※この作品はR-18です。

ドラゴンクエストIII 秘められた夜の伝説 ~救世の勇者と二十三人の艶技嬢~   作:坂本太郎

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序章:宿命の目覚めと「夜の名簿」

第一章:旅立ちの日 ― 勇者オルテガの血を引く者

アリアハンの空に、新たな時代の夜明けを告げる太陽が昇る。十六歳の誕生日を迎えたレオンを待っていたのは、母の優しい微笑みではなく、あまりに過酷な宿命の宣告だった。

 

「レオン、聞きなさい。あなたは亡き父オルテガの遺志を継ぎ、闇の魔王バラモスを討たねばなりません」

 

王の間でアリアハン王から授かった、古びた銅の剣とわずかな路銀。それ以上に重くのしかかる「勇者」という肩書きを背負い、レオンは決意を固めて下町の「ルイーダの酒場」へと足を向けた。父の旅路に同行したような、屈強な戦士、敬虔な僧侶、そして知恵深き魔法使い……そんな頼もしい仲間たちが、自分の訪れを待っているはずだと信じて。

 

しかし、酒場の重厚な扉を押し開けた瞬間、レオンは立ち込める濃厚な熱気と、甘く鼻腔を突く香水の匂いに圧倒された。

 

「……ルイーダさん、戦士や僧侶の登録名簿を見せてほしい」

 

戸惑いながらもカウンターへ進み出たレオンに、女主人ルイーダは妖艶な微笑みを浮かべ、一枚の羊皮紙を差し出した。期待に胸を膨らませて名簿を広げたレオンの目は、そこに記された「職業」の羅列を見た瞬間、点になった。

 

【ピンサロ嬢】【性感エステ嬢】【イメージクラブ嬢】【デリヘル嬢】……。

 

「……えっ? ルイーダさん、これ、何かの間違いじゃ……?」

 

レオンの声が震える。そこには伝説にあるような聖職者や武闘家の名は一文字もなく、代わりに夜の街を彩る艶やかな肩書きが並んでいた。ルイーダは困惑するレオンの様子を楽しむかのように、カウンター越しに身を乗り出し、その熱い吐息を彼の耳元へ注ぎ込んだ。

 

「ふふ、困惑しているわね、レオン。でも安心して。彼女たちは、男の欲望を糧にして『魔』を絡め取り、精根を吸い尽くすことで世界を浄化する、特別な力を持った乙女たちなのよ」

 

ルイーダの指が、レオンの震える手の上をなぞる。

 

「剣や魔法だけが、魔王を倒す手段じゃないわ。男の魂を昂ぶらせ、絶頂の果てに真の力を解き放つ……彼女たちの『艶技』こそが、闇を払う光になる。勇者のその『鍵』を、彼女たちに預けてみない?」

 

レオンは呆然と名簿を見つめ直した。サツキ、ミキ、アンナ、ノエル……名を連ねる乙女たちの肖像は、どれも目を覆いたくなるほど淫らで、それでいて神々しいまでの美しさを放っている。

 

「僕は……世界を救いに行くんだ。遊びに行くわけじゃない!」

 

絞り出した反論も、ルイーダの芳醇な香りと、酒場に控える乙女たちの熱い視線の前では無力だった。奥の席から立ち上がった一人の乙女――ピンサロ嬢のルナが、潤んだ瞳でレオンを見つめ、豊満な胸元を強調するように一礼する。

 

「勇者様……あなたの孤独な夜を、私が最高の快楽で埋めてあげます。それが、世界を救う第一歩になるのなら」

 

その瞬間、レオンの股間に宿る「勇者の証」が、かつてないほどの熱を帯びて咆哮した。正義感だけでは決して辿り着けない、肉体の奥底から突き上げるような衝動。

 

「……分かった。この名簿に載っている全員が、僕の仲間だ」

 

覚悟を決めたレオンの言葉に、酒場は一気に歓喜と淫靡な期待に包まれた。これが、後に「白濁の勇者」として歴史に(裏の)名を残すことになるレオンと、二十人を超える艶技嬢たちによる、前代未聞の救世の旅の始まりであった。

 

伝説は、剣の錆ではなく、愛液と精液の飛沫によって綴られていくことになる。

 

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