※この作品はR-18です。

姉と世界に2人だけ取り残されたので、姉をお嫁さんにした弟が、神様を目指すために神のダンジョンに挑む物語   作:XX(旧山川海のすけ)

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第34話 サブクラスとは

 明日香が生まれてしばらく。

 バタバタしてて。

 

 落ち着いて来たからようやくパソコンでステータスを確認したら。

 

 来てたよ。

 

 サブクラス。

 

「見てくれ紗耶香! 来てるよサブクラス!」

 

 俺は妻を呼んだ。

 紗耶香は

 

「ええと、ちょっと待ってください」

 

 そう言いながらとことことやってきて

 

 ……授乳中。

 

 俺の妻のおっぱいが、またとてもいい飲み物を出す素晴らしいものに変わった。

 娘が一生懸命吸い付いて、飲んでる。

 

 ……飲み残しはまた、後でゆっくりいただくとして……

 

「おっぱいあげながらでいい。一緒に読もう」

 

 呼びかけた。

 

 

 

 サブクラスとは、クラスを支えるために、補助的につけるクラスのこと。

 選べるのは、メインでつけているクラス(つまり普通に選択するクラス)以外の残り2つ。

 

 ……ええと。

 

 つまりだ。

 俺の場合は今盗賊をクラスに選択しているわけだから……

 

 忍者と狩人

 

 この2つが対象になるのか。

 

 ……で

 

 俺は続きを読んだ。

 

 

 注意点。

 サブクラスは成長しないので、成長させたい場合はメインクラスに選択してください。

 

 サブクラスでつけたクラスは、本来のランクの1つ下の能力までしか使えません。

 

 クラスの基礎能力部分はメイン準拠となります。

 

 

 ……うんうん。

 だいぶわかって来た。

 

 つまり、今の俺は盗賊と狩人が共に初心者だから

 

 この2つを育てたい場合は、メインは盗賊か狩人にしなきゃならんってことだな?

 で、サブに忍者をつけると、熟練者までの能力が使える。

 

 あと……

 

 忍者初心者の能力のうち、身体能力の上昇だけ発動しない。

 ここが基礎能力って表現なんだろう。

 

 つまり、身体能力で下駄を履かせてもらえないってわけだ。

 だから素手戦闘で斬首したり、心臓を掴み出すような非常識な攻撃は不可能。

 

 ただ、戦闘センスは健在だから、刀や手裏剣、素手での普通の決闘では有効と。

 

 なるほど、なるほど……

 

「とりあえず、私たちはサブで学者と忍者をつけるべきですね」

 

 一緒に読んでた妻が言った。

 

 そりゃま、そうだね。

 現在他2つは初心者だから、サブでつけても意味が無いんだ。

 初心者から1つ下がるとランク0だから。

 

 ……身体能力で下駄を履かせて貰えないのは地味にキツイから、駅前のスポーツジムに通ってみるかな。

 確か、広背筋を鍛えると刀を扱う筋力を鍛えられると……

 

 そんなことをつらつらと考えていた。

 

 すると

 

「ぱぱだっこ」

 

 ……息子の来斗が近寄って来て、俺に抱っこをせがんできた。

 なんというか……

 

 赤ちゃん返りしてんのな。

 この子。

 

 どうしようかなぁ。

 って思うんだけど。

 

 俺は来斗を抱き上げた。

 ……なんか可哀想だから。

 

 一人っ子で両親に一番愛される存在の座を妹に奪われた。

 それが今のこの子の状態なんだね。

 

 ……俺はこの子に兄に脱皮してもらわないと不味いと思ってるんだけどさ。

 何が正解なのか分からんよ……

 

 まあ、妹を追い出そうとしないで、妹のおこぼれを貰おうと行動しているあたり。

 大丈夫なんじゃ無いのかと思うんだが。

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