※この作品はR-18です。

姉と世界に2人だけ取り残されたので、姉をお嫁さんにした弟が、神様を目指すために神のダンジョンに挑む物語   作:XX(旧山川海のすけ)

102 / 202
第102話 俺の上級職

 次女の誕生から数日。

 

 その間、バタバタしてた。

 まあ当たり前だけど。

 

 新しい家族が増えるわけだし。

 

 来斗にとっては2回目。

 明日香には初めての新規加入だ。

 

 明日香は不思議そうに見ていたよ。

 自分の妹を。

 

 ……ママの大きなお腹で何か察したりはしないのか……って。

 1才半くらいじゃ、無理か。

 

 おもろ。

 

 かわいいけど。

 

 

 

「さて」

 

 いよいよだ。

 

 いよいよ、上級職。

 

 俺はパソコンデスクに向かい、パソコンを起動させて自分のステータスを確認する。

 

 すると

 

『上級職を選択可能です』

 

 ……通知が来ていた。

 

 やっぱりだ。

 やっぱり、第3子の誕生がキーだったんだ。

 

 ……何だか興奮してきて、手が震えた。

 

 案内に従って、クリック。

 すると……

 

『上級職は1度選択したら後で変更できません』

 

『上級職はサブクラスに選択できません』

 

『そのことを踏まえて、慎重に選んで下さい』

 

 ……警告。

 説明書に書いてること、もう1回言ってくるなんて。

 

 それくらい、取り返しのつかない選択だってことだな。

 

 ……俺は気合を入れた。

 集中した。

 

 警告を全て読んだことを示すチェックを入れ。

 俺は先に進む。

 

 そこには……

 

 忍者+盗賊=ハイマスター

 

 忍者+狩人=アサシン

 

 盗賊+狩人=ロビンフッド

 

 ……構成クラスこみで、上級職の名前が。

 

 分かりやすいね……

 

 由宇には、盗賊を含んだ上級職だと助かると言われた。

 

 だから望まれているのは

 

 ハイマスターか、ロビンフッド。

 

 ……アサシンは前も言ったけど、最終能力が自分の求めるものではない。

 

 なので、要望に沿う形にはなると思う。

 

 ハイマスター、ロビンフッド……。

 

 2つとも、魅力的ではあるんだ。

 

 多分ロビンフッドだと、最終能力でマシンガンによる狙撃ができそうなんだよな。

 最終能力の超集中力は……

 

 集中すると、周囲の様子がスロウに見えるようになる。

 ただし、自分もゆっくりとしか動けない。

 

 ……こういうものだから。

 

 役に立たない能力じゃ無いんだよな。

 でもさ……

 

 ロビンフッドを選ぶということは、忍者の忍術を捨てるということだから。

 忍術は達人位階の能力だからね。サブクラスでは使えない。

 この一点で、ロビンフッドが俺の中から選択肢から消えたんだ。

 

 なので……

 

 俺はハイマスターを選択した。

 

 すると最後の確認文章が

 

『ハイマスター……忍者と盗賊の上級職。最終能力・真空波は素手の一撃を気合を込めることで威力、範囲を拡大する技。

 

 ……本当に選択しますか?』

 

 俺は一呼吸置き「はい」を選択。

 

 すると……

 

『本当に良いんですね?』

 

 ……さらにそんなことが

 

 しつこいな。

 どんだけ慎重なのよ。

 

 さらに「はい」を選択。

 

 すると

 

『……マジで?』

 

 いい加減にせーや!

 

 

 ……そんな不毛な最終確認が数度続き。

 

 何とか俺は、上級職として「ハイマスター」を選択。

 サブクラスは自動的に狩人となった。

 

 ……これで上級職を手に入れた。

 俺たちの未来のために、しっかりと働くから。

 

 見てていてくれ、紗耶香……!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。