※この作品はR-18です。

鬼人姉妹師匠が目の前で強姦された。   作:cuddle

1 / 2
前編

「おはようございます、凪先生。颯師匠。朝餉の準備が出来ました」

 

いつも通り襖越しに声をかけると、中から返事が聞こえ、支度を終えた二人が出てくる。

 

「おはよう、光。毎朝悪いわね」

 

「……」

 

一人は柔和な笑顔の髪の長い女性。

寝間着の上からでも判る凹凸がはっきりとした女性らしい身体付き。

もう一人は妹であり、短く整えられた髪の女性。

やや小柄だが、鍛えられた美しい肢体を持つ女性。

美しい姉妹だが、その深い赤い髪に額には二本の小さな角が生えている。

彼女達は人間ではなく、鬼と呼ばれる人外の存在だった。

光は食うや食わずの貧しい村で育ち、口減らしの為に山の奥に捨てられた子供。

運良くこの鬼の姉妹に拾われてこの二年間過ごしていた。

姉の凪からは字の読み書きや算術。

妹の颯からは身を守る為の武芸を習っている。

朝餉を摂りながら凪が話しかけてくる。

 

「もうすぐ、光は十になるのね」

 

「はい。この四年、健やかに過ごさせていただきました」

 

もうすぐ十と言っても、光は自分の年齢や誕生日を正確に把握している訳ではない。

姉妹に拾われた時は見た目大体八つくらいで、その日が光にとっての誕生日となっただけ。

普段はあまり口を開かない颯が会話に交ざる。

 

「お前の誕生日に私と姉上から贈る物がある。楽しみにしていろ」

 

「そんな……ここまで育てて頂いたのに……」

 

飢えに苦しむ事なく知識や武芸を学び、育ててくれた。

それだけでも感謝が尽きないのに、贈り物までされて良いのかと思ってしまう。

 

「気にしないで。この四年間、わたくし達は光と過ごせて楽しかったのよ。それに、大事な話もあるしね」

 

「はい……」

 

凪にそう諭されてしまえば断る事は出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数日後、光の誕生日の当日。

 

「これが、私達からの贈り物よ。十の誕生日、おめでとう」

 

贈られたのは、一振りの刀と指輪だった。

 

「これは……」

 

凪が指輪を光の左薬指に填める。

 

「この指輪を用いれば、人間であるあなたにも妖術を使うことが出来るようになるわ。明日からそっちの修行も始めます。ふふ……颯が得意の武芸を教えているのが少し羨ましかったの。ようやく妖術(こっち)も教えられるわ」

 

にこにこと嬉しそうに笑う。

続いて颯が鞘に納められた刀を抜く。

 

「この刀は人間が鍛えた刀より頑丈で斬れ味が鋭い。何より、多少の刃毀れ程度なら時間が経てば直る。大事に扱え」

 

刀を鞘に納めて光の前に置いた。

木刀で剣の稽古をつけてもらった事はあるが、真剣を渡された事に戸惑う。

それに妖術が使えるようになる指輪。

贈り終えると二人は表情を引き締める。

 

「光。今のあなたならここを離れても生きていくことは可能でしょう。それだけの知と武を教えてきたつもりよ」

 

字の読み書きや計算。

荒事に巻き込まれた時に身を守る為の武術。

この二年で蘭は生きていく術を身に付けていた。

 

「十三になったら、お前を旅に出す。そして二度とここに戻って来ることは許さん」

 

簡潔に告げる颯に光は息が止まるかと思った。

 

「それ、は……どういう……」

 

急に喉が渇いて上手く言葉が出ない。

ただ哀しそうに光を見る凪。

 

「最初から決めていたことだ。お前を拾ったあの日に、独り立ち出来る年齢まで育て、手放すと。ここを離れたら、私達のことは忘れろ」

 

「嫌ですっ!」

 

光が勢い良く立ち上がる。

今にも泣きそうな顔だった。

 

「ボクは、お二人に生かされました。恩返しがしたいんです。どうかお側に置いてください。なんでも、します……」

 

親や村に捨てられた時と同様に、この二人にまで捨てられるのかと恐怖で震える。

 

「聞け。鬼人(我々)と人間(光)では生きる時間が違う。お前が年老いても私達は今のまま変わることがない。人間は人間の中で生きていくべきなのだ」

 

鬼人の寿命は永い。

この姉妹も既に五百を越える齢と聞く

 

「それにわたくし達と共に居れば光も――――」

 

「姉上」

 

それは言わなくていいでしょうと制止する。

 

「とにかく、お前はあと三年で外へ出す。反論は許さん」

 

「つっ!」

 

逃げるように自分の部屋に閉じ籠もった。

十になったお祝いをくれる。そう言われて高鳴っていた鼓動は別の理由で早くなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸一日部屋に籠って出てきた光に二人はいつも通り接してきた。

まるで光の抵抗など些細な事と言わんばかりの態度に不満が募る。

それから凪にはこれまでの勉学に加えて妖術の事も習い出した

集中力を高める訓練や術式に関する知識。

指輪のおかげで簡単な術くらいは使えるようになるまでそう時間はかからなかった。

颯との訓練もより実戦的に、妖術も駆使するようになった。

そして光の誕生日から半年が過ぎた頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜中に三人で眠っていると、凪が異変に気付いた

 

「結界が、破られた……!」

 

三人が住んでいる山には凪が妖術による結界が張られており、山に入ってもこの家には辿り着けない仕掛けになっている。

その結界が破られたのは、決して偶然ではない筈。

凪が妖術で結界が破られた場所を遠視する。

 

「あれは……」

 

大勢の人間の兵士が馬に乗ってこっちに向かって来ていた。

姉の異変に気付いた颯も目を覚ます。

 

「姉上、どうなさいましたか?」

 

「……結界が破られたわ。悪意を持った人間がここに近付いている」

 

最低限だけの説明で颯も理解したのか、すぐに起き上がって身支度を整える。

 

「せんせー?ししょー?」

 

その途中で光も目を覚まして寝ぼけ眼で二人を呼ぶ。

 

「光はこの家から出ないで!」

 

珍しい凪の強い声に光は一気に目を覚ました。

 

「あの、ボクもっ!」

 

二人の役に立とうと光が立ち上がるが、颯がそれを制する。

 

「お前はここに居ろと言っている!」

 

強い口調でこの家に留まらせようとする二人に光は不安そうな顔をした。

ここまで頑なな二人が珍しいからだ。

光を安心させる為に颯が微笑む。

 

「安心しろ。人間達を追い払ったらすぐに戻る」

 

「行きましょう、颯」

 

「はい。姉上」

 

得物を手にした二人が駆けて行く。

それを見た光はついて行っても追い縋る事すら出来ない事に握り拳を作った。

 

しばらく、言われた通りに家の中で待っていた光。

だが一向に姉妹が帰って来る様子はない。

二人の師に何か遭ったのではないか?

自分にも出来る事があるのではないか?

そんな思いから焦りが生まれる。

 

「……決めた」

 

師の言いつけを破る事になるが、加勢に行こうと立ち上がる。

贈られた刀と指輪を手に家の外へと足を踏み出した。

戸から出て、深呼吸してから走る。

家から離れ、少しだけ整えられた山道を走ると、遠くから争いの音が聞こえた。

 

「大丈夫、ボクだって役に……!」

 

二人の為に命を懸ける覚悟くらい出来ている。

光は自分にも何か出来る事がある筈だと信じて急ぐ。

すると。

 

『――――これは僥倖やわぁ』

 

「誰っ!」

 

知らない声が頭に直接響く。

刀の柄を握る。

立ち止まり、周囲を警戒すると、突然背後から首を掴まれる。

 

「なっ!?」

 

顎に触れられ、目線を後ろの人物に無理やり合わせさせられた。

金の髪と瞳。

その頭には狐のような耳が生えていた。

凪にも劣らない女性の魅力が詰められた肢体にはだけた着物を着た遊女を思わせる女性。

 

「山中に張られた認識阻害の結界を破るんはそう難しくなかったんやけどなぁ。あの家に張られた人弾きの結界を破るんはうちでも厄介やった。そっちから出てきてくれてありがとうなぁ」

 

のんびりとした口調でクスクスと笑う女に光は刀を強引に抜いて狐耳の女に振るう。

おっと、という声と共に後ろに跳んで避けた。

 

「危ないなぁ。別に君を傷付ける気ぃはないんよぉ?」

 

刀を構えて指輪に意識を集中する。

人間であり、妖力の無い光には妖術は使えない。

そこでこの指輪で生命力を妖力に変換し、擬似的な妖術の使用を可能にしていた。

と言っても、光に出来るのは、妖力を身体能力の強化だけ。

 

「ハッ!!」

 

一気に女の懐まで飛び込んで刀を振るう。

しかし、捉えた筈の光の刀は空を斬った。

 

「あぐっ!?」

 

驚く間もなく地面に倒され、取り押さえられる。

 

「堪忍なぁ……大人しくしてくれれば無傷で逃がしてあげるわぁ。主殿の収集癖に、ちょいと付き合ってなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァッ!」

 

長柄の両端に刃の付いた薙刀を振るう颯が次々と兵士達や彼らの足である馬の首を落としていく。

 

「枝よ」

 

凪が生み出したしなる枝が馬の脚に絡まり、落馬した人間に鋭い枝が喉や心臓などの急所を突き刺す。

可哀想だが、ここで甘い顔をして生かせば、次は必ずもっと多くの兵を引き連れて襲ってくる事を二人は知っている。

百二十人程居た人間達は既に半数近くまで減っていた。

息一つ乱さずに次の敵を屠るその姿に兵士達が恐れ慄いている。

それを後方で見ていた派手な装飾の男が楽しそうに姉妹を見ていると、兵士の一人が恐れから悲鳴のような進言をする。

 

「厄斗の旦那ぁ!!これ以上は無駄死にですぜ!!」

 

今にも泣きそうな部下の声に厄斗と呼ばれた男はくつくつと笑って返す。

 

「もう少しだけ持ち堪えい。さすれば儂のかわいい狐が餌を咥えてやってこよう」

 

「ですがっ!?」

 

そう言っている間にも連れてきた兵の数が減って行く。

射った矢は全て防がれ、近付いても気が付けば首が刎ねられている。

とうとう三十前後にまで兵の数が減ったところで返り血を浴びた颯が厄斗の首まであと少しのところに着地した。

 

「どうやって姉上の結界を破ったかは知らぬが、生きて帰れるとは思わぬことだ」

 

「おー。恐い恐い。流石は噂に聞くあやかしの里出身じゃて」

 

厄斗の言葉に凪が眉を動かす。

今はもう存在しないあやかし達の里。

昔、人間同士の戦が飛び火しそうになり、凡そ二百程の数で暮らしていたあやかし達はそれぞれ散り散りになった。

人間より永く生き、生物として個体が強いあやかし達は生殖本能が薄く、共生意識も低い。

だから、一度縁が出来ればそのまま何百年でも同じ地で過ごすが、別れる時も特に惜しむ事もない。

生きて居ればいつかは顔を合わせる事もあるだろうという感覚なのだ。

 

「一応訊きますが、この山を訪れた理由はなんですか?それだけの武器を携えた兵に私の結界を強引に破ったことも含めて迷い人という訳ではないでしょう?」

 

凪の質問に厄斗はくつくつと笑った。

 

「なぁに。儂は新しい商品を入荷しようと思ってな」

 

好色さを隠そうともせずに厄斗が二人を舐め回すように見る。

 

「あやかしの女は良いぞ。簡単には壊れぬし、人間と違い、永く美しい姿を保つ。なにより、気位が高い女ほど、屈伏させて男に媚びへつらう牝に堕とした姿を見るのは何物にも代え難い」

 

その視線に怖気が走った。

颯が薙刀を構え直す。

 

「下衆が。それ以上喋らなくていい」

 

厄斗のところまで一気に跳ぶ颯。

その首を一刀の下に斬り捨てようとする。

 

『それは駄目やなぁ』

 

厄斗の影が人の形となる。

影が消えるとそこには着物を着崩した狐耳の女とその手には意識を失って拘束されている光が居た。

 

「光っ!?」

 

凪が悲鳴のような声を上げる。

その反応に狐耳の女が笑う。

 

「責めんといてあげてなぁ?この子はあんた達のことが心配で安全だった家の結界から飛び出してきたんよ……かわいい子やね」

 

扇子で口元を隠して話す狐の女に、厄斗が鼻を鳴らす。

 

「遅かったではないか、鈴火。危うく全滅するところだったぞ」

 

「堪忍なぁ、主殿。あの家の結界が思うたより厄介で、この子が出て来てくれんかったら待ちぼうけになるところやったわぁ」

 

おどけた調子で答える鈴火に厄斗がまぁ良いと返す。

意識を失った光を影の拘束で支えさせたまま、鈴火は颯に近付く。

颯は三歩下がってから鈴火か薙刀の刃を向ける。

 

「古典的な手ですまへんなぁ。あの子を傷つけられたくなかったら言う奴や。あんたら、ちょう強すぎるんよ」

 

「……光を放せ」

 

颯が薙刀の刃を鈴火の喉に突き付ける。しかし、当の本人は怯える様子も見せずに開いていた扇子を閉じた。

その口はさっきよりもつり上がっている。

 

「ふふ。こっちの言うことを聞いてくれるんなら、この鈴火の名に賭けて無傷で逃がすよぉ。それとも人間の為に武器を下ろすんは矜持が許さんか?」

 

挑発するような鈴火の声。

彼女は突きつけられている刃を避けて、凪に耳打ちする。

それを聞いた颯は眼を見開いた後に鈴火を睨む。

 

「貴様っ!!」

 

「理解したら、あんまりオイタせぇへんことやね」

 

視線が凪へと向く。

聴覚が優れる凪も颯に耳打ちされた内容が聞こえていた。

腕を組んでいた凪が確認するように問う。

 

「……本当に、光を無傷で逃してくれるのですね?」

 

「この鈴火の名に賭けて、や。約束するで?」

 

あやかし同士の約束事は基本的に反故出来ない。

それは契約であり一種の呪いでもある。もしも破れば、そのあやかしは妖力を大幅に削る事となる。

 

「分かりました。颯」

 

「……」

 

悔しそうに薙刀から手を放す。

薙刀が地面に落ちると、鈴火が颯の下腹部を巫女装束越しに手を触れた。

 

「封」

 

そう呟くと、鈴火の手から一瞬の光を放つ。

その光が消えると、颯は脱力感からその場に膝をついた。

 

「くっ」

 

「妖力を封印する呪いや。これであんたはうちの許可無く妖力は使えへん。ほら、お姉さんも」

 

手招きする鈴火に凪は近付くと、同じように呪いをかけられる。

 

「あんたらみたいな聞き分けのえぇ子は好きやで。ま、頑張って主殿を楽しませてなぁ」

 

「……っ!」

 

睨む姉妹を涼しい顔で流す。

 

「主殿〜」

 

鈴火に呼ばれて厄斗が馬から降りる。

 

「やっとか。待ち侘びたわ」

 

姉妹に近付くと先ずは姉の凪の顎に触れる。

凪が確認の為に問う。

 

「本当に、光を傷付けないのですね?」

 

鈴火は手を出さずとも、厄斗達が光を傷付けないとも限らない。

 

「ふん。あんな小僧に興味などないわ。だが、貴様らが抵抗しよう物なら、兵達に嬲り殺しにされると思え」

 

「分かり、まし――――きゃっ!?」

 

白衣を開けさせ、大きく実った凪の胸が露わになる。

颯が立ち上がり、止めようとするが、それを兵士達に取り押さえられる。

 

「姐さんの言うとおりだ!妖術とやらが使えなかったらどうにもならない奴じゃない」

 

一部を除いてあやかしの超常的な強さは妖力と妖術に依るところが大きい。

だから妖力封じられるとその力は人間より多少優れている程度。

 

「放せ!」

 

「良いのか?抵抗すればあっちのガキがどうなってもよ?」

 

「くっ」

 

光を指差され、奥歯を噛む。

 

「ハッ。それにしても散々仲間を殺ってくれたなぁ。お前もタダで済むと――――痛っ!?」

 

颯の白衣に手をかけようとする男の手を鈴火が扇子で叩く。

 

「あかんよぉ。主殿が味見する前に手ぇ出したら」

 

「でも姐さん……」

 

「我慢しぃや。それとも、主殿を怒らせて殺されたいんか?」

 

うっ、と男が身を引く。

しかし、溜まった鬱憤は少しでも和らげるべきだろう。

 

「ま、こんだけ兵士が殺されてもうたからなぁ。その分、あんたらの報酬も上乗せされるよう、うちから話してあげるわ。だから今は我慢我慢」

 

報酬の上乗せ。

それに僅かばかり男達の溜飲が下がる。

鈴火が颯に話しかける。

 

「なんで主殿がお姉さんから手ぇ出すんかわかるか?あんたみたいな気ぃ強い女は自分の大事なモン傷付けられるのを見せられるのが一番堪えるやろ?ま、軽い嫌がらせやねぇ」

 

睨む颯をクスクスと嘲笑う鈴火。

そんな話をしている間に凪は膝をつかされ、厄斗の肉棒を咥えさせられていた

 

「〜〜〜〜っ!?」

 

「はっ!初々しいな。だが、仕込み甲斐がある」

 

そう言って、左手で凪の後頭部押して、喉まで肉棒を押し込ませつつ、右手で乳房を揉んだり、乳首を引っ張ったりして遊ぶ。

苦しさから拒絶するように首を動かすが、その行為自体が口の中の肉棒をより激しく舌を当てる結果となり、厄斗に刺激を与える。

 

「うっ……!?」

 

肉棒から白濁液が吐き出されて頭を押さえられて逃げる事も出来ずに無理やり飲み込む。

口から肉棒を引き抜かれると精液を嘔吐し、酸素を求めて呼吸をする。

 

「げほっ!?アガ、ハァ……!?」

 

「これから主人となる男の子種を吐き出すとは、これは躾甲斐があるな」

 

「なにを……あっ!?」

 

「姉上!」

 

押し倒された凪はそのまま赤い袴を捲られる。

そこには綺麗な女陰の割れ目が見える。

大切な秘部を晒されている事に頬を染める凪。

 

「くく……まるで生娘のような色だな。これは喰いでがありそうだ。もっと股を開け」

 

上から覆い被さり、女の割れ目と陰核を指で擦った後に挿入の為に肉棒を合わせる。

 

「鬼人を犯すのは始めてだからなぁ。どんな味がするのか楽しみだっ!」

 

まだ殆ど濡れてもない陰部に体重をかけて肉棒を押し込んでくる。

その感触に厄斗は違和感を覚えた。

 

「ん……いた、い……っ!?」

 

肉棒を押し込んだ時の阻み、それを破った感触。

腰を引いた時に付着した赤い液体。

それに気付いて厄斗は高笑いを上げた。

 

「ハハッ!?まさか本当に生娘だったとはな!あやかしの処女など初めてだなぁ!お前いくつだ!」

 

厄斗の指摘に凪は犯された事への辱めとは別の意味で紅くなる。

いくらあやかしの生殖本能が薄いとはいえ、何百年も生きて異性と交わった事の無い者は珍しい。

 

「そうかそうか!俺に犯される為にわざわざ処女を守っていたのか!愛い奴だ!」

 

勝手な事を言う男。

凪をより支配するように、腰を振りながら片方の乳房を握り、反対の乳首を強く噛んでは吸う。

 

「痛い、やめ、て……っ」

 

そんな訴えなど聞き入れる筈もなく、むしろ、乳房に歯型が付き、血が出るくらい強く噛んだ。

息を荒くし、初めてである事など考慮せずに腰を打ち付けられる。

 

「良いぞ!膣内(なか)も俺好みの味だ!今まで味わった女達の中でもここまで相性の良い女はそうおらなんだ!」

 

昂奮して到達した子宮口を何度も激しく叩き、押し付けた。

この鬼女をどう躾けるか、今から愉悦で口角がつり上がる。

 

「射精するぞ!全て受け入れろ!!」

 

口淫の時とは比べ物にならない量の精液が凪の膣内に注がれる。

 

「あ、や……うぐ――――っ!?」

 

膣内から溢れる程の精液が注がれる。

全てを吐き出し終えた後、肉棒を引き抜くと凪の抵抗を嘲笑う。

 

「ふん。最後の抵抗に声を押し殺したか。これから従順に躾けるのが愉しみだ。さぁ、妹の方をこっちへ連れて来い!」

 

「へい!ほら来いよ!」

 

数人の男達に引きずるように厄斗の下へ連れて行かれる。

目の前で犯さた姉を間近で見て、悔しさから血が出るくらい唇を噛む。

 

「殺してやる……!」

 

颯の殺意を厄斗は鼻で嗤って流す。

 

「ハッ。儂の物になる前は皆そうやって吠えおるのよ。しかし、貴様はいつまで保つかな?」

 

言うと、凪を敷くように顔を合わせる形で押さえる。

 

「そんなに姉が恋しければ、お前が儂に抱かれる顔をしっかりと見てもらえ」

 

「下衆、がぁ……!」

 

赤い袴を捲り上げ、姉よりも狭そうな割れ目を見る。

 

「ここまで小柄なあやかしを犯すのは久し振りだからなぁ。壊してしまわぬか心配になるわ」

 

兵をより多く殺した颯に愛撫などするつもりはない。

ただ、苦痛と屈辱を与えるのみ。

 

「ふんぬっ!!」

 

小さな膣穴に怒張した肉棒を叩き込む。

今まで感じた事の無い、肉体の内側を貫かれる痛みに颯は声にならないくぐもった悲鳴を上げる。

 

「やはり妹も処女か!これはいい!」

 

膣穴から溢れる血に笑う厄斗。

颯への配慮などまったく無く腰を振る厄斗に目に涙を溜めて耐える。

姉の胸に顔を埋めている颯の袴の結びを緩めて、白衣の中の小さな胸わ弄る。

 

「くく。生意気にもサラシなど巻きおって。巻く程も無かろうに。まぁ、これから大きくする楽しみはあるがな」

 

「うる、さい……さっさとすませろ……」

 

「活きが良いな。なら遠慮はせん!」

 

一気に奥まで肉棒を掘り進める。

子宮どころか、内臓まで圧迫しそうな厄斗の肉棒に颯は呼吸を忘れた。

男女が愛し合う性行とは違う。

肉食動物が獲物を喰いちぎる暴力的な物だった。

 

「は、やて……」

 

「だい、丈夫です……姉上……これくらい、すぐになれて……がっ!?」

 

根元まで貫かれて颯の頬に涙が伝う。

 

「その通りだ。すぐに儂の魔羅を求めて止まぬようにしてやろうぞ」

 

「誰が……!」

 

幼い見た目に反してその反抗的な態度が厄斗を昂らせる。

肉棒の出し入れで肉が擦れる音が夜の山に響く。

そして程なく、厄斗は颯の膣中にも精液を注ぎ込んだ。

 

「ぐ、あぁっ!!」

 

初めての膣内射精に痛みと嫌悪感から歯を食い縛る颯。

全てを吐き出した後に心地の良い徒労感から大きく息を吐いた。

肉棒を抜くと、厄斗が生き残った兵に告げる。

 

「貴様らももう我慢の限界であろう?許す。仲間の仇を存分に討ち晴らせ!但し殺すなよ?」

 

厄斗の号令に兵士達から喝采が上がる。

男達の醜悪な欲に染まった手が二人に伸びた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光が目を覚ました時、恩師である二人は大勢の男達に犯されている最中だった。

 

「は、なせぇええええっ、ぐっ!?」

 

抵抗している颯が叫ぶと、今犯している男が腹に拳を打ち込む。

 

「大人しくしろ!姉ちゃんの方が手一杯だからオメーみたいな餓鬼で我慢してやってんだからなぁ!」

 

見ると、凪の方も多くの男が群がり、身体中を汚されていた。

 

「あ〜たまんねぇ!こんな気持ちのいい乳房は初めてだぁ!」

 

「あぁ!こんなのを味わせずに死んじまった奴らが可哀想だぜ!」

 

「凪先生……颯師匠っ!?このっ!!」

 

助けようと動くが絡まっている影が邪魔で動けない。

そこで、凪の視線が一瞬だけ光を見る。

すると無理やり犯されている口と右手を放して、印を二本の指を向けた。

 

「解……!」

 

すると、妖力を封じられている筈の凪の指から術が放たれ、光を拘束から解放する。

それに鈴火が驚いた様子で眼を丸くする。

 

「一瞬とはいえ、うちの呪いの封を破って術を行使するとはなぁ。万全な状態なら、呪いを弾かれてたかもしれんなぁ」

 

感心している鈴火。

凪は叫ぶ。

 

「光!逃げなさい!」

 

「でも!先生!!」

 

敬愛する二人を置いて逃げるなんて出来ない。

迷っていると、鈴火が光の前に取り上げた刀を落とす。

 

「えぇよ、逃げて。殺されるんは嫌やろ?」

 

刀を拾い上げると同時に耳元で囁く鈴火。

それとも、と姉妹の方を指差して声量を落としつつ問う。

 

「それとも、あの二人と同じ目に遭いたいか?お(・)嬢(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)」

 

その言葉に視界が開かれた気がした。

男達に犯され、抵抗すれば殴られている恩師。

呼吸が浅く、速くなる。

自分の中の決意とか覚悟が、紙のように薄っぺらく、砂のように簡単に崩れるのを感じた。

 

「あ、あ、あぁ……あぁああああぁあああっ!?」

 

光は絶叫してその場から逃げた。

誰もそれを阻む者は居らず、鬼人の姉妹を犯す事に夢中になっている。

扇子を口元に当てている鈴火に厄斗が問う。

 

「何故逃がした?」

 

「目的のモンは手に入ったやん。それでえぇでしょ。それとも、小僧を飼う趣味にでも目覚めましたか?」

 

おどけて返す鈴火に厄斗はまぁ良いと納得する。

 

「恩人を見捨てて逃げた負け犬には、なんにもできやしません。それより――――」

 

鈴火が凪に顔を近付ける。

 

「一瞬とはいえ、うちの呪いを跳ね除けるなんて、自信が無くなりそうやわぁ。汚名返上の為に、うちも容赦無くあんたらを壊しに行くからなぁ。覚悟してなぁ」

 

邪悪な笑みを浮かべて鈴火の扇子が凪の乳房を押した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げた逃げた逃げた。

大切な恩人を見捨てて逃げた。

脇目も振らずに逃げ、疎かになった足下から低い崖から転げ落ちる。

落ちるのが止まると、強い吐き気に見舞われた。

 

「おぇええっ!?」

 

我が身可愛さに恩人を見捨てた自分の醜悪さに光は嘔吐した。

あんな目には遭いたくないと思ってしまった。

二人を見捨てても助かりたいと。

なんて、醜い。

 

「う、う……あ、あぁ……うあぁああああっ!?」

 

刀を抱き締めて光はその場に泣き崩れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恩師を見捨ててから五年の月日が経った。

五年前は少年と見間違う容姿だった光も背が高くなり、伸びた髪を結い、胸や尻が出て女性らしい体つきになった。

傍目から見れば、充分美しい少女へと成長しただろう。

この五年間に人間、あやかし問わずに闘いに身を置き、ひたすらに強さを手にしてきた。

そして。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あらら。五年前に見逃して上げたお嬢ちゃんが、まさかこんなところまで忍び込んでくるとはなぁ。主殿に言って、雇ってあげよか?」

 

狐のあやかしである鈴火は五年前と変わらぬ姿と態度で光をからかう。

だが、そんな事はどうでもいい。

 

「二人を、返せ……!」

 

獰猛な目付きで刀を構える光。

そんな光を鈴火はつまらなそうに見る。

 

「自分から見捨てたくせになにを今更……でも、えぇよ。あの二人に会わせたる。ついておいで」

 

あっさりとこちらの要求を呑む鈴火に光は警戒しつつ後ろについて行く。

光の頭の中にはかつての恩師を取り返す事しか頭にない。

罠なら、全て打ち砕いて進むのみ。

少し歩くと、そこには大きく頑強そうな扉に着いた。

 

「鍵はかけてへんから、入りたかったら扉を開けたらえぇ。後悔せぇへんのなら」

 

からかい、煙に巻くように話す女の言葉は光には届いていない。

この扉の向こうに、大切な二人が居る。それだけが事実ならいい。

 

「先生!師匠!」

 

勢い良く扉を開ける。

するとそこには――――。

 

「あ、あ、おぉおおおっ!?旦那さまぁっ!この卑しい鬼人にもっと魔羅で突いてくださいぃっ!!」

 

「ハァ、ハァ……旦那様ぁ……私にもぉ……旦那様の魔羅をはやくぅ……!」

 

不必要な程にだだっ広い部屋で、椅子の上に座っている厄斗に凪は跨って挿入されながらその大きな乳房を抱きついて顔に押し付けている。

颯は厄斗の足の指を隙間まで舐め、足を浮かせると、裏まで舐めつつ尻を振って早く早くと肉棒を強請る。

それは、光の知る二人とはあまりにもかけ離れた姿だった。

扉を閉めた鈴火が昔のように耳元で囁く。

 

「失望せんといてな?あの子らは三年も耐えたんよ。でも、毎日色んな男の慰み物になって、暴力を振るわれて。それに、うちも色んな妖術で責めてあげてなぁ。心がポッキリ折れてしまったんよ」

 

一度心が折れたら後は簡単だったと、言う。

この五年間、どんな目に遭ってきたのかは想像もしたくなかった。

 

「お、前はぁっ!!」

 

激情のままに厄斗に斬りかかる。

迫る光に、凪が振り向いて妖術を行使する。

 

「蔓よ」

 

床から生えた蔓が光の手脚を絡め取る。

 

「凪先生!?」

 

どうして!と眼で訴えると、凪は跨っていた椅子から降り、颯も上半身を起こして厄斗の勃起した肉棒を二人で舐め始める。

 

「光?あぁ……光ね。綺麗になって」

 

「だが、旦那様に危害を加えるのは私達が許さない」

 

巻き付いている蔓を強引に解こうと足掻く。

しかし、蔓はまったく解けない。

 

「先生!師匠!正気に戻って!!」

 

僅かばかりの希望に縋って訴える光を姉妹は哀しそうに見る。

厄斗が小さく嘲笑う。

 

「お前、この二人が育てていた小僧か!まさか小娘だったとはなぁ。鈴火、貴様隠していたな?」

 

「別にぃ?訊かれなかったから答えなかっただけやよ」

 

他意はないと肩を竦める。

凪と颯が椅子から離れると、かつてそうしてくれたように姉妹は左右で光を抱く。

帰りましょう、と言いたいのに、もう遅かったのだと理解して涙が止まらなくなる。

その涙を凪が舐め取る。

 

「泣かないで、光。昔、あなたが望んだ通り、ここでずっと一緒に暮らしましょう」

 

「そうだ。旦那様の手で、一緒に堕ちよう、光……」

 

優しく語りかける二人。

光の涙は尽きず、手にしていた刀を落とした。

 

 

 

 




登場人物。
光(ひかり)
貧困を理由に家族から捨てられた少女。
鬼の姉妹に拾われて四年生活を共にする。
一人称はボク。

凪(なぎ)
五百年以上生きている鬼の姉妹の姉。
女性らしい魅力的な肢体を持つ赤い長髪と細い垂れ目と泣き黒子が特徴。人間の見た目で言えば二十歳前くらい。
妖術を得意とし、様々な術を行使する。

颯(はやて)
鬼の姉妹の妹。姉との年齢差は三十程。人間の見た目で言えば十三、四くらい。
短めの赤い髪に少しつり上がった紫の瞳。
妖力をほぼ身体強化に回し、様々な武器を扱う。

鈴火(りんか)
美しい女。妖怪の女を捕まえることを趣味としている人間の主と契約している妖艶な狐の女妖怪。人間の見た目で言えば二十代半ば。

厄斗(やくと)
人間、あやかしに関わらず美しい女を捕え、犯し、自分の店の遊女として働かせる男。
鈴火の契約者。

登場人物で好きな女性は?

  • 光
  • 凪
  • 颯
  • 鈴火
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。