ふたなりエリカ&深雪はジローとお遊び 美少女チンポを責め合い三人連結アナルセックス! 作:高牧園
3
尻で互いを刺激し合って果てた二人の絡みつきを前にしたジローはしばらく見惚れてから、深雪に呼びかける。
「どうだ。ここまでしておいて、まだ負けていないと言うか?」
「……っそれは……」
エリカには蕩けた顔を見せる深雪だが、ジローにはわずかな警戒の色を見せる。
とはいえ、法悦の余韻が抜けたわけではない。身体を火照らせ顔を赤らめた深雪はジローが近付いても逃げはせず、エリカの背中にもたれながらジローを見上げた。
「……わ、わたしは、エリカに撒けただけで……あなたに負けたわけではありません……」
詭弁の自覚はあるのだろう、深雪の声は不安そうに揺れていた。
「そうか。――ま、そういうことにしても良いが……彼女の魅力に参ってしまったのは事実だな」
言いながら、ジローは深雪の下半身に目を向ける。
エリカの臀部に押しつけられた肉棒は大人顔負けの立派なモノ。白濁まみれの剛直を見ているだけで、ジローの手にはエリカの陰茎を握った時の淫熱が蘇る。しかし、いまだジローへの警戒を解かない深雪は行為を求められても頷かないだろう。
(だが、勝機はある)
深雪の魔羅はいまだ硬く、内側では欲望が滾っているはず。
ならばそこを突いてやるだけだと、ジローは大げさに肩を竦める。
「もっとも、私もお前に迫られればどうなるか分かったものではない。秘密はなんでも話してしまうし、言うことも聞いてしまうかもしれないな」
「……。……それは――」
エリカと戦り合う中では多くを語らなかったジロー。
彼の欲望を満たすことが出来れば、ジローから思うさま情報を引き出せるということか。
「……」
「なにせ、私もこうなっている」
告げるジローはズボンを下ろし、自分のモノをあらわにする。
エリカや深雪のモノと比べて年季の入った陰茎は赤黒い。太い幹にはミミズのような血管がのたくり、弛んだ包皮や淫水焼けした亀頭は、エリカや深雪の股間にあるのと同じ器官とは思えないものだろう。
「――」
グロテスクですらあるジローの肉棒に、エリカも深雪も見入ってしまう。
成熟した男性器を見るのはこれが初めてだった。自分たちのモノとはまったく別ベクトルに力強い性器は雄のフェロモンをムンムンとかき立て、淫欲に支配された二人の理性を灼く。
そんな二人に見せつけるようにジローは慣れた調子で腰を突き出し、ブルンッと幹を揺らしながら言葉を続けた。
「ふたなりチンコに迫られたら大変なことになってしまうだろうなあ。……さて、どうする?」
見え透いた挑発を受けた深雪はおもむろにジローに近づく。
下半身をあらわにした深雪とジローは直立姿勢で向き合っている。これ以上ない欲情に囚われた二人の陰茎は腹につくほど反り返っているが、もしも角度が緩やかであったなら、互いの亀頭は口づけを交わしていただろう。
「では――このようなものはいかがでしょう」
先ほどの乱れっぷりが嘘のような静けさで告げて、深雪は腰を突き出す。
「ん……っ」
たくし上げられた制服から覗く腰は前へ。
勃起ペニス全体にまとわりつく精子を辺りに散らしながら、深雪のイチモツはジローに肉薄した。ぺちんッとジローの幹を叩く肉竿に、ジローの魔羅も重たげに揺れる。
「ん、……っふ、ぅ……」
深雪は腰だけを動かしてジローの幹との距離や位置を調整し、何とか亀頭同士をこすり合わせることに成功。
「ぁんっ……」
敏感な先端がこすれる刺激に声を上げてしまう深雪。
ジローは無言でこそあるが、下半身に意識を集めていた。深雪の先端にこびりついた精子はジローの亀頭をも濡らし、重なった粘膜部からはヌチヌチと淫靡な音が立つ。
敏感な先端部から全身へと疼きを広げながら、深雪はジローに顔を迫らせる。
「それに、これで――」
呟く深雪の唇がジローと重なった。
「、ン――」
エリカにそうしたように、ジローの唇を開かせる。
ジローは何もかもお見通しとばかりに深雪の舌を受け入れた。深雪が懸命に舌を絡めればジローは慣れた調子で深雪の舌に吸い付くが、肉棒はビクビクと激しく跳ね回って興奮を示していた。
「ッ、く――ふゥ……」
熱っぽい溜息を漏らすジローの雄幹は先走りを溢れさせ、深雪のふたなりペニスの感触にピクピク震えっぱなし。
ふたなり愛好家のジローからすれば夢のようなシチュエーションなのだ。しかも目の前にいる深雪は絶世の美少女。深雪とディープキスをしながらの兜合わせにジローは夢見心地で、下半身全体が淫らな炎に包まれた気分だ。
「んく……う、うッ……!」
早くも低い喘ぎ声を漏らし始めたジローの胸板に、深雪の手が添えられる。
ワイシャツ越しにも心臓の鼓動が伝わる。ワイシャツの下で早鐘を打つ心臓を確かめるように胸板をさすれば、ペニスと同じくらい勃ち上がった乳首が手のひらに触れる――指先で乳首をくすぐれば、ジローは深雪の口内に乱れた息を吐いてしまう。
「ッく、ふう……!」
男の喘ぎ声は、深雪やエリカのそれとは違って太く低い。
ジローの眉間には深い皺が刻まれ、乱れた息に口ひげがそよぐ。深雪たちと比べてどっしりした体躯は小刻みにわななき、法外な悦びに髄まで痺れきっていることは明らかだ。
(この調子なら――)
唇と亀頭を交わしながら、深雪はジローの様子を冷静に観察していた。
快楽に屈した側が負けなのは明らかだ。深雪も快楽を覚えてはいるものの、ジローの興奮っぷりは尋常ではない。この調子で行けば、深雪より先にジローが達するはず――そう考えながら、深雪はジローの胸元に爪を立てる。
「ンぐッ!!」
カリッと乳首を引っかかれただけで、ジローは敏感な反応を示す。
魔羅も大きく跳ねて、カウパー汁がドロリと垂れる。透明な体液まみれになったジローの肉棹が脈打つたびに睾丸は重たげに揺れ、深雪の下半身をさわさわとまさぐる。
「ん……っ、乳首がお弱いのですね……」
唇を離して囁く深雪は、凄艶たる微笑みを浮かべて。
「では、こちらも失礼いたします」
告げると、ジローの睾丸を手に取った。
「ッく――う、ぐうッ……!!」
包み込むような優しい手つきで玉袋を撫でられる快美にジローはのけぞる。
深雪の愛撫は繊細で、ジローが一人遊びの気まぐれでタマをいじる時とはまったく違う。睾丸の重みを確かめるように手のひらに乗せた陰嚢をゆっくり揺らし、かと思えば肌の表面をなぞるように触る。
「毛が生えておられるのですね」
「んッ……ぐ、ううッ……!」
端的な深雪の囁きにすら、ジローは惑乱してしまう。
深雪とエリカの下の毛はほとんどなく、ペニスの付け根のくぼみすら見えるほどだが、ジローの下半身には毛がみっしりと生えている。チリチリの陰毛は成熟した玉袋にまで及び、ざらつく毛をかき分ければ皺だらけの袋が瑞々しい指先を出迎える。
「ずっしり重たいです。……期待されているのですか?」
「っふ、く……うう……ッ!」
深雪の問いかけにもうまく答えられないほど情欲は苛烈。
全身が燃え上がるような悦びがジローの理性を揺さぶる。深雪を挑発したのはそれなりの勝算があってのことだが、間近に迫る深雪の美少女っぷりと懸命な腰や舌の使い方には堪らないものがある。正気すら失せそうな法悦に振り回されるジローの口腔を一方的に舐め回す深雪は、ジローの唇に甘噛みしてからこう告げた。
「私にも、口でしてください。――いえ、しなさい」
少しでもジローに恥辱感を与えるためか、わざと命令形で言い放つ深雪。
深雪に翻弄されるジローに拒否権などない。呆け顔のジローはコクリと頷くと深雪の足元に跪き、改めて深雪の勃起チンポと相対する。
(――美しい)
状況も忘れて見惚れてしまうほど、深雪のペニスは完璧だ。
肢体と同じく左右対称の肉茎は反り返り、自身のザーメンとジローの先走りによって妖しい煌めきを纏っている。麗しい輝きは神々しいほどで、顔を寄せると漂う精臭すらもエロティックだ。
「……っ!」
跪いて男根を見つめるジローの姿に、深雪は思わず頬を染める。
互いの亀頭は離れ、深雪はジローに触れていないのに、ジローは魔羅を振り子のように跳ねさせているのだ。己の姿を前におかしくなってしまう人々など珍しいことではないのに、ペニスを見られていると思うだけで深雪は滾ってしまう。
「は、早くしなさい……!」
命令を重ねて、腰をクイッと突き出す深雪。
期待してピクピク脈打つ陰茎はもう我慢できそうにない。ジローの口元に陰茎を押し付けるだけで淫悦は足元から這い上がって、深雪は急かすようにジローの唇に向けて腰を動かしてしまう。
「そう急かすな――ん……」
そんな深雪に苦笑しつつ、先端部を口に含む深雪。
「っはぁ――……!」
ヌメヌメした口腔に迎え入れられて、思わず声を上げてしまう。
先ほどまでディープキスをしていた口が、今はイチモツに奉仕しているのだ。跪いての口淫は恥辱的なもののはずなのにジローは嫌がる素振りもなく口いっぱいに肉幹を頬張り、勢いよくストロークを始めた。
「ん、くっ……!?」
嫌がるジローに無理やり咥えこませる――そんなイメージを抱いていた深雪からすれば、予想もしなかった愛撫。
舌を絡めあった時以上の熱心さで、ジローの舌が深雪のサオに巻き付く。唇の適度な締め付けは陰茎の勘所を完全に押さえていて、性経験に乏しい深雪はみるみるうちに快楽の泥沼に引きずり込まれてしまう。
「ふ――ぅくう……っ!! ぅ、あぁ……っ!!」
身をよじっては嬌声を上げる深雪の痴態に、エリカは熱っぽい眼差しを向ける。
(深雪、気持ち良さそう……)
すでにジローのフェラチオを経験しているエリカからすれば、深雪を襲う快感がどれほどのものかは想像がつく。
深雪の股間に顔をこすりつけるようにしたジローの口内から舌が見え隠れする。激しく蠢く舌は深雪の裏筋を何度も刺激し、頭が真っ白になるような快感を与えているのだろう――そう思うと羨ましくてたまらず、エリカは無意識のうちに自分の陰茎に手を伸ばしてしまう。
「……んっ……」
二人の様子を見ながら、あやすようにペニスをさすり始める。
ふたなりオナニーを晒すエリカを横に、ジローは深雪の肉棒に舌を這い回らせる。
「ンふッ……ふ、ぅう……ッ! ふ――ゥん……ッ!!」
付け根から螺旋を描くように、舌は先端へ向かう。
射精後、拭く余裕もなかった深雪の肉槍は精液まみれだった。深雪のザーメンの味を存分に確かめるジローの目は心地よさそうに細められ、呼吸は乱れきっている。
「ふ……ッ! ンぅ、う……ッ!!」
ジローの口内では精液と唾液が混ざり合い、ぐちゅぐちゅと泡立ち始めていた。
大量の粘液は口に収まる量ではなく、ジローの唇の両端から垂れる。エリカと深雪の尻での触れ合いの時に出来た精液だまりには新たにジローの唾液も加わって、一定のテンポで水たまりに波紋が広がった。
「ぁう……っ、ん、あぁッ……!!」
ジローの舌使いに比例して、深雪の嬌声が高くなる。
舌がカリ首に差し掛かればいよいよ美悦は深い。次々に押し寄せる肉の歓びに身をよじり、黒髪を大きく広げながら打ち震えるしかなかった。
「は――ぁ、あ、そこ、そこ、は……っ……!!」
悩ましげな喘ぎを上げる深雪の腰が、何度もガクガクと震える。
「ン、……ふ、っふ……」
深雪を見上げるジローは満足そうに息を漏らすと、ますます舌のピッチを上げる。
ジローの舌先は裏筋をひっきりなしに往復していた。男の弱点を知り尽くしたジローの執拗な舌技に深雪は背中を丸め、強すぎる淫楽に眉をたわませる。
「っんぅ……!! ぁ、うぅん、っはぁ……!!」
ワンピースの裾を持ち上げる手に力が入ってしまって、深雪は胸元までワンピースをたくし上げていた。
見た目のイメージにふさわしい清楚な白ブラジャーが見えてしまっているが、とてもそんなことを気にしている余裕はない。股間から全身に波及する肉悦はこれまでの人生で味わったどんな悦びすらも塗り替えるほど烈しいもので、深雪は倒れ込みそうになるのを堪えるので精一杯だ。
「待ってくだ――んんっ!! はぁ……ッ、あ、待っ、ぁああぁ……ッ……!!」
待ってください、の一言すら口にできない深雪は、もう片方の手でジローの肩を叩く。
深雪がギブアップを伝えようとしていると分かっているはずなのに、ジローの舌は止まらない。
「ンふッ……ふ、ッふゥう……!!」
それどころか、完璧な美貌を崩してみせようとばかりに舌使いは熱を帯びる。
「――っぉ……! ぉ、あ――あ、あ……!!」
強すぎる刺激を加えられた深雪は膝を震わせ、開きっぱなしの口から低い喘ぎを漏らす。
いつもの涼やかな声音とは大違いの低い声は、深雪の性感がそれほど追い込まれた証。何かを乞い求めるかのように開いた口からは舌まで突き出して、男根をしゃぶられているのにメス顔を晒してしまう。
(うわ……深雪、あんな顔するんだ――)
そんな深雪の表情を見ているのはエリカただ一人。
ジローのおしゃぶりの悦さのあまり忘我の境地となった深雪の顔はドキリとするほど官能美をたたえている。
(すごい気持ち良さそう、……いいな……)
羨ましくて下半身が切ないエリカは、物欲しそうに二人を見つめてしまう。
快感が欲しくてたまらないのに自分の手で果ててしまうのが勿体なく、エリカの上下運動はごく緩慢だ。
(深雪が終わったら、あたしも――)
ジローの手や口、深雪のヒップを思い出してしまうエリカは、そんな夢想をしては自ら寸止めオナニーを愉しんでいる。
――ドロドロと先走りを垂れ流しにするのはエリカも深雪も同じ。
「ッンふ……ん、んム……」
深雪の裏筋に執心していたジローの口の中に、精液とは違う塩気が広がった。
頬を窄めて汁を吸えば、ねっとりしたテクスチャが舌を取り巻く。チラリと見上げる深雪は顔を真っ赤にして何度も腰を跳ねさせているところで、射精は確実に迫っているようだ。
「ふ――ンン……」
冠状溝をぐるりと舐ってから、ジローは深雪の亀頭をしゃぶり始める。
「ッはぁあ……!! ぁっ、あ、ッぁああ……!!」
全身を打ちのめされるようなとんでもない美悦に襲われ、甲高い悲鳴が上がる。
深雪の亀頭はパンパンに張りつめている。絶えず脈打つ先端部はカウパー液を吐き出し続けてジローの舌を塩気で満たす。口いっぱいの液体をジローが飲み下せば、喉仏の上下に合わせて深雪は総身を跳ねさせる。
「~~ッ……!! んっ、くぅう……!!」
痙攣がまた一段と深くなって、深雪の射精は秒読みだ。
ジローは唇から幹を引き抜くと、唇を亀頭の上で往復させる。口を窄めて王冠に吸い付くジローの口元からはクポクポと間抜けな音が響くが、今の深雪にとってはジローからもたらされる全てが卑猥だった。
「は――ぁくぅ……ッ!! ぅあ、あぁ……ッ!! あ――!!」
喉が震えるごとに声は大きくなって。
「ッはぁ、あぁあああぁ――――!!」
辺りを揺るがす大嬌声とともに、深雪は精を放った。
もしも結界がなければ、近所の人々は何事かと窓から顔を出しただろう。事件か事故かと周囲を見回す者が見ることになるのは、麗しい才女が中年男の口に白濁をブチ撒ける姿だ。
「ッング……!!」
深雪のサオを付け根まで受け入れたジローの喉奥でザーメンが噴き出す。
ふたなり美少女の出したてスペルマを一滴たりとも逃さないとの気魄を全身に漲らせ、ジローは頬を膨らませる。唇の締め付けを強めて精子を残らず受け止めれば、青臭い精臭が口どころか頭の中全体を支配する。
「――ン、ぐ――ふッ……!」
「ッは……ぁ、ッ……!!」
射精の悦びに震える深雪の肉棒に吸い付くジローは、優しく深雪の睾丸を撫でさする。
「ぁあっ……!!」
出している最中に玉揉みをされて、何重にも張り巡らされるエクスタシーに深雪は身を委ねるほかない。
腰は振っているのか震えているのかも分からなくて、ジローからもたらされる淫悦だけが今は全て。何もかもが白く塗り替えられていくような悦びの中で、深雪の尻からエリカの精液が滴り落ちた。
「――っは、ぁあ……あ、ッ……」
何もかもを吐き出してしまったと思うほど深い逐情を終えて、深雪はブルっと身体を震わせる。
射精中の烈しい歓びはわずかに収まり、頭はほのかに冷静さを取り戻した。それでも頭の中は靄がかったようにぼんやりしていて、振り乱した黒髪の一束が唇に引っかかってしまったのを払いのける余裕すらない。
「――ぁ、あ……っ……」
ジローの口腔の生あたたかさを甘受しながら、深雪は改めて自分のしてしまったことを思い起こす。
(エリカと、この――ジロー・マーシャルという人が――)
ジローを捕獲しようとするエリカが肉欲に溺れさせられ、出張った深雪すらもこのザマだ。
フェラチオを受けて射精までしてしまったのだ、深雪は言い逃れの余地もなく快楽に負けてしまった――それでも、完全に負けを認めることは出来なかった。
逡巡する深雪の足元で、ジローが口を開けた。
「っ、ン……」
舌を伸ばして、精液の海ができた口内を見せつけるジロー。
「……!」
たっぷりの白濁液に浸かってジローの舌や歯列は輪郭を曖昧にしている。烈しいフェラチオに興奮したのはジローも同じと見えて、ジローは息を荒くし、頬も赤く染めていた。
「――、それ、は……」
自分が出した大量の精液を前にして、深雪の顔がサッと紅潮する。
見るからにうろたえる深雪を見上げるジローの瞳に愉快そうな色が宿る。深雪にフェラチオで快楽をもたらし、これほど大量のザーメンを搾り取ったのだと誇るような表情が深雪の心に火を点ける。
(――これ以上、思い通りには……!!)
エリカとジローの口淫を見ていた深雪は、彼が精液を飲もうとしているのだと理解する。
どんなことであっても、ジローの思い通りにはさせたくなかった。深雪は身を低めてジローと目線を合わせると、勢いよくジローの唇に吸い付く。
「え……!」
驚きの声を上げたのは、そばで見ていたエリカの方。
エリカが見守る中、深雪はジローの口内に舌を差し込む。ジローの口を満たす自身のザーメンが舌先に触れると言葉にできないエグみが広がって、深雪は喉奥で小さく声を漏らす。
「――っ、ん……」
しかし、もう止まれない。
ジローの口から自分の精子を奪い取って飲み下す。濃厚なスペルマはほのかにジローの香りも混ざっていて、喉に送るだけで下腹部が疼く。とびきりの絶頂を感じたばかりなのに下半身は今も熱くて、射精直後の歓びが股間に蘇る。
「ふ、――んくっ……!」
ジローの口を吸いながら、自分の精液を奪い取る。
ほどなくして白濁に埋もれていたジローの舌先が触れた。舌同士がかすめるだけで深雪の心臓は跳ね、深雪は深い結合を求めてジローを舌でまさぐる。
「……っん……」
口内を這い回る舌が、着実に精子を拭い去っていく。
舌の蠢きは几帳面ですらあった。子猫がミルクを舐める時のようなあえかな音を立てながら口腔を舌で拭い、深雪の喉へと送り込む。深雪に身を委ねたジローの口は精液が失われる代わりに深雪自身の香気が満ちて、桃源郷にいるかのような心地だ。
「っは――ふ、ぅ……ん……」
ジローの口内にあった精液をほとんど飲み終えても、深雪は用心深く舌で口腔を探る。
舌全体がうねってジローの口の中を探るが、口内に発射された精液は一滴たりとも残ってはいない。舌をぐるりぐるりと旋回させて口の中をまさぐってから、深雪はじっくり時間をかけて舌を引き抜いた。
「――ん……」
ゆっくりと姿を見せる深雪の舌は潤んだピンク色。
ジローがそうしたように深雪は口を開け、舌を突き出して口腔を見せつける。艷やかな粘膜から真珠のごとき歯列まで全てを見せつける深雪の口に白濁は見えず、漏れる吐息の奥底からほのかに栗の香が漂うのみだ。
「っは……、――全部飲みました。あなたにお渡しする分はありません」
頬を染めながら、しかし毅然と言い放つ深雪。
(良い判断だ)
あれほどの快楽を浴びせかけられながら気を回せる深雪の聡さは好ましい。
とはいえ肉棒をいきり勃たせているのは変わらない。めくれたスカートから覗く勃起ペニスがピクピク動くたび、白い睾丸もわずかに揺れるさまは見ていて飽きないものだった。
(――さて)
深雪は陰茎をしゃぶられてなお負けを認めようとはしない。
事実、深雪の凄艶さには目を瞠るものがある。性技にはまだ伸びしろがあるが、あと一年も鍛えれば深雪のペニスはあらゆる男女を魅了する力を持ってもおかしくないだろう。
(これほどのモノなのだ、こちらも切り札を解禁しなくてはな)
考える短い間にも、深雪は立ち上がってジローの様子を伺っていた。
兜合わせを始めた時と同じ距離で深雪とジローは向き合っている。そこはかとない緊張感を漂わせる深雪とジローの様子に、エリカもセンズリの手を止めて何が起きるかと見守っている。
「――」
先に動いたのはジローだった。
「っ、」
ゆらりと迫るジローを前に深雪は身体を固くするが、その場から逃げようとはしない。
ジローも深雪たちも、もう逃げる選択肢は頭になかった。淫靡な行為を交わしながらいかにイニシアチブを取るかの戦いで、ジローは深雪の生尻に手を伸ばす。
「――!?」
むにゅりと尻を鷲掴みにされ、理性を取り戻したはずの深雪の顔が朱に染まる。
「な、にを……!」
これまで、ジローは陰茎と陰嚢ばかりを触ってきた。
彼がエリカや深雪のふたなりペニスに並々ならぬ興味を覚えていることは分かっていたから、何か仕掛けるにしても男性器にのみだと思いこんでいた――急に臀部を掴まれた深雪は目を丸くして、横にいるエリカと顔を見合わせてしまう。
「な……!?」
驚いたのはエリカも同じ。
エリカも深雪も、尻は互いの精液まみれになっていた。エリカのザーメンで白くぬめった深雪のヒップにジローの五指が食い込み、ジローの手はエリカの精子まみれになる。
「手が――」
無骨な手が白く濡れるさまに、エリカの心臓が乱れっぱなし。
深雪の尻、ジローの手、エリカの精液――三人が等しく触れ合ったような気持ちになって、エリカの肉幹がビクンと跳ねる。サオを握る手に力がこもって再び扱きだすエリカの傍らで、ジローの指は深雪の尻割れに滑り込む。
「っそこは――」
肩を跳ねさせた深雪が熱っぽく呟く。
エリカの雄棒が何度も擦り付けられたその場所を指が開いていく。ジローは尻肉を掴んだだけでなく深雪の深い場所にまで指を忍ばせ、精液まみれの指をヒップの奥地にまで向かわせた。