※この作品はR-18です。

性年のしがらみ   作:村上しんご

29 / 30
第二十九話 教え子⑪

「名前は何ていうの?」

 

 妖しい光が照らすラブホテルのベッド──

 その上で私は素っ裸になり、男の子に跨っていた。

 

「……ユ、ユウヤです……ハァハァ……」

 

 このユウヤという男の子も、ここに入った瞬間、すべてを脱がされ同じく丸裸だった。

 淡々と腰を振る私の中に、すでに三回も射精してる。

 

 それなのに、中のものをまた大きくさせていた。

 

 ユウヤは最初こそ、不安に怯え、まるで世界が終わったような顔をしていた。

 だが、挿入と同時にその表情がガラリと変わった。

 

 ニュルっと”あれ”が飲み込まれた瞬間の驚きの顔──。

 その時、見せた表情は、まるで未知のものに出会ったかのような感動に満ちていた。

 

 そして、私の腰が動き始めると、あれほど強張っていたのが嘘だったかのように、その顔付きは次第にうっとりとしていった。

 それはまるで、女性の”あそこ”の魅力に憑りつかれた依存者よう。

 

 あっという間にそこへ射精し、感動のあまりに大きく目を見開き、涙まで滲ませていた。

 今までの悲観的な態度は一切消え、尊ぶような眼差しで見つめてくる。

 

 その姿は、さっきまでとまるで別人ようだった。

 

 女性の身体を知って男になったユウヤは、もはや私のもとから逃げ出したりはしない。

 この快感を追求しようと、自ら腰を振り、私の中に熱いものを何度も、何度も注ぎ続けているのだ。

 

 ギシギシと軋み続けるベッド──

 床にはお互いの脱ぎ捨てた衣服が、あちらこちらに散乱している。

 

 そんな中で、ナイトキャップのように、私の脱いだパンティを頭からスッポリと被るユウヤ。

 射精の際に、腰は動かすものの、それ以外はベッドに寝転んだまま微動だにしない。

 

 ひたすら身を任せ、ただ心地好さを味わい続けている。

 そんな消極的な姿が私の本能を沸々と煽る。

 

 覆い被さるようにその身体を抱きしめ、お尻だけをペッタンペッタンと激しく打ち付ける。

 ユウヤの硬いものが、締め付けた私の”あそこ”に擦られながら、出たり入ったりを繰り返していく。

 

 まだ出逢ったばかりだというのに、生の性器が私の中に完全に埋もれ、互いの粘膜をかき混ぜあっているのだ。

 

 私はこの異様な状況に酔いしれていた。

 何も知らなかった初心な子が、私の身体にのめり込み、溺れ始めているのだ。

 

 しかも、ショウちゃんのような控え目で従順な男の子。

 

「どお? ……気持ち良い?」

 

「……は、はい。……柔らかくて、温かくて、とろけちゃいそうです……」

 

 ユウヤの心地好さげなその表情に、ムラムラと込み上げる感情は収まらない。

 私は激しくお尻を打ち付けながら、少し荒れたその唇をムチュムチュと貪っていった。

 

 ネッチョリと絡み、クルクルと回り始める舌──。

 チュップ、チュップと音を立て、お互いの唾液交換が始まっていく。

 

 結合した箇所は粘膜でビチョビチョになり、擦れ合うところが白く泡立っている。

 ユウヤの硬くなったものは、埋もれたり出たりしながら、私の中で力強く反りかえっていた。

 

 抜き差しするたびに「チャップ、チャップ」という音が、結合したところから響く。

 

 目を閉じて中の感触を、満足げに味わうユウヤ──

 しばらくすると、その顔が次第に険しくなっていく。

 

「もう、イッちゃいそう?」

 

「……うっ……うん……」

 

 私にギュッとしがみ付き、腰を振り始めていくユウヤ。

 私は腰を動かすのを止めて、その顔を覗き込んだ。

 

「少し、休憩する?」

 

「だ、だめっ! ……や、やめないでぇ~……」

 

 その反応は私の母性を擽っていた。

 

 眉間に皺を寄せながら、必死にしがみ付き、下から腰を突き上げている。

 そんな健気な姿が、可愛らしくて堪らない。

 

 意地悪したい気持ちは山ほどある。

 だが、私たちは今日知り合ったばかり。

 

 私は中のものを強く締め付けながら、またペッタンペッタンと激しくお尻を打ち付けていった。

 

「ああっ……出ちゃう! ……出ちゃう──────ーっ!」

 

 するとユウヤは言ったそばから、私の中に熱く火照ったものを、ビュッビュビュッビュと撒き散らしていった。

 

 挿入してから、ずっと入れたままの四度目の射精。

 しかも、その勢いはまったく衰えてはいない。

 

 それがすべてを出し終えると、私は尿道に残ったものまで搾り取るように、腰をゆっくりと動かし続けていった。

 射精を終えて、グッタリとしたまま放心しているユウヤは、私の胸に顔を埋めて頬擦りを繰り返している。

 

 夢見心地で甘えてくるその仕草も可愛くて堪らない。

 

 電車の中とはまるで別人──

 気持ちいい思いをさせてくれる私に、身も心も捧げ、ありのままの自分をさらけ出しているのだ。

 

「どうだった? ……初体験は満足した?」

 

「……最高でした……こんなに気持ちいいなんて思ってなかった……」

 

 私を見つめるその瞳は、曇り一つなくキラキラと輝いている。

 それはまるで、私が唯一無二の存在になったかのような信頼感に満ちていた。

 

 産まれたばかりの子犬のような姿が、胸をキュンキュンと締め付ける。

 

 ──本当なら、今日はここで終わりにしようと思っていた。

 快楽を知ってしまったユウヤは、完全に私の身体の虜になっている。

 

 今のこの子なら、どんな要望にも応えてくれるだろう。

 これ以上、だらだらと行為を続ける必要はない。

 

 腹八分目くらいの状態が、一番理想的なのだ。

 そうすれば、今日のことを思い出し、また私が欲しくなってくるはず。

 

 しかし──

 

 母性を擽るユウヤの姿は、そんな浅はかな決心など、すぐに吹き飛ばしていた。

 何もしてないのに、子宮がキュンキュン疼き、”あそこ”が勝手に中のものをキュッと包み込む。

 

 まるで、絶対に逃さないといっているかのように、奥へ向かって吸い込むようなその動き。

 

 萎み始めていたユウヤのそれは、「キュッキュ、キュッキュ」と収縮を繰り返す膣の動きで、またムクムクと大きくなっていく。

 

「また、大きくなっちゃったの!?」

 

 それがはち切れんばかりに膨らんだ途端、私は目を見開き、ユウヤの顔を覗き込んだ。

 

「……だ、だって……キュ~ッてしてくるから……ウズウズしちゃうんだもん」

 

 するとユウヤは罰が悪そうに視線を泳がす。

 叱られた子犬のように、シュンと落ち込むその様子も可愛くて堪らない。

 

 その幼気な姿に、どうにかしてあげたいという思いが私を突き動かす。

 

「今度は、お口でしてあげようか?」

 

 ユウヤにはまだ、口ではしてあげてない。

 

「えっ! ……く、口で?」

 

 でも、ユウヤは興味がありそうなのに、何故か躊躇っていた。

 自分の欲望をはっきり口に出せないその姿は、まさにショウちゃんのようだった。

 

「どうする? ……して欲しい?」

 

「……う……うん」

 

 私は返事を聞くと、その身体からいったん離れ、寝転んだままのユウヤの脚を大きく開いた。

 そして、その間に入り、屈むような体勢で股間に顔を近づけていった。

 

 私の粘膜に濡れそぼつままのそれは、まだ目の前でじわじわと大きくなっている。

 見られているのが恥ずかしいのに、意志とは逆にその気になっている我がままな部分──。

 

 まるで見てくれと言わんばかりに、脈打つ血管まで浮かばせ、存在感を堂々とアピールしている。

 

「は……恥ずかしい……」

 

 しかし、ユウヤは躊躇いがちに両手でそこを遮っていった。

 顔を真っ赤に染め、泣きそうな顔をしてプルプルと震えている。

 

 その姿は、まるで良く知りもしない異性に、ありのままの姿を見られた可憐な少女のよう。

 食べてしまいたいくらいのその可愛さに、抑えきれない衝動がじわじわと込み上げてくる。

 

「散々、中に出して、恥ずかしいもないでしょ?」

 

 だが、私はあくまで落ち着いた素振りを見せていた。

 心の中ではその愛くるしさに身悶えている。

 

 それなのに、込み上げてくる感情を、どうにかして抑え込んでいる。

 

 中に出されたままの精子が溢れ出し、太股を伝ってゆっくりと垂れている。

 それは、ユウヤが”あそこ”の心地好さに耐えきれず、思わず撒き散らしてしまった、子孫を残す為の子種──。

 

 まだ名前すら知らない相手に、一番無防備な状態で、自分の分身を残す為の大切なそれを、惜しげもなく注ぎ込んだのだ。

 そのトロリと滴る生暖かい感触が、さらに私を妙な気分にさせていく。

 

 私はユウヤの手を退かし、そのキノコのような形状のものを掌に包んだ。

 そして、それに手を添えながら、側面にチュッチュチュッチュとキスをしていった。

 

「あっ! ……だ……だめっ!」

 

 火照るような熱さが、そこからジンジンと伝わってくる。

 

 唇が吸い付くたびに、水を得た魚のように跳ね回る──

 亀頭まで一直線に伸びた裏筋が、腫れ上がるようにボコッと膨らみ、まるで弦を張った弓のように激しく反り返っている。

 

 けして、大きいわけじゃない。

 皮を被って、まだまだ幼さも残っている。

 

 だが、可愛らしさを感じさせながら、頭の大きいボリュームのあるその形。

 

 どっしりとした重量感は、妙な逞しさを感じさせていた。

 実際、私の中に入っていた時も、その大きさに似合わず、ずしっとくる重さがあった。

 

 感じるほどではなかったが、その重みは穴を独占するかのような充実感に溢れていた。

 

 そこを覆っている皮が剥けてしまえば、きっと大きく傘が開き、穴の側面をボリボリと擦るだろう。

 それを味わってみるのも悪くはない。

 

 私は、悪戯でもするような笑みを浮かべながら、意味ありげにユウヤに目を向けた。

 

「皮……剥いてあげようか?」

 

 実際にそれが目の前にあると、込み上げてくる欲望を抑えられない。

 象さんの鼻のような形をしたところから、いやらしい匂いがプンプンと漂っている。

 

 私は言ったそばから舌を突き出し、根元の部分からそれの側面をチロチロと舐めた。

 そして、先っぽに向かって滑るように、ゆっくりと舌を這わせていった。

 

「えぇっ? ……かぁ……皮を剥くのぉ? ……」

 

 しかし、ユウヤは私の言葉をあまり理解していないようだった。

 疑問の表情を浮かべながら、その言葉を復唱するようにもう一度繰り返す。

 

「まかせて……悪いようにはしないから……」

 

 私はそんなユウヤを無視するように、這わせた舌で先っぽまで辿る。

 そして、先端に辿り着くと、少し開いたその部分を、舌先でチロチロとこじ開けていった。

 

「わっ! ……ちょっと……痛いかも……」

 

 今まで隠れていたからこそ、あまりにも敏感なその部分。

 恥垢の蔓延るその部分に舌が触れた瞬間、ユウヤは思わず声を上げた。

 

 咽るほどの酸っぱい匂いが鼻をツンと刺激し、口いっぱいに苦味が広がっていく。

 ずっと隠れて、恥部の汚れがこびり付いているのだ。

 

 臭くないはずがない──

 

 それは想像以上の刺激臭と、異様なほどの渋みを放っていた。

 しかし、それでも私は止める訳にはいかなかった。

 

 唾液を滴らせた舌先を、象さんの鼻にこじ入れる。

 そして、たっぷりの唾を入れながら舌を這わせ、そこを覆っている部分を満遍なく濡らす。

 

「あぁ……あっ……うぅ……」

 

 ユウヤの口からすすり泣くような声が漏れ、その身体がビクンビクンと震えている。

 いくら唾液をいっぱい含ませたといえ、敏感なそこを私の舌が徘徊してるのだ。

 

 ヒリヒリとした刺激に、喘いでいてもおかしくはない。

 

「……痛い?」

 

「そ……そうでもないです……な、なんか、変な感じ……」

 

 すでにその部分は、私の唾にたっぷりまみれ、先っぽからダラダラと溢れている。

 それの根元を握っていた私は、首の部分の皮を摘まみ、それを一気にペロンと下げた。

 

「……ひゃっ!」

 

 そこが外気に晒された途端、悲鳴を上げるユウヤ。

 

 剥き出しになった頭の部分は、思った以上にカリが大きく、まるで松茸を思わせるような形をしていた。

 

 竿自体は短く、全体が小さめ。

 なのに、大きな拳をぎゅっと握りしめたような力強さがある。

 

 しかも、見てるだけで異様に興奮する妙ないやらしさ。

 

 恥垢に覆われ、匂いもきつい──なのに、私は迷うことなくその頭をパクっと咥え込んだ。

 

「はぁぁぁ……そ、それ……む……無理ぃ……」

 

 口いっぱいに広がる刺激臭と苦さ──

 そこを綺麗にしてあげる義理はないのに、私の動きは止まらなかった。

 

 口にスッポリと含んだ部分を、舌を回して満遍なく舐め回していく。

 

「あぁ……ヒリヒリするのに……ムズムズしちゃう……」

 

 力強く張ったカリ首を、クルクルと周回する舌。

 ユウヤは初めて味わう刺激に戸惑い、強くシーツを握りしめ、切なげに喘いでいる。

 

 痛みを感じ、やめてほしいのに、なぜか止められない──葛藤に揺れるその様子。

 

 傘のように大きく開いたその部分は、限界まで空気を入れたタイヤのようにパンパンに膨らんでいた。

 

(これ……挿れたら、気持ちいいだろうな……)

 

 本当なら今日はもう、するつもりなど、さらさらなかった。

 すでに腰が少し痛くなってるし、散々出されて”あそこ”の周りはガビガビになっている。

 

 なのに、この部分を舐めていると妙な気分が込み上げる。

 自分自身を抑えられない。

 

「わぁ~。……さっきと全然違う」

 

 気がつくと、私はユウヤに跨っていた。

 

 挿入した感触にユウヤは声を出して驚いているが、心の中では私も同じ気持ちだった。

 

 奥までは届かない。

 だが、大きく開いたところが中を思いっきり押し広げている。

 

 その圧迫感は、今までとはまったく別物だった。

 

「痛くない?」

 

「……ぜ、全然、痛くないです……む、むしろ、気持ちいい……」

 

 私はその言葉を聞くと、腰をゆっくりと動かし始めていった。

 身体をくねらすように、結合箇所を前後にスライドさせ、その出っ張り部分を中の一番いいところに擦り付けていく。

 

 入り口に近いところばかりが刺激されて、奥まで届かないのがもどかしい。

 しかし、だからこそ余計に興奮を掻き立てる。

 

 ヌッチュヌッチュと少しずつ響き渡っていく音──

 それと共に、私は悩ましげな声を上げ、狂ったように腰を激しく動かしていった。

 

「あぁ! ……あっ……うぅっ! ……」

 

 ユウヤはすすり泣くような声を上げながら、手にしたシーツを握りしめ、激しく身悶えている。

 硬くなったものが抜き差しされるたびに、やるせない顔付きで、大きく身体を仰け反らしている。

 

 快感を素直に受け入れられず、戸惑っているその姿は、まるで犯されている少女のよう──。

 私はもう、自分自身を止められなかった。

 

 結局、朝になるまで私はユウヤの上で腰を動かし続けていた。

 

 

 

 

 

 

            ~to be continued~

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。