異空間には羞恥がいっぱい メイル、はる香、ケロ、プリンセス・プライドは互いを舐めては達する 作:高牧園
それがどこなのかは誰も知らない。
何もない異空間には人影ひとつないのに、異常な熱を持つ視線だけが満ちている。
ここに連れてこられた女人は肉体の主導権を奪われ、眼差しの求めるままに痴態を晒してしまう――。
1-1
「見ないでえっ!!」
桜井メイルは甲高い叫びを上げるが、周囲を取り巻く視線は変わらない。
謎の場所に現れた瞬間からメイルは全裸だった。発達途上の控えめなバストはつりがね型で、まだ性感帯として育ちきっていない桜色の乳首はごく小さい。
「なんでっ……裸に……!?」
混乱するメイルだが、答える者はいない。
ここにあるのは視線だけ。正体も分からない眼差しは舐めるようにメイルを、そして隣にある上下の下着を眺め回すのだから、メイルは恥ずかしくてたまらない。
「やだ、服返してえっ!」
必死に叫ぶメイルは空間の持つ支配力に圧され、すぐ隣にある下着を手にすることすら出来なかった。
上下の下着はまだあどけない。ブラジャーはスポーツブラ型だが締め付けはごくゆるく、バストが当たる部分だけ布が熱くなった程度のもの。ブラジャーというよりは丈の短いタンクトップに近い形状で、アイボリーカラーの無地はメイルの年齢を考えても幼さが強い。
ショーツもアイボリーの無地。綿の布地はメイルのお尻をすっぽり覆える大きさではあるものの、元の小柄さもあってそう大きい印象はない……少女らしい清潔感に満ちた下着とメイルの裸体は同時に視線に晒されて、メイルは耐えきれないと身体を震わせ。
「やめて……やめ、てぇ……っ!!」
叫ぶほどに、身体の奥から熱情が込み上げてしまう。
体の成長について学校などで教わることはあったが、知識とはまるで違う激しい衝動がメイルを襲う――まずい、と思った時には手遅れで、メイルは全身を震わせてエクスタシーへと至ってしまった。
「~~っ……!!」
ビクン、と細い腰がうねる。
「なんでっ……! やめ――あぁっ……!!」
烈しい快楽に襲われたメイルが腰を突き出せば、そこにも視線は集まる。
「やだぁっ……!!」
強気に怒ることも出来ず、メイルは半泣きで首を振り続ける。
恥丘のふくらみはまだ乏しい。毛はまだ満足な量ではなく、細く頼りない毛がまばらに生えている程度。処理をせずとも毛は少ないから女の場所は丸見えで、絶頂によって潤みだしたその場所に眼差しが突き刺さる。
「ぁうっ!」
小ぶりなヒップを跳ね上げ、再び達するメイル。
まだ稜線が曖昧な乳房も跳ねた。小さいながらも乳首は勃起し、くすぐったさに似た奇妙な感覚を広げ――何度目かの絶頂に合わせて、胸の先から母乳が溢れ出る。
「ひうっ!?」
小さなおっぱいのどこに詰まっていたのかと思うほどミルクは大量。
噴射する母乳のしずくがメイルの快楽を深くさせる――ビクッと震えたかと思うと、メイルの下半身全体はどうしようもないほど熱くなって。
「あっ――あああっ……!!」
絶叫を上げながら、下半身からも快楽の証が流れだす。
ぴっちり閉じた割れ目からは潮が、そして肛門からは淡いピンク色の半透明ゼリーが。噴射するそれらすらも視線に見られていると思うだけでメイルの快感は深くなり、メイルは狂わんばかりに身を震わせる。
「やめ……てっ! やめてえぇえっ!!」
誰もいない異空間に悲鳴を響かせながら、メイルは淫らな衝撃に襲われ続ける――。
1-2
光はる香は、突如として異空間に転送された。
「あら? ここは……?」
戸惑いの視線を周囲に向けるはる香は、不意に視線を浴びてゾクッと背中を粟立たせる。
肩を跳ねさせた瞬間、普通ではありえないほど乳肉が大きく揺れた気がして視線を下に向け。
「あっ……ああっ……!?」
そこで、はる香は自分が全裸になっていることに気が付いた。
「い、いやっ! だめよ……!」
身体を隠したくても、なぜだか直立姿勢が崩せない。
家事をしている時のエプロン等はどこにもないのに、着けていた下着だけははる香のすぐ隣にあった。特に外出の予定もない日の下着は上下ともにアースカラー。肌によく馴染むベージュのブラジャーはカップが大きく、はる香の豊かな乳房をしっかり支えられるボリューム感だ。
大振りなレース飾りはブラジャーとショーツに共通している。三段ホックのブラジャーのストラップは少々くたびれていて、使い込んだ下着だと分かる――傍らの視線がショーツに向けられたと悟ると、はる香は悩ましげに尻を悶えさせる。
「だめよ、そっちは……っぁあ……!」
はる香の声は先ほどより強い切迫感に満ちていた。
それだけの声を上げたのには理由がある。はる香のショーツもブラジャー同様に使い込まれてくたびれて、クロッチの内側には年季の入ったシミがついてしまっていたのだ。
「ああ……っ」
恥ずかしさにはる香の身体が燃え上がり、身体がビクビクと跳ねてしまう。
普段使いの油断しきった下着を見られてしまった羞恥が、異常な状況が、熟れた女体を高みへ連れて行く。
「どうして――どうしてっ……!?」
うろたえた叫びを上げながら、はる香はオーガズムの嵐に囚われる。
何もかもがはる香の理解を許さない。異空間に満ちる視線がますます熱心にはる香の裸身を眺め回すせいで、はる香は絶頂の余韻に浸る暇もなく二度目の快楽に襲われる。
「あぁあっ……!!」
これまで感じたこともないような悦びが満ちた。
「はっ……ぁあ、だめ、家に帰らないと……!!」
エクスタシーのせいで時間の感覚も曖昧になりながら、はる香は必死に首を振る。
短い髪は汗で顔に張り付き、乳房だけが重たげに揺れた。依然として豊かなハリを誇る乳房は服を着ている時よりもボリュームがあるように見え、眼差しは乳首を転がすように執拗な視線を向ける。
「そんな所ばかり――ぁ、だめ、そこも見るなんて――!」
鳶色の先端をたっぷり眺め回す視線がある傍ら、はる香の腰回りを舐めるように見つめる視線もある。
経産婦とは思えないほど引き締まった腰回りに対し、尻は適度な脂肪がついて柔らかそう。適度にムチッとした尻の割れ目をなぞるように視線が駆け抜けると、それだけではる香は達してしまい。
「はぁあっ……んんっ!」
困惑の声を上げながら腰をくねらせ、見せつけるように秘所を突き出してしまう。
「あ――あぁっ……!」
軽く開かれた足元から這い上がる眼差しが、はる香の秘所を射抜く。
陰毛は軽く処理されているものの、ふんわりと恥丘全体を覆っている。はる香の身悶えのたびにそよぐ体毛は官能的な美しさを帯び、雌の場所の神秘をかき立てる。
「はぁあっ……!!」
そして、真下からの視線ははる香の割れ目が開くさまを見ていた。
性を知っている淫裂は、内側からの潤いにゆっくりと寛ぐ。女の香りを立ち上らせる膣口は妖しげに開閉しており、視線は膣洞の奥の奥まで見通そうとするかのように熱心だった。
「や……やめて、それ以上、見たら――」
耐えがたい美悦に襲われて喉を震わせるはる香だが、視線は止まらない。
肌が色づくほど、蜜液が滴るほどに視線の熱は強くなる。裸のはる香は全身にネットリした視線を受け、眼差しに抱かれているような奇妙な感覚の中で絶頂を迎え。
「あ――ああっ……!!」
その瞬間、胸に熱を覚えた。
「そんな……どうして……!?」
胸に感じた熱は、子どもを産んだ頃に味わったことのあるもの。
見開いた目を胸元に向ければ、豊かな乳房からは母乳が溢れて止まらない。
「あぁあっ!?」
衝撃はまだ続く。
母乳を吹き出す快感に叫びを上げた瞬間、はる香の股間からは激しく潮が吹き出たのだ。
「は――ぁあっ、あぁあっ……!!」
乱れた叫びを上げるはる香の目の前で、母乳と潮が交錯する。
入り乱れて白濁した液体は異空間のどこかへ消える。しかし絶頂が止まらないのだから母乳も潮も収まる気配はなく、はる香は喘ぎながら溢れ出る全てに振り回されるばかりだ。
「っんぅ……!」
そして、尻を振るたび視線が集まる菊座にも熱が広がり。
「い、いやぁあっ……!」
次のオーガズムに合わせて、はる香は太いゼリーをアヌスから吐き出してしまう。
「あぁああ……!」
半透明のゼリーは深い赤色。ふわりと漂う濃厚な甘い香りが恥ずかしくてたまらないのに、ゼリー排泄もまた止まる気配はなく。
「お願い……お願いよ、もう止まってっ……!!」
必死に懇願しながら、ひたすらイき続けるのだった。
1-3
プリンセス・プライドの白い裸身は真っ赤に色づいていた。
「はっ……ああ、……はぁっ……」
クリームランドの王女である彼女もまた異空間に全裸で囚われていた。
身体の自由はなく、すぐそばに下着を飾られた状態でいることは彼女にとってとんでもない屈辱なのだろう。プリンセス・プライドはうつむき、身体の奥からこみ上げる快感に身を委ねないように必死で耐えているようだ。
(どうしてです……一体、誰の仕業なのですか……!?)
理解できない状況に疑問が湧くプリンセス・プライドは視線を巡らせるも、あるのは自分の下着のみ。
プリンセス・プライドの記憶が正しければ、ほんの少し前までは純白のドレスを纏い公務に当たっていたのだ。ドレスのシルエットを保つために下着は白で揃えていて、誰にも見せたことのないインナーを飾られた恥ずかしさがプリンセス・プライドの心を締め付ける。
「ご覧にならないで……!」
呟くプリンセス・プライドの言葉を無視して、異空間にある眼差しは下着を眺める。
ブラジャーとコルセットが一体化した上衣は堅牢なワイヤーで形作られていた。ドレスを美しく着こなすために表面のデザインはほぼなく、純白のサテンの輝きがひたすら目に眩しい。
上衣がシンプルな分、ショーツは贅を尽くした作りだ。ショーツラインを浮き上がらせないようにと背面はごく細い紐状で、上からコルセットがかかるフロント部分は精緻な刺繍がある。
ノーブルな美体を彩るだろう下着をジロジロと眺められる恥辱にプリンセス・プライドは顔が真っ赤……膝が震えだせば、彼女の身体にまで視線は及ぶ。
「っおやめになって……」
か細い声で拒絶するも、姿を持たない視線たちは文字通りに聞く耳を持たない。
華奢な足元を絡め取るように這い上がる眼差しがプリンセス・プライドのデルタゾーンに至る。
「!」
そこを見られていると自覚した瞬間、プリンセス・プライドの性感が燃える。
「っ――ああ……!」
ずっと堪え続けていた快感が一斉に爆ぜ、深い快感に晒される。
プリンセス・プライドの秘所には毛がない。ほのかに綻んだ割れ目からトロリと蜜が落ちて太ももが濡れ、プリンセス・プライドの秘所に幾条もの視線が集中する。
「いけません……っぁ、あ――!」
わななく腰が期せずして突き出されると、恥丘を見せつけるような格好になってしまう。
眼差しが実体化したなら、プリンセス・プライドの秘所に触れそうなほど近くに寄っているだろう。至近距離から眺め回す視線はプリンセス・プライドの白い素肌を丹念に見つめていて、眼差しが丁寧であればあるほどプリンセス・プライドの心拍は上がってしまう。
(見られて……見透かされているような……!)
そう感じてしまうのは、プリンセス・プライドが陰毛の処理をしているから。
髪の毛と同じ金色の毛を疎ましく思って無毛にしているプリンセス・プライドだが、こうも間近で見られてしまえば剃り跡が見つかってしまうかもしれない――物言わぬ視線が剃り跡に気付いたかどうかはまったく分からないが、その可能性があるというだけでプリンセス・プライドの身体はどうしようもないほど熱くなってしまう。
「っく……、うう……っ!」
せめて喘ぎ声は聞かれないようにと唇を噛みしめるプリンセス・プライドだが、視線は全身を性感帯へ変えようとしているかのように這い回る。
豊かなヒップに細い腰、そして前へと張り出すような弾力のある乳。乳輪はごく小さく、小ぶりな乳首はすでに勃起している。驚くほど淡い色合いのバストトップが物珍しいのか視線は乳輪をなぞるように動き回り、プリンセス・プライドは耐えきれずにまた達してしまう。
「ああっ……!!」
肉悦のあまり声を上げてしまった瞬間、身体の箍が外れて。
「っ――!?」
声にならない悲鳴を上げて、プリンセス・プライドは肛門から薄紅色のゼリーを出してしまう。
「いっ――いやぁああああッ!!」
絹を裂くような悲鳴の間もオーガズムは止まらない。
身体の異常は次々起きる。剃毛した秘部から覗くクリトリスは真っ赤に膨れ、淫核を彩るように潮の噴水が止まらない。
「な……何なのですか、これは――ッ!?」
潮吹きの経験どころか知識もなかったのだろう、プリンセス・プライドは青い瞳に絶望すら滲ませて絶叫するも、法悦は驚きすらも押し流す。
「――ああっ……!!」
ビクンとのけぞればアヌスからゼリーがにゅるんとこぼれ、潮がうねる。
全身の熱が強いあまり、プリンセス・プライドは次に自分に何が起きたのか分からなかった――しかし白い液体が頬を濡らし、自分の乳房が暴れ狂いながら母乳を撒き散らしているのだと理解して。
「う……うくぅうっ……!!」
ひどい辱めに、狂いそうなほどの恥ずかしさを覚えてしまう。
頭がどうにかなりそうなのに、この異常な空間はプリンセス・プライドの理性を繋ぎ止める。終わりも見えないままひたすら達し続けるプリンセス・プライドは、女の場所をの水気をあちこちに振りまき続ける――。
1-4
異空間へ転送された瞬間、緑川ケロは素っ頓狂な声を上げる。
「こ、これは何ということでしょう!?」
仕事中だったのだろう。ニュースキャスターらしい聞き取りやすい声で驚きを表明すれば、どこにもいないはずの視線たちが一斉にケロに向けられる。
「それにこれは――っ……え……!?」
どこかにカメラはあるかもしれない、と信じて声を張りかけるケロだが、素肌に視線を浴びて自分が裸だと気付いて。
「~~っ……!! こんなの、放送できないっ……!!」
身体を腕で覆い隠そうとするのに、謎の力が働くせいで腕はろくに動かない。
「……! リポートよ、リポート……! また局長賞を――ううっ……!」
自分を鼓舞するように呟くケロだが、恥ずかしさが勝って声は尻すぼみになってしまう。
ケロの恥ずかしさを強めるのは、目の前に自分が着けていた下着が飾られているから。現場でのリポートも多いから動きやすいようにとスポーツブラを着けているらしく、スポーティな雰囲気が強い緑と白のストライプ模様はケロの雰囲気にぴったり。
「お揃いじゃない日に限って、こんな……っ!」
しかし、ショーツはまるで違うデザインだ。
タイトなパンツスタイルが多いから、ショーツラインが浮き出ないようにストリングショーツを穿いていた。ブラジャーはストライプ模様の明るいスポーツブラなのにショーツはセクシーさすら感じられる布面積の小ささで、ちぐはぐな上下を暴かれたことが何よりケロには恥ずかしい。
「うう……っ」
視線どもにはショーツのデザインが意外だったのか、下着とヒップを交互に見比べる。
爽やかなミントグリーンのショーツはリーフ模様のプリントつき。上下は雰囲気で似通っていてもセットでないのは明らかで、さんざん下着を眺め回してケロを羞恥させた視線は、いよいよケロ自身を見つめる。
「あ、ああっ……!」
恥ずかしさに物も言えないケロだが、視線が全身を這い回る様子だけはまざまざと感じられた。
これはニュースキャスターの性なのか。ケロを四方から取り囲む眼差しは無秩序にケロの素肌をまさぐる。
「っう……」
眼差しのひとつは首筋から鎖骨、そしてバストラインを辿る。
ケロの乳房は見事なお椀型だ。存在感のある乳房はふっくらと存在を主張し、視線は何度も稜線をなぞる。くっきりとした乳房と乳輪の境界線、そして視線に晒されたことで膨らんだ乳首の何もかもを見られてしまって、ケロはぎゅっと目を閉じて身体を揺らす。
「ううっ――!!」
訳も分からないまま絶頂に追い込まれ、身悶えするケロ。
纏わりつく視線の一つひとつがケロを絶頂へ追いやった。胎の奥が熱くなり、全身の粘膜が励起する――信じがたい快感は次々に押し寄せて、ケロは止まらない淫悦に翻弄される。
「はぁっ……! あっ、あぁあっ!!」
何か言おうと口を開いたはずなのに、頭はすぐに真っ白になってしまう。
漏れるのは喘ぎ声ばかり。休む暇もなく快楽を積み増しされた身体は異常な昂りを宿し、引き締まったお腹をいくつもの汗の粒が転がり落ちる。
「あく――ぅうう……ッ!!」
汗、そして縦に走る臍を追った眼差しはケロの秘所へ。
短く切りそろえた陰毛は広く生え揃っていた――年相応に綻ぶ割れ目からは絶えず蜜が流れ、つられてヒクつく菊門まで視線に射抜かれる。隠すことも出来ずに全てを見つめられたケロがのけぞった瞬間、異様なほどの開放感が全身を駆け抜ける。
「――ぁ――」
これまでに感じた快感を上塗りする興奮が押し寄せる。
肛門からゼリーが、股間から潮が、そして乳首から母乳が迸り、ケロは肉欲に駆られて叫びを上げる。
「ッイくぅうう――!!」
乳房と同じく丸みを帯びた尻をくねらせれば、淡い黄緑色のゼリーもうねりながら尻から飛び出る。
オーガズムに排泄の快楽まで加わって、ケロは指の先まで淫蕩の中。理性が焼き切れそうな悦びに打ち震えては、ケロは何度でも叫び続ける。
「イくっ、イく――イってる――イくぅうう……ッ!!」
みっともなく響き渡る声は誰の耳にも届かない。
しどけない喘ぎを繰り返すケロは、止まらない快楽に身をよじり続ける――。