ドラゴンクエストI・II・III:アレフガルドの旅路 作:坂本太郎
竜王の配下、巨大なドラゴンを討ち倒したルクスは、泥にまみれた身体でその奥に囚われていたローラ姫を抱き上げました。洞窟の外は激しい雨。ラダトームの城へ戻るにはあまりに視界が悪く、二人は岩陰に隠れた小さな空洞で一夜を明かすことになります。
【高まる体温と解ける心】
焚き火の爆ぜる音が、静まり返った空洞に響きます。ルクスは自分の乾いたマントを、震えるローラ姫の肩にかけました。
「ルクス様……。暗闇の中で、あの方(ドラゴン)の息遣いを聞くたびに、私はもう、太陽の光を見ることはないのだと諦めておりました」
濡れた髪が白い肌に張り付き、彼女の瞳には焚き火の炎がゆらゆらと反射しています。長い幽閉生活は彼女の心を削り、今、目の前にいる救世主だけが、彼女にとっての唯一の現実でした。
ルクスが震える彼女の手を握ると、ローラはビクッと肩を揺らしましたが、すぐにその体温を求めるように強く握り返してきました。
「……あなたの手は、とても温かいのですね。……ねえ、ルクス様。私を城へ連れ帰れば、あなたはまた、竜王を倒す旅に出るのでしょう? 私を置いて……独りで行ってしまうのでしょう?」
彼女の潤んだ瞳がルクスを捉えます。それは、王女としての義務を捨て、ただ一人の女として縋り付くような、切実な眼差しでした。ルクスの逞しい胸板にそっと顔を寄せると、彼女の吐息が首筋をかすめます。
「せめて今夜だけは……私を『ローラ』という一人の女として見てくださいませ。あなたの記憶に、私が深く刻まれるように……」
彼女の指先が、ルクスの革鎧の留め具に震えながらかかりました。外の雨音は一層激しさを増し、二人の間の境界線を曖昧に溶かしていくのでした。
【洞窟の灯火に揺れる影 - 溶け合う汗と吐息】
薄暗い岩穴の中に、焚き火の赤い舌がチロチロと踊ります。ローラ姫の震える手がルクスの胸当ての金具を外したとき、彼は思わず彼女の細い手首を掴みました。
「だめですよ。僕は貴方を守るべき騎士なのに……こんなこと……」
「嫌なのですか?」
ローラ姫は唇を噛んで俯きました。「わたくしがこうしているのは……間違いなのでしょうか」
その泣きそうな顔を見るなり、ルクスは無骨な手で彼女の頬を包み込みました。
「違う。驚いただけだよ」
彼が優しく微笑むと、ローラ姫の頬に涙が一粒落ちました。彼女はそのまま彼の首に腕を回し、濡れた唇で彼の耳元へ囁きます。
「お願いです……何もかも忘れたいのです。暗い牢獄の日々も……怖かったあの怪物のことも……」
彼女の指先がルクスの鎖骨を撫でるたび、その冷たさにゾクリとした波が走りました。
まずは、焚き火の灯りだけが照らす粗末な毛布の上。ローラ姫はルクスの腰元に跪き、躊躇いながらも熱っぽい視線を注ぎました。
「触れてみていいか?」
彼女の問いに、喉仏を大きく動かして頷くと、ローラ姫の白魚のような指が彼の下腹部を探ります。湿った唇がゆっくりと亀頭を含むと、「んっ」と小さなうめき声が漏れました。
ジュルッ……シュポッ……
「……こんな感じでしょうか」
「ああ……すごく……気持ちいい」
拙い動きなのに、敬語を使うローラ姫の献身が堪らなく愛おしい。ルクスは思わず彼女の髪を優しく梳きました。
「今度は私がしてあげようか」
すると彼女は真っ赤になって顔を伏せる。
「そんな! いけません!」
しかし押し倒されるままに脚を開くと、甘酸っぱい蜜が秘部から溢れます。
「ここ……舐めても平気?」
「ひゃあっ! そ、そこは……!」
ペチャペチャと淫靡な音を立てながら舌先で割れ目をなぞると、ローラ姫は背中を弓なりにしならせました。
「だめぇ! こんな恥ずかしい場所で……もっと汚れているのに……!」
「どこも綺麗だよ。それに君は汚くなんかない」
言葉を証明するように、彼女の肉芽を強く吸い上げると──
ピュルルッ!!
勢いよく潮が吹き出し、ルクスの顎先まで飛び散りました。
「ごめんなさいっ……止まらないのぉ!」
痙攣する秘所を慰めるように唇で吸い尽くすと、とうとうローラ姫は半狂乱で叫び始めます。
「もう無理ぃ! 中に欲しいっ! 早くあなたのモノを頂戴ませ~!!」
「行くよ」
怒張した剛直がぐぷりと入口に沈む瞬間、ローラ姫の全身が硬直します。
パンッ! パチュッ! ズブゥッ!!
「痛ぅ! ああぁあーん!!」
破瓜の血が結合部から滴り落ちるのを見届けると同時に、ルクスは歯を食いしばって律動を早めました。
「すごい締め付けだ……持っていかれそうだ」
「来てぇ! もっと突いてぇ! 壊れちゃってもいいからぁ!!」
汗ばんだ乳房を揺らしながらローラ姫は悶え続けます。正常位から対面座位へ姿勢を変えた途端、自ら腰を上下させる淫猥な動きに理性は崩壊寸前でした。
「出すぞっ! 全部受け止めろ!」
ドクッドクッドクンッ!!!
胎内で跳ね回る子種の熱量に圧倒されながら、ローラ姫は涙を流して笑います。
「ありがとう……これで生きてるのが嬉しいと思えました」
最後に後背位で再び貫かれ、「もうダメェ!」と絶叫してもなお抜かずに三度放つと、二人は完全に力尽きて重なり合いました。
【夜明け前の静寂と決意】
……どのくらいの時間が過ぎたのでしょうか。 激しかった雨は上がり、洞窟の外からは湿った土の匂いと、微かな夜明けの気配が漂ってきています。
焚き火は小さな炭火となり、時折パチリと小さく音を立てるだけです。ルクスの腕の中では、ローラ姫が穏やかな寝息を立てていました。その表情からは、先ほどまでの怯えや不安は消え去り、愛する者に身を委ねた幸福感が滲み出ています。
ふと彼女が目を覚まし、視線が合うと、彼女の頬がふわりと赤らみました。彼女はルクスの腕をより一層強く抱きしめ、その胸に顔を埋めます。
「……夢では、なかったのですね。ルクス様……いえ、私の勇者様」
彼女の声は、朝露のように澄んでいました。一度肌を重ねたことで、彼女の中の迷いは消えたようです。彼女はルクスの顔を見上げ、慈しむようにその頬に手を添えました。
「あなたが竜王を倒し、世界に光を取り戻すまで、私はラダトームの城で待ち続けます。……でも、忘れないでください。私の心も、この身体も、すべてはあの方を討ち果たした時に、あなたの隣に並ぶためにあるのだということを」
ローラ姫は、ルクスの唇にそっと、誓いの口づけを落としました。 それは、重い宿命を背負うルクスにとって、どんな伝説の武器よりも強く、彼を支える力となるのでした。