※この作品はR-18です。

性年のしがらみ   作:村上しんご

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第二十話 教え子②

 あの日から、この部屋を訪れるたび、私は彼に胸を差し出すようになっていた。

 

 勉強を始める前、机に向かう彼のそばに立ち、着ているブラウスのボタンを一つひとつ外していく。

 そして胸元を肌けると、ブラを捲り上げ、微かに膨らむ胸を露わにする。

 

 それが剥き出しになった途端、彼はお乳を求める赤ん坊のように、夢中でしゃぶり付いてくる。

 

 特に求められたわけではない──。

 お互いが暗黙の了解のように、それを自然に受け入れていた。

 

 私は家庭教師でありながら、この禁断の関係にずっぷりとのめり込んでいた。

 

 いけないことだとわかっている。

 でも、こんなことを繰り返すたび、彼への想いがますます強くなっていく。

 

 最初こそ抵抗があったものの、母性を擽るその姿は、私の理性を完全に吹き飛ばしていた。

 そして、いまだにイカされていないからこそ、その先に待っているものに心を奪われていた──。

 

 その姿を目にしただけで、股間をビッショリと濡らし、欲情する私はもう完全に一人の女。

 なのに、彼はそれ以上のことを要求してこないし、しようともしてこない。

 

 私の胸を散々吸い尽した挙句、ふと浮かべる笑顔は、澄み切っていて疚しい思いなど微塵も感じられない。

 そんな彼のすっきりとした笑顔を見るたび、私の心の奥底で、どす黒い感情がぐるぐると渦を巻いていた。

 

「……今日はもういいの?」

 

 何事もなかったように尋ねる。

 だが、私は今すぐにでも彼を押し倒し、その唇を強引に奪いたかった。

 

 最初はただ胸を吸うだけの、取るに足らない行為──

 

 しかし、回数を重ねるごとに、舌先で先端を弄んだり、そこに甘噛みを繰り返すようになっていく彼。

 そんな彼の何気ない悪戯で、私はいつもモヤモヤとした想いを募らせていた。

 

(……ちゃんと、イカせて欲しい)

 

 行為が終わったあとは、毎回そう思ってしまう。

 なのに、それを口にすることはできないし、行動に移すこともできない。

 

 ──私はこの子の家庭教師。

 

 その思いだけが、人として絶対に越えてはいけない一線に踏みとどまらせていた。

 

 だが、我慢のできる限界など、とっくに超えていた。

 この後、私はトイレに行き、自分自身を慰めるのだ。

 

 そうしなければ、他には何も手に付かないし、勉強だって教えられない。

 

「うん。……今日もオッパイ、美味しかったよ。……先生」

 

 だが、彼はそう言って、あどけない笑顔を浮かべている。

 その股間には、目を引くほどの立派なテントを張っているというのに。

 

 なのに、それを隠そうともしないし、気にする素振りも見せない。

 

 すでに欲情し、おかしくなっている私は、それをじっと見つめながら、素朴な疑問を口にした。

 

「……それ、いつもどうしてるの?」

 

 私はそう言いながら、思わず中身を想像していた。

 頭の中に、それを剥き出しにしたときの、いけない妄想が次から次へと浮かび上ってくる。

 

「ん……何もしてない。……しばらくすると、治まるから」

 

 すでに私の心には、堪えきれない感情が渦を巻き、自分自身を止められなくなっている。

 

 そんな気持ちも知らず、屈託のない笑顔を浮かべ続ける彼。

 私は、自分でも気付かないうちに、踏み越えてはならない一線を越えようとしていた。

 

「私が……スッキリさせてあげようか?」

 

 私は素知らぬ顔で言った。

 だが、胸の鼓動は高鳴り、全身からじわじわと汗が滲み出ていた。

 

 ──つい口にしてしまった。

 だが、これはまたとないチャンス。

 彼をその気にさせ、自ら手を出させれば、揺るぎない口実ができる。

 

 現に襲い掛かってきた彼に、力で勝てないことは証明済みなのだ。

 そうなれば、私に落ち度がないのは明白──

 

 言い訳はいくらでもできる。

 

「えっ……スッキリって?」

 

 しかし、彼はあの時と変わらず、まるで何も知らないかのようにキョトンとしていた。

 言葉の意味すら理解しておらず、これから私が何をしようとしてるのかすら気付いてない。

 

 あまりにも無垢なその姿に、胸が少し痛くなる。

 だが、その様子は欲情している私の本能を、逆に掻き立てていた。

 

「硬くなったそれ……元に戻してあげる」

 

 言ったそばから顔が火照って熱くなる。

 呆然とした表情で見つめてくる彼の瞳を、まともに見ることさえできなかった。

 

「えぇーっ!? ……これって治せるの?」

 

 素直に驚くその様子に、私は確信を持った。

 

 ──彼はまだ、そんなことすら知らないのだ。

 

 汚れのない真っ白なキャンバス──

 

 私はそれを自分色に染め上げていくことを、思い浮かべながら、股間をビショビショに濡らしていた。

 

「……うん。……スッキリさせればね」

 

 これ以上、先に進めば取り返しがつかなくなるのはわかっている。

 でも、もう引き返せない。

 

「えっ、ほんとにぃ~。……だったら、スッキリさせて貰っちゃおうかなぁ~」

 

 その言葉を聞いた瞬間、私は心の中でにやりと笑った。

 だが、あくまで冷静なそぶりで、椅子に座る彼の前にゆっくりとしゃがみ込む。

 

「じゃあ、ズボンを脱いで……」

 

 そして、そう言ってズボンに手を伸ばす。

 

「えっ!? 脱がなきゃダメなの?」

 

 だが、彼は血相を変えて、それを阻もうとした。

 

「それ……出して貰わなきゃ、先生だって治せないよ」

 

 私はテントの張った部分をジッと見つめながら、そう言った。

 

『私が積極的になってはいけない』

 

 その言葉を、頭の中で何度も何度も復唱しながら──。

 

 すると、彼はどこか諦めたように小さくため息をついた。

 そして、顔を真っ赤に染めながら、躊躇いがちに口を開いた。

 

「……わかった。……でも、恥ずかしいなぁ」

 

 そんな彼の様子に興奮は最高潮に達していた。

 

 ──ついに、彼のものを見ることができる。

 

 そう思うだけで、呼吸が弾み、心臓がドキドキと激しく脈を打つ。

 だが、それを悟られてしまったら元も子もない。

 

 私は全く興味がないふりをして、彼のズボンに手をかけていった。

 

「硬くなったの、すぐに治まるからね……」

 

 そう言ってベルトを外してボタンも外し、ファスナーを下ろしてズボンを脱がせていく。

 彼はとくに何をする訳でもなく、椅子に深く腰を掛けたまま私に身を任せている。

 

 見おろす彼の前で、少しずつ見えていく真っ白なブリーフ──

 

 ピョコっとしたものが、天に向かって反り立ち、テントを張ったところがはち切れそうに伸びている。

 

「……痛いでしょ?」

 

 私がそう言うと、彼は無邪気にクスッと笑う。

 

「先生のオッパイ吸っていると、いつもこうなるんだ。……でも、吸わせて貰ってるから我慢しなきゃ」

 

 そんな強がった姿も可愛くて堪らない。

 私は、はやる気持ちを抑えながらブリーフに手を掛け、それをゆっくりと下げていった。

 

「ああ……恥ずかしいなぁ」

 

 そして、下ろした瞬間、勢いよく飛び出てくる彼のもの──

 

 生えたばかりのタケノコのような形をしたそれは、むせ返るほどの強烈な匂いを放っていた。

 でも、鼻に付くような異臭だというのに、嫌な感じはまったくしない。

 

 むしろ、この匂いをいつまでも嗅いでいたいという衝動が込み上げている。

 

(は……ハメたい……。……これで、私の中を滅茶苦茶に掻き回したい)

 

 それを呆然と見つめる私は、心の中でそんな欲望を抱き始めていた。

 だが、私から彼を奪うことなど絶対にしてはならない。

 

 そんな私を興味津々で見下ろす彼──。

 そんな彼に見守られながら、私は突きでたその部分を、掌の中にゆっくりと包み込んでいった。

 

「マッサージしてくれるの? ……でも、先生に触られると変な感じがする」

 

 私にそれを握られて、少しうっとりとした表情を浮かべる彼。

 

「そう。……これは、マッサージなんだよ」

 

 私はそう言いながら、落ち着いた様子で彼に微笑んだ。

 だが、じわじわと伝わってくる温かさと、手の中でピクピクと反応するその生々しさに、居ても立ってもいられない。

 

 しかも、先のところから粘膜がじわじわと滲み出て、強烈な匂いがさらに鼻を刺す。

 本能を揺さぶるその匂いにクラクラしながら、私は握ったそれを上下にゆっくりと扱き始めていった。

 

「……なんか……変だよ。……で、でも……なんだか、気持ちいい」

 

 手を動かし始めると、彼の表情が徐々に険しくなっていく。

 瞳をギュッと閉じて、眉間に皺を寄せた切なげなその顔──。

 

 呼吸は「ハァハァ」と弾み、渇いた喉を癒すように、何度もゴクリと唾を飲み込んでいる。

 

 そんな彼を前にして、私の”あそこ”は、すでに取り返しの付かないことになっていた。

 溢れ出す愛液が、パンティでは吸収できなくなり、履いているジーンズにまでじんわりと染み出していた。

 

 掌から伝わってくる感触と、彼の初心な反応が、私をどんどん淫らな気分にさせていた。

 そして上下に動かすたびに、握ったものが赤みを帯びて、ビクンビクンと激しく揺れ動く。

 

 ──もう、これ以上、我慢できない。

 

「あぁ──ーっ! ……先生、ダメだよ! ……汚いよ!」

 

 私は無意識のうちに、手に握ったものを、パクっと口に咥え込んだ。

 

 少しおしっこ臭くて、酸っぱい匂いが口いっぱいに広がっていく。

 欲情をそそるその匂いと、口の中でピクピク跳ねる様子が、無性に愛おしく思えてくる。

 

 そして、芯の部分はカチカチなのに、周りはゴムのように少し柔らかい。

 

 その気になってしまった私は、もう後戻りすることなどできなかった。

 

 制止する彼の声を聞いていながら、口の中で暴れるものを、舌を使ってクルクルと舐め回す。

 それを丹念に続けると、あれほど慌てていたはずの彼の身体から、力が一気に抜けていった。

 

「ああ……だ、だめっ……だめだよ。……先生」

 

 そう言っているのに、私の頭をそこから引き離そうともしない。

 背もたれにぐったりともたれたまま、夢見心地で身悶えている。

 

「あっ! ……す、すっごぉ~い……すごいよ! ……先生ぇ~!」

 

 そして、自分の指を頻りに噛みながら、甘えたような声を上げていく。

 

 気持ち良さげなのに、やるせないその顔付き──。

 今にも泣き出しそうなその表情に、私の子宮がキュンキュンと疼く。

 

 その様子をジッと伺いながら、私はそれの出し入れをゆっくりと始めていった。

 首が上下に動くと共に、「ジュプ、ジュプ」という吸引音が、部屋の中にいやらしく響く。

 

 すると、躊躇いがちに私の頭に伸びてくる彼の手──。

 どうしたらいいのかわからないのか、手にした髪を優しい力で掻き毟っていく。

 

 唇をスライドさせるたびに、溢れる唾液が根元の部分にトロトロと流れている。

 

 私は当初の目的など、とうに忘れていた。

 

 感情が高ぶって、今自分が、とんでもないことをしてるという認識すらない。

 口の中のものを無我夢中でしゃぶり、悶える彼の様子にさらに興奮している。

 

 溜まったものを搾り出してあげようと、思いつく限り、あらゆる手を尽くしていった──。

 

「あっ! ……だめっ……おしっこ! ……おしっこ出ちゃう」

 

 妖しげな空気の中、彼の切羽詰まったような声が響き始めた。

 その呼吸はさらに乱れ、身体までビクビクと震え出していた。

 

 先端から粘膜がさらに溢れ出し、口の中いっぱいに苦味が広がっていく。

 そして、自分でも気付かないうちに、激しくなっていく私の首の動き──。

 

「わぁ────! ……で、でるぅ────────!」

 

 断末魔のような彼の叫び──

 

 それと同時に、私の喉に向けて、彼の熱いものがビュッビュビュッビュと飛び出していった。

 

 

 

 

 

 

             ~to be continued~

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