この創作を書くにあたって、改めてONE PIECEのアニメと漫画を観ております。
やっぱり面白いですよねONE PIECE
なんとか4話目も書けました。
今回は前半にR18パートを多めに入れてます。
夜も更け、マキノの酒場はそろそろ店じまいの時間になっていた。客たちが次々と席を立つ。
「ごちそうさん!」
「いやぁ、今日もいい酒だった!」
「マキノちゃん、また明日な!」
陽気な声と笑い声が入り混じり、扉が開くたびに夜風が店の中へ流れ込む。
常連たちは名残惜しそうに手を振りながら、それぞれ家路へと帰っていった。
やがて最後の客が出ていき、扉がカランと小さく鳴って閉まる。
「ふぅー、今日のバイトもあと少しだな。あとは片付けっと。」
ジョッキやら皿を洗いながら、俺は大きく伸びをした。
夜もすっかり更け、さっきまで賑やかだった酒場も今は静まり返っている。床には椅子を上げ、カウンターには洗ったグラスがずらりと並んでいた。
しかし最近、客がやけに多い。
もともとこの酒場は村でも人気の店だ。海賊も商船も村人も立ち寄るし、シャンクスたちがいる時なんかは特に賑わう。
だがここ数日は、明らかに客足が増えていた。しかも、見慣れない顔まで混じっている。
理由は、まあ間違いなくマキノだろう。
最近のマキノは、なんというか……色っぽい。
前から美人で綺麗ではあったが、ここ最近は雰囲気が変わったというか、妙に男を引き寄せる魅力が増した気がする。
そのせいで、マキノ目当てに酒場へやってくる連中が後を絶たない。
中には、わざわざ別の村から来たらしい奴までいる始末だ。
当然、そんな連中はマキノを口説こうとするが、毎回結果は同じだ。
しかし、マキノは元々男の扱いが上手かったけど、最近はもっと上手くなってきたな。
笑顔一つ、声の調子一つで、男たちをいい気分にさせたところで、トドメの一言を刺す。
「お酒、いーっぱい飲む人が好きなんです♡」
その一言を真に受けた男たちは、顔を赤くして競うように酒をあおり、そして見事に撃沈する。
結果として酒場に金だけ落として帰っていく養分が、今日もまた誕生していた。
……哀れだ。
カウンターの中でグラスを拭いていたマキノが、ふっと手を止める。
そしてこちらを振り向き、にこりと微笑んだ。
「ねぇ、ルフィ♡」
その声には、もう客商売の調子は混じっていない。
二人きりになったときの、少し甘い響きだ。
「今日もお願い♡」
俺は肩をすくめながら笑った。
お客が帰ってから
「いいよ、すっかりハマったね!」
マキノはくすっと笑い、肩をすくめた。
「だってぇ♡、ルフィの“それ”、すごく気持ちいいんだもの♡」
マキノは頬をほんのり赤く染め、とろんと潤んだ目でこちらを見つめていた。
「はぁー♡ はぁー♡」
少しだけ開いた唇から甘い吐息が漏れ、その視線には今すぐにでも――と言わんばかりの熱がこもっている。
「それじゃ二階に行こうか!今日も疲れをとってあげるよ!」
やれやれだぜ!俺の夜はまだ終わりそうにない!
――
さて、場所は酒場の二階にて、
「イッッぐぅーー♡」
プシャー♡ プシャー
7歳のガキの俺に、無様にイカされ続け潮を吹きながら、潰れたカエルみたいにベッドで沈んでる全裸のマキノがいる。
いつも優しく、誰にでも笑顔を向けている普段とは大違いで、最高にエロい!
それに、マキノのこんな痴態を知ってるのは俺だけだ!という優越感から俺のマッサージも捗るぜ!
「マキノはここを押されるのが好きだよね!」
そう言ってマキノの腹部辺りを、押してポルチオを外部から刺激する。そうすれば簡単に
「お゛お゛ またイッぢゃうッー♡ぎもぢぃ♡」
「ふ〜〜♡……ふ〜〜♡」
ところで、なんでマキノが堂々と俺の目の前でイキ狂ってるのか疑問だろうが、先日フェロモン調整を最大にしたらどうなるんだろう?と興味が湧いたので、強烈な匂いをマキノに嗅がせたよ。そしたら、3日ほど酒場を休業したのである。
マキノのごめんと思いながら、お見舞いと称して差し入れを持ってきた設定で二階に上がったところ、全力でオナニーをしてる発情したマキノを目撃したのである。
思い返す数日前
「何やってんだぁ?裸で。」
いるはずのないルフィの声に
「へぁ♡ぁる、ルフィなんでここに!はっ!ち、違うのよ、これはその、別に変なことしてるわけじゃないの。そ!そうよ、これはマッサージなの!」
当然嘘なのは知っているが、今の俺は7歳のガキなので知らないふりをする。か
しかも、焦って気づいてないのか、ディルドを挿れたまま弁明しているが今にも抜けそうだ。
てか、あれ俺が作ったやつじゃね?よろず屋のばあさんのとこで売った。買ったの、マキノだったのかよ。
「マッサージ、裸で?」
「ええ、そうなの。」
「マッサージなら俺に言えば、いつでもやってあげるのに」
「そうね、ルフィのマッサージもいいの、でもこのマッサージはね女の人専用なの♡」
「へぇー、なら今度村の女の人たちにもやってあげるから、教えてよ」
「それはダメよルフィ!あと村の人には内緒にしてぇ!お願い」
「えーなんでー、どうして?俺村の人たちにも疲れ取って欲しい」
「そ、それはね、えーっとえと」
いつもなら聞き分けのいい子供を演じているから、どうして?って返したから、すごいテンパってるな。
「このマッサージはね、わたし専用なの!だから村の女性たちにしても効果が無いのよ。」
「村の人たちに効果ないのか。わかった!秘密にしてるよ。」
少し前に女の人専用と言ったのを忘れたらしい。
ここは、わかったフリをしておくが追撃の手をやめないぜ。
「なぁマキノ、さっきから気になってたんだけど、股から生えてるのはなんなんだ?」
「こ、これはマッサージに必要な道具なの♡中に挿れてコリをほぐすの♡」
マッサージって言うかオナニーに必要な道具だけど。
興味を示した風を装ってマキノに近づき
「抜けそうだから挿れ直してあげる」
「えぇ?」ズボッ
「んおーお゛お゛お゛♡きゅうにぃ」
プシャー♡プシャ♡
「どうだマキノ!コリはほぐれてる?気持ちいい?」
ディルドを出し挿れしながらマキノに返答を求めるが
ズゥボッ ズゥボッ
「ぢょっどルフィ、ズドゥップ♡オホ!イグぅぁ」
てなことが数日前にあって、それ以来マッサージという名のマキノのオナニーを手伝っている。
おかげでバイト代も増えた。ニコッ
さて話は戻るけど、今も目の前で
「イクッ イクッ イクッ イグゥーー♡」
ブシュー ブシュー
俺のゴッドハンドの力を使った、ゴムゴムの神の指《ゴッドフィンガー》手マンをされ、壊れた噴水みたいに吹きまくってる。
そこには、年上としての尊厳など微塵もなく、ただ絶頂するだけのマシーンと化したマキノが、まだ物欲しそうに俺を見ている。
「はぁはぁ、ねぇルフィ♡もっとぉ♡」
そう言って、マキノは甘えるようにせがんでくる。
年上のはずなのに、その仕草はどこか無防備で、子供みたいだった。 年上が見せる甘えは、やはり破壊力が違う。
息を荒くした、わずかに開いた唇に俺は思わずそっと触れた。
ちゅっ‼︎
突然のキスに、マキノの目がぱちりと見開かれ、驚いたように俺を見つめ、そのまま固まる。
やべぇ、キスはダメだっかのか? そう思った次の瞬間
「そうよねぇ♡いつもルフィに甘えてるけど、ルフィもまだまだ甘えたい年頃よね♡」
そう言ってくれ、マキノの方からキスをしてくれた。
んちゅ♡ んむゅ♡ んっ……!ちゅ♡ んぷちゅ♡
レロレロレロ ちゅぱ♡
「ルフィ♡」
「マキノ♡」
唇やわらかいし、かわいいし、ベロチュー気持ち良すぎるわ。
頭がぼーっとしてくる。……もう少し攻めてみるか。
「なんかマキノとチューしてから、股が硬いし痛いよ!俺、何かの病気なのかな?」
「うふ♡大丈夫よルフィ、病気じゃないわ。男の子なら誰でもなる生理現象よ。」
「病気じゃないの?でも苦しいよ!」
「それなら楽になりましょう♡」
割とノリノリなマキノが、舌なめずりをして、俺のズボンとパンツを下ろした。
ボロン!
「えっ?うっそ♡ おっきい♡」
そう、俺のブツはデカい!とても7歳の子供とは思えないほどにに。
マキノはすっかり目を奪われているな。男として誇らしいぜ!
「俺、どこか変なのかな?」
「へ、変なんかじゃないわ。むしろ立派よルフィ♡心配しないでわたしに任せて♡」
マキノはそう言いながら、ゆっくりと膝をついて俺の前にしゃがんだ。
目線がちょうど俺の股間と同じ高さで、息が当たるだけでビクンって反応してしまう。たまらん!
「ふふ、こんなにピクピクしてる♡ かわいい……」
マキノの細い指が、根元から優しく巻きつく。
温かくて、柔らかくて、でもちょっと力が入ってる。
ゆっくり上下に動かし始めて、親指で先っぽをくるくる撫でる。
シコシコシコ
「んっ……マキノ、なんか変な感じがする。」
「気持ちいいでしょ?ルフィ♡」
声が甘ったるくて、耳に絡みつく。
手コキが速くなって、ヌチャヌチャって音が二階の部屋に響く。
気持ち良すぎて、腰が勝手に前後に動いて息が荒くなる。
「はぁ……はぁ……マキノ、なんか出そうだ!」
「いいわ、ルフィ。出したら楽になるわよ♡」
「いっぱい、ピュッピュ♡しましょうね♡」
「マキノで、出る!」
ドピュビュルル ブピュッビュルルッ ドピュドプドプ
めっちゃ出た。体感で20秒くらいでてた気がする。人生でこんなに出したの初めてだ。でも、まだ全然スッキリしないな。
「はあん♡すごい量!こんなにいっぱい出して♡これだけ出したら少しは治って……え?」
ムキムキ ギンギン
無理だ!前世含めて1年ぶりくらいの射精だ!一回で満足できるわけがない。
「悪ぃマキノ!俺まだ」
「えっ?ん゛ぶぅッッ♡お゛ゴッゴッ♡」
マキノが何か言いかけるより早く、俺は反射的にマキノの頭を両手で掴んだ。小さな顔は驚くほど軽い。指が華奢な骨格に食い込む感触にメスの匂い、それが火をつけた。迷いなく腰を突き出した。
ジュプッ! ヌ゛ゴォッ!
熱い喉の奥へ一気に捩じ込む。唾液と粘膜が擦れる湿った音が部屋に響いた。マキノの背筋が弓なりに反り、喉が異物を拒むように痙攣する。
「ん゛ぐ……ッ!?お゛ごぉ゛っ……!!」
苦悶に歪んだマキノの目が見開かれる。生理的な涙が頬を伝い落ちた。首筋が強張り、指が俺の太ももに食い込む。
それでも止められない。久々の感触に肉体が沸騰していた。
「気持ち良すぎて……止まんねぇ……!」
喉の奥壁に先端が当たり、さらに深く突き刺す。粘膜の熱さと抵抗感がたまらない快感になる。
「ぉ゛……ぉえっ……♡ごっ……♡」
嗚咽のような音を立ててマキノが耐える。苦しげに眉をひそめながらも、舌が本能的に絡みついてくる。
プシャ♡プシュー♡
マキノの股間から透明な液体が勢いよく迸る。イラマチオされながらの絶頂し、全身がびくんびくんと跳ね上がった。
「ん゛ぶッ♡ お゛っ♡ んぅぅぅう〜〜〜っ♡」
マキノの絶頂が引き金となった。膣が激しく痙攣し、喉奥に突き立てられた俺のモノを狂ったように締め上げる。その強烈な刺激に抗えるわけがない。
「あっう……マキノの喉奥すごい締めつけだ!……ダメだ……もう……!」
俺はマキノの顔に完全に抱きついて、喉の最奥へ叩き込むように腰を突き出した。
ドクッ! ビュルルルルッ!!
「ん゛ぐぅぅぅうううっ♡♡♡」
俺の息子達がマキノの狭い喉道を埋め尽くす。粘つく塊が食道を滑り落ちていく圧迫感に彼女は目を見開き、窒息寸前の顔で藻掻く。しかし俺の両手ががっちりと頭を固定し逃げられない。さらに腰を小刻みに押し付けて残滓を絞り出す。
「全部飲め!」
ゴグッ ゴグッ ゴグッ♡
「ん゛むぅっ♡ お゛っ♡ ん゛〜〜っ♡」
マキノの全身が再び大きく跳ねた。絶頂の波は止まらず、精子を飲みながらイキまくってる。潮が再び吹き出し、シーツに何個目か分からない染みを作った。
ゴフッ! ゴボゴボッ!
栓となっている俺のチンポで逃げ場がない、許容量を超えた精液が、鼻孔から逆流し、無様に白い筋を作った。
「ごぽっ♡ げほっ♡ ん゛ぶぉっ♡」
ようやく俺が引き抜くと、堰き止められてた大量のザーメンが口元から溢れ出した。溺れかけた魚のように喘ぐマキノの顔は涙と涎と鼻汁で汚れていた。
さて、ここまでくればもう最後までしていいよね。ここまでやって本番はダメです!なんて生殺しもいいとこだ。
俺のちんぽは昂ってる!
マキノには悪いがこのまま続けさせてもらうとするよ。
「はへぇ♡ル、ルフィなにゅお?」
マキノの声を尻目に、痙攣しているローション要らずのマンコに俺のブツを擦り付ける。ぷにぷにして気持ちいいぜ。
「ダメよルフィそれは!いい子だから、他のことはなんでもしてあげるから。ねっ♡」
イラッ
この期に及んで本番はダメだと抜かしてきやがった。
けど、言葉ではそんなこと言っても、体は正直だ。さっきから目は股間を凝視してるし、今はマキノの方がチンポに擦り付けてる。
「ねぇ♡いい子だから、また口でしてあげぇ――」
「うるせぇ!」
ズボッ!ぐぢゅ
勢いよく一気に根元まで叩き込んだ!
久々の感触だ!気持ちえぇ
「ん゛お゛ー♡ンヒィ♡ いっぎにおぐまで」
「ルフィこにゃのダメよ♡にゅいてぇ」
絶頂を我慢しわずかに残った理性を、震える声で懇願したが、その願いは届かない。
わずかに残った理性も俺に砕かれる。
「今さら何済ましてんだぁ」
そう言って正常位の形で、マキノの腰を少し持ち上げて、突き上げるようにチンポを何度も打ち込んだ!
パン パン パン ドチュ ドチュ ドチュ
「お゛っふ♡ヤベ イクッ♡」
「雑魚マンコが簡単にイきやがって!」
「自分だけ気持ちよくなってずるいぞ!今まで俺に散々、自分のオナニーを手伝わせておいて!」
「にゃ,にゃんでそりぇお?オホッ♡またイグッ!」
「俺もバカじゃないんだ!気付かれないとでも思ってたのか?」
「しょ、しょんにゃちゅもりじゃ♡ンホッお゛」
「よくも俺を騙したな。このこと、村長に言うぞ!」
ちょっと脅しをかけてた。どんな反応をするか
「まぁまっでぇ、それだげはやべて。なんでもしゅりゅから♡」
なんでもする!なんていい響きだ。事質はとったぜ
「それなら、俺がフーシャ村から旅立つ日まで、俺の専用オナホになれ!」
「なんでもすりゅって言ったけどしょれは♡」
「言い訳するな!なんでもするって言っただろ!オナホになるって言え!」
パン パン パン グチュ グチュ グチュ
スピードを上げ腰をさらに打ち付け、奥でぐりぐりとやったりと責め続ける。
「おぐ、ぐりぐりダメェ♡」
「いぐのとまんらにゃい♡」
「もう無理ぃ!むりぃ♡わかった!わかったからっ、なりゅ♡ オナホになりゅからっ♡ だから止めてぇっ♡もうこれ以上は お゛お゛イクゥゥ」
「誰が、誰の何になるって?」
ドチュ!ドチュ!ドチュ!
「ハァハァお゛♡わたしはルフィの専用オナホにぃっ、なりまひゅ♡なりゃひぇてもらいます♡お゛お゛」
「へへへ、ならラストスパート行くぞ!オラオラ!」
「んひぃー♡あ、あひゃまバカになりゅ」
「オラァ出すぞ!膣内《なか》で受け止めろ!」
びゅるっ!どぴゅどぴゅどぴゅ……ッ!!!
「お゛♡お゛っ♡……中に出てるぅ♡」
ヌポッ
マンコに挿れてたブツを一旦抜き、マキノの顔に持っていく。
「オナホなら終わったら掃除しろ!わかったな!」
「はひぃ♡んあぁ 」
ぢゅぽ ぢゅぽ じゅっぽ♡ レロレロ ンハァ はむ じゅぽ♡
まさか本番どころかマキノが俺のオナホにまでなるとは。
ふふふ、マジカルチンポを使いこなせば快楽堕ちさせることも可能なわけか!
ちなみに、種付けモードをOFFにしてるし、時間の流れも遅くしてるよ。
さてと第二ラウンドと。
「マキノまだまだいくぞ!」
「ひぇ?ねぇルフィ、明日またちゅづきをしない?わたし、これぇいじょうは体力が」
「ダメだ!オナホに拒否権があるわけねぇだろ!」
そう言い放った瞬間、マキノは一瞬だけ絶望したような目をした。
だが次の瞬間には、その瞳にどこか熱を帯びた色が戻り、物欲しそうな顔で自分から股を開き迎え入れようとしていた。
その夜、マキノの酒場の二階の灯りは、いつもよりずっと遅くまで消えることはなかった。
――そして早朝。
ドビュ♡ ドピュビュルルッ♡♡
「お゛ひぃ♡お゛お゛ん゛」
今は朝の四時だ。日付を跨ぐ前くらいから、おっ始めた。現実世界で4時間程だが、時間の流れを3倍遅くしていたので、約12時間ぶっ続けでセックスをしていたことになる。
それにしても酷い有様だ。ベッドの上でマキノが倒れ痙攣し、今も軽イキを繰り返して体が仰け反っている。
それに、何度も中出しをしたので、マキノの腹が少しボテっとしてるし、マンコから溢れた性液が流れて続けてる。
めちゃエロい。やり尽くしたし、修行もあるから帰るか。
「ふぅー気持ちよかった。俺、これから牛乳配達と修行だから後片付けよろしくな!あとシャワー借りるね」
ぶぅっー……ぷびゅっ
「マン屁で返事するな!ちゃんと返事しろ!」
そう言って、ビンビンに勃ってるクリをつねってやれば
ギュリィッ
「ん゛ぽぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜♡♡」
プシャーー♡
「まだこんなに、吹くのかよ!それよりわかったのか?」
「ひゃい♡あちょはわたひが、かたじゅけておきまひゅ♡」
どうやら通じたらしい。こりゃーまた数日くらい酒場は休業かな?まー、いっか。マキノも幸せそうな顔してるし。
「じゃあね、マキノ。」
そう言い残し俺は修行へ向かった。
――
「はぁ……はぁ……はぁ……! 午前の修行終わりっと」
いつもの牧場の空き地。
木の丸太を殴り続けていた拳を止め、俺はその場にどさっと腰を下ろした。
朝から樽を背負って牛乳配達。坂道を往復して、最後はこの木を相手にパンチの打ち込み。
毎日やっている修行だけど――今日は妙に体が重い。
「今日は特に疲れたな……」
芝生に寝転びながら空を見上げる。
青空は雲ひとつなく、潮風が心地いいけど、体は全然心地よくない。
「流石に夜通しハメを外しすぎたのが効いたな……。反省しないと」
まさか、原作キャラとあんな関係になるとは、人生、何が起こるかわからないもんだ。
なんてことをぼんやり考えていると――
ぐぅぅぅぅ。
腹が鳴った。
「腹減ったなぁ……」
朝飯は食ってないし、さっきまで修行してたから当然だ。
「けどマキノの酒場は今日は休業するだろうし……久々に自炊でもするか」
のそのそと立ち上がりながら、俺は小さく伸びをする。
「それにしても……海賊になるのも道は長いな」
海賊王になるには、まだまだ強くならないといけない。
と言っても、原作ルフィよりも早い段階で修行してるし、転生特典もあるから弱くはないと思うけど。
けど今のままじゃダメだ。まだ見ぬ強敵達との戦いに備えて俺はもっと強くならないと!
そんなことをぶつぶつ独り言で呟いていると――
「探したぞルフィ。それで、誰が海賊になるって?」
突然、背後から声が飛んできた。
――この声は。
聞き覚えがありすぎる。 嫌な汗が背中を流れる。
恐る恐る振り向くと、そこにいたのは――
「げっ! じ、じいちゃん!」
モンキー・D・ガープ。
俺の祖父であり、海軍の英雄。そして俺にとっては、理不尽暴力ジジイだ。ていうかガタイ良すぎだろ。
いやそれより――
やべぇ。今の聞かれてたか?
「このバカタレがぁ!!」
ボコンッ!!
「いってぇーー!!」
拳骨が頭に落ちた。
「いてぇよじいちゃん! いきなり殴るなよ!!」
ぐぉぉ……いてぇ……!
ゴムだから普通は効かないはずなのに――
今の、絶対覇気使っただろ!
ズキズキする頭を押さえながら悶えていると、ガープは腕を組んで怒鳴る。
「うるさい! お前が海賊になるなんていうからじゃ!!」
「お前は海兵にさせると言ったじゃろうが! 何が海賊だ!」
海兵だと?誰が海兵なんかになるかよ。
「嫌だ!!」
俺は即答した。
「おれは海兵にはならねぇ! 海賊になる!!」
「まだ言うか!」
ガープが目を剥く。
「なんで海賊にこだわる!」
「給料が少なそう!」
「少なくない!!」
ガープは即ツッコミした。
「階級が上がれば増えていくわい!」
「嘘だ!」
俺は指を突きつける。
「だってじいちゃんの仕送り少ないもん!」
「そ、それは……!」
ガープが一瞬言葉に詰まる。
ふっふふ。じいちゃんめ、俺の仕送りを少なくしていたのが仇になったな。
「お前に逞しくなって欲しくて、わざと少なくしとるんだ!」
「それと任務ばっかりで休み少なそう!」
俺はさらに続ける。
「俺は自由がいいんだ!」
「海兵とはそういうもんじゃ!!」
ガープが怒鳴る。
「平和のために任務をこなすんじゃ!」
「でもさ!」
俺は言い返した。
「平和のために家族を蔑ろにしたらダメじゃん!」
「じいちゃん全然会いに来てくれないし!」
「うっ……!」
ガープが詰まる。
「そ、それは任務が……!」
ぐぬぬぬ、と悔しそうな顔。
図星だな。
「ほーら、任務ばっかり」
俺は肩をすくめた。
「そんなの俺はごめんだね」
「ええーーい!! うるさい!!」
ガープが怒鳴る。
「ルフィ! お前は海兵になるんじゃ!」
「海賊!」
「海兵!」
「海賊!」
「海兵!」
「海賊!」
「口答えするな!! 海兵じゃと言っとろうが!!」
ボコンッ!!
「ぐおぉぉ!! いてぇぇーー!!」
また拳骨。
頭が割れる。
「全く……口答えばかりしおって」
ガープは呆れたようにため息をついた。
「やっぱりこんな甘い環境に置いとくのが間違いじゃったわ」
そして俺の頬をぐいっと掴む。
「来い! 厳しい環境に連れて行く!」
あ、これ、もしかしてあそこか?
けど待ってくれ、俺にはやるべきことが!
「じいちゃん待ってくれよ!」
頬を引っ張られながら叫ぶ。
「腹減ってんだ! 飯食わせてからにしてくれよ!」
「甘えるな!!」
ガープは一喝した。
「男が昼飯一食抜いたくらいでなんだ!」
「任務に出りゃ食えん時もある!!」
「そ、そんなぁ!!」
ずるずる引きずられながら俺は叫ぶ。
「どこに連れてくんだよ!」
ガープはニヤリと笑った。
「ルフィ!お前の甘ったれた根性を叩き直すに、いいところじゃわい。」
こうして俺は、頬を引っ張られたまま、どこかへ連れて行かれるのだった
――
東の海 フーシャ村裏 コルボ山 山道
「だからじいちゃん、俺は海賊に――」
「何が海賊じゃあ!!」
怒鳴り声と同時に、俺の頬がぐいっと横に引っ張られた。
「放せこのぉ!!」
俺は足をばたつかせて抵抗する。だがガープの腕力は桁違いだ。頬をつままれたまま、まるで荷物みたいに持ち上げられている。
「悪魔の実など食うた上に、ふざけた口をたたきおって! ルフィ、お前もエースも! 将来は最強の海兵になるんじゃ!」
くそ、いてえーー。
「イデデデデ! いい加減に放してよじいちゃん! いてえよ! 自分で歩けるって!」
「うるさい!」
ガープはまったく手を緩めない。
「お前を生ぬるいフーシャ村に置いたのが失敗じゃった! よりによって海賊!? バカたれが!」
山道をどんどん進みながら、さらに怒鳴る。
「あの赤髪のシャンクスと馴れ合うなど、まったく言語道断じゃ!」
「おれはシャンクスみたいな強い男になるんだ!」
思わず言い返す。
「だいたい悪魔の実だって、食べたくて食べたわけじゃないし! むしろあんな力いらないのに!」
正直、悪魔の実はそこまで欲しくなかった。
海に嫌われるってデメリットがデカすぎる。海賊になるのに泳げないってどうなんだよ。
それにだ、そんなもの食わなくても強くなれる。
その証拠が目の前にいる。じいちゃんだ!
「食べたくなかったじゃと?」
ガープの眉がぴくりと動く。
「するとなんじゃ! 悪魔の実の方から勝手に口に入ってきたとでもいうのか?」
「いや! シャンクスが見せびらかしてきて、そのままなんやかんやあって口に入った! だから俺の意思で食べたわけじゃないぞ!」
「ほう……」
ガープの声が低くなる。
「赤髪のシャンクスが……そうか」
しばらく黙ったあと、
「赤髪ィー……」
やべぇ。めちゃくちゃキレてやがる。
ごめんシャンクス。
そんなやり取りをしているうちに、じいちゃんに引っ張られて俺たちは目的地に着いた。
コルボ山の奥。木々の間に、いかにも山賊が住んでいそうな建物がある。家というよりは、巨大な小屋みたいな造りだ。
ガープは迷いなく近づき、拳で扉を叩いた。
ドン! ドン! ドン!
「やかましいわ!!」
中から怒鳴り声が響く。
「一体どこの命知らずだい!」
扉が勢いよく開いた。
現れたのは、コルボ山を根城にする山賊一家――ダダン一家の棟梁、カーリー・ダダン。そしてその手下のドグラとマグラだ。
「わしじゃ」
ガープが平然と言う。
「え!? あああああ!!」
ダダンたちが一斉に青ざめた。
「ガープさん!?」
「元気そうじゃな」
「冗談じゃねェよ!!」
ダダンが頭を抱える。
「ホントもうボチボチ勘弁しておくれよォ~! エースの奴もう10歳だよ!?」
「そうか! もうそんなか!」
ガープは豪快に笑った。
「元気にしとるか? ははは!」
「笑ってる場合じゃねェよ~!」
ドグラが泣きそうな顔で叫ぶ。
「これじゃ我々じゃ手に負えねェよ~! 引き取ってくれよ~!」
「今日はエースのことじゃない」
ガープが俺を前に突き出す。
「追加だ! こいつも頼む」
「……あ?」
ダダンの顔が引きつる。
「ほれルフィ、挨拶せい」
ええい。不本意だが、この流れは止められない。腹を括るか。
「よう、ババア」
俺は軽く手を上げた。
「今日から世話になる」
「は?」
マグラが目を丸くする。
「何すかそのガキんちょ」
「わしの孫じゃ」
ガープがさらっと言った。
「ええええええええええ!?」
ダダンたちの悲鳴が山に響いた。
その後、じいちゃんが半ば強引に話をまとめ、俺は今日からこのダダン一家の世話になることになった。
まー、原作通りだ。てことは、どこかに子供の頃のエースがいるはずだ。
辺りを見渡す。いた!
少し離れた場所で、仕留めたばかりの野牛の上に腰掛けている少年。黒髪で、鋭い目つき。
こっちをめちゃくちゃ睨んでいる。
あれが……エースか。
新入りだからな。先輩には挨拶しとくか。
「なぁ!」
俺は手を振った。
「お前じいちゃんが言ってたエースだろ? 俺ルフィ。よろしくな!」
だがエースは何も言わない。
ただ、じっと睨みつけているだけだ。
無視か、まあ別に怒りはしない。精神年齢ならこっちが上だ。
「おお! エース!」
ガープが気づいた。
「そこにおったか!」
ダダンたちとの話を終えたじいちゃんがこちらに来る。
「ルフィ、あいつがエースじゃ。歳はお前より三つ上。今日からこいつらと一緒に暮らすんじゃ」
そしてエースを見る。
「エース、お前もルフィと仲良くしてくれ!」
「けっ」
ませてんなーこの時期のエース。
でも俺は諦めない。
「よろしくな、エース」
俺は右手を差し出した。握手のつもりだ。
「ぺっ!」
べちゃっ。
――俺の手に、唾が落ちた。
「これ! エース! 仲良うせい!」
ガープが叱るが、だがエースは睨みつけたまま言った。
「嫌だね、誰がこんなグズと!」
……流石の俺も、ここまでされりゃ。
ぷつん。何かが切れた。
「なんだァ……?てめェ……」
――ルフィ、キレた。
この日をきっかけに、俺はコルボ山での生活を始めることになる。
ダダン一家との共同生活。
そして、エースという気難しい兄貴分との出会い。さらに、もう一人の兄弟とも出会うことになる。
コルボ山では、本当に色々なことがあった。
新しい出会いもあれば、別れもあった。
笑った日もあれば、拳をぶつけ合った日もあり、そして忘れられない出来事も。
だが、その物語を語り出すと長くなる。
だから、その話は――また別の機会にするとしよう。
♢
ガープ side
二月ほど前のことじゃ。
東の海フーシャ村の村長ウープ・スラップから一通の手紙が届いた。任務の合間、何気なく封を切ったその手紙には、思わず目を疑うような内容が書かれておった。
ようやくするとこうだ。
ルフィが自分の目の下にナイフを刺した!
「何をしとるんじゃルフィ」
ゴムゴムの実とかいう、悪魔の実を食べた!
「な、何をしとるんじゃルフィ」
それ以来、人が変わったみたいにおとなしくなった。海賊になるのは変わらないみたいだぞ。赤髪に憧れとるみたいだぞ。
「海兵になれと言ったのに!おのれぇ赤髪めぇ!」
さらに手紙にはこう続いておった。
後、お前さんが仕送りを少なくしてたおかげで、ルフィが支払いできなかった村中に貯めてたツケを全部返済したぞ。
「ど、どうなっとるんじゃ。」
任務も忙しいだろうが、たまには帰ってこい!あの子も一人で寂しいだろうから。
それで手紙は終わっておった。ワシはしばらく腕を組んだ。
ルフィと最後に会ったのはいつじゃろうか?もう数ヶ月は会っとらんな。ちょっと任務でおろそかにしてたのう。
「この任務が終わったら久々に会いに行くかのう!」
そして――休暇。
東の海、フーシャ村。
久々のフーシャ村じゃわい。潮風も穏やかで、相変わらず平和でのどかなところじゃ。
村を歩くと、すぐに村人たちが声をかけてくる。
「あっ!ガープさん」
「ガープさんおかえり」
「新聞見ましたよ!さすが英雄ガープだ!」
「はっはっはっ。どうじゃ最近の村の様子は」
「ガープさんのおかげで海賊なんてほとんどきやしませんよ」
「それよりルフィですよ!人が変わったみたいになって。」
「そうそう。毎日きつそうな修行に、早朝に夜もバイトしてるし。」
「それと最近はデステばあさんのとこでよく見ますよ!」
「そそうか!ありがとう。あのばあさんまだなんか企んどるのか。」
村人たちと別れ、ワシは腕を組んだ。
それよりルフィをさがすかの。
「マキノの酒場にでもおるじゃろ」
そう思って酒場へ向かったが、今日は閉まっておった。
「なんじゃ、今日は休みか?珍しいのぉ」
そこへ村長が現れる。
「ああ、この時間なら牧場の方じゃ。多分あそこで修行しとるぞ」
「修行?」
「ああ、赤髪が去った時から毎日修行しとるぞ。偉大な海賊になるとか抜かして」
「そうか!修行か!動機は許せんが関心じゃな。」
牧場の空き地へ行くと、そこにルフィがおった。
周りには折れた丸太がいくつも転がっている。
「関心じゃわい……」
思わず呟く。ここまでやるとは思わなんだ。
もう昼じゃのう、飯でも食わせてやるかと思った、その時じゃ。
「それにしても……海賊になるのも道は長いな」
ブチィ。
さっきの言葉は撤回じゃ。
「探したぞルフィ。それで、誰が海賊になるって?」
やっぱりフーシャ村の甘い環境に置いておいたらダメじゃったな。
「来い!ルフィ。厳しい環境に連れていく!」
コルボ山の山道。
歩きながらルフィが文句を言う。
「だいたい悪魔の実だって、食べたくて食べたわけじゃないし! むしろあんな力いらないのに!」
ん?
手紙には悪魔の実を食べたとしか書いてなかったが、自分で食べたわけじゃないのか?
「食べたくなかったじゃと?するとなんじゃ! 悪魔の実の方から勝手に口に入ってきたとでもいうのか?」
「いや!シャンクスが見せびらかしてきて、そのままなんや感やあって口に入った! だから俺の意思で食べたわけじゃないぞ!」
おのれぇ赤髪めぇ!
ルフィを海賊に唆すだけじゃ懲りずに、悪魔の実まで食わすとは!
旧友ロジャーの船に乗って、あまり悪さをせん男じゃから多少は目をつぶっておったが――
「次に会ったらただじゃ済まさんぞ」
そうしてルフィをダダンに預け、久々にエースにも会えた。
山道を下りながら、ワシは空を見上げた。
「まったく……ルフィもエースも海賊になるなど好き勝手いいおって」
しばらく歩き、ふっと鼻を鳴らす。
「まったく、思い通りにはいかんもんじゃ」
だが――
ワシは小さく笑った。
「……ま、それでこそワシの孫達じゃわい」
――
現在――新世界、とある海域。
穏やかだった海が、突然ざわめき始めた。
水平線の彼方から、巨大な軍艦が猛スピードで迫ってくる。その甲板の先頭には、腕を組んで仁王立ちする一人の男の姿があった。
海軍の英雄、モンキー・D・ガープ。
そしてその表情は――明らかに怒りに満ちていた。
「おどれぇ!見つけたぞ!赤髪ぃー!」
怒号が海に響く。
その声を聞いた見張りの海賊が、慌ててマストの上から叫んだ。
「お頭!海軍です!しかもありゃガープの野郎が乗ってますぜ!なんかめっちゃキレてるっす!」
赤髪海賊団の甲板が一瞬ざわつく。
「よりによってガープだなんて……」
クルーの一人が顔をしかめながら言った。
「しかもキレてるって、お頭。あんたまた何やらかしたんですか?」
全員の視線が一斉に一人の男へ向く。
赤い髪を風になびかせながら、船首に立つ男――赤髪のシャンクス。
その当人は、首をかしげた。
「いや!身に覚えがないな」
その言葉を聞いた副船長が煙草をくわえながらぼそりと言う。
「あれじゃねぇのか?」
ベン・ベックマンだった。
「……あれ?」
シャンクスが聞き返した瞬間――
海を裂くような怒声が飛んできた。
「赤髪ぃぃ!!」
ガープの声だ。
「貴様よくもルフィを海賊に唆すだけじゃ懲りずに、悪魔の実なんぞ食わせおったなあ!」
軍艦の甲板で、ガープの拳がぎりっと鳴る。
「お前達をここで海の藻屑にしてくれるわ!」
次の瞬間。
ガープが腕を振り抜いた!
「くたばれ!
ボンッ!!
空気が爆ぜる。
ガープがぶん投げた砲弾が、異常な速度で空を裂いた。
キュイン!!
次の瞬間、海面が爆発する。
ボカァン!!
巨大な水柱がいくつも立ち上がり、赤髪海賊団の船を揺らした。
「うおおお!?」
「なんだこの威力!?」
クルーたちが慌てて舵や帆にしがみつく。
「お頭!どうしますか!?反撃しますか?」
シャンクスは一瞬だけ海軍の軍艦を見つめた。
そして、ぽつりと呟く。
「……俺たちが全面的に悪いな」
隣でベックマンが煙を吐く。
「ああ」
苦笑しながら続けた。
「ぐうの音も出ないほどにな!」
シャンクスは小さくため息をついた。
そして――
次の瞬間、ぱっと顔を上げる。
「野郎ども!」
声が船に響く。
「逃げるぞ!面舵いっぱーい!」
クルーたちが一斉に動いた。
「あいあいさー!!」
帆が張られ、船が大きく方向を変える。
その瞬間――後方でまた爆発が起きた。
ボカァン!!
「うおおお!?まだ撃ってくるぞ!」
ガープが軍艦の甲板で叫ぶ。
「またんかぁー!!」
拳を振り上げながら怒鳴るガープ。
だが赤髪海賊団の船は、すでに風を掴んで海を滑るように走り去っていた。
その様子を見ながら、ベックマンが煙草をくゆらせる。
「……しかしシャンクス」
「なんだ?」
「次に会ったら、本気で沈められるぞ」
シャンクスは肩をすくめて笑った。
「その時はその時だ」
遠ざかる海軍の軍艦を見ながら、ぼそりと呟く。
「まったく……ガープのじいさんも元気だな」
その頃。
海軍軍艦の甲板では――
「くそぉぉ!!」
ガープが拳を握り締めていた。
「逃げ足だけは一級品じゃあの赤髪めぇ!!次会ったらタダじゃおかんぞ!」
読んでいただきありがとうございます。
投稿は遅めですが今後もよろしくお願いします