2人のリザードマン♀と過ごすいちばん長い夜 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
「…………っ…!」
にゅりにゅりと、湖のほとりの可愛らしいコテージには似つかわしくない音が、熱っぽく空気の澱んだ密室に降り積もってゆく。
そう。前回獰猛な2匹の捕食者に絡め取られてしまったリーダーは今、俗に言う手コキを施されているのだ。
…豪華な天蓋付きベッドのカーテンレースを一面端に寄せ、蓋の開いた鳥籠のように変化したそれに腰掛けるリーダー。
そんな彼の前には変に真面目な顔をしたシャールが片手を前後にグライドさせながらしゃがみこみ、具合を伺いつつ探り探りに奉仕を試みていた。
「どう、かな」
「きっ、き、気持ちいい。…ですっ」
必死で快楽を受け流すリーダー。緊張のせいか以前の変な敬語が戻ってしまっている。
女性の肩に体重をかけて両手をつくという普段は絶対しないであろうことを無意識にしているあたり、相当余裕がないらしい。
「で、でも…その、せ、せええきは出ないんです、よね…?」
小刻みに揺れるシャールの背中を前に、顔を覆いながら恥ずかしがっている様子のミルマ。
しかし、彼女のガバガバすぎる指の隙間からは、獰猛そうな金色の爬虫類の瞳がしっかりと目の前の光景を捉えているのが見え隠れしている。
それも、規則的にシャールの手の内より現れる真っ赤な肉棒をガッツリと注視している様子がありありと。
情事の様子を観察するためか膝立ちになっているあたりからして確信犯であり、そもそもこの状況でわざわざ顔を覆う意味についても疑問が残るが、それは彼女の持つ個人の感覚である。
「ああっ、なぜだか、出せない………っ」
リーダーは童貞である。
童貞なので、すなわちめちゃくちゃ早漏である。
しかし、彼の熱は沸騰寸前で燻るようにして黒煙を吐いていた。
彼は今、リピドーを解放する直前に射精感だけが波が引いていくように去って行き、射精寸前の快楽は依然として亀頭をむず痒くさせるような、吐精直前に快楽だけを置いて精液がするりと引っ込んでしまう状況にあるのだ。
射精感が完全に消え去る訳ではなく、あくまで射精寸前の段階に1歩下がるだけなのがミソである。
この悪魔じみた射精禁止の呪いを呪文に認めている時のシャールの気持ちはあまり良いものではなかったということだけはここに書き残しておく。
「はァーー… っ… はぁー………ッ!!」
長大な肉棒にふさわしくえげつないカリ高のそれをガン見しながら手を動かしていたシャールは、ふと目の前の雄の非常に荒い息遣いに気が付き、思い出したように顔を上げ、上目遣いにリーダーの表情を確認した。
すると、なんと彼はその端正な王子様的かんばせを真っ赤に変え、目尻には涙さえ浮かべていた。
「っえぇ!?そんなに!?」
「え、わっ……!?」
驚く声をあげるシャールとミルマ。
気が付けばシャールの手は大量に分泌されたリーダーのカウパー腺液でローション手コキの様相を呈しており、可哀想に真っ赤に張り詰めた肉棒に至ってはどぎりどぎりと壊れたように脈打っている。
男ならその状況の恐ろしさがありありと分かるであろうから、あえてリーダーの心境を解説することはしないが、シャールがリーダーの胸に手を触れると心臓発作寸前のBPMを持って血管が拍動していたということは事実である。
「…きゅう」
…そして童貞は、30年ぐらい前のアニメにありがちなグルグル目に瞳の様子を変えると、どうと真後ろのベッドに背中を投げ出してしまう。
「「えぇー…!?」」
…天を貫くようにいきり立つ肉棒は、未だ誇らしげに空を見上げていた。
◇◇◇
2時間ぐらいが経過し、シャールによる診察も済んだ頃。
リーダーはピクリと瞼を震わせた。
「っ…」
「………!
気が付きましたか…?」
…ベッドに自分以外の重量を感じる。それも、特大の。
違和感を覚えたリーダーが目を開け、重力の方向を確認すると、そこには絶景が広がっていた。
ミルマのセクシーな背中が視界いっぱいに飛び込んできたのである。
しかも、先程いじめられた肉棒を慈しむように、ひやりと気持ちいい爬虫類の大きな尻尾が自身の陰茎へ冷えピタのように添えられている。
「へっ!?」
ぴくりと肉棒を反応させるリーダー。
しかしそれを止めるように尻尾が巻き付き、すこし締め上げる。
「わ……おげんきですね
すごくあつい…」
「うぁあぁ……!
な、何をしているんだ…?」
当然の疑問が寝起きのリーダーより発せられる。
ミルマは見返り美人の要領でリーダーの顔を見つめると、少しの間を置いて語り出した。
「…さきほどリーダーさんが気絶してしまった後にシャールさんがくわしく診察しまして、今回の気絶は精神的な負荷によるものであって肉体的には何の別状も無いよってことがわかったんです」
「…でも、とりあえず体は冷やそうってことになって、じゃあ体が大きくて体温の低めな私が適任ってことになって、それでしばらく添い寝してたんです。ふふ………」
…ミルマはうっとりしているような含み笑いを残すと、リーダーの寝るベッドへ添い寝するようにしなだれかかる。
チェーンのように巻き付くミルマの尻尾が半勃ちの肉棒をくるくるとくすぐり、二又に別れた細い舌が獲物を品定めするようにひらひらと牙の隙間から覗く。
そして彼女はリーダーの上へ大蛇のように滑らかに体を滑らせると、そのままむっちりと身を預けるようにのしかかってしまった。
「へぇぇ……!?」
状況を飲み込めず、突然のデカメスケモ爬虫類肉布団に情けない声を漏らしてしまうリーダー。
圧倒的体格差によって両手をパタパタと鰹節のように揺らすことしかできず、彼の困惑と興奮は加速度的に深まってゆく。
「…わたしだって、2時間も同衾すれば、慣れるものは慣れます」
「ふふ…寝てる間、じっくり見ちゃいました。
リーダーさんってうなじにホクロがあるんですね…」
そのまま彼女は恋人のように彼の首筋に抱きつくと、鼻先にある意中の男性の髪をかきあげ、そのうなじを愛おしそうにそっと撫ぜた。
少し大きく、少し冷たく、少し肉感的で、かなり爆乳で、おしりと太ももがとんでもなく大きくて、ドラゴンのような鱗があり、竜に似た面立ちをしていて、ぶっとい尻尾と鉤爪が生えているとはいえ、美しい女性の手にそんな仕草をされるのは初めてなリーダー。
二の腕や胸部に巨大なレプタイル釣鐘おっぱいがこれでもかと当たり、彼の足には太ももと尻尾が交尾中の蛇のようにねっとりと淫猥に絡みつく。
人間と比べて明確にひんやりとしたつるぷにのムチムチボディをゼロ距離で堪能してしまえば、童貞が勃起するのは当然のことである。
「……あ♡
かたく、なっちゃいましたね…」
「でもえっちなことはダメ〜… です。
いちいち気絶されても困るから、リーダーさんには支障の無い程度に女慣れしてもらわないとって、シャールさんに言われちゃいましたからね…♡」
尻の間に埋もれるようにしてその存在を主張するリーダーの肉棒に、ミルマの尻尾の先端が勃起を咎めるように巻き付く。
「…このままおちんちんをちょっとでも治められたら、すこしだけすまたというものをしてあげます」
「奥手だからって、なんにも知らないわけじゃないんですから…♡」
無茶言うな。と、のしかかられたまま泣き言を漏らすリーダー。
割と殺しにかかっている爆乳つるぷにボディに阻まれ、苦悶の音声は綺麗さっぱりミルマの胎内に吸い込まれたが、発言は概ねそんな感じのことであろう。
「…あぁー…あったかぁぁぁぁい………♡♡♡
これからはリーダーさんでバスキングしますから……ずっとです…♡」
リーダー、好きな男の首筋に顔をうずめる彼女。
少しヤンデレの混じったような、完全に蕩けきって上気した、あからさまな
…結局、彼ことリーダーが彼女の全身抱擁から解放されたのは、数時間後の夕暮れが美しい頃合いであった。