姉と世界に2人だけ取り残されたので、姉をお嫁さんにした弟が、神様を目指すために神のダンジョンに挑む物語 作:XX(旧山川海のすけ)
「あら、完璧じゃ無いの」
先に入浴してもらった両親に、俺たちの料理が褒められた。
「姉さんがほとんどやってくれたんだ。俺は揚げただけ」
「手伝い出来るだけで上出来じゃない?」
俺の言葉に、お母さんは褒めてくれた。
嬉しかったが、お母さんはもっと嬉しそうに見えた。
そこでふと、時間が気になった。
時計を見た。
……午後6時半……
タイムリミットは11時……
あと、4時間半……
なんか、あっという間だ。
ついさっき、朝7時だったのに。
そこを自覚したとき。
……どうしようもなく寂しくなった。
そこから夕食になり、テーブルを家族4人で囲んで楽しく食事をした。
数年前までは当たり前のことだったんだけどな。
……このチャレンジのタイムリミットを意識したとき。
俺はリビングから離れにくくなった。
いや、離れたくないっていうか。
今日が終わると、もう2度と親とは過ごせない。
その想いで、俺は寂しくなったんだ。
顔に出ないようにするのに苦労する。
不審がられるもんな。
「トンカツ完璧に出来てるわね。2人ともいつでも結婚出来るわね」
お母さんのそんな誉め言葉が俺の胸を刺した。
そして両親が食後のコーヒーを飲み始めたとき。
俺たちは
「ちょっとだけ自室に戻るわ。姉さん先にお風呂入って」
「分かったわー」
そんな芝居をし、リビングを出る。
2人で浴室に急いで、脱衣場で服を脱いだ。
そして浴室に入って
「紗耶香」
俺はその背中に声を掛ける。
振り返る彼女。
俺は
「……速攻で終わらせていい?」
リビングに戻りたい。
そんな想いがあった。
すると
「……私も同じ気持ちです。あなた」
紗耶香も同意してくれた。
……同じ気持ちなのかな。紗耶香も。
浴室内で裸で向き合い、俺たちは舌を絡み合わせるキスをはじめて。
互いの唾液を飲み込みながら、双方の生殖器に手を伸ばし
紗耶香は俺のチ〇ポをシコシコと
俺は紗耶香の胸を触りながら、膣を弄った。
……寂しい気持ちを抱えているのに。
これで双方、セックスに向けて身体が準備をはじめてしまうのが何だか少し情けなかった。
そして頃合いだと思えたとき。
「立ったままでいい?」
そう俺が訊くと
紗耶香は頷き、俺の首に手を回して来る。
俺はそれに応えて、紗耶香の片脚を抱え上げ、立ったまま股を開かせ、十分に勃起した俺のチ〇ポを、紗耶香のマ〇コに押し込んだ。
挿入した瞬間、紗耶香の表情が歪んで。
俺はそこに牝を感じてゾクリとした。
そのままピストンを開始した。
パンパンという音がして、ちょっと怖かった。
反響でリビングに聞こえていないよな?
紗耶香は歯を食いしばって喘ぎ声を堪えていた。
俺はそこにもゾクゾクした。
そして俺は射精して。
自分が射精するだけのような、勝手なセックスを終えてしまった。
精液を中に出された瞬間
「拓斗さんの精子……私の子宮に……!」
って紗耶香は口走ったけど。
多分満足はしてないだろうな。
ゴメン。
チ〇ポをマ〇コから抜くと、量だけは出てて。
ドロリと精液が垂れてくる。
紗耶香は無言で、逆流してる精液をシャワーで洗い流す。
ナカまで念入りには洗わない。
別に俺の子供が出来ても構わないから。
夫の精子だし。
その意思を示してくれたのが、俺は嬉しかった。
そして2人、大急ぎで身体を洗って。
浴室を出た。
早くリビングに帰りたかった。
そこから11時まで。
あっという間に過ぎた。
テレビを見たり、他愛もない会話をして過ごしていたら、あっという間だった。
「それじゃあ、お母さんたちもう寝るからね」
お母さんがそう俺たちに言って、自分たちの寝室に引っ込んでいく。
去り際に「おやすみ」と言い残して。
俺たちはリビングで「おやすみ」と返した後。
閉じたドアに「さようなら」と言った。
そして俺たち2人。
キスをしたときに。
時計がちょうど、11時を指したようだった。