ファイアーエムブレム 娼俗の剣 作:どろまみれ
【進撃準備】
▲ケイオス/見習い魔導士(Lv.1)
属性:無 移動:5 体格:2
HP:9
力:1 魔力:5
技:2
速さ:3
幸運:0
守備:0
魔防:5
魔導書:D
装備:雑魔導書
・見習い魔導士(LvMax10)
自らの歩む道を定めている最中にある、魔導士に満たない未熟な村人。
レベル10になったうえで所定のアイテムを使うと下級職にランクアップできる。
・
重さ:7
フィアー/アロー/ライブ
ケイオスがニイメの魔
杖がなくても多種の魔導を扱えるようになるが本来の機能は失われており、そのくせ本は重く、それぞれの使用回数も少なく、威力も劣化している。
・フィアー
武器レベルD/射程1~2/命中80/必殺0
相手を視えない衝撃波で押し出す。
術者とは逆方向へ2マス相手を移動させ、また、相手の力と速さを固定値で1ずつ低下させる。
・アロー
武器レベルE/射程1~2/威力2/命中95/必殺5
衝撃の鏃を飛ばす。攻撃魔法としては心もとないが、他と比較すれば耐久と命中に優れる。
・ライブ
武器レベルE/射程1/威力5+術者魔力
威力分のHPを回復する。杖に比べて本体の回復力が半減しており、使い手の魔力に回復量が
▲ロイド/剣士(Lv.18)
装備:鋼の剣
▲ブレンダン/ウォーリア(Lv.2)
装備:鋼の斧
【プレイヤーフェーズ】
丘陵の影から飛び出し、ロイドは駆けた。
その背を追う。流石に歩幅が違うため、ケイオスはついてゆくので精一杯なスピード。
それでも置いて行かれなかったのは、ロイドがあくまで遠回りに、月の影に潜みながら敵陣へと接近しているからだった。
「俺達の狙いは敵将だ。今日は撤退させれば、それでいい。明日の日が沈むまでにベルンの領内に入るのは難しいが、俺たちの仲間が到着するには十分だ」
「りょーかい」
殊勝に頷いたケイオスを見て、ロイドは再び足を速める。
……しばらくゆくと、事前の情報の通りに顔と身体に布を巻いた野党が1人立ち塞がった。
サカの地は、高さのある地に草原が広がった土地である。
見晴らしは良い。ロイドとしても別働が見つかるのは織り込み済み。
「いくぞ」
「おう」
ロイドとケイオスは陣形を保ったまま、野党へと接敵する。
<戦闘処理>
ケイオス:フィアー
→ 盗賊1:(命中/体勢崩し/0)
ロイド:鋼の剣×2
→ 盗賊1:(必殺/8+8*3)
⇒ 盗賊1:HP 0/戦闘不能
ケイオスのフィアーは、相手の体勢を崩す魔法だ。先頭を走っていた野盗は弾き飛ばされ、弾き飛ばされたその先にいつの間にか入り込んでいたロイドが、目にもとまらぬ速さで斬り捨ててしまった。
ロイドの剣技を
1撃目は相手のナイフを弾きあげて尚、身体に食い込んで。布の下に皮鎧があることを確認し。
2撃目は目で追う事すらできなかった。気づいた時には盗賊の首は血しぶきをあげながら身体を離れ、地面の上に転がっていた。
凄まじい剣だ。
切り口から察するにロイドは野党の背後に回ったと思われるのだが……彼の身体よりも月光に照らされた鋼の刀身の軌跡の方が、綺麗に見えたほどの速さである。
「刀身についた血と脂を、そのまま肉でぬぐう様に斬るのがコツだな」
「信じらんねー……。オレが今までみた誰よりもはえーぞ、ロイドの剣」
「だろ? だから前は安心して俺に任せな。お前は同じ入りで、後は臨機応変。合わせてやるよ」
「ぎゃはっ、見てな?」
【エネミーフェーズ】
野盗の残り数は読み切れない。
夜の闇の中、無数の影が動き続けているようだ。
「でもロイドが言うからにはよ。敵将がいるっていう確信、あるんだろ?」
「ある。夜の闇に紛れられる時間帯に、ベルンからまだ遠い位置を通る商隊を狙って、まず騎兵の斥候を出してから、2波をけしかける。セオリー通りで頭でっかち過ぎる攻め方だろ。野盗の教科書にでも載ってるんじゃないか?」
「つーこた、普通はもっとばらばらになるものなのか」
「そうだな。なにせ……この世界にはさっきの俺みたいに動ける奴がごまんといて、馬に乗りながら身の丈程もある大剣を片手で持ち上げるやつもいて、斧の一振りで地面を割る戦士までいる。人は個の力が強すぎる。そんなやつらを組織だって動かす必要なんて、ないからな」
「……逆に言えば、力に劣る雑兵なら動かす必要はあるってことか……?」
「そらそうよ。劣る奴らが、優れた奴らを相手取るためには必要だ。……そら次、来るぞ!」
<戦闘処理>
盗賊2:毒の弓
→ロイド:(回避)
盗賊3:毒の短剣
→ロイド:(回避)
ロイド:鋼の剣×2
→ 盗賊3:(命中/8+8)
⇒盗賊3:HP 0/戦闘不能
【プレイヤーフェーズ】
「……敵将はこいつらの奥か?」
「わかんの?」
「わかるというか、この奥にいなけりゃ丘陵から離れ過ぎる。指揮を捨てて逃げたとしたら、もういないかもな」
「……これだけ斬り込まれてて、逃げてねぇ場合があんのか」
「あるだろ。死ぬまで戦えって命令を下されてるとかな。……さて、まずは目前の残りを片付けるぞ」
ロイドの号令に合わせて、魔導書を抱えたケイオスが飛び込んでゆく。
<戦闘処理>
ケイオス:アロー
→盗賊2:(命中/7)
ロイド:鋼の剣×2
→盗賊2:(必殺/8*3+8)
⇒盗賊2:HP 0/戦闘不能
「ハッ。弓兵相手に吹き飛ばしたら離れちまうから、射程
「だからって攻撃しない理由もねーよ。魔導書は減らすためにあんだからな」
「そりゃそうだ」
そのまま野盗の死体から剣を引き抜いて、前線を上げた時だった。
岩場と草場に囲まれた月の影から、染み出すようにぬぅっと、ひとつの影が現れた。
それは人の形をしている。人のように見える。
「人……だよな?」
「関係ないぞケイオス。体格が良い。少なくともさっきのよりは手練れだ。俺が先手を受けるぞ」
「おう。一撃で死なないでくれよな」
「クッソガキィ」
【エネミーフェーズ】
<戦闘処理>
盗賊首領?:フィンブル
→ロイド:(命中/12)
⇒ロイド:HP 50%
「―― ッッッ痛! その
「上級の、氷の嵐の魔法。フィンブルだ。……盗品か?」
「どうだろうな……。魔道書の在庫と使い手まで、全部を国が管理してるわけじゃない。鎧の表面が凍っただけだから、俺はまだ動けるが……お前はどうだ?」
「氷の魔法は大丈夫。イリアの地吹雪よりは激しくないさ」
「頼もしいじゃないか」
「だからロイド、オレが回復してやるから突っ込め。フィンブルの魔道書はめちゃくちゃ重いから、殺れるぞ」
「急所を狙えってか。まぁ、やれるか?」
ロイドは霜の張り付いた小手を払い、剣を構え直して言う。
回復が入れば死にはしないだろう。だが懸念がもうひとつ。
「俺は死ななくてもテメーが死ぬだろ、ケイオス」
「じゃあ射程に入らないようにする。それでも狙ってくるならフィアーで散らすよ」
「ならよし。お前を狙うようなら、オレが進路をふさいで追撃をかます」
盗賊の首領と思しき、人らしき輩が再び構えた。
大きな本を開き、手のひらをその上にかざし、仰々しい呪文を唱える。
サカの大気に散らばった水の精霊を呼び集めて、氷の嵐を呼び起こす。
その前に。
雲から、月が顔を出した瞬間。
「―― 牙の名において……死の裁きを、降す!!」
「……頁の21! ライブ!」
ふたりとひとつが交錯した。
氷の嵐を受けて尚、風雪を割いて、男は牙を振るった。
両刃の大剣が艶消しに鈍く光る。
首から別たれ、上と下。骨ごと両断されていた。
<戦闘処理>
ケイオス:ライブ
→ロイド:(HP回復5+5)
ロイド:鋼の剣×2
→盗賊首領?:(必殺*2/5*3+5*3)
⇒盗賊首領?:HP 0/戦闘不能
【戦闘終了】