とある街の日常 作:住人A
透が向かって歩く先には、閑静な高級住宅街の一角にある瀟洒な洋館。門をくぐると、手入れの行き届いた庭が広がり、煉瓦造りの外壁が落ち着いた雰囲気を醸し出している。チャイムも押さず、透は当たり前のように玄関ドアを開けた。
「ただいま」
その声に応じるようにスタスタと小さな足音が響き渡る。かつて透に全てを買われた喫茶店の店員、詩織だ。喫茶店の従業員として働きつつ、この家でお手伝いとして働いていた。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
そう恭しく頭を下げると荷物を預かろうとする。
「いやいや、詩織は身重なんだからそこまでしなくていいのに」
その言葉通り、詩織のお腹には未だ目立つほどではないが確かなふくらみが存在していた。
「いえ……これは私のお役目ですから」
詩織が遠慮がちに言い募る。優しい手つきで詩織の腹部を撫でた。
その時だった――
「お義兄さん!」
甲高い声とともに、階段から勢いよく駆け下りてきたのはまだ幼い面影を残す中学生の少女、星乃鈴音。可愛らしいフェミニン衣装にツインテールを揺らしながら透に飛びついてくる。
「今日こそゲーム付き合ってよね!」
「ああ、分かった分かった。でもその前に琴音にも挨拶しないと」
透がそう言うと、鈴音は拗ねたように唇を尖らせながらも大人しくリビングの中へ歩き出す。
やがてゆったりとした足音が聞こえてくる。
現れたのは大学生にして星乃家の長女・星乃琴音。カジュアルな服装に身を包み、流れるような黒髪が肩にかかる。
「おかえりなさい、旦那様」
柔らかく響く声。一瞬で空気が和らぐようなその笑顔に透の心が疼いた。
「琴音……ただいま」
彼女は透に近寄ると自然な動作で唇を重ねる。甘い香りが漂う短い口づけ。
「今日はどうでした?」
「生徒会メンバーが全員妊娠したから声かけてきた。ちょっと時期が全員ずれちゃったけどやっぱ嬉しいよね。あと【my color】のさくらと凪咲も危険日が今度揃うから泊りの予定立ててきた。事務所にもお邪魔させて貰って他のアイドルともお話したいなって。」
「まぁ、それは喜ばしいですね。」
異常な会話。しかし、琴音は素直に喜び、微笑む。
「ちょっと、お姉ちゃん。お義兄さんは私とゲームするんだよ!」
琴音の言葉を遮り、鈴音がぷんすかと抗議する。姉妹のやりとりに思わず笑みがこぼれる透。
「まあまあ二人とも。とりあえずコーヒーでも淹れようか」
「私がやりますから座っていてください」
詩織が立ち上がろうとする琴音を制止し、手早くキッチンへ向かう。
透はソファに腰を下ろし、ふたりの姉妹を眺めた。
琴音は初めて出会った頃のままの凛とした美しさを持っている。知的な眼差しと慎ましさが印象的だった。
最初に力を初めて使った日。琴音に対して、ありもしない記憶を植えつけた日。透は初めて女性を自分のものにし、奥底に眠っていた欲望を世界に解き放つことができた。その日ほど透が世界に感謝した日はなかった。今、琴音は透の婚約者として透のために動いている。
「お待たせしました」
詩織がトレイにコーヒーカップを乗せて運んでくる。妊娠してなお喫茶店で慣れ親しんだその動作に陰りはない。
「ありがとう、詩織」
「さあ、ゲーム始めよ!お義兄さん、負けないからね!」
コーヒーを楽しむと鈴音の言葉に促され、透は苦笑いを浮かべながらテーブルに置かれたコントローラーを手に取る。
鈴音とのレースゲームで互いに道具を使用して妨害しあう。勝って負けてを繰り返し、気が付けば熱中していた。そうしてゲームを楽しんでいるうちに時間は経過し、詩織がつくった夕食を4人で味わう。
「そういえば、花音はどう?」
「今日も元気に泣いていました。今はもうぐっすり眠っていますよ」
透の挙げたこの場に居ない人の名前。そう、琴音は既に透の子を出産していた。出産の際も非常に嬉しそうに笑い、子供を喜んでいた。
夕食を終えれば詩織が皿洗いを始め、鈴音は風呂に入ると言いながら先に部屋を出た。リビングに残るのは透と琴音だけ。お互い何も言わずとも、心地よい沈黙が二人を包み込んでいた。
琴音が立ち上がり、窓辺へ歩み寄る。月明かりに照らされる横顔は神秘的で美しい。
透は吸い寄せられるように近づき、無言で身体を撫でまわす。
「わっ……旦那様?」
戸惑いがちに呟く琴音だが抵抗する様子はない。むしろ体温を求めるように体重を預けてくる。
「あっ……」
唇が重なると同時に柔らかな吐息が漏れる。最初は優しく啄むようなキスから次第に深く求め合うものへ変わっていく。
舌先が触れ合い絡み合うたびに琴音の鼓動が早くなっていく。甘美な蜜のような唾液が混ざり合い口腔内を行き来する。
「んっ……ふぅ……」
苦しげに眉根を寄せる琴音だったが嫌がる様子はない。むしろ背中に回された手に力が込められるのを感じる。
一度離れた唇からは銀糸が伸び、切なげな視線が交錯する。
「次の子、欲しいんですか?」
耳元で囁かれたその言葉に全身が粟立つ。恥じらいながらも誘うような声音。理性などとうに消え去っていた。
琴音を抱き上げ2階の寝室へ向かう。
下の階からは小さくただいまという声が聞こえてくる。琴音の母親が帰宅したのだろう。
ベッドに横たえると辛抱できないとばかりにペニスを取り出し琴音の服を脱がし始める。服を脱がせると白い肌があらわになる。清楚なデザインの下着が似合っていた。ホックを外せば豊かな乳房がこぼれ落ちる。
ピンク色の頂きはすでに硬く尖っており、指先で軽く弾くだけで甘い声が上がる。
「ああっ……だめっ……」
手を這わせて股間に到達すればそこは既に洪水状態だった。下着をずらして挿入すれば歓迎するかのように熱く絡みつく。
透は琴音の反応を見ながら無言で腰を動かし始めた。部屋には互いの息遣いだけが響く。
「ああっ、旦那様……」
琴音は透の背中に爪を立ててしがみつくが、透は一切言葉を返さず受け入れる。
「やあっ……そこっ……深いっ……」
激しく腰を打ちつけるたびにベッドが軋む音と琴音の喘ぎ声が混ざり合う。透は彼女の乳房を強く掴み、唇で首筋を這うように吸いつける。痕跡を残すように、この身体が誰のものなのか刻みつけるように。
「だめぇっ……イっちゃいますっ……旦那様……!」
琴音が絶頂を迎えても透は止まらない。むしろ彼女の反応に満足したかのように抽送を速める。ベッドが軋む音と琴音の喘ぎ声が混ざり合う。ただ本能の赴くままに腰を打ち付ける。琴音の身体は既に透によって開発されつくしている、柔らかく、温かく、そして透の行う行動すべてを受け入れるのだ。
「ああっ……旦那様……♡」
琴音の内側は熱く蠢き、透のモノを締め付ける。透は黙ったまま腰を動かし続け、琴音の反応を観察する。彼女の顔は快楽に歪み、涙が頬を伝っている。だがそれは痛みではなく、幸福の証だった。
「あっ♡んんんっ♡♡♡そこっ、深いっ……♡」
透のペニスを幾度となく受け入れた身体はどこを突いても敏感に反応する。既に何度も絶頂し、ベッドには潮が撒き散らされている。琴音を抱きしめ、さらに深く押し入る。互いの呼吸が一つになるほどに密着し、獣のような交わりが続く。
「ひゃあっ! あぁんっ! んっ……はぁっ♡」
琴音が絶頂を迎えると同時に、透もまた射精した。熱い奔流が自分の中に注ぎ込まれる感覚に、彼女は恍惚とした表情を浮かべる。
琴音の頭を撫で、少し休憩しようとする。
するとそこに声が響き渡る。
「あーっ、やっぱりお姉ちゃんたちもうセックスしてた!私もお義兄さんの子産みたいのに!」
そう言ってプリプリと文句を言いながら鈴音が入ってくる。しかし、足音は一つだけではない。
「あの、私もお願いします」
そうして静かに入ってきたのは星乃音葉。琴音と鈴音の母親だ。つい先ほど仕事場から帰ってきたばかりであるにも関わらず、そのまま娘の部屋へと足を運ぶ。既に透がいる生活に馴染みきっており、娘を二人産んでなお、娘と一緒に透とのセックスを求める。
二人は素早く服を脱ぐと透に近づきペニスをぺろりと舐め上げ奉仕を始める。姉の、そして娘の愛液がべっとりと付いたペニスを嬉しそうに咥える。肉棒に付着した精液を奪いあう姿にペニスは再び硬く反りたつ。
「もう、お姉ちゃんばっかりセックスして!」
鈴音は不満げに言うと琴透に抱きつくようにして押し倒す。透の上に跨ると自ら秘所に挿入する。
「んっ♡あぁっ……♡やっぱりお義兄さんの……好き」
ゆっくりと腰を落としていく。狭い入口が亀頭を飲み込むたびに甘い声が上がる。全部入りきったところで動きを止めて余韻に浸る。年齢のせいか琴音より明らかに狭く、膣を大きく広げて透のペニスを締め付ける。
透は鈴音の腰を掴むと下から突き上げ始めた。
「ひゃうっ!?まっ……待ってぇ……♡まだ動いたらだめぇっ……♡」
しかし構わずに動き続ける。始めは弱々しく抵抗していたがすぐに諦めたのか大人しくなった。代わりに快楽に身を委ねるようにして声を上げるようになっていた。
「あぁっ♡すごっ……深いっ……♡♡もっとぉ……」
鈴音は普段見せない表情で透を求めた。頬は紅潮し目尻には涙が浮かんでいる。
透は鈴音の身体を楽しみながら琴音の胸を揉み、キスをする。姉妹を、家族を自分のモノにしている光景は透の興奮を強く煽る。
「んっ♡れろっ♡旦那様ぁ♡ちゅぅ♡」
一生懸命キスをする琴音と鈴音の小さな身体を容赦なく犯す光景は背徳的で、甘美だ。彼女の小さい膣は強く透の肉棒を締め付け、鈴音は甘い声を上げ続ける。
透は鈴音の胸に手を這わせる。控えめな膨らみを揉みしだくと固くなった突起を指先で摘まみ上げる。痛いくらい強く捻ると鈴音は悲鳴のような嬌声を上げて背中を反らした。
「んひゃっ♡ いっ、イクッ♡♡」
その瞬間、鈴音の秘所が激しく収縮し大量の愛液を噴出した。潮がベッドに飛び散り、シーツを濡らしていく。シーツは琴音の愛液とまざり、ぐちゃぐちゃになり始める。
鈴音は夢中になって腰を振り続けた。その動きに合わせるように乳房も揺れ動き、汗ばんだ肌は艶めかしく光っている。透も再び腰を掴んで強く動かすと、子宮口を執拗に責められ鈴音は何度も絶頂を迎えた。
「あっ♡またイクッ……♡イッちゃうぅっ……♡♡」
激しく収縮する膣内に精液を叩きつける。子宮内に精子が満ちていく感覚に酔い痴れるように身体を震わせる。やがて全てを注ぎ込んだあと抜き取るとどろりと白濁液が零れ落ちる。
「はぁ♡はぁ♡早くお義兄さんの子供ほしいなぁ。」
そう言ってお腹を擦り、透の精液が注ぎ込まれた子宮を嬉しそうに見つめる
「ねぇお義兄さん、お母さんも欲しいって」
鈴音は透の耳元で囁いた。
「もちろん」
透は鈴音から離れると仰向けになっている音葉の上に覆いかぶさった。そして未だ萎えることの無い剛直を一気に突き入れる。その裸体は若々しく美しい。歳は四十になったばかりだが、肌はきめ細かく艶やかだ。母でありながら、まだ三十代前半と言われても通用するであろう美貌を誇る。そんな音葉は透のペニスを求めて声を上げる。
「あぁん♡きてっ♡透くんっ♡♡♡」
待ち侘びた男根に歓喜の声を上げる。彼女の内部は既に洪水状態で容易く飲み込んでいく。子宮口まで届くような勢いで穿つと嬉しそうに締め付けてくる。
「ああっ♡凄いっ♡こんな奥まで届くなんて……♡」
子宮口を刺激するたびに反応する膣壁。執拗に攻め立てるようにピストンを繰り返すとその度に甘い声で鳴く。
「だめぇっ♡壊れちゃうぅ♡」
そう叫びながらも両脚を絡めて離さないようにする。快楽に溺れ乱れる姿は妖艶で美しいものだった。そんな彼女に求められるまま唇を重ねると舌を差し入れてくる。口腔内を蹂躙されながらも必死についてこようとする。
「ふぁ♡ちゅぱっ♡んむっ♡」
唾液を交換し合いながら何度も角度を変え吸い上げる。その間も抽送は止まらず激しさを増していく一方だ。結合部からは泡立った本愛液が大量に溢れ出しシーツを汚していく。何度も角度を変え吸い上げる。その間も抽送は止まらず激しさを増していく一方だ。
音葉を犯し、透は琴音と鈴音を強く抱き寄せた。そのまま唇を重ね合わせ舌を絡ませ合う濃厚なディープキスをする。両方の手は二人の膣に入れ、ぐちゅぐちゅとかき回す。
「旦那様ぁ♡♡ちゅっ♡じゅるっ♡」
「んっ……ちゅぱ……れろ♡お義兄さん♡」
咥内にある唾液を全て交換し合うような激しい口づけだった。部屋には淫らな水音と荒い息遣いだけが響く。二人の奉仕を受けながらも尚衰えることの無い屹立を味わわせようと強く突き入れると、それに合わせて二人が小さく喘いだ。それでも決して離れようとはせずむしろ自ら進んで押し付けてくる。
「んっ、あっ、はぁ♡すごい♡ずっとこうしていたい♡♡」
音葉の膣内はゆったりと甘えてきながら熱く潤っていてとても気持ちが良い。子宮口に亀頭を擦り付けながら出し入れすると、嬉しそうに震えてくる。同時に乳房を強く握りつぶすようにして刺激を与えるとさらに強くなった。
透は腰を引き、深く突き刺す。その瞬間、音葉の口から悲鳴のような喘ぎ声が漏れた。激しい動きに翻弄されるように身体を揺さぶられている。子宮口を押し潰される感覚に悶え、嬉しい悲鳴をもらす。
二人の膣も忘れずに弄ればもう限界とばかりにビクビクと震えだす。
「「んっ♡じゅるっ♡はぁ……♡」」
「あっ♡すごっ♡すごいぃっ♡♡♡もうイキます♡♡」
肉棒を搾り取ろうとするように強く絡みついてくる感覚に耐えきれず、限界を迎えてしまう。射精寸前の状態でギリギリまで我慢し続けたため勢いよく放出された精子が大量に流れ込んでいく。
「「「イクぅぅぅ♡♡♡♡」」」
次の瞬間、三人は一斉に絶頂を迎えた。互いの秘所からは大量の愛液が吹き出しベッドの上に飛び散った。
「はぁ♡はぁ♡はぁ♡♡」
「あぁ……♡素敵……♡」
「んっ♡まだ出るんですね……♡」
三度目の絶頂を迎えた直後でも尚硬度を保っていたそれを見て感嘆の声を上げる三人であった。
それから透と琴音、鈴音に音葉、更には詩織と時間を忘れて行為に耽った。全員の体液でぐちゃぐちゃ蕩けた性器は体温も匂いも全てが混ざりあい溶け合っていく。それでもなお、全員の存在を求めて身体をこすり合わせていた。
もはや全員が離れまいとするかのように口も肌も性器も全てを求めあい絡み合っていた。
翌日、朝日が昇り始めると共に全てを出し切り、最後の射精を終えると尋常ではない倦怠感に襲われ、もはや動く力は残っていない。
透はソファに身を沈めながら窓の外に広がる晴れた空を見つめていた。朝陽が部屋に差し込み、その光は新たな一日の始まりを告げているようだった。
教室では美帆と佳穂が仲睦まじく話していた。妊娠検査薬を手に、どちらの子が男の子か女の子か当てる遊びを言い合っている。保健室では美奈が書類を片付けながら、時折お腹をさする。新聞部の千尋とすずは自らのお腹が膨らんでいることを毎日写真を撮って記録している。生徒会メンバーもお腹を大きくしながら作業を続けている。
インターン企業の彩花など複数の女性が透の子を宿している。小夜は最近、生理が来ないことにもはや疑問すら抱かない、透の子を授かることが当然の結果だと思っているからだ。真紀たちがその子どもの出産を担当する。彼女たちは皆幸せそうに日々を過ごしている。
透はそんな彼女たちを見守りながら自身も幸せを感じていた。
「みんな幸せかな」
透の言葉に琴音は不思議そうに振り返る。
「もちろんですよ。旦那様に選ばれた女性は全員、それを望んでいますから。花音も兄弟や姉妹が増えることを喜ぶでしょう。」
透の能力は女性たちの意識を誘導し、本来ならば許されざる関係さえも正当なものとして認めさせていた。他人が見ればそれは悪だと指をさして罵るだろう。しかし彼女たちにとって元の意識などどうでもいい。それこそ祝福であり、幸福そのものなのだ。
「あぁ、最高に幸せだ。」
「よかったです。旦那様の御心のままに……」
琴音の言葉に満足し、透は窓の外へと視線を戻した。広がる青空の下で、新たな生命が芽生え始めている。一人の男を中心に広がる愛と欲望の輪は、これからもさらに拡大していくだろう。
誰も知らないところで、多くの女性が彼の子を孕み、生まれてくる子供たちは新しい世界を歩み始める。それが世間にとって善か悪かなど関係ない。ただ透は思う──この幸せが永遠に続くことを。