突発性隣接的雌雄同体症候群。
簡単に言えば、女の子がふたなりになって、男の子が女性化するなんて、そんな難しい名前の病気が流行り始めてから、もう数十年。
いくらかの混乱はありつつも、世間は、おおむねそれを受け入れて、普通の生活を送っている。
とはいえ、昔とは違うと言われていることも、いくつかあって。
その代表例が、新たに人類の性に仲間入りしたこの、ふたなり、という状況の人々の性欲が、中々にとんでもないということ。
そのおかげでと言うか、なんと言うか、度重なる性犯罪ギリギリのモラル違反に釣られるかのように、人類の生活は、性に寛容になることを余儀なくされて。
現在では、性風俗産業というやつに大手企業がこぞって参入するなど、そういう明らかな変化が近代史の教科書に載っているほど。
それが果たして、人類の歴史にとって良いことだったのか、悪いことだったのかは、分からない。
けれど、長らく低迷していた出生率とやらは確実に上向いたし、少子高齢化も少しは改善したというのだから、良い感じの事ではあったのだろう。
なんてことを考える私自身も、そんな『ふたなり』で、そんな性風俗産業とやらで、中々に割の良いバイトをしているわけだけれど。
ともかく、今日はバイトのシフトが入っている日で、寝坊してしまった結果、遅刻しそうな状況に、割と冷や汗をかいているわけで。
人間どうして、約束に遅れそうなこんな時にばかり、余計なことを考えてしまうのだろうか。
────
駅前の一等地にそびえたつ、大きなビル。
アウトレットと、アミューズメント施設と、オフィスビルを兼ね備えた、まさにごった煮のようなそのビルは、今や3階フロアの全体が、いわゆる性風俗のテナントで埋め尽くされていて。
そうして、遠目にも立派なそのビルの中に、私のバイト先も入っている。
私がそのビルに駆け込んだのは、シフトの時間まであと10分といったタイミング。
着替えの事とかも考えると、割とぎりぎり、アウトのタイミングかもしれない。
ともあれ、いそげいそげ、とエスカレーターに乗り込んで、目指すは3階。
たどり着いた3階のフロアは、土曜日のまだお昼過ぎの時間帯だというのに、むわり、と熱気が満ちるほどに人がいっぱいで、かなりの賑わいを見せている。
私はそんな、今日はどのお店にしようか、なんて彷徨う人々をかき分けるようにお店とお店の間を抜けて。
そうして速足で向かうのは、見た目には小洒落たカフェテリア風のお店だった。
「おはようございまーす。」
スタッフ専用の裏口をくぐりぬけたタイミングは、シフトの始まる5分前。
とにかく、着替えやらがまだでも、ここまでたどり着いていれば言い訳は立つ。
そう思いながらこそこそと奥へ向かっていけば、同僚の出勤に気付いたスタッフから、ぼちぼちと挨拶を頂いて。
私はそんな声にしっかりと挨拶を返しながら、更衣室の、自分のロッカーまで歩いていく。
「おはよ、ちーちゃん。ギリギリじゃん♥」
「あ、おはよう。いや、その、寝坊しちゃって……。」
ギリギリセーフとは言え、早く着替えないといつ指名が入るか、分からない。
そう思った私は大慌てで、がたがたとロッカーを鳴らしながら着替えていく。
そうしていれば、仲のいい同僚が近づいてきて、大慌ての私とは対照的に、のんびりと話しかけてくる。
ちなみに、ちーちゃん、と言うのは私のこと。
私の源氏名が、
「なにー?♥ 寝坊するほど激しいオナニー、しちゃったの?♥♥」
「えぇ……。 そんなオナニーしてたら、このバイト、出来ないよ……。」
私の隣で、にまにま、としながらロッカーに寄りかかる彼女は、ゆるく握った右手を私の方に掲げて、ゆらゆら、と上下させる。
こういう仕事しているからなのか、そんな彼女の動きはどこか、妖艶で。
その動きのまま、しこしこ♥、だなんて囁けば、それだけでお金が取れそうな気もしてしまう。
私は、そんな彼女の仕草に、どきり、としながらも、ロッカーの中から指定の制服を取り出して。
その布地が少なめのメイド風の衣装を、身に着けていく。
制服を、メイド風、と表現するのには、理由がある。
遠目には確かに、フリル多めな、可愛いメイドの衣装に見えるかもしれない。
けれど、胸元は大きく開いていて、胸の谷間をがっつりと見せるデザインだし。
そのミニスカートも、お尻の丸みのすぐ下くらいまでの、股下5cmと言ったデザインで、屈めばお尻が丸見えだし。
下着も最小限で、ほとんど押さえつけるところがないものだから、ちょっと勃起でもしてしまえば、その短いスカートを、おちんぽが跳ね上げてしまうほどで。
今はもう慣れたものだけど、バイトの初日には随分と、恥ずかしい思いをした思い出がある。
「そうだよねぇ? シフト入れすぎると体力的につらいし、他のバイトにしようかなぁ。」
「……、今さら普通のバイト、できる?」
「無理♥」
このお店のスタッフは、漏れなく全員、ふたなり女子。
つらいのも体力的にというか、実を言えば射精のし過ぎで、と言うヤツなのだけれど。
しかも、うちのお店のコンセプト自体、ふたなり女子の勃起おちんぽをおしゃぶりして、射精させるのを愉しむ、というヤツだから、余計かも知れない。
ほんと、初めてのお客様はまだしも、通い慣れた人たちはここで鍛えられたすごいテクニックを披露してきたりするから、とんでもない。
そんな愚痴ははてさて、けれどそれから解放されるために普通のバイトができるかと言えば、それはまた別のお話。
だって、普通のバイトに比べたら、ちょっと、報酬面での待遇が違いすぎて。
コンビニでバイトするのと比べたら、最低でも5倍程度の差がある、と言えばわかるだろうか。
本番なしのウチでさえそうなのだから、本番ありのお店なら、もう、すごい。
そうして私は、着替えもそこそこに、同僚とおしゃべりを少し楽しんで。
やがて響く、小さなアラームの音。
「あ、時間。先行くね?」
「え゛っ。」
「てんちょにはうまく言っておくから、急ぎなよ?」
シフトの始まりを告げるアラームに、まだ残っている自分の支度。
同じシフトに入る同僚は無情にも、私を置いて先に行くらしい。
それはそう、自分が同じ立場なら、そうしてる。
私は少しだけ、同僚のことを恨めしく思いながらも、これまた支給されている可愛らしい意匠のスマートウォッチと、インカムを身に着けて。
最後に、お店から支給されている即効性の精力剤を口に放り込みながら、そうして慌てて、ホールへと向かうのだった。
────
「おかえりなさいませ、お嬢様♥」
「きゃぁ、可愛いっ♥♥」
ホールに入った私は、インカムから流れてくる統括スタッフの指示で、まずはお店の受付に向かう。
そこで出迎えてくれたのは、私と違ってきっちりとした執事服で男装した受付スタッフと、一人のお嬢様(おきゃくさま)だった。
私は、和やかに受付スタッフと話していてまだこちらに気づいていないお客様を驚かせないように、何度も練習をしたふんわり笑顔を浮かべながら、声を掛けて。
そうすれば、お嬢様は、私のことを歓声を上げて嬉しそうに受け入れてくれる。
実は、私たちのような、ふたなり女子、と言う存在は、こんなに可愛い娘におちんちんが付いているなんてお得じゃん!、と考える層の百合女子に、大いにウケていて。
だから目の前のお嬢様もきっと、そんなタイプの人なんだと思う。
「それでは千里さん、あとはお願いしますね。」
「はい。それではお嬢様、お席にご案内しますね。」
「はいは~い♥」
受付スタッフからお嬢様を引き継いだ私は、私の見た目にテンションの上がっていくお嬢様を先導するように、薄暗いムーディな照明の灯されたフロアを歩いていく。
フロアの様子は、本当によくある、カフェテリアの様相をしていて。
けれど一般的なカフェテリアと違って、それぞれのテーブルはしっかりとした個室になっている。
ファミレスのそれぞれのテーブルが、個室になっていると思ってもらえれば、分かりやすいだろうか。
それぞれの個室はきちんと防音にはなっているけれど、微かに、何かを啜るような音と、スタッフの喘ぎ声が聞こえてきて。
何というか、非日常な雰囲気をこれでもかと、醸し出している。
「それではお嬢様。こちらのお席にどうぞ。」
「はぁい♥ うふふ、楽しみだぁ……♥」
インカムで指示された開いているテーブルに、お嬢様をご案内する。
それは簡単な仕事だけど、簡単だからこその、腕の見せ所。
お嬢様方は当然、このお店に日常とは違う刺激を求めていて。
だからこそ、このフロアの異様な雰囲気は、うってつけともいえるスパイス。
私はそれとなく、わざとらしさを感じさせないように、ホールをぐるり、と遠回りして。
お嬢様に見せつけるように、たっぷりとこの雰囲気を味わっていただいて。
そうして案内するのは、すっかりと清掃の行き届いた、こじんまりとした個室。
たどり着いた個室に置いてあるのは、少し大きめのテーブルと、ゆったりと座れる椅子が1組。
テーブルにはなぜか、まるで誰かがそこに座るとでも言うかのように、厚めのクッションが接着されていて。
簡易清掃では隠しきれない何かの匂いを誤魔化すためか、ふわり、とアロマも炊かれている。
妙なテーブルを除けば、いかにも、女性向けです、と無害な表情をしているように見えるかもしれない。
「お嬢様は、当店のご利用は初めてですか?」
「あ、うん。 友達から、すっごく良いお店だって聞いて……。」
「それは、ありがとうございます。 では、当店のシステムについて、説明させていただきますね?」
「はーい♥」
入り口からしてそわそわとした様子を隠していないところからして、初めての方だろうか。
そう思いながら確認してみれば、私の予想は的中していた。
ならば、と詳しいシステムの説明を申し出てみれば、お嬢様は嬉しそうに、こくこく、と頷いて。
なんだか、来店していただいたお嬢様が楽しんでいると、なんか、ほっこりしてしまう。
「まず、お席の制限時間は、60分となっております。」
「うん。」
「途中でご満足されてお帰りになる場合も、差額はお返しいたしませんので、お気を付けください。」
まず、当店は、入店時に1時間分の席料を払う、一般的なシステム。
もちろん、途中退店でも差額は返金しないので、60分遊んで行った方がお得。
そうして、入店料自体は、3,000円とリーズナブルだけれど、もちろん、それだけでは完結しない。
「続いて、
「ど、どりんく……。」
「はい。初めてのお嬢様は1回目のご注文のみ、指名料金がサービスとなります。」
「それは、嬉しいですね……!」
「ドリンク中は、1分あたり100円の追加料金が発生しますので、制限時間まで、オプションなしでお楽しみいただく場合は、税抜きで9,000円、となっております。」
「わ、安い……。」
「なお、途中でドリンクメニューを変更する場合は、指名料を2,000円いただきます。」
「途中で違う娘に変えても、いいんだ……。」
「はい。過去には、出勤していたメイド全員のドリンクを楽しんだ方もいらっしゃいますよ。」
「猛者すぎる……っ。」
「続いて、オプションの説明ですが……。」
追加できるオプションの料金は内容につきピンキリだけど、いわゆるソフトな内容ほど安い設定の、よくあるタイプ。
中には、常連さんにならないと注文できないような、えっぐいオプションも用意されている、なんて話を振ってみれば、こちらのお嬢様は、目を爛々とさせながら興味津々にこちらの話を聞いていた。
だからと言うわけじゃないけれど、ついでにお嬢様方の一番人気は、対面に座ったメイドとずっとお手々をつないだままドリンクが楽しめる、らぶらぶドリンクオプションだということも申し添えておく。
その他にお伝えするのは、ドリンクメニューを楽しむ間にお嬢様が使うことが許されるのが基本的にお口だけであるとか、基本的にメイドへのおさわり厳禁だとか、そういった諸々の注意事項。
うちは、本番なしのお店なのだから、そういう所はしっかりしないと、色々と指導が入ってしまう。
というか、店長がスタッフを結構大事にしてくれているので、行き過ぎたお客様に何があるか分からないというのも、原因の一つである訳だけど。
そんなお話をしていれば、お客様にまとわりつく、何処かそわそわ、とした雰囲気
「あ、あの……。」
「制限時間は最初のドリンクの注文後から始まりますし、メイドがテーブルについている時だけカウントされますので、ご安心くださいね?」
「う、さすが、優良店……っ。」
確かに、よくよく考えてみれば、お店のシステムについてもう5分近く、説明をしているかもしれない。
説明は確かに必要だけれど、その説明で制限時間が削られているなんてことがあれば、がっかりしてしまうだろう。
そう思った私が先ほどの通り補足すれば案の定、お嬢様はほっとしたようにリラックスして。
その、欲望に素直な様子に、微笑ましさと、微かに愛しさすら覚えてしまう。
「それでは、ご注文を伺いますね。」
「あ、あっ、うんっ……♥」
私は、そろそろ頃合いか、と判断しながら、お嬢様の前にメニューの記録されたタブレットをそっと置く。
お店のイベントやら基本料金やらが表示されたトップページから、ドリンクメニューのタブを開けば、目元を隠したホールスタッフのサムネイルが写し出される。
それぞれのサムネイルをタップすれば、今度は、目元を隠したままのホールスタッフが、フル勃起したおちんぽでミニスカートをまくり上げている姿が大写しになって。
プロフィールだとか、おちんぽのサイズだとか、精液の濃さだとか、そういうデータも一緒に表示される仕組みになっている。
実はこのお店は、ホームページ上にこういった、スタッフ紹介の写真を上げていない。
つまり、この写真たちは、実際にお店に足を運んだお嬢様たちしか見ることが出来ないものになっていて。
それを逆手にとったのか、OKを出した娘の分だけをまとめたご指名写真集を販売して、かなりの売り上げを上げていると聞いている。
OKを出した娘だけとはいえ、こういうグッズの売り上げもお給料に反映されるから、ほとんどのスタッフがOKを出していて。
基本はもちろん無修正版なんだけれど、なぜだか、薄モザイクバージョンだとか、黒線バージョンだとかを好んで買っていくお嬢様も、いるらしい。
「あ、あの……。」
「はい。お決まりでしょうか?」
「ここまでいっぱい、丁寧に説明してくれたし、最初は千里さんが良いなって……♥」
「わ、ありがとうございます♥」
「それと、らぶらぶドリンクオプションも、つけてください♥」
「かしこまりました♥」
やがてお嬢様の手が止まり、注文が決まったらしい。
はてさて、こちらのお嬢様は、どの娘のドリンクに決めたのだろうか。
そう思いながら、ちらり、とお嬢様の手元のタブレットをのぞき込めば、そこには恥ずかしながら、目元を隠してポーズを決める、おちんぽをこれでもかと勃起させた私の写真が写っていて。
ちらり、と当店のNo.1だとか書いてあったけど、気にしない。
まあ、当然のお話だけれど、指名が取れればそれだけ、お給料にも反映されるわけで。
ここまで丁寧に笑顔と態度を投資してきたのは、つまりはこの瞬間のため。
新規ご指名、ゲットだぜ。
そう思ってホクホクしながら、手元の端末を注文通りにつついて行けば、やがてインカムから、このテーブルに着くように指示が来て。
「それでは、失礼しますね♥」
「……っ♥」
私は、椅子に座るお嬢様とテーブルの間に割り込むように滑り込んで。
そうして、このために天板に接着されていた厚めのクッションの上にお尻を載せるように、テーブルに腰かける。
そうすれば、これから訪れるであろう目くるめく快感に期待して上向き始めていたおちんぽが、ぴん、とスカートをめくりあげて、その威容をお嬢様の前に露出して。
そうすればもう、お嬢様の目は私の足の間に、釘付け。
「お嬢様、さぁ、こ・ち・ら・も……♥」
「あ。わっ……。 う、うん……♥♥」
こちらのお嬢様は、らぶらぶドリンクオプションも注文されているので、それを思い出させるかのように、視界の中で両手を、にぎにぎ、と動かして。
そうすればお嬢様は、忘れていた、とばかりにそっと、両手をこちらへ差し出してくる。
私は、まさに恐る恐る、と言った様子で差し出されたその手を捕まえて、指を絡めて。
完成するのは、指同士をしっかりと一本ずつ絡めた、らぶらぶの恋人繋ぎ。
「あ、あの、これ、もう、良いの……?」
「はい、お嬢様の、いただきます、の掛け声で、タイマーが動きますので……♥」
「そっかぁ、じゃぁ、いただきまぁす……♥ んぁ、むっ♥♥」
「ん、んっ♥♥ お嬢様、いきなり、大胆……♥♥」
お嬢様の掛け声を拾った私のスマートウォッチが、部屋と連動したタイマーに60分のカウントダウンを始めさせて、プレイがスタート。
どうやら、こちらのお嬢様は、あくまでこのお店が初めてと言うだけで、それなりに遊び慣れていらっしゃるようで。
プレイの開始直後から、大きく開いたお口で、私のおちんぽの先に、はぷり、とためらいもなく吸い付いてくる。
そうしてそのまま、ちぅ、ちぅ、と可愛らしく吸い付きながら、ぐぷぷ、と竿の中ほどまでをお口に含んで。
そうして、ぐぷ、ぐぽ、とくぐもった音を立てながら、頭を上下にゆっくりと、動かし始める。
そうしてお嬢様は動けば、私のちんぽは当然、お嬢様の熱々な口腔粘膜で、ねちねち、と擦られて。
たっぷりと分泌した唾液で、粘膜が、ぬろり、と滑る何とも言えない感触に思わず、びくり、と悦んで跳ねて。
「は、ふっ……♥♥ お嬢様、お味は、いかがでしょうか……っ♥」
「ん、ん~……♥ ぢぅ、ぢゅ、ぢゅりゅ……♥♥」
「ふひっ♥♥ ん、くっ♥♥ はうぅっ……♥♥」
「ぢう、ぢぅ……、ぢゅぱっ♥♥ すっごく、おいしい……♥♥ あむ、ぢぅ……♥♥」
「ひぅ、んんぅ、ありがとう、ございますっ♥♥ くひぅっ♥♥」
どうやらこちらのお嬢様は、ふたなりちんぽをしゃぶるのが、随分とお好きなようで。
僅かにお口を離したと思ったら、美味しい、の一言だけを残して、再び私のおちんぽにしゃぶりついてくる。
よほどに興奮してくれているのか、絡みつく唾液は熱くて、どろり、と濃い。
そうして、それを潤滑に、ぐぽ、ぐぷ、とくぐもった音を立てながら、何度も何度も頭を振って。
その度に、つなぎ合った手に、きゅう、きゅぅ、と力が籠るのが、とっても愛おしい。
「は、あううぅっっ♥♥ ん、んっ……♥♥♥ ううぅ……♥♥」
「んぢぅ……♥ ぢゅ、ぢゅりゅ……♥♥ ん? んふ、ふふふ……♥♥」
「んぅ、うぅ……?」
けれど、そんなお嬢様の仕草に愛しさを感じる一方で、当事者である私の方は、意外とつらい目に遭っている。
一応私は、バイトとは言えここで1年以上も働いて、だから、ちょっとはプロとしての自尊心みたいなものもあって。
だから、そう簡単に射精してしまわないように、必死に下半身の穴と言う穴を窄める様に力を込めて、お嬢様の愛撫に必死に耐える。
お嬢様はみんな、私達ふたなりのおちんぽをしゃぶるのを楽しみに、通ってくれているわけで。
だから、1秒でも、1分でも長く。
目標は、どんなに激しい愛撫でも、10分以上、耐えたい。
そうして必死に、耐えて、耐えて、きぅ、と奥歯を食い占めていれば、突然、自分の股座の間から聞こえてくる、お嬢様の忍び笑い。
どきり、としながらそちらに顔を向ければ、私のちんぽを咥えたお嬢様と、ぴったりと目が合って。
そうして、どこかサディスティックなものを感じさせるように、その目がさらににまり、と歪んで。
あぁ、きっと、お嬢様に、必死に耐えているのがバレてしまった。
やっぱりこの人、遊び慣れてるっ……!
「んぢぅっ♥♥ ぢぅぅぅっっ♥♥ ぢゅりゅぅぅぅっっっ♥♥」
「んんぁっ!?♥ あう、ううぅっっ♥♥♥ や、つよいぃ……っっ♥♥」
「れりゅ、れるるっっ♥♥ ぢりゅ、ぢぅ♥♥ ぢゅぷ、ぐぷっ、ん、ぐっ♥♥」
「ああぁあ!? ふか、ふかいっ♥♥ のどおく、にゅる、ってぇっ♥♥♥」
どうやらお嬢様は、快感に耐える私のことを気に入ってくれたのか、ひたすらに責めることにしたらしい。
わたしのおちんぽに視線を戻して集中し始めたお嬢さまは、ぢゅず♥、ぢゅずず♥、と下品な音を立てながら、ひたすらに強い力で、バキュームして。
かと思えば、自ら喉奥までおちんぽを呑み込む、セルフイラマなんて高等技も、見せつけてくる。
私だって、性欲旺盛な、ふたなりであって、気持ちいいことは、結構好きで。
だから、この極上の快感を一秒でも長く楽しむために、必死に奥歯を食い占めて。
けれども刻一刻と、自分の限界が、近づいてくるのを感じてしまう。
「ぢぅ、ぢぅ、んぐ♥♥ ぢゅりゅうぅ……♥♥ ぐぷ、ぢゅぐっ♥♥ んぎゅっ♥♥」
「う゛、あ゛ッ!?♥♥♥ も、だめ、だめっっ♥♥ おじょうさま、だめっ♥♥」
「あむ、んぐっっ♥♥ ぢぅ、ぢぅぅ……♥♥」
「でちゃうっっ♥♥ も、でりゅっっ♥♥ 精液、でちゃうのぉっっ♥♥」
「ぐぷ、ぢゅぷっ♥♥ ぐぷぷっ♥♥ んぐ、ぢゅりゅりゅぅっ♥♥♥ ぐぷぷ、ぢゅぷっっ♥♥」
度重なる快感に、近づいてきた限界。
それを悟った私が降参して、とどめを刺してほしいと懇願すれば、お嬢様は嬉しそうに私の言葉に応えてくれて。
ぢるぢる♥♥、とおちんぽに吸い付きながら、喉奥までを使った激しいストロークで、その綺麗な唇と、舌と、喉で、にゅるにゅりゅにゅるにゅりゅっ♥♥♥、と扱いてくれる。
そんな、まるで、イけ♥イけ♥、と命令を繰り返すような激しい責めに、ぎりぎりの私が最早、それほど長い間耐えられるはずもなくて♥♥♥
「ん゛ッ♥♥ お゛ッ♥♥♥ う゛ッ♥♥♥ い、ぐっっ♥♥ イくイくイぐっっっ♥♥」
「んんぅぅぅ♥♥♥ ぢゅりゅぅぅぅ……♥♥♥」
「ん゛ぉ!? おお゛ぉぉおおぉ゛おおうう゛ぅっっっ♥♥♥」
「んぶっ!? ん、ぐ、んぐっ……♥ ふーッ♥♥ ん、くっっ♥♥♥」
私は、お嬢様とつないだ両手を、必死に、にぎにぎ、と繰り返し握って安心感を感じながら。
テーブルからお尻を浮かすように、腰を必死に突き出して。
そうして、びゅーーーっっ♥♥♥ びゅりゅぅーーーッッ♥♥♥、とお嬢様の差し出した喉奥に、精液を注ぎ込んでいく。
もちろん、たっぷりと我慢した後の射精が、一度や二度、おちんぽをしゃくりあげた程度で、止まるはずもない。
私は、お嬢様の喉の奥で、おちんぽを、びくん、びくん、と何度もしゃくりあげながら、そのたびに、だぷ♥どぷ♥と精液を流し込んで。
その度に意識を失いそうなほどの勢いで頭に閃く、電撃のような快感を、たっぷりと味わって♥♥
「ぢぅ、ぢぅぅぅ……♥♥ ちゅぽんっ♥♥ んふ、おいひ……♥♥」
「あぁぁ……、はぁ、ああぁううぅぅ……♥♥♥」
「んく、むぐ……♥♥ ごきゅ……♥♥ 気持ち良すぎておバカになってる千里ちゃん、かわいー……♥」
「は、はっ……♥♥ はぁ、はぁう……♥♥ ご、ごまんぞく、いただけましたかぁ……?」
「うん♥ 千里ちゃんの精液、すっごく、濃くって美味しかったよう?♥」
「はぁ、はひ……っ♥ 出勤、したあとの、はつしぼり、なのでぇ……。」
「そうだったんだぁ、嬉しいなぁ♥♥」
「は、はふっ♥♥ それに、いっぱい我慢、しましたから……♥♥」
「それも、すっごく嬉しい♥ どうしよ、千里ちゃんのこと、好きになっちゃいそう♥♥」
お嬢様は、たっぷりと私が吐き出した精液を、ごく、ごきゅ、と喉を鳴らして飲み込んで。
射精の勢いがが収まった後は、ぢるぢる、とおちんぽの中に残った残り汁を吸い出して。
そうして、後味を楽しむかのように、もくもく、と咀嚼して、唾液を混ぜて、さらには何かのソムリエのように深呼吸するように空気も混ぜて。
そうして満足したかのように、備え付けの紙ナプキンで、口元を拭っていく。
私は、射精した後のおバカになった頭で、その様子をうすぼんやりと眺めて。
射精の余韻に心地よく浸りながら、お嬢様と会話を交わして。
余韻が収まったところでちらり、と腕に着けたスマートウォッチを見てみれば、タイマーが指し示す時間は、18分43秒。
かなり遊び慣れているであろうお嬢様のテクニックを前に、頑張った方ではないだろうか。
「お嬢様、まだお時間がありますが、どうされますか?」
「ん~。」
「お嬢様の時間は、まだ40分ほど残っていますが……。」
「ううーん……。」
「別の娘か、このまま私でお代わりもできますよ?」
「魅力的だけど、今日は様子見だったからなぁ……。」
「そうですか……。」
「ごめんね。今日は帰るけど……、次は60分しっかり、千里ちゃんに付き合ってもらおうかなぁ♥」
「わ、楽しみに、してますね?♥」
ともあれ、この席の制限時間は、まだ余裕がある。
私もまだまだお相手はできるけど、本当に魅力的な娘達が揃っているので、いろんなドリンクを味わってほしい。
そう思って営業をかけてみるけれど、お嬢様は先ほどの1杯で中々にご満足いただけた様子でいて、どうやら今日はもう、お帰りになるようだった。
とは言え、次の来店時には60分間私のことを指名してくれると言っているし、ここだけのリップサービスかも知れないけれど、もしかしたら、上客に、固定客になってくれる予感もする。
それを感じた私はすかさず、腰のポーチに忍ばせている、連絡先のついた名刺をそっと差し出して。
お嬢様はにこにこと嬉しそうに受け取って、早速、スマホに連絡先を読み込ませていた。
「ねぇこれもしかして、アフターとか誘えたりしちゃう?」
「それは、お嬢様がもう少し、私のことを知ってくれたらでしょうか?♥」
「えぇー♥ じゃあ沢山、通わないとだぁ♥」
プレイの後はその倦怠感から、急に事務的な対応になってしまう娘も多いけれど。
私はなるべく、そういう対応しないように心掛けている。
八方美人だなんだと言われることもあるけれど、こういうバイトをしている以上、愛想というのは振りまけば振りまいただけ、得になるわけで。
だから、八方美人ついでに、もう少し営業をかけておこう。
「それと、あの、お嬢様。」
「うん?」
「実は、先ほどのドリンクの内容ですが、私の声だけ、このインカムで録音、されてまして……。」
「え、うん、うん? どういうこと?」
「一応は、その、違反防止とか、そういう名目なんですけれど……。」
「うん……?」
「お嬢様のご希望があれば、販売も、しているんです……♥」
「え……、それって、もしかして……。」
「はい……。」
「さっきの千里ちゃんが必死に射精我慢してた可愛い声とか、射精中のひっくいオホ声とか、お家で聞けるって、こと……?」
「改めて言われると恥ずかしっ……♥ その、はい。」
「いくら!? 言い値で買うんだけど!」
「ひぁ!? 一律、3,000円ですっ!」
私が仕掛ける営業の正体は、店長がノリで始めた、メイドたちの喘ぎ声をお持ち帰りできるサービス。
これが、うちのお店の売りの一つで、やっぱり結構、人気がある。
そりゃぁ、お気に入りのメイドのおちんぽをぺろぺろして、好き放題喘がせて、そんな自分の成果を持ち帰れるなんて知れば、ねぇ?
これも写真集と同じで、OKを出した娘だけの隠れサービスだったりするのだけど。
やっぱり自分のお給料に直結するものだから、NGを出している娘はほとんどいない。
そうしてこちらのお嬢様はどうやら、私のことをかなり、気に入ってくれたらしい。
私からの提案に、すごい勢いで、嬉しそうに頷いてくれて。
だから私はそのお返しに、お嬢様がお支払いをする受付まで、腕を組んだまま体を擦りつけるのだった。
やっぱり、口淫って良いですよね。
よくあるネタな気もしてきましたが、へへ……。
こんなお店があったら通いたいですねぇ!
という同志の方をお待ちしています。