とある街の日常 作:住人A
キンコンと授業開始のチャイムがする。
「はーい、皆さん。静かにしてくださいね~。授業を始めまーす。」
おっとりとした掛け声で女性教師が入ってくる。
ふわふわとした様子と誰にでも優しく接する、美しい容姿が人気の24歳の教師、中山
「じゃあ教科書43ページを開いてください。小説の読解からです。」
「そうですね、山森さんから朗読して段落ごとに交代してください。」
「はい。私は─」
その教師に向け、一人の男子生徒が静かに立ち上がった。
音無透──この街の支配者だ。
「翠先生」
「どうしましたか? 音無くん。質問なら挙手をして──」
「いやいや」
透は歩きながら微笑む。
「俺と先生の触れ合いは授業の一環じゃないですか」
クラス全員が固まった。しかしすぐに何事もなかったように戻る生徒たち。
全員が「それが当然」と理解しているのだ。
透が背後に立ち、そっと肩に手を置く。その指先が軽くシャツの襟に触れただけで、先生の肩甲骨が小刻みに震えた。
「ほら『教職員は生徒の性衝動を健全に処理する義務がある』……ですよね?」
「っ……」
先生の喉仏が上下する。
生徒たちの視線が注がれていることに気づきながらも、「当然」という思考が理性を覆う。
「授業中ですので……その……控えめにお願いします……。」
「じゃあ──」
透は先生の太ももをスカート越しになぞり始めた。ピクリと跳ねる脚を押さえつけながら内腿を探っていく。
「ちょっ……やめ……ん……」
翠は教科書を口に当て声を殺した。生徒たちが朗読をする傍らで、透の指は巧みに布地を潜り抜け下着の縁を探し当てる。
「先生って本当に綺麗ですよね。」
透が耳元で囁く。湿った吐息が首筋を這い上り、先生の呼吸が浅くなった。
「くぅっ……やめ……あっ♡」
指先が割れ目に触れる瞬間、翠は反射的に腰を引いた。その拍子に黒板に背を打ちつけ、チョーク粉が雪のように舞い散る。
「先生? 大丈夫ですか?」
生徒たちの視線が先生に集中する。
「は……はいっ……大丈夫ですよ〜」
必死に笑顔を作る翠の頬は紅潮し、瞳は潤んでいる。
「先生、最近結婚したんでしたよね。2週間前だっけ?綺麗な先生と結婚した旦那さんが羨ましいなぁ。」
透は意地の悪い笑みを浮かべ、ショーツを弄り始める。
「……っ。」
性処理という当然のことを行っているにも関わらず、指輪と旦那の顔が思い浮かぶ。
「あっ、……あのっ。わた、んんっ」
何かを言いかけた翠の口を透の指がふさぐ、先ほどまでショーツを弄っていた指だ。
この短時間でも感じたのか既に湿っていた。
「ほら、先生の愛液なんですから先生が綺麗にしてください」
「ぷはっ、や、やめてください、音無くん。恥ずかしいです。」
「先生ってば反応可愛いですね。これからもっと恥ずかしいことするのに。」
そういいながら透はブラウスのボタンを外し、脱がしていく。
性処理とはいえ、生徒たちに自らの裸を見られるのが恥ずかしくないはずがない。
ブラウスが完全にはだけられ、純白のレース下着が露わになる。羞恥で全身が灼ける思いだった。
「ほら。ここ、既ににすごく濡れてますよ」
透が指で触ると、くちゅりと音がし、ショーツの中心がわずかに色を変えている。既に透と何度もセックスしたことのある翠は、拒絶の意思とは裏腹に、肉体は既に屈服していた。
「だめ……だめなの……」
蚊の鳴くような声で抗う翠を無視し、透は教卓で彼女の尻を抱え上げた。タイトなスカートがずり上がり、太ももの付け根が露出する。ショーツを横にずらせば、すでに熟れた果実のように蜜を湛えた花弁が息づいていた。
そんなとき、突如として声が聞こえてくる。
「せんせー!朗読、読み終わってしまったんですがどうすればいいですか。」
「えっ、は、はいっ。そうですね……。ひゃんっ……♡!?」
次の授業の指示を出そうとしたところで、生徒たちの目の前で翠は仰け反った。
自分の膣口に透の肉棒が触れたのだ。今まさに肉棒が入ろうとしている。
「えっと、つ、次は。」
翠がそこまで言ったところで、透が逸物を一気に膣奥にまで押し込んだ。
「んんんっ♡!!」
咄嗟に手で口を塞ぎ、嬌声が出ないように努めた。
そしてそのまま次の指示を出す。
「じ、自習でお願いします。んあっ♡」
一突きごとに押し殺した悲鳴が漏れる。教卓に手をついた翠の背中は弓なりに反り、影が踊っていた。
透の抽送が早くなるにつれ、膝が笑い、崩れ落ちそうになるのを必死でこらえる。
「授業中ですよー先生。自習でいいんですかー?」
透が嘲るように呟く。
「んあ゛っ♡でもっ♡あっ、でもっ……♡」
もはや何を言えばいいのか分からなくなっていた。
授業中、生徒の視線、大人としての自立心、全てがセックスの快楽でぐちゃぐちゃに溶かされ、ただできることは喘ぐことのみとなっていた。
「いいよ、ほらっ! セックスしかできない先生になっちまえ!」
透が最奥を抉るように突き上げた瞬間──
「───お゛っっっ♡♡」
翠先生の身体が痙攣する。理性の箍が砕け散り、蜜壺が痛いほど締め付けた。
その締め付けに呼応するように透の肉棒から大量の精液が放たれる。
「イッてる先生の中気持ちいいよ」
どぷっ♡ どぷっ♡ どぷっ♡ どぷっ♡
子宮が焼け付くような熱を感じながら、翠は意識を失いかけていた。
崩れ落ちそうになる身体を透が支える。
「おっと、まだ楽しもうよ先生。」
そういって透は翠の脚を掴んで抱き上げる。朦朧としている翠の腕を自らの後ろに回し、両手でお尻を抱え込む。いわゆる駅弁の体位だ。
自習で机に向かっている生徒たちに見せつけるかのように更なるセックスを行う。
翠を抱え、セックスしながら歩きだす。教壇を降り、机の横をすり抜け、生徒の間を通り過ぎる。
既にセックスしている透に疑問を持つような生徒は存在していない。
「やっ、はあ゛っ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
透は生徒たちに見せつけるかのように結合部を見せびらかし、激しく上下に揺さぶる。
翠はその激しさに抵抗など出来ず、されるがままに犯されていた。
時折絶頂しているのか潮が撒き散らされ、生徒の身体や机、道具にかかっていた。
しかし、もはや翠にそんなことを気にする余裕は微塵もなかった。
「ひゃぅっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡」
翠は獣のような声を上げ続け、ただただセックスに狂っていた。
そんな彼女の様子を見て透はニヤリと笑うと更に動きを早める。
バチュッ!グチュッ!と時々わざとらしく音をたて、生徒に注目させる。
透はひたすら快楽を貪りながら教室の中央で腰を振り続ける。
ごくりと誰かの喉がなった。
周りの生徒たちは勉強などとうに放棄しており、ただその光景に見惚れているだけであった。
既に股に手をやっている生徒すら存在していた。
「ほら先生、イキますよっ!」
透はそう言うと一際強く突き上げた。
「んあぁぁぁぁ♡♡♡」
熱い奔流が注ぎ込まれていく感覚に襲われる。
精液を出した後も膣はせがむように収縮し、精液を一滴残らず搾り取ろうとする
ゆっくりと陰茎を引き抜くと、栓を失った秘裂から大量の精子が流れ出てくる。
吐き出された濃厚なザーメンが床に広がっていき、床へと染みこんでいく。
透は愛液と精液に塗れた肉棒を翠の口へと持っていくと唇をちゅっと近づけ
「んあっ、れろっ、んんっ」
まるで大切なものを扱うかのように丁寧に舐め取り、尿道に残っていた精液を吸い出していく。
「んっ、ちゅっ」
小さな口で奉仕する姿はなんとも可愛らしくも淫靡なものであった。
満足したように透は衣服を整え自らの席へ戻る。
そうして幾ばくかの時がたち、翠ものろのろと立ち上がり、衣服を整え始める。
そうして授業終了のチャイムが鳴り廊下へと出ようとした時、何かを思い出したかのように声をかけた。
「あの、音無くん。少し時間貰いたいのでついてきてください。」
透には心当たりはまるでなく、すぐに後を追いかけていった。
そうして空き教室に入った後、振り返り、勇気を振り絞ったかのように口を開く。
「あの、私、妊娠しました。生理が来なくなって2か月たって、検査してみたんです。『音無くんとセックスした女性は今後、音無くん以外とセックスしたりしてはいけない』ので、旦那のではなく、間違いなく音無くんの子です。たぶん前々回かその前くらいのセックスだと思います。あの、『堕ろしたりは絶対しない』のですが……。」
透は嬉しそうに笑い、口を開く。
「へぇ、先生も妊娠したんだ。いやー、よかった、嬉しいよ。それじゃあ、先生、このSNSやってる?」
そういって透はスマホを取り出し、あるトークSNSを立ち上げる。
その中に一つ、グループが存在し、翠を招待する。
グループ名は「妊娠グループ互助会」
透が透の子を妊娠した女性を集め、お互いがお互いを助け合うグループとなっている。みんなが資金等を出し合い、様々な助けを借りられるのだ。グループの中には有名会社の人物や透が『説得』した人物も出資して出産等を援助したりしていた。
しかもこの互助会を悪用しようとする考えは『存在しない』ようになっている。
翠もSNSのグループに入り、さっそくチャットを行っていた。
透には多くの女性がいる。そして、その多くは透の子を宿している。結婚もしている、いないに関係なく。
しかし、この街ではよくある当たり前の日常であった。