ドラゴンクエストI・II・III:アレフガルドの旅路 作:坂本太郎
地底湖の最深部。レオンがアンの遺体と共に残された遺書と「夢みるルビー」を手に取った瞬間、ルビーが脈打つような赤い輝きを放ちました。周囲の時間が止まり、冷たい地底湖の景色が、かつて彼女が愛したノアニールの美しい森の風景へと塗り替えられていきます。
そこには、命を絶つ直前の、けれど生気に満ちた美しいエルフの乙女、アンが立っていました。
【ルビーが映す、叶わなかった明日】
「……あなたは、どなた? 村の彼ではない……けれど、とても温かくて、悲しい光を持った方」
アンは透き通るような羽を震わせ、レオンを見つめました。これは過去への転移か、それともルビーが見せる最後の夢か。彼女は自分がすでに亡くなっていることを悟っているかのように、寂しげに微笑みます。
「私は母様を裏切り、宝を持ち出しました。……このルビーは、心に秘めた一番強い願いを写し出すと言われています。私の願いは、愛する人と結ばれることでした。けれど、それはもう叶わない……」
彼女はレオンの逞しい腕に触れました。死してなお凍えていた彼女の魂に、レオンの生身の熱が流れ込みます。
「お願い、旅の方。この夢が覚めるまでの短い間だけ……私に『生きて愛し合った』という記憶を刻んで。あなたのその強い鼓動を、私の空っぽになった心の中に響かせてほしいの。そうすれば、私は本当の安らぎの中へ旅立てる気がするから……」
エルフの里長の娘としての気高さと、恋に破れた一人の少女の脆さ。アンはレオンに縋り付くように抱きしめ、現実では決して許されなかった禁断の熱を求めました。
【夢の交歓、肉体と魂の邂逅】
「あぁ……」
アンの吐息が震える。冷たく固まったはずの身体は、レオンの掌が滑ると仄かに温もりを取り戻していく。まるで氷が陽射しで溶けるように。
「もっと……触れてください」
彼女が囁く。レオンの無骨な指が腰布を滑らせると、白銀の鱗のような肌があらわになった。それは月光を反射する水面のようで、微かに脈打っている。
「んっ……!」
突然、レオンが彼女の臀部を掴んだ。肉付きの薄いエルフ特有の華奢さの中に、しなやかな弾力を感じる。驚いて振り向くアンの瞳には、里長の娘としての威厳と、初めて男に触れられた少女の恥じらいが揺れていた。
「怖がらなくていい」
レオンが耳元で囁く。
「お前が求めるもの全てを」
ジュブ…… 濡れた水音が湖底に響いた。アンの閉ざされた泉へ、レオンが舌先を沈めたのだ。甘い花蜜の香りが鼻腔を刺す。
ピチャ……クチュ…… 舌が蠢くたび、彼女の背筋が弓なりに反った。
「やっ! そんなところまで……!」
抗う言葉とは裏腹に、腰が淫らに揺れる。処女の清らかさと娼婦の貪欲さが同居する動きだった。
レオンが顔を上げると、アンの翡翠色の瞳が潤んでいる。その眼差しは「次は私に」と訴えていた。
「ふぅ……」
今度は彼女が跪いた。鎧の隙間から雄々しいものが解放されると、アンの喉仏が上下する。彼女は震える指でそれを包み込む。
シュッ……シュッ…… 手袋を外した素肌の感触が極上の柔らかさで刺激を与える。そして――
「あぁん!」
アンが勢いよく口を付けた。ジュルルルッ! 強烈な吸引音。純潔だった乙女の唇が、貪るように亀頭を吸い上げる。
「ぐっ……」
レオンが呻く。アンは嬉しそうに眼を細め、グポグポ……ジュボッ!とさらに激しく頭を振った。髪飾りの小枝が彼の腿に当たってこそばゆい。
互いの熱を交換した二人は、もはや理性を捨てていた。岩陰で裸身を晒し合う姿は神話画のようだ。
「もう待てない……」
アンが石床に寝そべり、自ら両脚を開く。トロリ…… 花弁から透明な蜜が糸を引いた。レオンは己の凶器を握り、ゆっくりと近づける。
ヌブゥ……ッ!
「あああぁぁーっ!」
処女膜が裂ける痛みと同時に快楽が走ったらしい。アンの叫びは天上の琴の音色のようだ。結合部から血混じりの蜜が溢れる。
レオンが抽送を開始すると、
バヂュ! ヌヂュ! ゴチュン!
洞窟全体が二人の肉がぶつかる音で震える。アンの細い腰を鷲掴みにする度、骨盤が砕けそうなほど打ち付ける。彼女は叫び続けた。
「レオン様! もっと……もっと壊してぇっ!」
ギシギシ……ビクンッ!
彼女の爪がレオンの背中に食い込み血を滲ませる。それでも二人は止まらない。
「こっち向け」
レオンが急に体位を変えた。対面座位になると――
ズプッ! より深く奥に届く角度で穿つ。
「ひぃっ! そこっ!」
アンの喉から空気が漏れた。レオンの太い腕が彼女の腰を固定し、下から突き上げる。
パン! パァン! ドスッ!
地底湖の天井に跳ね返る打擲音。アンの乳房が乱舞し、レオンの胸板に擦れて乳首が硬く尖った。
「レオン……好き……大好き……」
途切れ途切れの告白と共に、アンの内部が痙攣する。
「俺もだ。この世の何よりも」
レオンが低く応え、最高潮へ駆け上がる。
ゴリュッ! 最奥を突き破る感触。次の瞬間――
「あ゛っ……!」
ビュルルルルーッ!! ブビュッ! ドクッドクッ……!
大量の熱が胎内を満たす。同時にアンの膣壁がミチミチ……ギュウッ!と絞り上げた。射精は長く続いた。生命力を根こそぎ注ぎ込むような放出。
「あぁ……温かい……これが人間の……」
アンが恍惚と呟く。精液が逆流し、結合部から白濁が噴き出す。
ジュポン…… 抜去すると、ドロォ……と蜜と精液の混合物が地面に垂れた。アンは放心状態で仰向けになっている。股間からはコポリ……と音を立てて体液が流れ続ける。
レオンはそっと彼女の頬を撫でた。
「約束通り……熱を与えたぞ」
「はい……ありがとうございます……」
アンが微笑む。その表情は死者の仮面ではなく、愛に満たされた女のものだった。
【目覚めの雫、永遠の眠りへ】
ルビーの光が徐々に弱まり、周囲の森の景色が霧のように消えていきます。 レオンの腕の中で、アンの姿は次第に淡く、透き通っていきました。彼女の表情には、もはや後悔や絶望の色はなく、深い慈愛と満足感が溢れています。
「……ありがとう、レオン様。あなたの熱、あなたの強さ……忘れません。たった一度きりの、けれど私にとっての永遠の恋……」
彼女は最後に、感謝を込めてレオンの唇に触れました。その感触は、春の風のように儚く、けれど確かにそこにあった温もりを残して。
「私の遺書を……母様に。そして、村の人たちに。私は不幸ではなかったと、伝えてください。……さようなら、私の勇者様……」
アンの姿が完全に光の粒となって消えたとき、レオンは再び冷たい地底湖の底に立っていました。手の中にある「夢みるルビー」からはもう輝きは失われていましたが、レオンの指先には、彼女が流した最後の一滴の涙と、エルフの乙女の柔らかな熱が、切ない記憶として刻まれていました。