2人のリザードマン♀と過ごすいちばん長い夜 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
「…じゃあ、ハイ。どうぞ」
寝室に入り、ベッドの前に3人で立ち尽くす。
数秒の沈黙が流れた後、シャールはハイどうぞと言いながら両手をこちらに向かって広げた。
ミルマもモジモジしながら両手を後ろに回し、くねくねと長く強靭な尾をくねらせ、気まずそうに太ももを擦り合わせる。
太ももは片方だけで僕の腰ほどの太さがあり、頭を挟まれたらそのまま潰されそうである。
「そんなことを言われてもだな…」
シャールの汁椀程度の美乳と、ミルマのドーンと突き出た爆乳が、4つの視線誘導装置と化して目の前でその存在を主張する。
が、あまりにも雑な導入にこの場にいる全員が戸惑っているのもまた事実。
この状況に置かれた誰もが言うであろう居心地の悪いナンセンスを諳んじて見せれば、シャールはまあそうだよなと言う表情を見せ、ちょっと苦笑しながら頭をかいた。
しかし、超ドレッドノート級グラマラスかつ頭頂高2.5mないかり肩爆乳人外モンスターリザードガールはナーバスな気持ちになってしまったらしく、少し俯いて自嘲気味の声をもしょもしょと零す。
「わたし、無駄におっきくて。
改めて見ると怖いですよね。すみません…」
しょんぼりとした様子のミルマ。
彼女は両手を胎の辺りで重ね合わせ、文学少女が告白を断られた瞬間のような立ち方を披露する。
恐竜地味た尻尾もしなりと床に垂れ、顕になった爆乳も顎の角度に連動してうつむき加減。
一見して強気そうな黒白目も実は普通の女の子の心を持つ彼女らしく、今にも涙が浮かび上がりそうなほどにうるうるとしてきてしまう。
メンタルブレイクが早すぎるとは思わない。ハダカを見せて怖がられたらどんな女の子でも泣くだろう。
しかしこのリーダーは全然怖がってなどおらず、むしろ普通に勃起していた。
なぜなら彼は自ら率いる団の首領を務める一級の紳士だからだ。
「ミルマ、下見てみて」
そんなことないよ。チャラ男のような発言をしようとしたリーダーに先んじて、シャールは目線を下にやりながらミルマに助言した。
「……ふえっ」
「ああ…すまない………」
メソメソしかけのミルマが腰を僅かに屈めてみれば、そこには普通にめちゃくちゃバキバキにいきり立った一物があるではないか。
思わずちょっと声を出して驚くミルマ。
どうやらリーダーとの間に0.7mほどの結構な身長差があることに加え、自分の巨大な乳房で視界が遮られて下が見えていなかったらしい。
リーダーは顔から火が出そうな表情を浮かべながら口元を何か言いたげにモニョモニョとさせるばかり。
が、素人童貞にはかなり難しい局面であったことは明確な事実である。ここは無様を許してやるべきだろう。
「………」
「「………」」
ぽくぽくと、なんとも言えない沈黙が流れる。
「えっと…じゃあ、何かするか…?」
「あっはい…」
◇◇◇
昨夜はシャールの番だったので、今日はミルマの番である。
ということでシャールは手助けに回ったので、ミルマとリーダーは2人にとっての初めてを執り行うべく、寝台の上で仲良く狼狽えていた。
「じゃ、じゃあ…えっと…」
シーツの上にぺたりと女の子座りで落ち着き、全裸のリーダーの肩を取ったり手を取ったり。視線をチラチラとシャールに送る。
リーダーもリーダーでどうすればいいのかすぐには分からない様子だ。
「まずは正常位じゃないかな。
ほら、こんな感じでさ…」
シャールはミルマを仰向けに寝かせると、リーダーをその足の間に入れた。
横になったミルマはしきりに目をキョロキョロさせており、非常に落ち着かない様子だ。
「んえっと…ここからどうしよう…」
シラフになると困るのはシャールも同じで、照れながらベッドサイドのスツールに腰かける。
「ミルマ、ハグしてもいいか…?」
リーダーが男の子らしく寝るミルマに声をかける。
どうやら我慢の限界らしく、目が据わりかけている。
彼もまた一匹の雄なのだから、致し方のない事だ。
「ひゃ、ひゃいっ」
「………」
肉欲に導かれるように、リーダーはミルマの肢体に飛び込んだ。
ひやりとした爬虫類の鱗が女性らしい肉体を覆う彼女の体は、肩口や背中と腹や胸などのデリケートな所とで鱗の種類が違い、前者は装甲のような鱗、後者は皮膚と見紛うもっちりとした柔く白い鱗である。
「おおおお腹にかたいのが当たってますぅ…!」
「ふっ…」
今更感のある驚き方をするミルマ。
すこしシュールな様子にシャールは含み笑いを漏らした。
リーダーは顔が乳房の間に埋もれてしまい、彼女のヘソに肉棒が当たっている様子。
まさかキスすら出来ない体格差とは。少し情けなさそうな表情のリーダーはむくりと上体を起こした。
「……僕、僕は…」
不甲斐なさそうな声を漏らすリーダー。
しかし当のシャールは感極まった様子である。
「本当に、ほんとにわたしに興奮してくださっているんですね…!」
彼女は嬉し涙を零しながらリーダーを逆に押し倒した。
メスのドラゴンのようなその顔が陰茎に擦り付けられる。
「えへえへ…」
とても嬉しそうに、瞳にハートマークの浮かんだ表情でうっとりと肉棒を上から下まで眺める彼女。
「…じゃあ、ちょっとかじってみてもいいですか」
「ええっ」
しゅるしゅると舌なめずりしながらよだれを垂らすミルマ。
慄いたリーダーは情けない声を漏らす。
唐突な捕食宣言である。