クラスから追放されたけどこちらは元気に温泉ハーレムやってます 作:姫ノ木あく
※R-18描写多めです。苦手な方はブラウザバック推奨
※ノクターンノベルズに同時投稿しています
「危なかった……」
「シャリアスさんにお風呂は普通は男女別ってことをちゃんと教えませんと」
カナにまでツッコまれる。
「まあ、一応ここの温泉は混浴だから、そこまで間違ってはいないんだけどな」
「いいんですか? それで」
こんな会話をしながらテキパキと調理をするカナを眺める。
よくこんなサイズなのに人間サイズの料理をこのスピードで作れるものだ。
「なんですか? じっと見て」
「いや、カナは料理上手だな。いい奥さんになるんだろうなって思って」
「それならもう雪夜さんの奥さんの1人のつもりですけど?」
「確かに。かわいい奥さんだ」
「ふふふ、もう」
本当に嬉しそうにクスクスと笑いながら調理を進めるカナ。
やっぱりかわいい。
「だいたいこれでOKですね。後は女性陣がお風呂からあがってくるのを待つだけです。…………?」
「どうした? なにかヘンな匂いでもしてるのか?」
「ええ、ちょっと……。あ、わかりました」
カナはパタパタと俺のそばまで飛んでくると、そこでまたクンクンと匂いを嗅いだ。
「雪夜さん、すっごく勃起してますね? いつもならみんなで温泉セックスを楽しんでる頃ですもんね」
「なるべく抑えてたはずなんだけど、バレちゃったか」
「いつ彼女たちが戻ってくるかわかりませんけど、しちゃいます?」
「ここで?」
「一応、火のそばからは離れたくありませんし」
そう言いながらカナは、すっかりする気のようで、薄いレースのパンティを脱いでいく。
「いつもは温泉セックスしてる間に料理任せちゃってるもんな。ごめんな?」
「いえいえ、好きでやってることなんで。料理下手な子なんてゴレムに任せちゃってる子も結構いるんですよ?」
「あれ、そんなこともできるの!?」
そう言いながら、俺もズボンからガチガチに勃起したオチンチンを取り出し、我慢できなかったようにすぐにカナの身体を捕まえて、その膣口に亀頭を押しあてた。
「みんなが帰ってくる前に射精しちゃいたいしな」
「料理にかけちゃダメですよ?」
「大丈夫、全部カナの膣内に射精するから」
「逆流してきちゃうんですよねぇ、それが」
「まあまあ」
そんな会話をしながら、カナの身体を掴んで前後にしごく。
こんな体格差でセックスして本当に大丈夫なのかと思うが、妖精の身体はしっかりと俺の勃起オチンチンを受けとめてくれていた。
「カナッ、カナッ」
「雪夜さんっ!」
「ん、うぅぅぅぅ!」
いつもよりも早かったが、それでもたっぷりとカナの膣内に精液を注いでいく。
「あっ、あああああっ、アッ……。残りはお口で飲ませてください」
「ん、いいよ、ほら」
ずるりと膣口から抜いたオチンチンをカナの顔の先に持っていくと。カナは飛びつくようにして俺の精液がこぼれている亀頭にしがみついた。
「んっんっ……美味しいです……雪夜さんの全部が好きです……」
「俺も好きだよ、カナ」
だがそこに1人の足音が聞こえてきた。
慌てて隠そうとしたがもう遅かった。
「驚いたな。妖精ともセックスをしているのか」
「フォーフォリア……」
「すまない。比較的早風呂なものでな、1人で先に帰ってきてしまった」
「えっと……これは……」
「大丈夫。こんなこと誰にも言わないさ。バザンギアでも『英雄色を好む』という言葉がある。強い男はセックスが好きで当然だ」
フォーフォリアは平然とダイニングテーブルの椅子に腰をかける。
「チームのみんなともしているのだろう? 少なくとも私には隠さなくて大丈夫だよ。バザンギアは性に開放的だからね」
「そ、そうだったんだ」
「私がセックスするかどうかはまた別の話だからな? 私はバザンギアではとっくに捨てていてもいい年頃なんだがまだ処女でね。破瓜の相手はもう少し慎重に選びたいと思っているんだ」
「な、なるほど……」
「雪夜さん、綺麗に舐めとれました」
「ありがとう、カナ。愛してるよ」
精液を舐め取ったばかりのカナの唇に俺は平然と口づけた。
「もう、嬉しいですけど、食事の前にいったん口をゆすいできてくださいよ」
「わかったよ」
「仲睦まじそうでなによりだ。ところで、私が君のハーレムに入る余地はあるのかな?」
「さっき別の話って言っていたんじゃ……」
「慎重に選びたいと言ったんだ。君が選択候補でもおかしくはないだろう? それくらい今日の仕合は気持ちよかった。なんのストレスもなく戦えたよ」
「それはよかった」
「あー、いい風呂だった」
そこにテラリアたちが帰ってきた。
「ちょっぴり物足りものがありましたけどね」
とファータが笑ってみせる。
「雪夜様、この温泉は混浴だと聞きました。やはり雪夜様も一緒に入ってほしいです」
「ちょ、シャリアス!?」
「いいんじゃないか? 私も混浴くらいなら付き合わないでもないぞ」
「フォーフォリアさん!?」
驚くファータ。
「プライムがどう答えるかはわからないが、あまり使用禁止時間とかやられるのも気分がいいものじゃないしな」
「じゃあ、次の仕合が決まったら、プライムさんにも意見を聞いてみましょうか」
なんだかすごいことになってきてしまった。
俺はクラスを追い出されたから入れてくれるチームを探していただけで、まさかこんな温泉ハーレムができあがってくるとは思っていなかったぞ……?
しかもまあなんだ。
俺はみんなの方をぐるりと見回す。
ファータ、テラリア、シャリアス、カナ、フォーフォリア。
それに翠に心晴まで。
フォーフォリアやプライムが入ってくれるかどうかまではわからないが、みんな俺好みのかわいい子ばかりで、みんなが俺のことを好きと言ってくれる。
でもここは闘技場で俺たちは闘技者だ。
この子たちが1人でも命を落とさないように、なるべく怪我もしないように今後も戦っていくのが俺の使命か。
◇ ◇ ◇
ついに、まい先生が率いるチーム〈にはん〉の仕合が組まれた。
翠の〈サウザンド・ロッド〉乱射攻撃に、鉈尾山の〈セイヴィング・グローブ〉で翠をガードする作戦のようだが、今まで通り上手く行くだろうか。
まあ、にはんには爆発させる能力を持つ難波の〈ファイア・バング〉、クラス一の力持ちがさらにゴリラ化する能力を得た〈ゴリラ・ハリケーン・ゴリラ〉を持つ高松雄一郎がいる。
油断さえしなければ、まい先生のところにたどり着ける者はなかなかいないだろう。
だが、相手の代表者の能力が少々厄介だ。
「翠、相手の代表者が持つアーケンが、地中を潜って移動するものだ。それにさえ気をつければ負けることはないだろう」
「地中ですね! わかりました!」
伝え方が悪かったのだろうか。
翠は〈サウザンド・ロッド〉を一斉に地面に向けて〈フラッシュ・ボルト〉の雨あられを降らせた。
地中を潜って移動している敵代表者には届いていない。
身体の大きい高松はゴリラ化でさらに大きくなって咄嗟に近くにいた多田美春を庇って護った。
鉈尾山は〈セイヴィング・グローブ〉を展開してまい先生を護っている。
難波は走りまわって避けたり〈ファイア・バング〉で撃ち落としたりしてるようだが限界があるようだ。
敵の代表者以外にはそれなりダメージは入ってるようだが、体勢は立てなおされそうだ。
マズい!
まい先生を護る鉈尾山の足元に、敵代表者の影が現れた。
「うわっ!」
鉈尾山は敵代表者にコケさせられ、その刃が尻餅をついたまい先生を襲った!
だが――
「〈ギガンテス〉!」
その刃がまい先生に届く前に、まい先生自身が5倍の大きさに巨大化した!
コロッセオの観衆の前で開帳してしまった5倍の全裸まい先生である!
大きなおっぱいも、開かれたおまんこも、その美しい肢体がまざまざと晒されてしまっている。
しかもまい先生の手には敵代表者が掴まれていた!
「いやあああっ!」
バチーン!
敵代表者は5倍の高さから舞台に叩きつけられた。
「こ……降参します」
敵代表者は最後の力を振り絞って降参を宣言した。
コロッセオはチーム〈にはん〉の勝利を讃え怒号を上げた!
まい先生はすぐに多田美春の〈ゴッドスピード・テイラー〉で服に着替えたものの泣き崩れたままだった。
そして、この日のコロッセオ新聞には、どれもまい先生の全裸が描きだされていたらしい。
新聞の見出しには『美の女神現る』『最強・美しき闘技者』などなど。
「この世界、もういやああああああああああああああああ!」
まい先生の泣き声は新聞や雑誌が目に入る度にどこでも耳に入ったのだとか。
◇ ◇ ◇
チーム〈ライオン〉2戦目。
1戦目はズタボロにやられてしまったが、今回はメンバーを入れ替えることになった。
やはり作戦というものは大切ということなのだろう。
1戦目のズタボロはなんだったのかと思うほど、チーム〈ライオン〉はボールとスピードの戦いで簡単に勝利を決めた。
◇ ◇ ◇
チーム〈ちきゅう〉2戦目。
こちらもチームの連携役を担っていた小岩井新が信頼を失ったため、逆にパワー型の高松雄一郎が入ることになった。
このチームの女子は3人とも攻撃力を持っていないが、代表者の交代ができないため、小笠原美雪を〈ライトニング・バット〉の加治田一誠に、海野光をまだ仕合経験のない最後の一人、坂上浩二郎が入ることになった。
半分が戦力外という厳しいチーム構成ではあったが、意外にも坂上浩二郎の聴力を上げるアーケン〈ディスタント・ヒアリング〉と姿を消すアーケンを持つ相手の主力の相性がよかった。
坂上の指示に従って高松の〈ゴリラ・ハリケーン・ゴリラ〉と難波一番星の爆発能力〈ファイア・バング〉が大暴れしたのだ。
代表者である仁科芽衣子の近辺まで接敵を許してしまったが、汚名返上とばかりに加治田が〈ライトニング・バット〉を振るいこの脅威を脱した。
一番危ないと思われていたチームが、見事ここで一勝を得たのである。