※この作品はR-18です。

冒険者美少女たちの盗撮被害録   作:高牧園

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【1】痴漢電車 窃視犯に触られたレミィの悲劇

 レミィ・カーニェーフェンの盗撮動画が出回って以降、アングラ配信を楽しむ輩どもはレミィを辱める空想が止まらない。

 

856:

てか前にレミィちゃんの学校名晒してた自称身内いたよね

張り込んでたらマジでいたんだが

 

 ある時、そんな書き込みがなされてレミィの登校姿が掲示板に添付される。

 ドキュメンタリー映像の中で見たのと同じ制服姿のレミィの姿に、掲示板は大盛り上がり。数日もせずに有志の間でレミィの通学ルートは割り出され、レミィが電車で移動する時間帯があることまで特定されてしまう。

 

877:

区間長いな

これ痴漢わんちある?

 

878:

ありあり

来週でどう?目印に黄色のものなんかつけて

 

 欲望に駆られた彼らは類稀な団結力を見せ、あっという間にレミィを痴漢する計画が進む。

 時間帯的に、登下校ではなくどこかへ向かう道中の電車のようだ。盗撮映像の中で何度も見た冒険者姿のレミィに痴漢できるとあって掲示板の書き込み群の盛り上がりは半端ではない。

 

892:

やばいな

レミィちゃんが痴漢されちゃう妄想で毎日45ってる

実現するんだ、やばい

 

 かねてより盗撮動画のヘビーユーザーであるロイはそう書き込み、決行日には始発駅からその電車に乗り込んだ。

 レミィを痴漢する者たちは目印として黄色いものを身に着けることになっていた。黄色のTシャツを着たロイが電車に乗れば、レミィが乗り込むにはまだあるというのに車内には黄色い何かを身に着けた男たちの姿が散見された。

 

(コイツら、全員……)

 

 彼らはチラチラと視線だけを交わし、無言のまま通じ合う。

 レミィを待ち焦がれる彼らが独特の空気を放っているからだろうか、無関係な者は車両にほとんど乗り込まず、乗ってもすぐに居心地悪そうに別の車両へ移ってしまう。そうして車両の大半がレミィを痴漢する不届き者ばかりになった頃、ついにレミィが電車に乗り込んだ。

 

(来た!)

 

 盗撮動画では何度も眺めたレミィだが、いざ目の前にすると愛らしい顔立ちは驚くほどだ。

 端正な顔立ちを引き立てる金色のショートヘアに、可愛らしい獣人族の耳。ダンジョン探索時の出で立ちはよく似合って好ましく、ロイはそんなレミィの姿を見ただけで股間に熱を覚えてしまう。

 

「……」

 

 きょろりと車内に視線を向けたレミィは、そこだけが空いている車両の中ほどへ。

 座席は、不自然に荷物を置いて脚を広げた男たちによって埋められていた。座席に向かって立ち、つり革を掴んだレミィはロイの真後ろ。電車がゆっくりと動き出すと同時に、男たちは素早くレミィの周囲を固める。

 

「……?」

 

 ロイがレミィの斜め前方に立つと、レミィはかすかに顔を上げた。

 不意に周辺を男に固められたのだ、訝しむように周囲を見回すレミィだが、その頃にはすでに男たちがレミィの左右を固めている。ロイも身を返してレミィの後ろにぴったりついて、改めてレミィの小さな身体を見下ろした。

 

(小さいな……)

 

 見下ろすレミィの首筋は細く、マントを着けた腰回りはロイが片腕で抱けそうなほど。

 動きだした電車の中、横合いから誰かがレミィに手を伸ばした。まずは小手調べといったところか、その男は自然なふりをしてレミィのマントの内側に手を入れる――腰回りに近付いた手はそろりとレミィの腰回りのベルトに触れた。

 

「、」

 

 何かが腰のあたりに触れたことには感じたらしく、レミィの耳がぴくっと揺れる。

 しかし、レミィはそれ以上は動こうとはしなかった――彼女がどんな表情をしているのかおおいに気にしながらも、ロイもそっとレミィの身体に手を近づける。

 

(尻……は、触っていいのか……?)

 

 戸惑った末に、手はレミィの腰に。

 迷いと緊張のせいで手には力が入ってしまった。思っていたより強い力でレミィの背中を横に撫でてしまったロイは思わず息を呑むが、何より衝撃的だったのはほっそりした腰の感触だ。

 

「っ……」

 

 ロイに腰を辿られて、レミィの肩が跳ねる。

 それをきっかけに、レミィの横や後ろを囲む男たちは次々とレミィに手を伸ばす。

 彼らもロイと同じく、まだ決定的な場所を触ることにためらいがあるのだろう。おずおずとマントの端を掴む者や、腰周りのベルトをそっと指で押す者などが多く、ショートパンツからあらわになった太ももや、胸元のリボンでも隠しきれない胸元に触ろうとする者はいないようだ。

 

「……? ……、……」

 

 とはいえ、レミィからすれば違和感を抱くには十分なのだろう。

 電車の窓に映るレミィの顔には戸惑いの色が強い。電車が混んで身体がぶつかり合う以上の何かを感じた様子で、レミィはそわそわと視線を左右に動かす。

 しかし、逃げ場を塞ぐ左右と正面の男たちは素知らぬ顔でスマホをいじるのみ。ロイを含む後ろの痴漢男も一度は手を引っ込めて、レミィが再び前に向き直ると見るや再度手を伸ばす。

 

(もう一回、腰……触りたいな)

 

 湧き起こる欲求に従って、ロイはもう一度レミィの腰へ。

 

「……!」

 

 今度は指先だけでなく、手のひら全体でレミィに触れた。

 手のひらが腰にべったり当たるなんてことは、混雑した電車の中では起こりえない。良からぬ者を感じ取ったらしいレミィは身を固くするが、そんな彼女に再び他の痴漢たちも手を迫らせる。

 

「っ、!」

 

 腰のベルトと衣服の隙間に、誰かが指を突っ込んだ。

 さらに別の誰かは、つり革を掴むのとは逆側のレミィの手の甲をそっと撫でる。

 

「!!」

 

 さすがにここまで来れば、彼らが意図的にレミィに触れる痴漢であることは分かったのだろう。レミィの獣耳はピンと立って、ロイの足元で尻尾も太く膨らんでいた。

 

「あ、の……」

 

 それでもレミィは周囲を憚るように小さな声で、誰に向けるでもなく呼びかける。

 突然の事態に戸惑うレミィは、自分でも迷っているようだった。

 

(優しい子なんだな)

 

 周囲に助けを求めるか、それとも痴漢たちを制止するか。

 悩んでいるらしいレミィを好ましく思いながら、ロイは足元をくすぐるレミィの尻尾をそっと掴む。

 

「!!」

 

 明らかな意図を伴って触れた手に、レミィはますます尾を逆立てる。

 ロイにとって、獣人の尾を触るのはこれが初めてだった。膨らみ、芯が硬くなった尾の手触りは心地よく、尾の先から付け根に向かって指を滑らせる。

 

(お尻、小さくて可愛いな)

 

 自然と視線はレミィのヒップに向けられ、ムラムラと欲望がこみ上げる。

 ショートパンツに収まるお尻は小ぶりだ。キュッと引き締まった臀部は若々しさの象徴とすら思え、ロイには誘っているようにも見える。

 

「!」

 

 レミィの下半身に意識を向けたのはロイだけではない。

 ロイの左に立つ男は、いそいそとレミィの尻に手を伸ばす。電車に乗る前に少し歩いたからだろうか、レミィのショートパンツはお尻に沿って食い込み、割れ目のラインが透けて見える。

 

(俺も、早く……!!)

 

 自分より早くレミィの尻を触った者がいることにほのかな焦りを覚えながらも、ロイはレミィの尻尾を辿る。

 尻尾はますます直線的になって、レミィが強い警戒を覚えていることが分かる。ショートパンツには尻尾用の穴が空いているようだが、金属のリングで縁取られた穴からレミィの臀部に触れることは叶わない。何度かリングをカリカリと引っ掻いたロイは、おもむろにレミィの尻の割れ目に指を伸ばす。

 

「……!!」

 

 無言のまま肩を強張らせるレミィの尻には、ロイを含め三人の男が触れていた。

 ロイの右にいる男は、レミィの腰から尻にかけてを撫でさする。ティーンエイジャーの骨盤の形を確かめるような手つきは粘着質にも見え、腰回りの装備を邪魔そうに押しのける彼は明らかにレミィの身体に執着している。

 左側の男は、レミィの左尻を手に収めていた。レミィのその場所を自分の陣地と決め込んだのか、男は手のひらの位置を動かそうとはしない。代わりに指だけが軽く曲げ伸ばしされ、ハリのあるレミィの尻肉を揉み始めているようだ。

 

「……」

 

 そして、ロイはレミィの尻の真ん中を走る割れ目をそっとなぞる。

 

(この下にお尻の穴があるんだよな……)

 

 尻を凝視するロイは、盗撮映像で見たレミィの裸を思い起こしていた。

 ドキュメンタリー番組のスタッフからスパ招待券を渡されたレミィは、それが罠だとも気付かずにスパに行ってしまった。そこで撮影された無防備な入浴シーンを見ながら擦り切れるほどオナニーを繰り返したロイは、服の上からでもレミィの尻の形を完璧に思い浮かべることができる。

 割れ目をなぞりながら尻の円みを思い浮かべれば、ロイの股間にテントが張る。周囲の男たちもズボンの前を膨らませ、鼻息を荒くした者までいるのか辺りは乗車率の割に熱と湿気が立ちこめていた。

 

(お尻の穴は、多分……ここかな)

 

 レミィの尻に遠慮ない視線を注ぎながら、ロイは考える。

 入浴シーンの盗撮映像を見ても、レミィの菊座まではなかなか見えなかった。とはいえ、あの掲示板に揃う変態の中には尻の割れ目などから肛門の位置を邪推する者もいたのだ。ゲスの勘ぐりにすぎない書き込みを思い出しながら、ロイはなぞる尻の割れ目の一点に指先をグッと押し付ける。

 

「ぁ……!」

 

 思わず、といった風に声を漏らすレミィ。

 

「!!」

 

 声を上げるつもりがなかったらしいレミィの顔が瞬時に赤らむ。反射的に唇を噛んでしまったレミィに、取り巻く男どもはますます調子づいて痴漢の手を伸ばす。

 

「ん……!」

 

 つり革を掴んでいるのと逆の腕は完全に取られ、レミィは柔らかそうな生腕を撫でさすられている。

 レミィの身体を隅々まで知りたがった男はレミィに指を開かせ、グローブから出た指に自分の指を絡めている。

 

「……っ……!!」

 

 恋人同士がやるような手繋ぎをさせられて、レミィはとっさに顔を俯ける。

 

(エッロ、処女丸出しだな)

 

 指を絡めて手を繋がされただけでそんな態度を取るレミィの姿に劣情を催したのはロイだけではない。

 レミィの正面、座席に座る男たちがついにはっきりとレミィを見上げた。

 向き合う形になることを見越しているのだろう、レミィの正面に座る男たちは黄色いキャップを目深に被ったり、黄色のバンダナで鼻から下を覆ったりと顔を隠している。視姦趣味があるらしい彼らはここまでレミィの痴漢行為に気付いていないフリをしていたが、しっかりとレミィの顔を見つめたのだ。

 

「あ、……の……」

 

 突然目が合った男たちに不穏なものを感じ取りながら、レミィは細い声を上げる。

 ロイはガラス越しにしかレミィの顔を見ることは出来ないが、直接レミィを見る彼らはたまらない気分だろう。

 

(前の奴ら、いいなぁ)

 

 レミィの背後を取った特権で菊座の位置辺りを指でグリグリ押しながら、そんなことを考えるロイ。

 窓ガラス越しにもレミィが目を潤ませ、顔を赤らめているのは見えるのだ。そんな表情のレミィから助けを求めるように見つめられればたまらないだろう――などと思っていると、不意にレミィの正面に座る男がスマートフォンを手に取る。

 

「あの、……えと……」

 

 痴漢されている、と言うことにすらためらいを覚えたらしく、レミィはモゴモゴと口ごもる。

 正面の男が、スマートフォンを使って何らかの方法で助けてくれるのではないか……そんな望みをかけて正面の彼をじっと見つめるレミィに、男はスマートフォンを向け。

 

 ――パシャッ。

 

「……え、」

 

 唐突に響いたシャッター音に、レミィは目を丸くする。

 痴漢され、恥じらいながらも何とか助けを求めようとしたレミィに対してシャッターを切ったのだ。正面に座る彼もまた痴漢の一味だと理解して、レミィの唇がわななく。

 

「、あ……」

 

 頭が真っ白になったらしく動きを鈍らせたレミィに、周囲の痴漢の動きはますますエスカレート。

 

「!?」

 

 尻や手にばかり触れていた男たちの手が、ついにレミィの上半身にまで及ぶ。

 丈の短いシャツから覗くお腹をさっとひと撫でした男が、レミィの細いウエストをがっちり掴む。左右からマントを引っ張る者まで現れて、レミィはその場に引き止められてしまう。

 

「や、……っ……!」

 

 声を上げかけるレミィだが、寸前で青い瞳に迷いが生じて押し黙ってしまう。

 

「……、……」

 

 レミィが何を考えて黙ってしまったのかは、想像するしかない。

 

(通報って、それだけでも大変だもんな)

 

 ネットで痴漢の被害者や加害者の情報を読み漁ったことのあるロイは、レミィの心情をそう解釈した。

 いざ痴漢に遭っても、通報できる強さを持つ人はそう多くはない。冤罪でなくとも自分の通報ひとつで痴漢加害者の人生は終わってしまうのだ。その重みを考えれば、声を上げることに躊躇う痴漢被害者がいるのも仕方がないことだ。

 

(でも、こんなにされても躊躇うなんてレミィちゃんは優しいんだな)

 

 心根の優しい彼女を好き勝手にしていることにも暗い喜びを芽生えさせて、ロイはレミィの前に指を滑らせる。

 

「……っ!」

 

 身体の後ろ側から真下に手をスライドさせて、ロイはレミィの大切な場所をまさぐる。

 ダンジョン探索に用いるショートパンツの布地は厚く、触ってみても布地の合わせ目がざらつくばかりで秘部の形はまったく分からない。とはいえそこだけ温度は高く、どことなくしっとりしているように感じられた。

 

「……! ……!!」

 

 布越しとはいえきわどい場所を触られて、レミィの態度は激烈だ。

 肩を竦ませたまま、レミィはぶんぶんと首を振る。そこだけはダメ、と示すように必死に膝を合わせるレミィだが、震える太ももにも卑しい男たちの手は群がる。

 

「っ、……!!」

 

 しかし、そんな抵抗もロイの興奮を高めるスパイス。

 

(うわ、太ももの圧すっげえ)

 

 脚を閉じて股間をまさぐる手を追い出そうとしたレミィだが、ロイの手はレミィの両腿に挟まれて固定されてしまった。

 手を動かしにくくなったせいで股間を探ることは出来ないものの、逆にレミィの太ももを楽しむには最適な状況。両側から押し寄せる太ももの柔らかな感触、その下にある確かな筋肉――そういったものを遠慮なく味わうロイの姿に、周囲の痴漢もエスカレート。

 

「レミィちゃん」

「……!?」

 

 痴漢の一人に囁かれ、レミィは怯えた顔を左右に振る。

 車両の中でもレミィの周りの人口密度は高く、周囲を固める男の誰に名前を呼ばれたのかは分からない。

 

「な、名前……? なんで……」

 

 しかし、ここにいる痴漢たちがレミィに狙いをつけていることはこれでハッキリした。どうしてこんな目に遭うのか、なぜ名前を知られているのかも見当がつかないレミィは不安そうに瞳を揺らし、強張った身体をますます硬直させる。

 

 ――電車は依然として動き続ける。

 ロイの手を避けようとして脚をぴったり閉じ、直立不動となったレミィは電車の揺れにとても耐えられない。ガタンと電車が揺れた拍子にレミィはつり革から手を離してしまい、グラリと揺れたレミィの腰に誰かが抱きついた。

 

「や、っ……!!」

 

 驚きの声を上げたレミィは、身体をひねって彼らの手を退ける。

 

(くそ、手が――)

 

 レミィの太ももを撫で回していたロイの手も太ももからすっぽ抜けて、レミィの体温を手のひらに残したまま離れてしまう。

 

「……っ……!!」

 

 レミィは座席に背を向けるように振り向き、逃げ道を探そうとする。一刻も早くこの場から去ろうとしたレミィは振り向きざまに一歩踏み出そうとするも、そこにはロイが立っていた。

 

「っ、ごめんな、さ――」

 

 謝りかけるレミィだが、ロイの顔を見た瞬間表情が変わる。

 

「!」

 

 ロイは、自分がどんな顔をしているのかを知らない。

 ただ、レミィが青い顔を強張らせたのを見て、自分がひと目で痴漢犯と分かるほど卑しい顔つきになっていることを理解した。

 

(じゃあ、もういいか)

 

 顔を見たレミィは、ロイを痴漢だと思っているのだ。

 ならば、それ相応の振る舞いをするだけ――そう思った瞬間、ロイの頭に残酷なものが湧いて。

 

「……!!」

 

 ロイは、正面からレミィの胸を鷲掴みにした。

 

「……、……!!」

 

 青ざめたレミィの顔に、再び赤みがせり上がる。

 

「~~っ……!!」

 

 声にならない声を上げて、レミィはロイを見上げる――だが、その背後からも男たちは襲いかかる。

 

「!?」

 

 レミィの横あいからも手が伸びて、また別の男が胸を触りだす。

 見知らぬ野郎と手が触れ合ったロイはわずかに不快に思うが、存在感の強いレミィの胸を独り占めするも良くないと考え直す。両手をどけて一本指でだけレミィの胸をつついてみると、他の男たちも揃ってレミィの指をつつきだす。

 

「ぅ……、……!」

 

 慌てて両腕で胸を隠すレミィだが、腕の隙間を縫って彼らは胸をツンツンとつつく。

 

(こんなになっても抵抗しないんだな)

 

 レミィが通報も抵抗もしないのは、いずれも優しさのためだろうと想像がついた。

 冒険者のレミィなら、ここにいる痴漢全員を打倒するくらい難しくないはず。しかし、そんなことをすればロイたち痴漢犯は少なからず怪我をするかもしれない――通報に乗り出せないレミィからすれば、それだって躊躇いの理由になるだろう。

 

(ま、都合は良いけど)

 

 そんな彼女の優しさにつけ込んで、男たちは好き勝手にレミィを弄ぶ。

 

「っ、……!!」

 

 短い髪の毛の先に触れられると、レミィはそれだけで首まで真っ赤。

 明らかに異性慣れしていないレミィの様子は男たちの嗜虐心をかき立てる。盗撮映像の中では明るい笑顔だったレミィが、今ロイの目の前で顔を赤らめ、おどおどと視線をさまよわせているのだ。こんなに愉快なことはなく、ロイも前に見かけた男を見習ってスマートフォンを取り出す。

 

「えっ……」

 

 突然自分の顔に向けられたスマートフォンを前に、レミィも顔を撮られたことを思い出したらしい。

 顔を隠そうとするも、両腕は胸を隠したいから使えない。ならばと首をひねるレミィだが、マントや下のシャツをあちこちから引っ張られているせいで動きにくく、ほとんど身動きは取れない。

 

 そんなレミィの顔を見下ろすロイは、悠々とカメラアプリを起動。

 若い子が使うようなフィルターや加工の類は知らないから、スマートフォンに元から入っていたカメラを設定もいじらず使うロイは、上からレミィを撮影する。

 

「!」

 

 カメラのシャッター音に、レミィの顔がますます引きつる。

 無加工の画像でもレミィは抜群の愛らしさを誇る。整った顔立ちに、腕で隠しても隠しきれない胸の膨らみ。あちこちから伸びる男の魔手も良い味を出していて、無上のオカズを自分の手で作り出したことがロイの興奮をかき立てる。

 

「……っ、……!!」

 

 必死に首を振り、何やら目で訴えかけるレミィ。

 潤んだ瞳は、撮った画像を消してほしいと懇願している――しかし、大声を上げるでも力に訴えるでもない弱々しいレミィの姿は、ロイにとっては恐れるものではない。

 ロイはレミィの顔にカメラを近付けてもう一枚撮り、今度はレミィの胸元にカメラを近付けさせる。

 

「手、どかせよう」

「じゃあ右腕はこっちで――」

 

 ロイがレミィの胸を撮ろうとしていることを悟ってか、周囲の男たちはレミィの腕を胸から剥がしにかかる。

 

「っ、……!!」

 

 眉をたわませるレミィは必死に――それでいて彼らを傷つけないように――抵抗するが、性欲でリミットの外れた男はレミィの手心などお構いなしの力ずく。

 初めに左腕が、続いて右腕がレミィの胸元から引き離された。揉み合ううちにマントを留めていたオレンジのリボンは外れていて、レミィのシャツの胸元があらわになっている。

 

「……ゃ……!」

 

 強い抵抗を示すレミィだが、あちこちからの手がレミィのシャツに群がり、ボタンを一つずつ外してしまう。

 ロイは、目の前で行われる強制脱衣を動画に収めていた。首元からきっちり留められていたボタンが外れ、レミィの白い生肌が現れる。盗撮動画の中で全裸だって見たはずなのに、いざ目の前に素肌が現れるとそれだけで理性が吹き飛びそうになってしまう。

 

「……っ、……!!」

 

 両手首を掴まれ、両腕を押さえつけられたレミィの胸元が少しずつ暴かれる。

 白い首元、鎖骨が覗いたかと思えば、すぐに胸の膨らみが現れる――谷間は年齢の割に深く、幼さを示すように真っ白なブラジャーは卑劣漢どもの目には眩しい。

 

「よっと」

 

 誰か一人の軽いかけ声とともに、レミィの胸元が寛げられた。

 

「……!!」

 

 胸元に走るベルトのせいもあって、広げられたシャツはレミィの胸だけをさらけ出す。

 とはいえ、ブラジャーを着けた胸は丸出しだ。しっかりと出来上がりつつある二つの膨らみをしっかり支えるためか、ブラジャーはスポーツタイプではなく大人と同じ形のもの。色柄がない白無地なところは年齢相応で、ロイたちは改めて痴漢被害に遭うこの少女がまだ十三歳であることを突きつけられる。

 

(これが、十三歳の……レミィちゃんの胸……!)

 

 だが、年齢を改めて思い起こしたところで十三歳の無垢な少女を弄ぶ喜びが強くなるだけ。

 改めてロイはレミィの胸にカメラを突きつける。こんな目に遭ったせいか、少女の瑞々しい肌からは汗の香りがほんのり漂って、盗撮映像を見るだけでは伝わらないレミィの質感に男たちは夢中だ。

 

「……! ……!!」

 

 真っ赤になったレミィはきつく目を閉じ、悪夢のような状況にひたすら堪える。

 プルプル震えるレミィは、想像を絶するほどの恥ずかしさに囚われているのだろう。見知らぬ男に指を絡められても顔を染めていたのだ、今の状況がどれほどレミィの心を追い込んでいるかは分からない。

 だというのに、ロイは更にレミィを追いつめるべくカメラのシャッターを切る。

 

「っ……」

 

 遠慮なく撮影するロイの様子に、周囲の男の中にはカメラを取り出す者も。

 顔、胸、股間のアップまで。レミィが強く抵抗しないのを良いことに彼らはエスカレートし、熱狂の渦の中心近くにいるロイは酸欠でクラクラしてしまうほどだ。

 

(やべ……勃起しすぎて痛え……)

 

 これ以上レミィの正面に立っていれば倒れかねない、と、ロイはわずかにレミィから距離を置く。

 

「すんません、場所貰います」

 

 すると、近くにいた男はロイに一声かけてレミィの正面に。

 ロイに一声かけるくらいには常識があるらしい彼は、しかしレミィの身体は無遠慮にまさぐる。彼がレミィの正面に立つやいなや胸の谷間に指を突っ込むのを見届けて、ロイは盗撮仲間たちのいる掲示板に撮ったばかりの画像を貼る。

 

233:

現地から速報

 

 投稿して、ロイはレミィから離れた場所に空席を見つけて腰掛ける。

 離れた場所から車内を見回すと、レミィがいる辺りの人だかりが不自然なのは見て取れる。

 ロイの周りにいる人は黄色いものも身に着けておらず、たまたまこの車両に乗ってしまった人ばかり。その人々も不自然な人だかりには気付いているようだが、特に気にした風もなく、レミィの助けになりそうな者は見当たらない。

 

(少し休んだら、俺もまた行くか)

 

 思いながら、ロイは掲示板をリロードして後に続く書き込みを確認する。

 

234:

エロすぎ!?!?!?!?!

 

235:

うわマジかすご

共有感謝です

可能なら、、パイパンマンコ、お願いします

 

236:

うおおおすご

生おっぱいエッッッッ

 

237:

トイレ行ったタイミングで開いて良かった勃起やばい

 

238:

あーーーやっぱ行けばよかった

仕事急に入って行くの止めたの死ぬほど後悔してる

現地の人楽しんでください。レポ&写真本気で待ってます

 

239:

同じく現場 お尻えっちい

 

 ここにはいない者の興奮の書き込みに、ロイに触発されて追加の写真を貼る者も。

 異常な熱狂に包まれて、電車の揺れもあいまってロイは夢の中にいるかのよう。

 

240:

現場組でーす今おっぱいいじってまーす

なんかリクエストあれば写真撮るよー

 

241:

神神神神

乳首カリカリ動画いけますか・・・!!!!!!!

 

 現実味がないほど卑猥な空間の熱に浮かされて、ロイはふらふらと立ち上がる。

 

(レミィちゃんの乳首、勃起したらどんなんだろうな……ああ、あとはパイパンのアソコも見たいし、お尻も直接触りたいな……指とか挿れたら、どんな顔するんだろ……)

 

 向かう先はもちろんレミィの元。次々に思い浮かぶ低劣な妄想を実現すべく、ロイは痴漢の群れに加わるのだった。

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