はあっ……すごいな、まだ収まらない」
少々疲れたとはいえ、精力剤のおかげか淫欲は収まる気配もない。
「……っ、……っ……」
ベッドにうつぶせになった凛は、物言わぬまま痙攣を繰り返す。
抜かずに三度も精子を受け、窮屈な膣内はザーメンで溢れかえっていた。慎二が結合部を覗き込むと逆流した種汁が流れ落ち、二人の境界線を白く染めていく。
「へえ、エロい眺めだな」
尻の割れ目まで真っ白に濡らす凛を見下ろせば疲れは吹き飛び、代わりに欲望がこみ上げて。
「さて、四発目はどんな風に出してやろうかな――」
愉快そうに呟いて、慎二は凛の身体をかき抱く。
「……、…………」
完全に意識を失った凛は慎二の言いなりになる肉人形も同然。
それでも触れられれば身体は跳ね、膣肉は蠢いてあらん限りにペニスを締めつける――極上の奴隷娼婦の身体を隅々まで味わうべく、慎二は再び腰振りを始めるのだった。
●
それから、どれほどの時が経った頃か。
ホテルのドアが控えめにノックされ、慎二はこの愉しい時間の終わりを知った。
「ああ、もうそんな時間か」
呟く慎二は、ベッドの上に倒れたままピクリともしない凛の姿を見下ろした。
「…………」
激しいまぐわいによって気絶した凛は、その後も意識を取り戻すことはなかった。
時間が惜しい慎二はわざわざ凛を起こすこともなく、身勝手に凛の身体を使い倒した。思いつく限りのあらゆる体位で凛の膣と子宮を犯せば、意識はなくとも凛は勝手にエクスタシーに上りつめる。意識を手放したまま絶頂する凛を使い潰す悦びは計り知れないもので、凛の恥部はラビアの形も分からないほど大量の白濁に塗り潰されていた。
「……っ……」
慎二の身体が離れても、凛は身体を震わせ続ける。
休むことなく犯され続けた凛はイきっぱなしだ。脚を閉じる体力もない凛は、びちょびちょに濡れたベッドの上でだらしなく大の字に倒れたまま。膣から精液が垂れる感覚だけで感じてしまうのだろう、触ってもいないのに微痙攣を繰り返す凛は時おり小さく潮まで吹いて、愛液の香りをベッドの上から発散する。
そんな凛を横目に慎二は一人で身支度を済ませ、ホテルのドアを開ける。
「失礼します。そろそろお時間ですので……」
そこに立っていたのは、凛の身体を奴隷娼婦に改造した借金取りだ。
対価のやり取りは済んでいた。借金取りは一礼して性臭のひどいホテルの部屋に踏み込むと、ベッドに倒れた凛を裸のまま担ぎ上げる。
「最高の穴だったよ。これならまた買いたいくらいだ」
「満足していただけたようで何よりです」
嬉しそうな慎二に、借金取りは笑みを浮かべて返事をする。
「それでは――またのご利用をお待ちしています」
裸の凛を担いだまま、借金取りはホテルを去る。
「――よう、初めての仕事はどうだ?」
ホテルを出て、車の後部座席に凛を投げ込んだ借金取りは尋ねる。
「……ぅ……」
凛はかすかに呻くが、時間いっぱい慎二に嬲られてまだ意識は戻らない。それでもお構いなしに、借金取りの男はこう続けた。
「まあ、お前の借金は利子も膨らんでとんでもねえ額になってるからな。残額はまだまだ残ってるぜ」
「……ぁ……」
「これから毎晩客を取らせてやる。ま、いずれは完済できるだろうさ」
男が低く笑えば、担がれた凛の身体が揺れ、秘所から精液が垂れ落ちる。
垂れた精子は男の車のシートを汚してしまい、借金取りは大仰なため息をついて。
「チッ、車のクリーニング代も借金に上乗せしねえとな?」
嗜虐心に満ちた呟きを漏らして、男は凛を暗がりへと連れ去るのだった――。