この度は『ゴールデンマッドドッグ イン プリズン』を読んでいただきありがとうございました。ここでは設定のあれこれやその他諸々を書いていきます。興味がなければ読み飛ばしていただいても構いませんが、できればお付き合いしていただけるとありがたいです。では、どうぞ。
各キャラクター紹介
土口 セレン 元ネタ
自分を何と呼ぶか 僕
他人を何と呼ぶか あなた
土口精を何と呼ぶか お父さん
特技 家事全般
趣味 配信
誕生日 11月23日 ストレチリア(全てを手に入れる、輝かしい未来)
血液型 O型(実は精はAO型のA型である)
利き手 両利き
書く文字 どんな時でもきちっとしたゴシック体
学力 青藍島内TOPクラス。分野によっては精以上になることも。
身長 185㎝
強さランク(ぬきたし2お疲れさまでした本基準。これ以降の強さランクも同基準とする)
平常時A(郁子平常時以上)激昂時EX+(渡会ヒナミ椅子装備未満。作中に出していないですが裏設定として)
土口家の突然変異的優良長男です。イメージとしては精のスペックを持った礼です。欠点が女性経験が少ないぐらいで、ほぼほぼ完璧な存在です。なので伴侶になった恵理子さんは、いずれ目覚める彼の性欲を耐えれば幸せが確約されています。
土口 レイラ 元ネタ セレンと同じ。
自分を何と呼ぶか あーし
他人を何と呼ぶか お前(平常時)手前(怒り時)
土口精を何と呼ぶか 親父
特技 料理
趣味 戦闘行為 戦闘に関わる訓練
誕生日 8月19日 ハナトラノオ(達成、望みの成就)
血液型 O型
利き手 両利き
書く文字 普段は壊滅的だが正式な書面では丁寧
学力 同年代ではTOPだが、まだ子供なため礼と同等ぐらい
身長 140㎝
強さランク
A(手嶋俊英と同じ)
土口家のワガママプリンセスです。ハチャメチャな性格で、女版精をイメージして描きました。流石に明確な未性人なので性行為の描写は避けましたが、母親由来(?)の放尿シーンは入れました。一応バイセクシャルを公言していますが、彼女がお嫁さんになる日は来るのでしょうか。少なくとも、相手は死ぬほど苦労するはずです。
自分を何と呼ぶか 私
他人を何と呼ぶか あなた
土口精を何と呼ぶか 狂犬先生
特技 食べる事 諜報活動
趣味 排泄行為を誰かに見せる事
誕生日 2月20日 カルミア
血液型 A型
利き手 両利き
書く文字 読める程度に自由
学力 実は作中TOPだが、本気を見せたことはない。
身長 160㎝
強さランク
A(手嶋俊英と同じ)
ウィッグ工房シスターズの問題児です。何だコイツ!? となるような要素をたっぷり詰め込んだ結果、畔の血縁者になりました。有能な曲者で飼いならすのは簡単だが飼いならし続けるのは難しい、といった感じです。釘谷さんにかなり気がありますが、彼の気をまだ惹ききれていないので、いい報告はまだまだになりそうです。
自分を何と呼ぶか あたし
他人を何と呼ぶか お前
土口精を何と呼ぶか 狂犬先生
特技 青柳流柔術
趣味 ラブドール作り
誕生日 8月5日 オシロイバナ
血液型 B型
利き手 右手
書く文字 達筆。
学力 一般的。
身長 163㎝
強さランク
平常時B(SHO特殊戦闘部と同じ) 近接戦時A(女部田郁子以上)
ウィッグ工房シスターズの脅し担当です。見た目以外は普通なのですが、見た目がヤバすぎて色々あった苦労人です。本来なら青柳流の正当後継者として相応の人生を送るはずでしたが、強さと見た目の恐ろしさから愛に飢えることになってしまい、道を踏み外してしまいました。それでもなんだかんだ自分の特技を生かし、最終的には想い人と結ばれたので、苦労が報われたと言えるでしょう。
自分を何と呼ぶか 僕
他人を何と呼ぶか 君
土口精を何と呼ぶか 狂犬先生
特技 どこでもすぐに眠れる
趣味 お昼寝
誕生日 3月7日 オキナグサ
血液型 AB型
利き手 右手
書く文字 ガタガタ揺れ揺れですごく読みにくい。
学力 一般常識には困らないが、特別良いと言えるわけではない。
身長 150㎝
強さランク
B(SHO特殊戦闘部と同じ)
ウィッグ工房シスターズの黒一点です。伊栖未ちゃんとの関係性の都合上とはいえ、私の考えたキャラの中では珍しく低身長です(他は相心創と塩導元子ぐらい)。彼女もその眼故に不幸になり、だからこそ伊栖未ちゃんに会って人生が変わりました。目以外は一般人ですが、子供の頃に真面な愛を受けなかったせいで性癖がやや特殊です。ですが、伊栖未ちゃんと一緒に難なく楽しい人生を送っていくでしょう。
ウィッグ工房シスターズは全員一族の名字+裏切りの花言葉を持つ花や植物から名前を付けています。最初は精を監視する水城の手下でしたが、精の一族の人間ではなく個人の人間性、果ては性癖すら評価する寛大さに心打たれて精の味方になりました。
今作のメインテーマ
この作品のメインテーマはずばり"土口精の『金色の狂犬』としての在り方"です。彼は成熟してなお『金色の狂犬』と言われる程有能でしたが、それ故に青藍島外の人間から恐れられる存在になってしまいました。その結果が原作以上の青藍島の規制であり、彼の人生最大の悩みでした。そこから『金色の狂犬』を改めて認識するため及び、規制の原因を探るためににチューリップ・プリズンへ向かいました。案の定困難はありましたが、乗り越えて今まで以上の自分と青藍島を取り戻せたので、文句なしのハッピーエンドです。彼の目指す計画がどうなるかは皆様の想像にお任せしますが、彼のことだからなんだかんだで成し遂げてしまう、というのが作者としての見解です。
各話のタイトルの元ネタはことわざや故事成語や四字熟語です。大人びて固くなった精を表現しようとしました。あと、以前のようにボーカロイドの曲を元ネタにしたらネタが切れると思ったからでもあります。
各キャラから見た土口精について(ここだけ台本形式になります)
修平
「とにかくすごい人です。オレの知っている限りで、誰よりもすごい人です。友達になれてよかったです」
ノア
「お姉ちゃんとの仲を取り持ってくれましたね。こう言ってはなんですが、いいシスコンだと思います」
ソフィーヤ
「アイツは筋金入りのお人よしのシスコンだ……もし修平がいなくて既婚者じゃなかったら、いい相手だったかもな」
妙花
「ただ『金色の狂犬』の一言で済ませていい人じゃないな。波多江組と真正面からぶつかっていたらと思うとぞっとするよ」
御白子
「この間、奥さんを模した性人形を作ってほしいって頼まれたね。なんというか、あたしの常識じゃ計り知れない人だよ」
葉月
「一瞬でもアレを飼いならせると思っていた自分は愚かで仕方がないわね。今後は上手く付き合っていくとするわ」
伊栖未
「わ、私を初めて認めてくれて、沖ちゃんとも、め、巡り合わせてくれた、恩人だ……! 感謝してもしたりない、ぞ……!」
沖奈
「あの人がいなかったら今の僕はいないます。一生の恩人ますね。伊栖未ちゃんと一緒に幸せになって恩返しするます」
樹里亜
「いい神父様になってくれると思ったんですけどねえ……でも、お友達にはなってくれましたしたので、悪くない結果になったと思いますよお」
瑠美亜
「まさか私の妹と知り合いだと思っていませんでした。調べれば調べる程面白い人ですね。またご飯を作ってほしいです」
釘谷
「俺は彼より恐ろしい人間を見たことがないね。プリズンで仲良くなっていなかったら、なんて思うと冷房代が浮いてしょうがないな」
小沢
「二度と『波多江の狂犬』は名乗らねえって決めたぜ……色々と模範にはなったが、どの面でも敵う訳がねェって思い知らされたぜ……」
凛
「多少は世話になりましたが、当面くたばらなさそうでがっかりですね。まあ、死んだら葬儀ぐらいには出てやりますよ」
山岸
「最初から何となく思っていたが、どこまでも常識破りだな……一度ぐらいは『青誉』の聖地巡礼をしてみたいものだが……うーむ……」
水城
「……私もまだまだだということを教えてもらいました。今度、娘を連れてもう一度青藍島へ行ってみたいと思っています」
裏話
本当は一族の者が集まってお茶会をしたり、精が文乃ちゃんの開く学校で先生をしたり、『青藍の誉』を青藍島の皆で見る話を考えていました。ただ、内容の割にテンポが悪くなるだけだったのでバッサリカットしました。残っていた分だけここに残しておきます。
本日は文乃ちゃんの開いている学校に臨時講師としてやってきた。作法に華道に料理など生活を豊かにするアレコレを教えている、青藍島では珍しい性が絡んでこない施設だ。
「本日は『金色の狂犬』である土口精様に来ていただきました。このお方は戦いだけでなく家事全般に創作活動など────」
「お堅いことは無しにしようぜ文乃ちゃん? なにせ今日はスペシャルゲストがいるんだからさ」
俺の目線の先には先日めでたく結ばれた、ぱっと見百合新婚カップルに見える2人組がいた。
「よ、よろしく、お願いします!」
黒のチョーカーに白と黒のボーダーのチュニックを着た伊栖未ちゃんと。
「よろしくお願いするます」
彼女とお揃いの黒のチョーカーに黒のシャツワンピースを着た沖奈だ。早速日常生活のイロハや、何かと役立つ節約術を教えていく。
「贅沢は敵だなんて言うが、ささやかな贅沢なんていくらでもあったほうが良い。月に1度ドカンと発散させるよりも、週に1度ぐらいでこまめに発散した方が結果的には安く済む」
「なるほど……」
「あと金がかからないからって性的な事だけでストレスを発散させるのは良くねえ。あれは生物として抗えない快楽だ、依存しちまいかねないから程々に。それこそ週1ぐらいにしておけ」
「なるほどますねえ……」
「……とは仰っていますが、一時期の精様はそれはそれはお盛んでした。精様の家は橘家の向かいなのですが、2日に1度は奥様が窓から飛び降りようとしているのが窺えました」
「文乃ちゃんも言うようになったねえ……事実だから否定できないけど……」
そんなこんなで休憩時間になり、お茶を一服しながらとあることを思い出す。
「そういや俺達って一族の人間だよな」
「一族……? そういえば、精さんは前に自分のことを"乱世を産む一族"って言ってた……」
「そういえばそうますね。それに先生の旧姓は琴寄だったはずます」
「……もしや、沖奈さんと伊栖未さんの姓はあの"四色家"と"黒鐘家"を由来とするものですか?」
そうますねえと彼女が頷く。かつては一族から抹消されかけた土口家の者が、こうやって他の一族に教えを説くのだから世の中は不思議だ。
「そういや青柳と山城もそうだったな……桐香様や郁子先輩が知ったら驚くだろうな」
「なんと……私の先祖が多大なご迷惑をおかけした事、深くお詫び申し上げます……」
「せ、先生が謝る必要はない、です……悪いのはそうやった昔の人、だから……」
「伊栖未ちゃんのあの眼は昔の一族の人間のせいって山城が言ってたますね」
思ったのだが山城はいくら何でも色々物事を知りすぎている。
「まあ、親の因果が子に報うなんてあっちゃいけねえ。今は一族だろうと何だろうと協力して、この青藍島で楽しく過ごしていこうぜ」
「……精様の言う通りです。私たちやその子供が健やかに生きていくことが、何よりもの一族の願いのはずです」
「そ、そうですね……私も早く、沖ちゃんとの赤ちゃんほしい……!」
「もうちょっと生活が落ち着いたら作ろうますね」
これだけの一族がいるとどこかでとんでもない子供が生まれそうだが、それはそれで面白いかもしれない。
それと精の最期を書いた話もあるのですが、円満な最後であるとだけ伝えてあえて公表はしません。
今後について
アナザールート的な物を書きたいなとは思っています。ただ、先に書きたい新作があるのでそれを片付けてになると思います。気長にお待ちください。
最後に
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。ここで土口精の物語は一区切りとなります。皆様の暇つぶしの一端を担えていたら幸いです。ぬきたしの話にはなってしまいますが、イベントもまだまだあるようなので是非ともそちらに行ってください。私も機会を作っていくつもりです。それでは、ご安全に。