僕の快進撃は、それから始まった。
成績は目に見えて伸び、今まで解けなかった問題まで、驚くほど頭に入るようになっていた。
しかも、それは僕だけじゃない。
あの時、一緒に補習を受けた井上や林も、まるで別人のように成績を伸ばしていた。
クラス中がざわついていた。
もはや──
宮田、安西、加納。
これまで上位を独占していた連中を追い抜くのも、時間の問題だと。
誰もが、そう思っていた。
だが──
先生を“私物化”していたあいつらは、僕らが考えていた以上に、追い詰められていた。
自分たちだけの特別だったはずの場所に、僕たちが入り込もうとしている。
その現実に、焦っていないはずがなかったのだ。
今はなんとか成績首位の座にしがみついている彼ら──。
そんな彼らが、手を組んで無謀な行動に出ようとしているなんて、この時の僕はまったく想像もしていなかった。
そして──
中間試験から数日後。
今日は、テスト結果の発表日だった。
「さあ、席に着きなさい」
冷めた声と共に、教室の扉が開く。
そこに現れたのは、いつもと変わらぬ無表情のヤスコ先生だった。
相変わらず、人の視線を一身に集めるほどの整った顔だち。
そして、男性の本能を掻きたてるような、妙にいやらしい体つき。
いつも見慣れている姿だというのに、教室中の誰もが目が離せない。
なのに──
紺のスーツを隙なく着こなしたその姿には、どこか近寄りがたい空気すら漂っている。
男に媚びるような素振りなど、一つもない。
それどころか、眼鏡の奥からこちらを射抜くように見つめる瞳は、高圧的で、少しの妥協も感じさせなかった。
教室には、張り詰めた空気だけが広がっている。
そんな沈黙の中で、先生はいつものように成績上位者の発表を始めた。
今回こそは──
自分が選ばれる。
誰もが、そう信じて息を呑んでいる。
「今回のテストでは──」
先生は周りを見渡しながら、静かに口を開いた。
「満点首位の者が、三人います」
その瞬間、静まり返っていた教室が、ふっとざわめいた。
「三人」という言葉が、なぜか妙に胸に引っかかる。
その時、僕は宮田たちがニヤリと笑うのを見て、不安を感じていた。
しかし、この時の僕は、彼らがあんなことを企んでいるのかなんて、まったく気づいていなかった。
「宮田、安西、加納……。あなたたちが今回のトップです。……いつものように、ご褒美を与えるので、順にパーテーションの中に入ってきなさい」
彼ら三人は、その言葉を聞くと、まるで示し合わせたかのように顔を見合わせる。
そして、待ってましたと言わんばかりに、宮田が口を開いた。
「先生、今回は三人一緒でお願いします! ……その為に、僕たちは頑張ってきたんです」
その態度は、最初の頃とはまるで別人のようだった。
初めて“ご褒美”をもらったときの、あのオドオドした様子は、もうどこにも見当たらない。
むしろ、権利を得た者が主張するのは当然とでも言いたげなその様子に、クラスのみんなが目を見開いていた。
だが、先生は躊躇いながらも、少し間をあけてから落ち着いた様子で口を開く。
「それが、あなたたちの望みならば……仕方ありませんね」
相変わらず感情を表さない、冷静沈着な口調。
だが、先生の言葉を聞いた時──
宮田たちの顔に、隠しきれない笑みが浮かんでいた。
「では、三人は前に出てきなさい」
そして、その言葉を待っていたかのように、彼らは先生を囲むように歩み寄る。
そして──
なぜか勝ち誇ったような表情で、簡易的に作られた”密室の中”へと消えていった。
するとパーテーション越しに四人の影が浮かび上る。
彼らは中に入ってすぐ、まるで逃げ道を奪うかのように、先生を取り囲んでいった。
「な、なに!? ……なにをするつもりなの!?」
すると、いつも冷静な先生が、声を荒げて取り乱す。
それだけで、何か普通じゃないことが起きたのは明らかだ。
なのに、それを見ている教室の誰もが動こうとはしない。
「やめなさい!」
先生の叫びは、かすかに震えていた。
それと共に、足掻く彼女を背後から二人が押さえ、宮田らしき影が何かを飲ませようと動いていく。
それはもはや力づくで彼女を、”自分たちの思い通りにしようとしている”としか思えなかった。
「先生、おとなしくこれを飲んで……」
「や、やめて! ……うっ、ぐふっ……」
誰もが息を呑み、その光景を見つめる中、先生はなすすべもなく彼らの手に堕ちていく。
それを見た教室の全員が、改めて彼女が女性であることを実感せずにはいられなかった。
誰も動けるはずなどなかったのだ。
いつも気丈な先生が、こんなことになるなんて、誰も予想はしていない。
そして何より、あんなに威厳の漂う先生が、侮辱されてる姿を見てみたいという願望がみんなの心の奥底にはあった。
先生がおとなしくなった後の教室は、緊迫した空気に包まれていた。
「よし、もういいだろう……」
しばらくすると宮田の声が聞こえ、彼らの影がゆっくりと動き始める。
その時、パーテーションに映しだされたのは、ぐったりとする先生が、二人に抱えられながら椅子に座らせられるところだった。
どうしてそうなっているのかわからない。
だが、そこに映しだされた彼女の影に、いつもの厳格な姿は微塵もなかった。
何の抵抗もせずに彼らに胸元を肌けられ、剥き出しになっていくその膨らみ。
散々、舐めたり吸ったりしていた彼らには、いつもの見慣れた光景だろう。
だが、決定的に違うことがある。
それは、先生が意図して胸を出しているのではないということだ。
彼らにされるがまま、あられもない格好をさせられていくその姿に、モヤモヤとした気持ちが溢れ出す。
なのに、教室中の誰もが、それを夢中で見入っていた。
そして、丸出しにされたその膨らみに、ゆっくりと顔を埋めていく宮田の影。
「あぁっ! ……あんっ! ……あぁ~っ!」
彼の頭が蠢くと共に、先生の悩ましい声が響き渡る。
これまでどんなことがあっても、彼女の口からそんな喘ぎ声など漏れることはなった。
AVで聴くような甲高いその声は、身も心も彼らに奪われてしまった証しなのだろうか。
教室の誰もが息を呑み、己の股間を強く握りしめていった。
「安西、加納──」
その時、宮田の余裕に満ちた声が、静まり返った教室に響く。
「……もう、パーテーション外しちゃおう」
その言葉に、クラス中の空気がざわりと揺れた。
何を言っているんだ──。
誰もがそう思ったはずなのに、止める者は一人もいない。
そして──
まるで最初から決まっていたかのように、安西と加納は迷いなくパーテーションへ手を掛ける。
密室を作っていた布が、ゆっくりと取り払われていく。
教室中の視線が、その奥へ吸い寄せられた。
そして──
隠れていた先生の姿が、徐々に露わになっていく。
それを見た瞬間、教室中の誰もが自分の目を疑った。
誰が見ても、先生の様子は尋常ではなかった。
いつも隙なく整えられていた髪は乱れ、厳格な印象を象徴していたはずの眼鏡も、今はずるりと傾いている。
その奥にあるはずのきりっとした切れ長の瞳は、もうこちらを見てなどいない。
焦点を失ったまま、ぼんやりと宙を彷徨い、口から涎まで垂れ流している。
そして、学校中の誰もが焦がれていた豊満な胸をだらしなく晒し、それを宮田の手でゆっくりと揉みしだかれていた。
「先生は僕たち三人のペットになりました。……今まで先生とできなかった人も、これからはチャンスがあります」
先生の胸を弄びながら、宮田はそう言ってニヤニヤとほくそ笑んでいる。
しかし、クラスのみんなは、そんな話などまったく耳に入っていないようだった。
ほとんどの者が、剥き出しになったその胸を初めて目にしたのだ。
宮田の指に摘ままれているところから、目を離すことなどできるはずがない。
捏ねくり回わされて形を変えていくピンクの艶やかなその部分──
見ているだけで卑猥な感情が湧き上がり、居ても立ってもいられないほどの、もどかしい気持ちまでこみ上げてくる。
しかも、強弱をつけてクリクリと捏ねられるたびに、先生の身体がビクビクと震え、口から切なげな声まで漏れている。
「あぁーっ……あんっ……あぁっ!」
血走った目でそれを見ている誰もが、同じ思いを抱いているのは明白だった。
(……自分もあんなことをしてみたい!)
声は出さずとも、教室に漂うムンムンとした熱気がその心情を物語っている。
彼らの頭には、もうそれしかない。
僕だって童貞を卒業させてもらったが、いやらしいその部分から目を離せないのだ。
静まり返った教室は、異様な空気と興奮に包まれていた。
「これから、僕たちが許可した人たちだけにさせてあげます。……先生のここが欲しい人は並んでください」
そんな中、宮田は余裕綽々で話を続ける。
そして先生の脚を大きく開き、スカートの中に見える純白のパンティに手を伸ばす。
ムチムチの太股の奥に覗くその部分は、縦にくっきりとスジを浮かばせながら、周りに付いた肉に押し出されるように、こんもりと膨らんでいた。
布一枚を隔てて隠されているそこは、ほとんどの者が目にしたことのない女性の神秘な部分。
しかも、その相手はみんなが憧れにさえ想っているヤスコ先生なのだ。
「中を見たい!」「触りたい!」と、誰もが身を乗り出し、息をのんでいた。
しかし、僕たちの心情をよそに、宮田は呆気なくそこに手を触れていく。
プニプニのその部分に少しずつ埋もれながら、浮き出たスジを辿るように、行ったり来たりを繰り返すその指。
そこから体液が溢れ出し、パンティにはじわじわとシミが広がり続けている。
しかも、濡れたところが薄っすらと、いやらしい中身の様子を覗かせている。
なのに、宮田はパンティのクロッチ部分に指を掛け、もったいぶることもなく、それをあっさりとずらしていった。
「おぉ~!」
その瞬間、みんなの口からどよめきが漏れた。
ほとんどの者が童貞で、女性のそんなところを見たことすらないのだ。
そこに現れたのは、もっさり生える黒々とした陰毛。
その中心には、ひときわ目立つピンクの部分がパックリと口を開き、中の様子を生々しく覗かせていた。
すでにシットリと濡れているのに、とめどなく溢れ出す粘膜でキラキラと輝くその部分。
一見するとグロテスクにも見える。
だが、それを見ているだけで、なぜか男としての本能が搔き立てられ、ジッとしてなどいられなくなっていく。
「ほらぁ~、温かくて気持ちいいよぉ~」
なのに、宮田はそう言いながら、穴の中にゆっくりと指をねじ込んでいった。
彼の人差し指が「ヌチュッ」という音を立て、根元の付近まで差し込まれていく。
「……あっは~んっ……あぁ~っ」
先生の悩ましげな声は、もう止まりそうもない。
穴の周りのビラビラとしたものが、その指を包み込むように妖しく蠢いている。
そして──
「クチュ、クチュ」と音を立てながら、その中に出たり入ったりを繰り返していく宮田の指。
粘膜が滴り、しっとりと濡れていくそれは、中の温かさを示すように、ホカホカと湯気まで立ち上げていた。
そんな卑猥な光景を見せつけられて、もう我慢できる人間などいるはずもない。
教室の誰もが我先にと、そんなことをしている宮田の前に、まるで雪崩れ込むように列を作っていった。
「じゃあ、一番最初に来た西谷くん。……ここに座って下さい」
宮田はそう言うと、先生を立たせるように、安西と加納に目配せする。
立ち上がったそのあとには、彼女の”あそこ”から溢れ出したもので水たまりまでできていた。
だが、もうその気になっている西谷には、そんなことなど気にもならないようだ。
「そして、ズボンとパンツを脱いで下さい」
逸る気持ちを押さえ切れず、そこに腰を下ろす西谷。
椅子に座るや否や、大勢の人間が見ている前だというのに、ズボンとパンツを慌てて下ろす。
剥き出しになった下半身には、すでにはち切れんばかりの彼のシンボルが、大きく反り立っていた。
「は、はやく、はやく~」
彼はそう言いながら、野獣のようにぎらついた目で、先生の身体を舐め回すようにじっと見ている。
スカートの奥は見えなくなってしまった。
だが、いまだに胸は剥き出しのまま──
先生の様子は相変わらずおかしいのに、彼は気遣うどころか、やることで頭がいっぱいのようだった。
宮田はそんな彼を見てニヤリと笑う。
そして、安西と加納に支えられ、ふら付きながら立つ先生──そのスカートとパンティを、みんなの前で見せつけるように脱がしていく。
朦朧とする先生は、なにが行われているかもわからないようだった。
抵抗する気配もなく、宮田にされるがまま、見せてはいけないところを大勢の前に晒していく。
スーツの上から豊満な胸だけをポロリと出し、下半身を丸出しにされた情けないその姿。
教室の誰もが息を呑み、これから行われることに注目していた。
もうじき、先生の”あそこ”に、あの棍棒のように太いものが埋め込まれていくのだ。
それを想像しただけで、悔しくて堪らない。
なのに、なぜかそれを見てみたいと思う自分がいる。
「さあ、挿入しちゃおうか」
宮田の言葉はどこまでも太々しかった。
そんな彼の言葉に従うように、先生を支える安西と加納が、椅子に座る西谷の前にその身体を立たせていく。
そして、彼らは先生の脚を片方ずつ抱え、その股を大きく広げていく。
大切なところを丸出しにした大股開きのその格好は、まるで標本にされたカエルのようだ。
陰毛の茂ったところから、糸を引くものがトロリ、トロリと滴り落ちている。
それを見てさらに興奮する西谷は、完全に自我を失っていた。
股間の大きくなったものを握りしめながら、駄々をこねる子供のように「はやくー!」と叫ぶ。
そして──
無情にも先生は、お尻を向けた格好で、彼の上に乗せられていった。
柔らかそうな割れ目の中に、西谷の大きく反り返ったものが、ミチミチと突き刺さっていく。
「ああ……凄い。……まるで、まったりと吸い付くフワフワのスポンジのようだ。……すごぉ~い!」
根元までそれが埋もれてうっとりとする西谷。
ヤスコ先生はそれとは対照的に、切なげな表情を浮かべ、「あん、あん」と悶えている。
我を失う西谷は、そんな先生の身体を背後からギュッと抱きしめる。
そして、何かに憑りつかれたかのように下から腰を突き上げ始めていった。
一心不乱に腰を振るその姿は、まるで盛りの付いたの雄犬。
「あぁ……気持ちいい。……気持ちいいよぉ~!」
「ヌチュッ、ヌチュッ」といやらしい音を立て、血管を浮き立たせたグロテスクなのものが、割れ目の中に埋もれたり、姿を現わしたりを繰り返していく。
その衝撃で、先生の身体が上下に揺れ、剥き出しの胸までタップン、タップンと揺れている。
みずみずしい穴の中から、キラキラと輝く肉棒が出たり入ったりする様子は、見るに堪えないほど卑猥。
教室の誰もが目を見開き、股間に張ったテントを、ズボンの上からギュッと握りしめていた。
だが、悩ましげな声を上げ、ただ感じてるだけの先生の様子は明らかに異様にしか思えない。
なのに、それを追求する者は誰もいなかった。
緊迫した空気の中、先生の切なげな声と陰部の擦れ合う”いかがわしい音”がいつまでも響く。
(どうして、誰も先生を助けないんだ! ……宮田のいいようにされているんだぞ!)
そう思いながらも、僕は声を上げ、先生を助けようとはしなかった。
いつの間にか、順番待ちの列に並び、再び先生と繋がることを待ち焦がれている。
支配された教室は、もう元の活気ある姿には戻れないだろう。
その翌日から──
ヤスコ先生は音信不通になり、学校にも姿を現わさなくなった。
~”支配されていく教室”finn~