※この作品はR-18です。

小説リクエスト   作:雛月 加代

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「おい公!」

 

「は、はい!」

 

「そこでおとなしくしてろ。立ったままだぞ。」

 

「ちょっと待って!」

 

蘭と和葉は異議を申し立てた。

 

「公くんはここから出して!」

 

「出すわけないでしょ、帰るのは明日だよ。」

 

「そ、そうじゃなくって、この部屋から出して。どこか別のところ・・・・となりの

部屋でもいいから、そこに連れてってあげて。」

 

それを聞いて宮野は意地の悪そうな笑みを浮かべた。

 

「へえ、どうして? 公は姉ちゃんたちのことが大好きだそうだぜ。」

 

「そ、それとこれとは関係ないわ! こんな格好、見られたくないのよ。」

 

「あ、公くん、こっち見ちゃだめよ!」

 

「おやおや。これから俺たちにはいやってほど、その綺麗な身体を見せてくれるってのに、公に見られるのはいやのかい? 公、おまえ蘭姉ちゃんと和葉姉ちゃんに嫌われてるぞ。」

 

「誰がそないなこと言うたん! あたしたちは公くんのこと好きやわ、少なくともあんたらよりずっと。」

 

「ありゃ、嫌われちゃったよ。でもおかしいな、嫌いな俺たちに裸見られるのは良くって、好きな公には見られたくないっての?」

 

蘭たちは説明する気にもなれなかった。好意を抱いているからこそ、こんな恥ずかしい姿を見られたくなかったのだ。こんなけだもの同然の宮野たちの目なら、恥ずかしいけど我慢もする。熊や河馬にでも見られていると思えばいいのだ。しかし好感を持っている公の目は、彼らのそれよりもずっと恥ずかしかった。それに、コナンくらいの年齢の子ならまだしも、公たちは性に目覚め始めた頃である。もう蘭たちを「女」として見るようになっているのだ。

意識しないわけがなかった。だが、どうせ言ったところでわかってもらえないだろう。それどころか、知っていて蘭たちをからかっている可能性もある。

 

「公、おまえも見たいだろ? 姉ちゃんたちが悶えるところ。」

 

「・・・・・!」

 

「おまえだって姉ちゃんたちが好きだって言ってたじゃん!」

 

「『公くん・・・・・・』」

 

蘭と和葉は複雑な表情で公を見つめた。見つめられた少年は相変わらず顔を伏せたままで、その表情は窺えなかった。

 

「よしよし、わかったよ。それなら先ず、姉ちゃんたちの願いを叶えてあげるよ。おい公!」

 

宮野は突っ立ったままの公をベッドの側まで呼び寄せた。気弱な少年は、呼ばれるままにベッドの側までやってくる。宮野はそんな公を蔑んだように眺めながら言った。

 

「・・・・・おまえも姉ちゃんたちの裸見て興奮してただろ?」

 

「・・・・・・・・。」

 

「そうだよな。夕べだって姉ちゃんたちのこと思い出して4回もオナニーしたくらいだしな。」

 

屈辱を受け、公は真っ赤にした顔を伏せた。和葉たちは、そんな彼を複雑な表情で見て

いる。

 

「「公くん・・・・・・』」

 

「ご、ごめんなさい・・・・・・・」

 

公は和葉たちに向かって頭を下げた。この時期の少年であれば正常ではあるが、目の前にオカズにしていた少女たちがいるのだ。とてつもない罪悪感が少年の心をよぎり、自然と謝罪の言葉が出た。宮野は、そんな公の肩を叩きながら言った。

 

「別に謝るこたないって。こんな綺麗な女たちを見たら、誰だってマスかきたくなるってもんさ。当たり前だぜ。な、そうだろ姉ちゃんたち?」

 

「『・・・・・・・・・。』」

 

和葉と蘭に答えられるはずもない。二次性徴の時期なのだから女性に興味を持つのは当然だ。グラビアに載っている女性の水着姿やヌードを見て欲情するのも当たり前だろう。しかし、自分に好意を寄せてくれている少年が、自分に対して性的な欲望を持っていたことを知ると、さすがに言葉がなかった。宮野がそんな三人を面白そうに見ている。

 

「まあ、そんな情けねえ顔すんなよ、さんにんともさ。これからいい目を見せてやる

って。」

 

宮野は公のズボンを見ながら言った。

 

「公、おまえ苦しいだろ。ズボン脱げ。」

 

「え・・・・・」

 

「だから、姉ちゃんたちの裸を見てチンコ立ててたんだろ? ズボンがそんなに膨らんで苦しそうじゃねえか。」

 

小倉と湊伸が爆笑すると、公はさらに恥ずかしそうに顔を背けた。生理的な現象は、意志でどうにかなるものではない。恥ずかしかったが、性器の充血を急速に解く方法などないのだ。

 

「脱げよ、おら」

 

「・・・・・・・。」

 

逆らっても、また暴力を振るわれるだけだ。ズボンを脱がされ、パンツまで下ろされるのは、学校のトイレで何回もされている。とはいえ、勃起状態でそうされるのは初めてだ。しかも今回は憧れの蘭と和葉が目の前にいるのだ。躊躇があって当然だ。

 

しかし宮野の冷たい視線を受けると、仕方なさそうにズボンを下ろしていく。宮野が指摘した通り勃起した性器が、ズボンに引っかかって脱ぎにくかった。和葉と蘭に見られているかも知れないと思うと公は恥ずかしさが倍増され、目を閉じたままだ。恥辱と、蘭たちに対する申し訳なさ、そしていたたまれなさが少年の心を蝕んでいく。

 

だが和葉と蘭は、そんな公を見ないようにしていた。何をされるかわからないが、自分にパンツまで脱ぐところを見られては可哀想だと思っているのだ。宮野が言った。

 

「はは、社会の窓からチンポが出てきそうなくらいだな。恥ずかしいくらいにおっ立てやがって!」

 

「・・・・・・・。」

 

「よし、じゃパンツも脱げ!」

 

「それは・・・・・」

 

「やめて!」

 

「公くんを許してあげて!」

 

「うるさいよ、ふたりとも!」

 

宮野は和葉と蘭の抗議をともに止めた。

 

「脱げ。」

 

逆らうことの無意味さは身にしみてわかっている。

公は黙ってブリーフも下ろした。

それを見て宮野がまた笑いものにする。

 

「おいおい汚ねえな、パンツがベタベタじゃねえか!」

 

「・・・・・・・。」

 

「先走りが出まくってたんだな。おうおう、チンポも半分皮が剥けそうだし、そこ

からぽたぽた垂れてやがる。」

 

「・・・・・・・・。」

 

「くっくっくっ、結局おめえも男だよな。姉ちゃんたちの裸見てるうちに立ってきたんだろ?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「姉ちゃんたちとやりたいとか、犯したいって思ってたんだろうが、このスケベ野郎が!」

 

公は黙っていた。何を言っても反論されるからだ。それに、もしかしたらそうなのかも知れないとも思っていた。具体的に、和葉と蘭をどうにかしたいと思ったことはなかった。ただ蘭と和葉のことを考えると、自然に勃起してしまうのだ。意外なようだが、彼女たちとのセックスやその裸体への愛撫を想像して自慰したことはなかった。

想像したのは蘭と和葉の身体自体だった。無論、この美少女たちの胸や脚、そして尻を思い、性器をいじったのは事実だ。だが性行為そのものを夢想して抜いたことはなかった。優しそうで清楚な美貌を思い浮かべ、今日、目の当たりにした素晴らしいスタイルの肉体──美しい乳房や豊満な臀部、すらりと伸びた脚を思うと、少年の性器は勇まし

いほどに充血し、射精を欲したのだった。

 

「公、姉ちゃんたちとやりてえだろ?」

 

「『な・・・・・・・・』」

 

公はもとより、蘭と和葉も目を剥いた。この少年は、自分たちで犯かそうとしているだけでなく、公を使って辱めようとしている。

 

「こ、公くんっ。」

 

「そんなこと・・・・・・・。」

 

「小倉!湊伸!うるせえから姉ちゃんたちの口を塞いどけ!」

 

命令されると、小倉と湊伸はそれまで乳房を揉んでいた手で蘭たちの口を塞いだ。しかし左手は相変わらず蘭と和葉の肌を擦っている。

 

「むっ、むぐっ・・・・・・」

 

「な、公、正直になれよ。やりてえだろ、憧れの姉ちゃんたちと。」

 

「・・・・・・・・。」

 

「それにおまえ、まだ童貞だろうが。大好きな姉ちゃんたちの初めての男になれるんだぜ。」

 

「この幸せもの!」

 

「宮野さんに感謝しろよ!」

 

小倉や湊伸も、そう言ってはやし立てた。公は何も口答えしなかった。無駄だということもわかっていたし、やはり男としての興味も欲望もあったのだ。

 

「遠慮することはねえよ。見ろ、姉ちゃんたちはこんなに大股おっ拡げておまえを待ってるんだぜ!」

 

「んんっ・・・・・んむっ!」

 

蘭たちは「いけない」と言いたいのか、何とか首を振ろうとしている。だが、小倉たちの手が口だけでなく、ややもすると鼻腔まで塞いでくるので、息が苦しくて集中できなかった。公は、複雑な顔で蘭たちを見つめていた。その耳元に、ささやくように宮野が言った。

 

「早く入れてやれって。蘭姉ちゃんたちも待ってるぜ、」

 

「行けってば!」

 

なおも渋っている公の尻を、後ろから湊伸が蹴飛ばした。よろめいた公は思わずベッドに手を突いた。その真正面に蘭と和葉の身体がある。大きく股間を開かされ、女体の秘密を惜しげもなく晒している。それだけでも息を飲むほどの色っぽさなのに、後ろから健が乳房を揉みしだいている。その何もかもが少年の性欲を痛く刺激するのだった。

 

「やれよ。姉ちゃんたちを妊娠させたって構わないぜ。血が繋がってるわけでもねえ

しな。」

 

「・・・・・・・・・。」

 

その言葉を聞いて、公はふらふらとベッドに横たわった蘭と和葉に近づいていく。

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