※この作品はR-18です。

姉と世界に2人だけ取り残されたので、姉をお嫁さんにした弟が、神様を目指すために神のダンジョンに挑む物語   作:XX(旧山川海のすけ)

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第18話 気にしなくていい!

 とりあえず、ざっと流し読みし。

 その後。

 気になる項目を重点的に先に読んだ。

 

 最初に読んだのは

 

『君たちの子供について』

 

 これだった。

 これは一番最初に気になったことだったから。

 

 ……ダンジョン攻略している間、子供のことどうするんだ?

 まさか迷宮に連れていくわけには……

 

 でも、託児所なんてここには無いし……

 そう思ったから。

 

 でも

 

 説明書きにはこうあった。

 

 君たちの子供は、新しい世界でその世界の森羅万象を司る神になる。

 なので本来なら気になるであろう近親交配による遺伝子異常のリスクはゼロだ。

 好きなだけ設けるといい。

 試練の場に連れて行っても、君たちの子供たちは一切影響を受けない。

 正確に言うと、君たちの子供たちに危害を加えることは、君たち以外出来ないことになっている。

 

 ただし……

 

 それを利用して、子供たちを盾にするような考えを起こすのだけは控えるように。

 それは君たちが子供に危害を加えたという風に見なされる。

 

 ……最後の方。 

 やるわけないだろ、と正直思った。

 

 例え子供を盾にすることが最適手段だったとしても。

 

 俺たちは絶対にその手は選ばない。

 

 そんなの……親として当然のことじゃないか。

 そんなこと、言われるまでもないことだ。

 しかし……

 

 そっか……遺伝子異常気にしなくていいんだ。

 

 じゃあ、本当に……

 俺は、隣で同じテキストを読んでいる紗耶香に視線を向けた。

 

 その顔は少しドキドキしてる感じで。

 目がちょっと潤んでる。

 

 相変わらず、俺より1回り上の年齢なのに……可愛い。

 

 この俺のお嫁さんが……紗耶香が

 紗耶香が同意してくれる限り、何度でも俺の子供を産んでもらえるってことなのか……

 

 正直、メチャクチャ興奮した。

 紗耶香に来斗を産んでもらった後。

 

 確実に俺は、紗耶香がもっと愛おしくなった。

 これで2人目を産んでもらえば、さらに大切で愛しい存在になるのは間違いない。

 

 子供を産んでもらうたび、愛情が強くなる。

 

 ……これが興奮しないでいられるかってもんだよな。

 

 そして

 

『時間停止』

 

 君たちの肉体年齢は、このテキストファイルを読んだ時点で停止する。

 なので、やる気がある限り、試練の突破に期限は無い。

 

 こんなことが書かれていた。

 ……マジか。

 

 つまり、今俺は18才で。

 紗耶香が28才だから……

 

 俺、何回でも紗耶香に俺の子を……

 紗耶香の卵子を俺の精子で受精させることが……

 

 すると

 

 そんなことを考えている俺の耳元で

 

 紗耶香が

 

「……あなたの子供なら、何人でも産みますよ……ううん、産ませてください。私の卵子は、全部あなたのものなんですから」

 

 小さく囁くように、熱っぽく

 

 俺の耳元でそんなことを言ったんだ。

 

 ……俺の理性が吹き飛びそうになった。

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