※この作品はR-18です。

小説リクエスト   作:雛月 加代

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ラブライブ
プロローグ


「海未ちゃん、・・・・・ごめんね。」

 

「なぜあなたは・・・・・いつもいつも・・・・・!」

 

「だってー!」

 

「言い訳しないでください!」

 

子供のように駄々をこねる穂乃果に、幼馴染である海未が親のように叱る。

 

「う、海未ちゃん・・・・・そんなに怒らなくても・・・・・」

 

「ことりは穂乃果に甘すぎます!」

 

時刻は真夜中、穂乃果たちは懐中電灯の光で山をさまよっていた。登山にやってきた彼女たちは遭難してしまったのだ。

 

「あ!あれ!」

 

凛の言葉にμ’sのメンバー全員は、彼女が指差した方向に目をやった。そこには・・・・・

 

「村だ!」

 

「よかった。」

 

μ’sのメンバーは安堵の声をあげる。そして急いで村のある方向へ歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、お姉ちゃんたち誰・・・?怪しい人・・・?」

 

村の入り口で、一人の少年に出会った。

 

「あ、怪しくなんかないよ!」

 

「すいません。私たちは怪しいものではなくて・・・・・・・」

  

すると少年がとあることに気づく。

 

「あ!もしかしてμ'sの・・・・・」

 

「わ、私たちのこと知ってるの!?」

 

「うん。もしかしてお姉ちゃんたち、この村に泊まるつもりなの?」

 

「え?そうだけど・・・・・・」

 

「ダメですか?」

 

少年は真剣な顔つきなり、穂乃果たちに警告する。

 

「やめたほうがいいよ。・・・・この村は賑わってはいるけど、羆よりもタチの悪い化物が一杯いるんだ・・・・・。」

 

「化け物?」

 

「村中で化け物が出るんですか?」

 

「人だよ・・・・人だけど心は化物・・・・。そんな連中ばかりなんだ・・・・・」

 

「人?」

 

「悪いことは言わない。羆が出るかもしれないけど、山の中で野宿した方がいいよ。」

 

訳が分からず混乱する9人の女神。

 

「みんな、どうする?」

 

穂乃果たちは眉間にシワを寄せて考える。

 

「そういえば、君・・・・・・・あれ?」

 

顔を上げ、再び少年に問いかけようとするが、そこに少年の姿は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは、これは・・・・・どうぞ、大したものおもてなしはできませんが・・・・・」

 

穂乃果たちは、申し訳なさそうに民家の扉をノックした。すると若い二十代ぐらいの青年が扉を開けた。人が良さそうな青年は、穂乃果たちを暖かく家の中に入れたのだった。そして数分後、居間に通された穂乃果たちの前に豪華な料理が並べられた。

 

「うわー、美味しそう!」

 

「何もありませんが、どうぞお召し上がりください。」

 

家長らしき男性が丁寧に頭を下げた。

 

「こ、これは!!」

 

「お〜いしぃ〜〜〜い!!」

 

楽しい夕食の時間が始まった。

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