ドラゴンクエストI・II・III:アレフガルドの旅路 作:坂本太郎
カンダタの根城を突き止め、突入を明日に控えた夜。シャルナは偵察から戻ると、見張りをしていたレオンの背後に気配もなく忍び寄りました。
【盗賊の流儀、心の鍵を開ける夜】
「……相変わらず隙がないわね、レオン。そんなに肩を張ってちゃ、肝心な時に身体が動かないわよ?」
シャルナは、猫のようなしなやかな動きでレオンの肩に手を置きました。彼女の指先は巧みにレオンの服の隙間をすり抜け、熱い肌を直接なぞります。その瞳には、手に入れたい獲物を前にした時のような、挑戦的で妖しい光が宿っていました。
「ねえ、知ってる? 盗賊の世界じゃ、『最高の宝は最後に手に入れる』っていうのが鉄則なの。……今の私にとって、世界中の金銀財宝なんて、あなたのその心臓の鼓動一つ分にも満たない価値しかないわ」
彼女はレオンの耳元に唇を寄せ、毒のように甘い吐息を吹きかけます。
「今夜、あなたの『一番大切なもの』……私が盗んであげてもいいわよ? 抵抗しても無駄。私は狙った獲物は、魂ごと奪い取らなきゃ気が済まないタチなの。……さあ、私に最高の『盗品』を見せてちょうだい」
彼女のしなやかな指が、レオンの帯に器用に指をかけました。それは、勇者の信頼さえも盗み去ろうとする、あまりに危険で魅力的な誘惑でした。
【駆け引きと情熱の交差】
月明かりが二人の影を床に長く伸ばす中、シャルナはレオンの膝の上に跨り、彼のベルトに指を滑らせた。金属のバックルがカチリと外れ、ズボンの裾が緩むと同時に、シャルナの長い爪先が布地越しに熱い膨らみを探り当てる。
「んふっ……もうこんなに硬くして……期待してるのね?」
彼女の囁きがレオンの耳朶を撫でると同時に、シャルナの唇が首筋へと降りていった。舌先が鎖骨の窪みを辿り、胸板へと這っていく。一方で、しなやかな指は巧みにズボンのボタンを外し、下着の縁からそっと侵入してきた。
「……くっ!」
突然の直接触感にレオンの背が弓なりに反った。シャルナの掌は既に完全に屹立したそれを握り込み、ゆっくりと上下運動を始めた。同時に、舌先が胸の突起を捉え、歯が軽く挟み込む。
シュリッ……シュリュリッ……
湿った摩擦音が静寂を破る。
「ほら……気持ちいいでしょう? 私の指、盗賊だけあって器用なのよ」
彼女は得意げに言いながら、亀頭の先端に親指を押し当てた。透明な液体が溢れ出し、彼女の指を濡らしていく。
「あ……ぅ…シャルナ……!」
「ふふ、もっと感じさせてあげる」
彼女は一旦手を離すと、膝立ちになってレオンの腰をまたぐ。自らの股間に顔を埋めるよう促すように尻を揺らした。レオンの鼻先が薄い生地越しに女性器の柔らかさを感じ取る。
「舐めて。あなたの舌で私の秘密を暴いて……」
レオンが従順に舌を伸ばすと、シャルナは甘い悲鳴を漏らした。
「あぁん! そう……もっと深く……」
クロッチの脇から差し込まれた舌が濡れた襞を探る。甘酸っぱい蜜の味が広がる中、レオンの陰茎は彼女の細い指によって容赦なく扱かれ続けた。
ヌチュ……ジュポッ……ピチャ……
二つの水音が絡み合い、息遣いが荒くなる。
「ねえ……私もあなたを味わいたい……」
シャルナは急に身を翻し、レオンの足元へと移動した。跪く姿勢で逞しい太腿の間に割り入り、そそり立つ雄の象徴をまじまじと見上げる。
「すごい……こんなに大きいの初めて見たわ」
彼女は軽く唇を舐めると、まずは裏筋に沿って舌を這わせ始めた。冷たい息がかかった直後、熱い粘膜が包み込んでくる快感にレオンの腰が浮いた。
「っ……シャルナ……!」
「んふっ……うまいでしょう?」
言いながらさらに深く咥え込む。喉の奥が締め付けられ、レオンは思わず彼女の赤毛を掴んでしまう。
グポッ……ジュブジュブッ……ヌチャ……
唾液と先走りが混ざり合った淫猥な音色が響く。シャルナの巧みな舌技は本職の娼婦顔負けだった。鈴口を吸い上げるたび、彼女自身の内側からも愛液が溢れ出している。
「そろそろ……欲しいわ……あなたの……」
彼女は口を離し、艶然と微笑んだ。そして自らショーツを脱ぎ捨てると、レオンの腰に跨がり、濡れそぼった秘裂を怒張に擦りつけた。
クチュッ……
「あぁん……この熱さ……たまらない……」
焦らすように円を描く動き。互いの粘膜が絡み合う感覚に、二人とももう限界だった。
「挿れて……ください……」
意外にも真剣な眼差しで懇願すると、レオンが彼女の腰を抱え上げた。待ち焦がれた瞬間を求めて、シャルナは自ら位置を合わせていく。
「あぁ……入ってくる……」
メリッ……
肉壁が押し開かれ、灼熱の楔が埋め込まれていく。
「はぁ……深い……」
根元まで収まったところで、シャルナは全身を震わせた。騎乗位のまま自ら腰を使い始める。
パンッ! パンッ!
肌のぶつかる乾いた音。結合部からは白濁混じりの愛液が滴り落ちた。
「あっ……すご……おっきくて……壊れちゃう……!」
突然レオンが起き上がり、対面座位へと変化させた。密着した身体から互いの鼓動が伝わる。
「あんっ! 奥に……届いてるぅ!」
子宮口をノックされる感覚にシャルナは仰け反った。レオンの手が乳房を掴み、乳首を摘まむ。
「あぁっ! 同時に……だめぇ!」
再びレオンが押し倒し、正常位へ。激しく腰を打ち付けるたび、ベッドがギシギシと悲鳴を上げた。
「イクっ! もうイッちゃう!!」
ビクビクッと彼女の膣内が痙攣し始めると同時に、レオンも限界を迎えた。
「出すぞ……!」
ドプッ! ドクドクッ!
熱い精液が最奥へ注ぎ込まれる。シャルナは絶頂の中で彼の背中に爪を立てた。
「あぁ……出てる……あなたの全部……私のものに……」
ぐったりと重なり合う二人。月明かりの中、汗に濡れた肌が輝いていた。
【月下の分け前、解けない絆】
塔の屋上に差し込む月光の下、シャルナは乱れた髪を掻き上げ、レオンの隣で満足げに横たわっていました。彼女の細い腰には、レオンの逞しい腕が回されており、その感触に彼女は小さく喉を鳴らして笑いました。
「……ふふ、完敗ね。盗むつもりが、私の方がすっかり骨抜きにされちゃった。レオン、あなたの熱は……どんな鍵開けの道具よりも、私の心の奥を簡単に開けちゃうんだもの」
彼女は身を起こすと、どこからか取り出した小さなナイフの柄を、愛おしそうにレオンの胸に当てました。
「これで私たちは『共犯者』ね。魔王を倒すまで……いいえ、死ぬまで、私の視線からは逃げられると思わないこと。あなたがどこへ行こうと、私はあなたの影に潜んで、その心を見張り続けてあげる」
彼女はいたずらっぽく笑い、レオンの唇を軽く噛むように口づけをしました。
「さあ、カンダタをぶちのめしに行きましょう。……あいつから奪う宝よりも、今夜私たちが分かち合ったものの方が、ずっと価値があるんだから」
シャルナは軽やかに立ち上がると、いつものように闇に溶け込むような足取りで、決戦の準備へと向かうのでした。