金曜日の夜、ケントはいつものようにマンションのソファに深く腰を沈め、スマホを手に取った。
32歳。ベンチャー企業の事業開発担当として忙殺される日々の中、このマッチングアプリだけが、唯一の息抜きだった。
おすすめ欄をスクロールしていると、ふと目に留まった一枚の写真。
ライトブラウンのセミロングヘアをゆるく巻いたギャル系の女の子。色白で、目鼻立ちがくっきりしていて、ケントの好みにドンピシャだった。
プロフィールはそっけない。
年齢21歳。
タグに「ヤリモクNG」と赤字で書かれている。
「……これ、逆にいけるパターンだろ」
ケントは小さく笑い、すぐにいいねを押してメッセージを送った。
「はじめまして、ヒナタさん。
プロフィール写真、すごく可愛いですね。
ライトブラウンの髪がすごく似合っていて、目が離せませんでした。
よかったらお話ししませんか?」
送信後、シャワーを浴びて軽くビールを飲んでいるうちに、21時を少し回った頃に通知が来た。
「はじめまして~!ケントさんありがとう♡
写真褒めてくれて嬉しいです!
ケントさんもめっちゃイケメンじゃん!爽やか系最高~」
そこから会話は意外とスムーズに進んだ。
ケントはいつものように紳士的に、相手の話を引き出しながら相槌を打つ。
ヒナタは最初こそ警戒心を隠さなかったが、ケントのプロフィール写真と「ベンチャー企業勤務」「趣味:ジムとカフェ巡り」という欄を見て、
「年齢の割にお金持ってそう」
「安定してそう」
内心で判断したのか、徐々に砕けた口調になっていった。
やがてLINEの交換を提案し、アプリを抜けると、話題は自然とエッチな方向へ。
「マッチングアプリで何人くらい会ったことあるの?」
「えー、実は3人くらいかな……?
でもちゃんとデートしただけで、ヤったのは1人だけだよ。
ヒナタちゃんは?」
「私……経験人数は4人くらい。
でも最近は全然。
周りのギャル友達が次々彼氏作ったりセフレ作ったりしてるの見ると、ちょっと焦るけどね笑」
そこでヒナタがポロリと本音を零した。
実は1年前、彼氏の家にサプライズで遊びに行ったら、ベッドで他の女と絡み合っている現場を目撃したこと。
当時の彼氏がベッドで他の女と繋がって、乱れたシーツのリアルさは最悪な出来事だった。
それ以来、男に対して猜疑心が強くなり、「ヤリモクNG」をプロフに書いていること。
社内恋愛はリスクが高いから、マッチングアプリを選んでいること。
ケントは静かに聞き、優しく言葉を返した。
「そうだったんだ……すごく辛かったね。
よくそんな中でも、こうやって新しい出会いを探そうとしてるヒナタちゃんって、強いと思うよ」
その一言で、ヒナタのテンションが明らかに変わった。
あっけらかんと振る舞っていたのに、少し甘えたような、照れたような絵文字が増え始めた。
「ケントさん優しい……
なんか、話してたら気分晴れてきたかも♡」
ケントはここぞとばかりに提案した。
「それじゃ、週末の夜に会わない?
ちゃんとご飯食べて、ゆっくりお話ししたいな」
「土日休みだからいいよ~!」
「18時半で大丈夫? 駅の北口で」
「オッケー!楽しみにしてるね♡」
そして約束の土曜日。
ケントは約束の15分前に待ち合わせ場所に到着した。
A型らしい几帳面さだ。
スッキリした黒のシャツに細身のチノパン、軽く整えた髪。
ジム通いの成果で、肩幅と胸板がしっかりしている。
しばらくすると、軽快な足音が近づいてきた。
「もしかして、ケントさん?」
振り向くと、そこにいたのは写真以上に可愛い女の子だった。
白いオフショルダーのショートトップスに、ハイウエストのデニム。
トップスとデニムの隙間から覗く色白のくびれとおへそが、思わず目を奪う。
「ヒナタちゃん……?
めちゃくちゃ可愛いね。写真よりずっと可愛い」
「えー!やめてよ照れるじゃん!
でもケントさんこそ、メチャイケメンじゃん!
爽やかすぎてヤバいんだけど♡」
お互い褒め合って笑いながら、予約していたレストランへ向かった。
店内は若いカップルや夫婦で賑わい、照明が柔らかくムーディーだ。
「雰囲気いいね~。こういうとこ、よく来るの?」
「いや、実はこの店、大学時代の後輩がオーナーなんだ。
ちょっとコンサルで手伝ったことがあって、特別に席取ってくれたよ」
「え、コンサル!? ケントさん超デキるじゃん!かっこいい……」
スパークリングワインを傾けながら、仕事の話、趣味の話、くだらない笑い話で盛り上がった。
ヒナタの笑顔がどんどん柔らかくなっていくのが分かる。
会計をスマートに済ませ、店を出たのは20時過ぎ。
街の灯りが変わり始め、ラブホ街のネオンが遠くに見え始めた。
「もう少し歩こうか」
ケントが自然に手を繋ぐと、ヒナタも抵抗なく指を絡めてきた。
コンビニでスイーツと水を買い、店を出る頃には完全に手は繋がったまま。
そして、路地を抜けると、そこはもうラブホ街。
立ちんぼの女性が一人、街灯の下で煙草を吸っている。
ケントが小さく囁く。
「そろそろ……休もうか?」
ヒナタは一瞬目を伏せたが、すぐに小さく頷く。
暗黙の了解だった。
部屋に入り、ソファでスイーツを食べながらの甘い時間。
ホイップクリームが頬についたヒナタを拭いてあげ、逆にケントの指にクリームが付いてしまう。
すると、ヒナタが悪戯っぽく指を咥え、舌で転がす。
ケントはソファの上で、ヒナタの細い指が自分の唇に触れるのを感じた。
ホイップクリームが付いた指を、彼女はまるで飴でも舐めるようにゆっくりと咥え、舌先で転がす。
視線を絡ませながら、わざと音を立てて吸い上げる仕草。
「ホイップ、落としてますよ……お兄さん♡」
その瞬間、ケントの中で何かが弾けた。
次の瞬間には、本能的にヒナタの唇を奪う。
柔らかく、甘いリップの残り香と、彼女自身の唾液の味が混ざり合う。
舌を絡めながら、オフショルの白いトップスを肩から滑らせた。
生地がDカップの胸の膨らみに引っかかり、一瞬抵抗する。
そのままブラごとずり下げると、黒いレースのブラジャーが露わになり、その下で色白の肌が揺れた。
「綺麗……本当に、綺麗だよ」
ケントは呟きながら、顔を胸の谷間に埋めた。
甘いボディミストと、女の子の体温が混じった匂い。
乳首を指先で軽く摘むと、ヒナタの背中がビクンと跳ねた。
「んっ……そこ、弱い……」
デニムのパンツのボタンを外し、ファスナーを下ろす。
ゆっくりと腰を浮かせて脱がせると、黒のTバックが現れた。
勝負下着だと分かるほど布地が少なく、シアーのTバックの股の部分はすでに湿って色が変わっている。
「今日のために履いてきたんだ……?」
「うん……ケントさんに、見てほしくて」
恥ずかしそうに目を逸らすヒナタの頬を、ケントは指で撫でながらキスを落とす。
そのまま顔を下げ、布越しに秘部に唇を寄せた。
熱と湿り気が舌先に伝わってくる。
「ここ、もうこんなに濡れてる……エッチな蜜、欲しいな」
「あっ……やだ、恥ずかしいって……」
言葉とは裏腹に、ヒナタの腰が小さく揺れる。
ケントはTバックの縁を指でずらし、ゆっくりと脱がせた。
現れたのは、つるつるに処理された無毛の秘部。
今日のために剃り上げてきたのだろう。
その事実に、ケントのペニスがビクンと脈打った。
「パイパン……めちゃくちゃエロい」
舌を這わせると、ヒナタの体が弓なりに反った
。
クリトリスを軽く吸い、舌先で転がす。
いやらしい水音が部屋に響き、ヒナタの指がシーツを強く握りしめる。
「あっ、ああっ……! そこ、だめっ……気持ちよすぎる……」
太ももをフェザータッチで撫でながら、乳首を指で転がす。
同時にクンニを続けると、ヒナタの喘ぎが一段と高くなった。
「イク……イっちゃう、イっちゃうっ……!」
体がガクガクと震え、秘部から透明な愛液が溢れ出す。
ケントはそれを全て吸い上げ、舌で綺麗に舐め取った。
「すごくエッチだった……可愛いよ、ヒナタちゃん」
頬を真っ赤に染めたヒナタが、潤んだ瞳でケントを見上げる。
「来て……もう、欲しい……」
ケントはベッドサイドから事前に購入してきたコンドームを取り出し、慣れた手つきで装着する。
正常位でヒナタの脚を開かせ、ゆっくりと先端をあてがった。
熱くて狭い入り口が、ぬるりと先端を飲み込む。
「んっ……入ってくる……」
ゆっくり腰を沈めていく。
パイパンのため、結合部が丸見えだ。
黒のコンドーム越しに自分のものが根元まで埋まっていく様子に、ケントの興奮がさらに高まる。
「すごい……中、熱い……締まる……」
最初はゆっくりと、しかし徐々にリズムを速めていく。
ヒナタの喘ぎがリズム良く部屋に響き渡る。
「あっ、あっ、ああっ……! もっと、激しくして……」
要望に応え、腰を強く打ちつける。
パンパンという乾いた音と、クチュクチュという湿った音が混ざり合う。
キスで喘ぎを塞ぎながら、肩、鎖骨、そしてフェチであるおへそに舌を這わせる。
「んっんっ、おへそ、くすぐったい‥ 」
そこを舐められると、ヒナタの膣がキュッと締まるのが分かった。
体位をバックに変える。
片手で腕を掴み、もう片方の手で胸を揉みしだく。
奥まで突き上げるたび、ヒナタの声が跳ね上がる。
「バック、めっちゃ気持ちいい……! 中が、フィットしてくる……」
「あっ、ああっ……意識、飛びそう……!」
バックが好きなケントはヒナタの膣の締まりがたまらなく、珍しくイキそうになる。
(ガチで名器だろ‥ こんなに早くイキそうになるのは何年ぶりだろうか)
心の中で虜になっていくのが確認していくケント。
リードしたい立場だが、流石に生理的には勝てない。
絶頂が近いことを感じ、ケントは再び正常位に戻した。
深く、激しく、情熱的に腰を振る。
「中、締まってきた……俺も、もうイキそう……」
「私も……イく、イっちゃう……!ああああっ!!」
ヒナタの膣が痙攣するように締め付け、同時にケントも限界を迎えた。
黒いコンドームの中に熱い迸りが放たれる。
繋がったまま、互いの唇を重ね、荒い息を吐き合う。
「ヒナタちゃん……本当に最高だった……」
「私も……超、気持ちよかった……」
萎んだコンドームを外すと、ヒナタが優しくケントのものを撫でた。
ゴムに溜まった愛液がケントの愛情で溢れている。
「ひょっとしたら、うちら……相性いいのかもね」
イタズラっぽく笑うヒナタの表情が、たまらなく愛おしい。
ケントは彼女の無毛の秘部にそっと触れながら囁いた。
「いっそ、付き合う?」
「いいよ……ケントさん、気に入っちゃった♡」
生まれたままの姿で抱き合い、長いキスを交わす。
「じゃあ、カップル0日記念でもう一回しようか」
愛液が溜まったゴムをケントにチラ見して可愛く挑発する。
「夜はまだまだ長いからな。寝かせないぞ」
「きゃっ……エッチ♡ 何回でもいいよ」
汗と愛液の匂いがシーツに染み、使用済みのコンドームがテーブルの上で静かに光る。
二人はそのまま、朝まで何度も互いの身体を求め合い、カップル0日目はまさにターニングポイントとなっていった。