※この作品はR-18です。

ドラゴンクエストI・II・III:アレフガルドの旅路   作:坂本太郎

16 / 32
第七話《Ⅲ》:イシス女王、砂漠の夜の静寂と孤独な熱

ピラミッドの呪いと魔物を退け、砂漠に平和をもたらしたレオン。女王は彼を王宮の最上階、夜風が吹き抜ける「星見のテラス」へと招きました。下界の熱気が嘘のような静寂の中、女王は王冠を傍らに置き、一人の女性としての素顔をレオンに見せます。

 

【王冠の重みを解く、ひとときの愛】

「レオン……。ピラミッドに眠る災いを鎮めてくれたこと、この国の民に代わってお礼を言わせてください。……けれど、今は王としてではなく、私自身の心からの言葉を伝えたいのです」

 

女王は月光を透かす薄い絹のドレスを纏い、レオンの隣に歩み寄りました。砂漠の夜風が彼女の豊かな黒髪を揺らし、甘い香油の匂いが鼻腔をくすぐります。彼女はレオンの逞しい腕に触れると、溜息をつくように視線を伏せました。

 

「女王として、私は常に強く、美しく、完璧でなければなりません。……でも、今夜だけは。そなたという太陽のような熱を持つ男を前にして、氷のような私の心は、どうしようもなく溶け出してしまうのです。……冷えゆく砂漠の夜に、私を独りにしないで」

 

彼女はレオンの胸に顔を埋めました。王宮の冷たい床の上で、女王としての誇りと孤独を脱ぎ捨てようとする彼女の指先が、レオンの肌を熱く求めて彷徨います。

 

「そなたのその腕で、私を壊れるほど抱きしめて……。女王であることを忘れさせて。私はただの、一人の愛を求める女になりたいのです……」

 

【神秘的で高貴な熱情】

女王はレオンの逞しい胸板に顔を埋め、その心臓の鼓動を感じ取ろうとするかのように耳を押し当てました。彼の体温は、まるで砂漠を灼く太陽のように熱く、彼女の凍てついていた部分をゆっくりと溶かしていきます。

 

「レオン……。ずっと、こうして誰かに抱きしめられることを……夢見ていました。女王としての仮面を脱ぎ捨て、ただの女として、愛されたいと……」

 

震える声で囁いた後、彼女は意を決したように顔を上げ、レオンの唇に吸いつきました。最初は恐る恐る触れるような口づけでしたが、すぐに深いものへと変わります。女王自ら舌を差し入れ、レオンの口内を探り、彼の唾液を貪るように味わいました。

 

「んっ……ちゅぷ……レオン……もっと……」

 

熱い吐息と共に漏れる声が、夜の静寂を淫靡な色に染めていきます。女王はレオンの首筋に吸いつき、痕を残すように強く唇を押し当てながら、彼の硬い肉体に指を這わせました。鎧のような筋肉を包む滑らかな肌触りに酔いしれながら、彼女はレオンの腰帯を器用に解き、その下にある熱く滾ったものを露わにします。

 

「ああ……なんて逞しい……。これが……私を貫くのね……」

 

初めて間近に見るその雄々しい姿に、女王は畏怖と歓喜がないまぜになった表情を見せました。そして、ゆっくりと跪くと、その屹立した竿に恭しく口づけを落とします。

 

「ちゅ……ちゅる……ぺろ……」

 

まずは先端を丁寧に舐め回し、滲み出す透明な液体を舐めとるように舌を動かします。その技巧は巧みで、まるで熟練の娼婦のようでした。女王は一度顔を上げ、潤んだ瞳でレオンを見上げます。

 

「ふふ……気持ちいいですか? 私にこんなことができるなんて、誰も想像していないでしょうね……んむっ……じゅぽっ!」

 

妖艶に微笑んだかと思うと、次の瞬間には深くそれを咥え込みました。頭を上下させ、唇をすぼめて巧みに扱き上げます。卑猥な水音が静寂の中に響き渡り、その度にレオンの腹筋が波打ちます。

 

「ぐ……うっ……! イシス……さま……!」

 

苦悶とも快楽ともつかない声を上げるレオンを見て、女王はさらに動きを速めました。喉の奥まで受け入れ、嘔吐きそうになるのをこらえながら懸命に奉仕します。レオンの手が、無意識のうちに女王の黒髪を掴んでいました。

 

「じゅぶっ! ぐぽっ! んっ……んぶっ……!」

「ダメだ……イシス……離れてくれ……!」

 

限界が近いことを悟ったレオンが制止しようとしますが、女王は首を振り、より一層強く吸引しました。その刹那——。

 

「じゅるるっ! ……ごくっ……ごくん……!」

 

熱い奔流が女王の口内に放たれました。女王は一滴たりとも零すまいと、全てを飲み下していきます。

 

「……んく……ぷはぁ……。…美味しい……。これが、あなたの味なのですね……」

 

恍惚とした表情でレオンを見上げる女王。その姿は、もはや女王ではなく、愛する男の全てを受け止めたいと願う一人の女でした。

しかし、一度の放出ではレオンの猛りは収まりませんでした。むしろ、女王の奉仕によってさらに硬度を増しているようです。

 

「レオン……まだ……満足されていないのですね?」

 

女王は艶然と微笑むと、自らもドレスを脱ぎ捨てました。月明かりの下に晒されたのは、砂漠の民とは思えないほど白く滑らかな肌。しなやかにくびれた腰、形良く膨らんだ乳房、そして濡れそぼった秘所が露わになります。

 

「ならば……私を愛してくださいませ。あなたの全てで、この凍てついた体に火を灯して……」

 

女王はレオンを仰向けに寝かせると、その上に跨り、彼の昂ぶりに自分の中心を擦りつけ始めました。二人の身体の間で粘着質な水音が立ち昇ります。

 

「あっ……ああん……! レオンのものが……熱くて……硬い……!」

 

互いの性器を擦り合わせる快感に、女王は我を忘れて腰をくねらせました。その姿は淫らでありながら、どこか神聖な儀式を思わせる荘厳さも漂わせています。

 

「イシス……さま……私も……あなたを味わいたい……!」

 

レオンは痺れるような快感に抗いながら、下から女王の秘裂に舌を伸ばしました。

 

「ひゃうっ!? やっ……そんなところ……!」

 

突然の刺激に女王は背を仰け反らせますが、レオンは逃さず、溢れる蜜を舐め上げ、敏感な突起を執拗に責め立てます。

 

「あっ! あああっ! ダメっ……汚いわ……!」

 

女王の言葉とは裏腹に、そこからはますます蜜が溢れ出し、レオンの口元を濡らしていきます。シックスナインの体勢となり、二人は互いの性器を貪り合いました。

 

「じゅるっ……れろれろ……!」

「あんっ! ああっ! レオン……! あなたも……感じて……!」

 

女王は再びレオンのものを口に含み、懸命に奉仕します。上と下から与えられる強烈な快感に、二人の身体は汗にまみれ、テラスの石畳に染みを作っていました。

 

互いの限界が近づいた頃、レオンは起き上がり、女王を優しく組み敷きました。その瞳には、欲望だけでなく、確かな愛情と敬意が宿っています。

 

「イシス……愛している……」

「来て……レオン……。あなたの熱で……私を貫いて……!」

 

レオンは大きく猛り立ったものを、待ち望む女王の入り口に宛がいました。そして、ゆっくりと、しかし力強く腰を沈めていきます。

 

「あっ……ああああぁぁぁっ!!」

 

処女ではないとはいえ、久しく男を迎えていなかった女王のそこは狭く、レオンの大きさを受け入れるのに苦労しているようでした。それでも、女王は痛みよりも、ようやく一つになれたという幸福感に打ち震えています。

 

「すごい……レオンが……私の中で……! 充たされる……!」

 

根元までしっかりと繋がった二人。レオンは馴染むのを待ってから、ゆっくりと抽送を開始しました。

 

「ずちゅ……ぬちゅ……」

 

湿った音が結合部から聞こえます。女王はレオンの首にしがみつき、必死に快感に耐えていました。

 

「あんっ! あっ! レオン……! もっと……強く……!」

 

女王の求めに応じ、レオンは徐々にピストン運動を速めていきます。

 

「パンッ! パンッ! パンッ!」

 

肌と肌がぶつかる乾いた音が響き渡り、女王の白い裸体が激しく上下します。

 

「ああっ! 深い……! そこ……当たってる……!」

 

女王の弱点を見つけたレオンは、そこを集中的に突き上げます。女王は髪を振り乱し、涙を浮かべながら快楽に溺れていきました。

 

「イく……イってしまいます……! レオン……! 一緒に……!」

「ぐっ……うおぉぉっ!」

 

限界を迎えた二人は同時に絶頂を迎えます。レオンは獣のような呻き声を上げながら、女王の最も奥深くで精を放ちました。

 

「ビュルルルッ! どくっ……どくっ……!」

 

熱い奔流を体内に感じ、女王は身体を弓なりにしならせ、歓喜の悲鳴を上げました。

 

「ああぁぁぁぁーーーっ!!」

 

二人はしばらくの間、荒い呼吸を整えながら抱きしめ合っていました。結合部からは、溢れ出た白濁液が伝い落ちています。

ようやく呼吸が落ち着いた頃、レオンはそっと体を離しました。女王は乱れた髪のまま、満ち足りた微笑みを浮かべています。彼女はレオンの腕に頭を預け、愛おしそうにその太い腕を撫でました。

 

「レオン……。本当に……夢のようでした。何年も凍り付いていた私の心と体に、そなたはこれほどまでに熱い命の泉を注いでくれたのですね……」

 

レオンは何も言わず、ただ優しく女王の額に口づけを落としました。その眼差しには、深い愛と感謝が込められています。女王は幸福そうに目を閉じました。

夜明けが近づき、東の空がほんのりと白み始めます。イシスはレオンの腕の中で、生まれ変わったかのように清らかな表情をしていました。彼女の頬には一筋の涙が伝っていましたが、それは悲しみの涙ではありませんでした。

 

【砂漠の夜明け、永遠に刻まれる想い】

地平線が淡い黄金色に染まり始め、砂漠に朝が訪れようとしています。 女王はレオンの隣で、乱れたドレスをそのままに、静かに砂丘を見つめていました。その横顔には、これまでの張り詰めた気負いは消え、愛する者に全てを曝け出した後の、穏やかな光が宿っています。

 

「……夢のようでした。何年も枯れていた私の心に、そなたはこれほどまでに熱い命の泉を注いでくれた。レオン、そなたという男に出会えたことは、この砂漠の国にとって……いいえ、私にとって最大の奇跡です」

 

彼女は身を起こすと、傍らにあった黄金の耳飾りを一つ手に取り、レオンの掌に握らせました。

 

「これを持って行ってください。もし、旅の途中で心が折れそうになったら、この砂漠の熱と、私の温もりを思い出して。……私はここで、そなたが世界を救うその日まで、祈り、待ち続けます」

 

女王は凛とした立ち居振る舞いに戻り、再び王冠を手にしましたが、レオンに向けられた微笑みは、昨夜の情熱的な余韻を色濃く残していました。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。