奴隷娼婦として何度も客を取らされる遠坂凛のその日の客は、間桐慎二だった。
(また慎二……)
少し前も、凛は慎二に買われていた。
その時は学校のトイレでの行為だったが、今日はホテルに呼ばれていた。時間通りに凛がホテルの一室を訪ねるとすでに慎二は待ち受けており、凛が部屋に入るなりニヤリと唇を吊り上げる。
「やあ。時間通りだね、遠坂」
バスローブ姿の慎二の身体からはまだ湯気が立っている。凛は娼婦然とした露出の激しい紅ドレス姿で、ホテルの部屋にいるこの二人が娼婦と客であることは誰の目にも明らかだろう。
「さて、奴隷娼婦らしく奉仕してもらおうかな」
言う慎二は仁王立ちのまま、ニヤニヤと凛を見つめている。
「っ……」
あまりに不快な言い草ではあるが、娼婦である凛は客の慎二に従わなければいけない。
凛は嫌々ながらも慎二の足元に膝をつき、バスローブの合わせ目に手をかけた。
「……失礼します」
呟いてローブを開けば、すでに肉棒はいきり勃っていた。
猛るサオを前にしてわずかに怯む凛だが、慎二のイチモツはそんな反応にすらピクピクと興奮を示す。おぞましいコトに眉を寄せながら、凛は肉棒を口に含んだ。
「……ぅ、ん……っ」
舌先で亀頭をなぞるだけで、ペニスに特有のにおいが鼻をつく。
(このにおい……)
決して良い香りではないはずなのに、凛はそれだけで身体の髄が蕩けてしまう。
忌々しいことに、奴隷娼婦として調教を受けた凛の感度は元の1000倍にもなっている。
ペニスに拙く舌を這わせることしか出来ずにいるのも、深いディープスロートをすれば凛の方が先に果ててしまうから。
「ふ……っ、ぅ……んん……っ」
右手で付け根を軽くしごきながら亀頭だけを口にしている今ですら、ドレスの奥の秘所は濡れているのだ。
水気は後から後から止まらない。ドレスの中、身に着けさせられた赤い紐状ショーツでは吸いきれないほどの糖蜜が溢れ出し、早くも内ももを伝い始めている。
「んぁ……う、……ん……」
おしゃぶりの合間に漏れる声も色っぽく、慎二の情欲を煽るもの。
「遠坂、そんなんじゃイけないだろ。もっと力入れてしゃぶるんだよ」
興奮に対してフェラチオの刺激は弱すぎる。
慎二は焦れて凛に呼びかけるが、凛もこれ以上深いフェラチオをするわけにはいかず、幹をねぶるので精一杯だ。
「ぇうっ……ふ……ぅうっ……!」
剛直棒を舐めさせられて、凛の身体は昂ってしまう。
女体は火照り、乳首もクリトリスも勃起して布とこすれるだけで深い淫悦を覚える。色っぽい吐息を止めるすべもない凛を前にすると慎二も欲望を募らせて、ほどほどのところでフェラチオを切り上げさせる。
「下手なフェラはもういい。ベッドに来いよ、遠坂」
言うと、慎二は先にベッドに仰向けになってしまう。
バスローブからあらわになった肉棒は凛々しく天井を向いている。脈打つサオは凛の唾液でまだらに濡れて禍々しいのに、凛はソレを見るだけで子宮の疼きが止まらない。
「自分から挿入れるんだよ。売春婦ならそのくらい出来るよな?」
「……ええ……」
黒髪を優美に揺らして頷く凛は、ドレスを脱いで慎二の上に。
しゃがみこむ凛の秘所が広がれば、すでに充分な潤いを得た膣粘膜があらわになる。包皮を押しのけて勃起した淫核に、トロトロと透明な汁を垂らし続ける膣穴――それらをジロジロと眺める慎二の目には、確かに嗜虐的な光が満ちていた。
「なんだ、フェラだけでこんなに感じたのか。遠坂がこんな淫乱だったなんて、学校の奴らが知ったらどう思うだろうな」
「っく……!」
言葉でいたぶられながらも、凛は慎二のために股を開き、自ら腰を落としてゆく。
張りつめた亀頭が凛のラビアをかき分け、女の場所に届く。
魔羅に触れた瞬間から膣穴は燃えるような快美に包まれ、凛の身体は早くもわななき始める。
「ぁ……っ! あ、ぁあっ……!!」
「まだ先っちょだけなのに、随分感じるんだな」
腰の上でのけぞる凛を見上げる慎二もまた、凛の膣肉の感触を愉しんでいた。
ネットリと纏わりつく媚肉は極上の感覚だ。それでも慎二は自ら腰を動かすことはなく、あくまで凛に性の主導権を明け渡したままだ。
「ぁ、うう……っ!! ぅああっ……!!」
ゆっくりと腰を落とす間中、凛の喘ぎは響き続ける。
めり込む茎胴が凛の膣道すべてを支配する。深い場所にまで届けば震えは止まらず、凛の裸体を汗が滑り落ちた。
「遠坂、動いてみろよ」
「ぁあっ……!」
慎二が命じても、凛は深く繋がったまま動けない。
異常なほど感度が高い膣粘膜は、ピストンの一発で激しく気をやるほどになっている。挿入の快美だけで全身から力が抜けてしまった凛は身体を動かすことも出来ず、膣内で跳ねる慎二のイチモツに胎を疼かせるばかりなのだ。
「仕方ないな、まったく」
大げさに溜息をついてみせてから、慎二は腰を突き上げた。
「――ぁくうぅッ!!」
さらに深く押し込まれる肉杭によって、凛は瞬時にオーガズムに至る。
「ひぁあッ――あぁああッ……!!」
深いエクスタシーにのけぞれば、麗しいプロポーションを慎二に見せつけるような格好。
スレンダーな肢体は色づき、全身からメスの色香が漂っている。のけぞったまま肩や腰を痙攣させる凛の膣肉は激しく収縮して慎二に吸い付いており、絶頂する膣穴の快を慎二はとっくりと味わっていた。
「マンコの中がビクビクしてるぞ。イッたのか? 客より先にイくなんて淫売失格だな!」
言いながら、慎二は何度も何度も凛を押し上げる。
「んぅッ……!! ぁ、うぅッ――ぅあぁあ……ッ!!」
まだイッている途中なのに身体を揺さぶられて、凛はカクカクと震えるばかり。
「ひぁあッ!! ぁひッ、ひぅうう……ッ!!」
「お、またイッた」
膣の締まり具合でそうと分かったのだろう、慎二は愉快そうに言ってはますますピストンを激しくする。
「んぁあぅッ!! はぁううッ、ぅああッ!!」
立て続けに絶頂に追い込まれて悶える凛だが、深い結合が解ける気配はまったくない。
快楽に溢れ出る淫蜜が二人の股間を濡らしていた。慎二の縮れ毛は凛の体液で肌にへばりつくほどになっていて、凛がこの部屋を訪れてからさほど時間は経っていないはずなのに室内は淫靡な熱気に満ちていた。
「そら、もう一回チンポくれてやるよ。イッてみろ!」
「ぁああッ!!」
慎二が腰を突き出せば、命じられた通りに気をやってしまう凛。
「っははは! 面白いな、イけって言われたらイくような身体になっちまってるな! ――そら、もう一回だ!」
「んぅううッ……!!」
恥辱のあまり絶頂を我慢しようとするのに、奴隷娼婦に変わってしまった女体は堪え性がなくすぐに達する。
「こりゃ傑作だ、ほら、今度は連続でイけよッ!!」
興奮しきって叫ぶ慎二が荒々しく腰を突き立てると、凛は深い法悦に囚われて。
「んぁああッ!! ぁうっ、あぁああッ!!」
言われた通りにオーガズムを迎え、ますます惨めな気持ちになる。
(私の身体……こんな、オモチャみたいに……)
性玩具として弄ばれる存在にまで落ちぶれたことを自覚させられながら、凛はひたすら慎二に翻弄される。
凛がイくたびに膣肉はうねり、魔羅に強く吸い付く。
「遠坂の穴、本当に凄いな……搾り取られるみたいだよ」
力強いストロークを繰り返しながら、慎二は陶然と呟く。
生まれ持った名器に奴隷娼婦らしい敏感さが加わった膣穴は極上の味わいだ。凛の痙攣が波及したかのように慎二の腰も震えだし、射精はもう我慢できそうにない。
「まずは一発出してやるよ……遠坂に中出しだっ!」
言って、ラストスパートをかける慎二。
「んひぅっ!?」
これまで以上の力強さで抜き差しされて甲高い悲鳴を上げる凛の胎内、大きく広がった肉傘が恥部を押し開く。
「出すぞッ!!」
宣言とともに、灼熱のザーメンが凛の最奥にぶち撒けられた。
敏感な粘膜がまたたく間に白濁に染まり、二人の熱が溶け合う――ザーメンを受け止めた瞬間、強烈な肉の悦びがスパークした。
「ひぁあああ――ッ!!」
訳も分からないほどの激しい快楽に絶叫する凛。
膣のうねりと締まりはこれまでの比ではない。わななき悶える身体は慎二の上で踊り続け、その間も膣奥には精のしぶきが打ち付ける。
「んひぁああんッ!! ぁああっ!! あぁああ――ッ!!」
脈動するペニスに達する凛は、射精の間ずっとそうして叫んでいた。
「――ぁ……あッ……」
ようやく吐精が終わると、凛はグラリと身体を傾がせる。
「おっと」
慎二の上に倒れ込む凛の身体は驚くほど熱かった。
「ぁ……うう……ぁあっ……」
数え切れないほど絶頂した凛は、ビンビンに勃起した乳首が慎二の胸板に触れるだけで快楽を覚えてしまうようで小さな喘ぎを漏らすばかり。
「おいおい、まだ一回しか出してないのにヘバったのかよ」
「ぅあ……」
呆れ果てたような慎二の言葉にも、凛はうまく返事ができずにいた。
慎二はまだ一発しか出していないが、凛は数え切れないほど達しているのだ。グッタリした凛は目の焦点も合わない有様だが、そんな凛の姿が慎二をますます欲情させる。
「エロい顔するじゃんか」
呟く慎二の肉棒は、いまだ凛を貫いたままだ。
奴隷娼婦を買ったのだから、時間いっぱいこの女体を貪りたい。まだ硬い肉竿で凛の膣内を軽く小突いてやると、凛は目を瞬かせ、焦点の合わなかった瞳に光を戻す。
「……ぁ――慎二……?」
いまだぼうっとした雰囲気の残る凛の最深部へ、肉幹をねじ込む。
「んひッ!?」
バチッと雷撃を受けたような激しい美悦とともに、凛は意識を取り戻した。
「あ――あぁッ……!!」
自分が奴隷娼婦であること、今日は客の慎二の性玩具として使われなければいけないこと――そういったことを理解した凛の背中を抱きすくめ、慎二は猛然と腰振りを再開する。
「ひぁああッ!? ぁうッ、ま、待っ――」
「待てるワケないだろ、娼婦なら時間いっぱい使って僕を愉しませろよ」
言いながら、深い場所ばかりを狙って出し入れを繰り返す慎二。
抱きすくめた凛の首筋にキスをしたり耳を食んだりすれば、凛はそれだけで全身を真っ赤にして跳ね回る。
「んぅっ……ぅあっ、あぁああッ……!!」
いくら身悶えしようと、凛は慎二の腕の中。
生肌が密着する快美は相当のもの。全身を感度1000倍の性感帯にさせられた凛からすれば抱き合う淫悦は深すぎるもので、凛は甘ったるい声が止まらない。
「ぁあぁんッ!! はぁッ……あぁあッ、あぁッ!!」
慎二の胸板に勃起乳首がこすれるたび、凛は頭が真っ白になってしまう。
(ちくびッ……クリも、こんなの、ずるい……ッ……)
裸身を晒す騎乗位も恥ずかしかったが、抱き合ってのまぐわいに快楽を覚えてしまう自分の恥辱感はかなりのもの。
乳首やクリトリスがコリコリと当たるだけで凛はどうしようもない肉悦に囚われてしまう。
「はぁッ……ひぁッ、あぁうッ……!!」
「さっきより反応が良くなってるな。遠坂はこういうのが好きかい?」
「んぅうッ……!!」
先ほどとは違う体位になったことで、慎二のモノはより深く挿入っている。
膣の内奥にある、特に敏感な場所は絶えず擦り立てられていた。慎二の肉棒は射精を経てなお逞しく、ゴリゴリと膣肉をえぐるのだからたまらない。
「んぅうッ……ひ、ひぁッ……!!」
流し込まれる法悦のあまり、凛は自ら腰を動かしてしまう。
「うん? 遠坂、お前腰振ってるのか?」
「っ……!!」
慎二に指摘されて顔を真っ赤にする凛だが、腰振りは止められない。
(止めたいのに――もう止まらない……!)
欲悦に囚われた身体は凛自身の制御すら外れ、言うことをひとつも聞かないのだ。
「いいぞ、売女らしく腰振ってみろよ。僕に抱きついてくれてもいいんだぜ?」
「くぅうっ――」
煽るような慎二の言葉に歯噛みしても、凛は腰を振ったままだ。
ヌチュヌチュと淫猥な音が響いて、結合部で二人の体液がかき混ぜられて泡立つ。
「ぁくうっ……ううっ!!」
自ら腰振りをしながら凛は何度も絶頂していた。
滑りが良くなる膣内で、陽物はますます深い場所を責め立てる。立て続けの絶頂によって凛の媚肉も慎二を奥深くまで導いて、二人の快楽は一秒ごとに強くなってゆく。
「っく……もう一回出すぞッ……!」
「んぅうッ――は、ぁあッ……!!」
抱き合いながら熱っぽい吐息を漏らす慎二は、最深部めがけて力いっぱい腰を打ちつけて射精。
「ぁあッ――」
激しい律動とともに吐き出される白濁の快に呑まれ、凛は自ら慎二にしがみついて叫ぶ。
「イくッ、イくぅうッ……!!」
甲高い嬌声を上げながら、凛も全身をわななかせる。
慎二の射精は一度目と遜色ないほど大量。肉棒と二発分の精液で凛の膣内はいっぱいになっているが、それでも慎二は魔羅を抜かないまま、凛の胎内を味わっていた。
「ッぁう……、……ぁ……ううッ……!」
慎二に抱きすくめられた凛は、射精が済んだ後も絶頂の中にいた。
膣をいっぱいに満たす白濁精子が凛の性感を刺激する。痙攣も絶頂も止まらない凛は悩ましげに身体をくねらせるばかりで、凛の身悶えすらも慎二の興奮を煽る。
「さて、もう一発だ」
言って、慎二は再び腰を使いだす。
「ぅあッ……!? ぁッ、あぁあッ……!?」
再び身体を押し上げられ、凛はうろたえた悲鳴を上げるのみ。
「今日は僕が満足するまで付き合って貰うよ。奴隷娼婦なんだから、当たり前のことだろう?」
言い放って、慎二は再び強引なピストンを始める。
肉悦に支配された慎二の抜き差しは容赦なく、先ほど探り当てた凛の弱点を執拗に突くもの。
「ぁくうぅッ……っは、ぁ――イくうぅッ……!!」
ザーメンまみれになった膣粘膜をこね回される凛の法悦はかなりのもの。
惑乱して腰をくねらせる凛はすぐさまオーガズムに晒されて、みっともない喘ぎ声を上げるしかない。
「ほら、またイくんだよ!」
「んぅッ、ぁうううッ――!!」
慎二に命じられるまま、何度も何度もエクスタシーを晒す凛。
(ああ、もう――)
意識が薄れても、熱烈な快感がすぐに凛の意識を引き戻す。
失神することも許されず、凛はいつまでも慎二に身体を使われ続けるのだった――。
●
「ああ、もう時間じゃないか」
時間いっぱい凛を弄んだ慎二は、慌ただしく身支度を整え始める。
「……ぁう……」
凛はといえば、全裸のままグッタリとベッドに横たわるのみだ。
情交の中で全身に精子を浴びせかけられ、美しい黒髪も整ったプロポーションも精液まみれ。
繰り返しえぐられた膣穴からは何発分ものザーメンが塊状になってこぼれるほどで、凛は激しい情交のあまりピクピクと痙攣するのがやっと。
(やっと……終わった……)
あの後も抜かずに何度も射精させられ、凛は慎二の射精回数の十倍ではきかないほど絶頂した。
疲弊しきって動けずにいる凛を横目に慎二は身支度を終えてしまい、部屋を出る間際に奴隷娼婦そのものの姿を晒す凛に振り返り。
「悪くなかったぜ、遠坂。また買ってやるよ」
そう言うと、一人で部屋を出て行く。
「ぁ……うう……」
取り残された凛は、呻きながら快楽の残滓に震えるばかりだった。