※この作品はR-18です。

ドラゴンクエストI・II・III:アレフガルドの旅路   作:坂本太郎

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第二話《Ⅲ》:勇者アリシア、宿命を越えた夜の誓い

ナジミの塔で「とうぞくのかぎ」を手に入れ、アリアハンを旅立つ準備を整えたレオンとアリシア。大陸を離れる船を待つ最後の一晩、二人は岬の近くにある小さな宿屋に身を寄せました。 父オルテガの足跡を追い、世界を救うという重すぎる宿命。アリシアは窓から見える海を見つめながら、珍しくその肩を震わせていました。

 

【重なり合う鼓動、伝説の始まり】

「……レオン。私は、怖くないと言ったら嘘になるわ。父様が消えたこの海の先に、何が待っているのか」

 

アリシアは振り返りました。月光を浴びた彼女の瞳は強く輝いていますが、その細い指先は剣を握りしめすぎて白くなっています。レオンがその手を包み込むと、彼女は吸い寄せられるように彼の胸に飛び込んできました。

 

「あなたは……どうしてそんなに温かいの? 私が『勇者』でいなきゃいけない時も、あなたはただの『アリシア』として、私の隣にいてくれる」

 

彼女はレオンを見上げ、決意を固めたように、その逞しい首筋に腕を回しました。

 

「ねえ、レオン。もし私たちが運命に勝てなかったとしても……私が生きた証を、私を愛してくれたあなたの証を、この世界に残したい。……私のすべてを受け止めて。私に、明日を戦い抜くための『生』の証を与えてほしいの」

 

勇者の鎧が床に落ちる鈍い音。それは、彼女が一人の女として、最愛の男にすべてを委ねた合図でした。

 

【黎明の契り】

月明かりが薄いカーテン越しに差し込み、寝台を銀色に染めていた。レオンがゆっくりと彼女の鎧を外すと、鍛えられたしなやかな肉体があらわになる。勇者の紋章が刻まれた胸元に触れたとき、アリシアの身体が小さく震えた。

 

「冷たい?」

「いいえ……温かいわ」

 

彼女はレオンの広い背中に両腕を回した。

 

「あなたが触れたところが全部、熱くなるの」

 

レオンの大きな手が彼女の腰を撫で、内腿へ滑り降りていく。柔らかな太ももの感触に彼が息を呑むと、アリシアは悪戯っぽく笑った。

 

「なら……私にもあなたの熱を味わわせて」

 

そう言って彼女は身を屈め、レオンの腰布をそっと解いた。猛々しく天を向いた屹立に唇を寄せる。

 

(チュパッ……ジュル……)

 

唾液の絡まる音が静寂を切り裂く。彼女の舌が先端を這い回り、根元から吸い上げるように奉仕する。レオンが低く呻いた瞬間、彼女は目を細めて微笑んだ。

 

「ここが……私のために硬くなってるのね」

 

彼女が口を離すと、透明な糸が引いた。その濡れた唇で、レオンの胸板に甘く噛みつく。

 

「ねえレオン……私をもっと欲しがって」

 

レオンは彼女の腰を抱き寄せた。

 

「アリシア、君の命は世界の希望だ。だから……俺はこの手で君を守りたい」

「守られてばかりじゃダメよ」

 

彼女は顔を赤らめつつ反論した。

 

「私もあなたを……」

 

言いかけた言葉を飲み込む代わりに、彼女は自らレオンの上に跨った。

 

彼の猛りが秘所に触れた瞬間、アリシアは鋭い痛みに息を詰まらせた。

 

「大丈夫か?」

「だいじょうぶ……続けて」

 

彼女が苦悶の表情を浮かべながらも懇願する。

 

「だってこれが……私があなたに捧げられる唯一の贈り物だから」

 

レオンが慎重に腰を進めると、結合部から粘着質な音が漏れた。(ヌチャァ……ズブッ……)

 

アリシアが苦痛と恍惚が入り混じった表情で仰け反る。

 

「あっ……んぅ……!」

 

やがて完全に繋がった時、二人の呼吸がシンクロした。

 

「感じる……? 私の中にあなたがいるのを……」

「ああ……まるで君の鼓動が俺のものになったみたいだ」

 

レオンが彼女の細腰を掴み、上下に揺さぶり始めた。(パンッ、パンッ!) 肉と肉がぶつかる乾いた音に、アリシアの嬌声が重なる。

 

「はぁっ……そこダメぇ……!」

 

彼女が絶頂寸前で崩れ落ちた瞬間、レオンは素早く体勢を変え、対面座位に移行した。至近距離で目が合う。

 

「見て……僕だけを見て」

「レオン……レオンぉ!」

 

涙を流しながら名前を呼ぶアリシア。彼の背中に爪を立てて必死にしがみつく。

激しい抽送の中、レオンの限界が近づく。

 

「出るぞ……全部受け止めてくれ!」

「来てぇ……私の中に注いでぇ……!」

 

熱い飛沫が胎内に放たれる瞬間、アリシアは意識を飛ばすほどの快感に包まれた。

 

(ドクッドクッドクッ……)

 

長い射精が終わると同時に、彼女はレオンの胸に倒れ込んだ。

 

【光の血筋、朝凪の抱擁】

夜明け前の静寂。波の音だけが聞こえる部屋で、二人は一つの毛布に包まっていました。 アリシアはレオンの胸に顔を埋め、彼の力強い心音を子守唄のように聞いています。その表情には、もはや悲壮な決意ではなく、愛する男と運命を共にする者としての、穏やかな充足感が満ちていました。

 

「……不思議ね。身体の奥が、こんなに熱くて、満たされている。……レオン、今、私の中にあなたの命が溶け込んでいくのが分かったわ」

 

彼女はふっと微笑み、レオンの頬を優しく撫でました。その手には、もう震えはありません。

 

「いつか、私たちがこの旅を終えて……もし、私たちの血を引く子が生まれたら。その子もきっと、あなたのように優しくて強い人になるわね。……たとえ何百年経っても、私たちのこの想いは、きっと誰かに受け継がれていく。そう信じられるわ」

 

彼女は身を起こし、朝日に照らされ始めた海を見つめました。その背中は、昨夜よりも一回り大きく、神々しく見えました。

 

「さあ、行きましょう。私たちの未来を……そして、まだ見ぬ私たちの子供たちが生きる世界を、守るために!」

 

アリシアが差し出した手を、レオンは強く握り返しました。この時、二人の間に宿った絆こそが、のちにアレフガルドを救う「ロトの血脈」の真の始まりとなるのでした。

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