※この作品はR-18です。

異空間には羞恥がいっぱい メイル、はる香、ケロ、プリンセス・プライドは互いを舐めては達する   作:高牧園

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第4話

4

 

 どれだけ乳を吸われ、乳を吸い、イき続けた後か。

 

「ぁっ……?」

 

 不意に周囲の視線によるプレッシャーから解放され、プリンセス・プライドは強張った身体から力を抜く。

 ぬぽっと唇から乳首が外れると、唇と乳首には白濁した糸が架けられる――自然と糸が切れるまでプリンセス・プライドは呆けていたが、視界の隅に何かが見えてハッと我に返る。

 

「今、何かが――」

 

 呟くプリンセス・プライドと同じくして、他の三名もその場所に視線を送る。

 

「……何、あれ……?」

 

 そこにある物の正体が分からず、メイルは眉を寄せた。

 この異空間はどこもかしこも真っ白だった。壁と床の境界すら不確かなはずなのに、今は床に奇妙なものが広がっていた。

 むしろ、真っ白な床は四人がいるわずかな区画のみ。面積にして四畳以下の区画を除いた全ての底面には薄ピンク色の突起が敷きつめられている――微妙に大きさの異なるイボが無数に生え揃うさまに、はる香は足つぼマッサージを連想して。

 

「イボイボしてるのね?」

 

 顔を近づけると、イボの表面がネットリと水気を帯びているらしい。

 どうやらこのイボの表面を覆うほど大量の、粘度が高い液体が撒かれているのだろう。こんな大掛かりな仕掛けがどのようにして発生したのか、と不思議に思うケロだが、悠長に考えている時間はなさそうだ。

 

「! か、身体が勝手に……!?」

 

 四つん這いの姿勢のまま、ケロはぎくしゃくとイボの元へ進んでしまう。

 イボを連ねたマットの上に辿り着いたケロは身を低める――それもこの場に働く強制力の一つだろう。身体を屈めたケロの前面に触れるとイボは柔らかく折れて、ぬるりと女体を撫で上げる。

 

「――きひぃんっ!!」

 

 一瞬にして、ケロは絶頂してしまった。

 

「え――」

 

 驚愕に目を見開くメイルの目の前、ケロの女体がうねる。

 

「ひきぅうっ――きぁッ!! ひきゃぁあああッ!!」

 

 これまでのケロの喘ぎともまるで違う甲高い絶叫を上げ、ケロはイボつきマットからもたらされる法悦に身をよじる。

 

「これ――っんぁ!! ッローション、びや――くぅううっ!! ぅくっ、くうぅううッ!!」

 

 必死に彼女たちに何かを伝えようとするケロだが、あまりの快感に言葉は途切れてしまう。

 

「え……? びや……?」

 

 もっとも年齢の低いメイルには、ローションも媚薬も何を意味しているのかは分からない。

 しかし、隣にいるはる香はケロの言いたいことを正確に理解してしまった。エクスタシーの余韻に色づいていた頬からサッと赤味が引くが、はる香もイボマットへ歩を進めてしまう。

 

(媚薬効果のあるローションがついたイボマットなんて……そんなの、そんなの――!!)

 

 危惧した通りに、はる香はイボマットに踏み入るや否や絶頂を迎えて。

 

「ひぁッ――あ、あぁああんッ!!」

 

 ガクガクと膝を震わせ、あろうことかイボマットの上にうつ伏せに倒れてしまう。

 

「ぁひゃあんッ!! ひぁあぁああんッ!!」

 

 身体を起こそうにも、手足はヌルヌルのローションに囚われて起き上がることすらままならない。

 しかも、周囲の視線どものせいで、身体をイボから完全に離すことは許されていなかった。豊かな乳房はイボに押し付けられ、本来は性感帯でない腹や太ももすらも気持ち良い。

 

「んひぁっ――ひゃああああぁッ――!!」

 

 尾を引く叫びを上げるはる香の乳房から流れ出た母乳が、イボとイボの間を流れていく。

 隙間なく、それでいて不規則に並べられたイボとイボの合間が白く濡れていくさまはアミダクジのようですらある。

 しかしミルクがどこに行き着こうと、囚われた哀れな女体の行く末は決まっている。続いてメイルもぎくしゃくと進み、イボマットに幼い身体を委ねてしまう。

 

「ん――くうううッ……!?」

 

 快楽が頭の中でスパークする。

 何が起きたのかも分からないほど悦びは強い。全身の性感帯は一瞬にして開発され尽くし、あらゆる刺激を快感に代えてしまうメイルは混乱を示して腰を大きくグラインドし、無毛の割れ目を無数のイボに撫で上げられてオーガズムに至った。

 

「んぅうッ!? ぅうッ!? うううぅう゛ッ!?」

 

 悲鳴を上げ、手に力を入れると指の股をイボが撫でる。

 

「うぅう~~ッ!!」

 

 イボの表面に塗り込まれたローションは媚薬入り。超即効性・超強力な媚薬は即座にメイルの肌に染み渡り、身体の髄にまで淫悦は広がっていく。

 

「くぅうッ!! ぅくううぅううッ!!」

 

 メイルたちを取り巻く視線は腹這いで進むように無言で強要する。

 深いオーガズムを何度も食らってメイルの身体は痺れたように動かないのに、視線に裸体を舐め上げられると手足はギクシャクと動きだす。腹這いのまま、胸も割れ目も媚薬ローションつきのイボに撫でられれば全身は深い肉悦に包まれて、メイルは処女穴をパクパクさせて糖蜜を垂れ流す。

 

「っは……ひ――ぁあっ……!!」

 

 彼女たちと同じように、プリンセス・プライドもまたとんでもない快感に震えていた。

 エクスタシーのあまり動きを止めようと媚薬ローションの浸透は止まらない。一秒ごとに倍加する肉悦にプリンセス・プライドの全身はすっかり冒されていて、緩んでだらしない顔を晒してしまう。

 

「は……ぁあっ! ぁはぁあ――っ……!!」

 

 熱い喘ぎを漏らす口は半開きで、伸ばした舌の先からポタポタと唾液が滴る。

 唾液が落ちるたび、舐めたアヌスと母乳の味が口内に蘇る。そのせいでプリンセス・プライドはますます欲情してしまって、腰が痙攣するあまりうまく前に進めずにいた。

 

「はぁ――ぁ、っぁ……!!」

 

 快感のあまり視界が歪む。

 イボマットにも果てはあるらしい。はるか遠くにマットの終点は見えているものの、絶頂のたびに身体の動きは止まるのだから、見えている以上に時間はかかる。加えて身体が敏感になりすぎたせいか時間の感覚は異常なほど引き伸ばされていて、プリンセス・プライドたちは永遠にイボマットの中でよがり狂うのかと思うほどだった。

 

「――は、あぁっ……!!」

 

 果てしない淫悦に視界が歪む。

 繰り返される快感に頭の中が白やピンクに明滅するのに、なぜだか発狂も失神も出来ない。しかし神経の限界を超える悦びを全身に流し込まれてプリンセス・プライドは平静を保てず、双眸は上を向いてしまっていた。

 

「ぁ――ぁはあぁっ……はっ、――はぁあっ……!!」

 

 長い時間をかけて先に進んだ気がしてマットの先を見やれば、先ほど確認した時と比べてちっとも前に進んだ感じはしない。

 

「あぁあっ……」

 

 一向に進んでいないのか、あるいはマットのほうが延びているのか。

 絶望したプリンセス・プライドの身体はすぐさま絶頂に支配される――いつ終わるとも知れない快美に浸りながら、四人は無限地獄のような快感に襲われ続けるのだった。

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