※この作品はR-18です。

姉と世界に2人だけ取り残されたので、姉をお嫁さんにした弟が、神様を目指すために神のダンジョンに挑む物語   作:XX(旧山川海のすけ)

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第7章 産休期間、育休期間
第89話 ダブル妊娠


 後日、魔法の妊娠検査薬を買い、検査。

 結果、紗耶香の妊娠が判明。

 

 俺たちは抱き合って喜んだ。

 3人目の子供だ!

 

 俺と紗耶香の繋がりがより深くなった気がした。

 喜びの気持ちのままに、言葉を交わす。

 

「やった! これから大変だけど、俺がサポートするから」

 

「ええ、よろしくお願いします……あなた」

 

 これで3回目だから、慣れたもんだけど。

 普通の世の男性と違って、外で働く必要が無いんだから。

 ホントにサポートしなきゃいけないよな。

 

 

 

 そしてタマミさんの店で、川上さん夫婦に報告すると

 

 祝福されたんだけど、逆にこんなことを言われた。

 

「ウチも実は3人目デキた」

 

 言って笑顔で。

 由宇が自分のお腹に手を当てた。

 

 ……おお。

 

「じゃあ、妊娠薬使っても自然妊娠がその後阻害されるってことは無いんだな」

 

「みたいね。アタシもちょっとだけそれを気にしてたから嬉しいよ」

 

 おめでとう、と言いつつ俺が感想を口にすると。

 由宇に同調される。

 

 ……まあ、気になるよな。

 そこは。

 

 しかし……

 

 ふたつの夫婦の妻の妊娠報告。

 それが同時。

 

 まさかこんな事態になるなんて。

 うーむ……

 

 まあ、向こうも私服でここに来てたから、なんとなくそんな気がしたんだが。

 戦う格好じゃ無い。

 

 修司さんはシャツとスラックス、由宇は黒いワンピース。

 武器は持ってたけど、服がね……

 

 戦闘を考慮して無かったから。

 あれ? と思ったんだ。

 

 まあ、向こうもそう思ったかもしれないが。

 俺は黒装束だったけど、紗耶香はマタニティウェア着てたから。

 まだ気が早いけどさ。

 

 そのくらい、嬉しかったんだ。

 3人目出来たのが。

 

「これでまた1年くらい産休だねぇ」

 

 由宇の言葉。

 

 ……いや、1年半くらいは時間欲しいよ。

 そっちもそうだろ?

 

 いくら手が掛からないとはいえ、乳飲み子の状態で迷宮探索はツラいだろ。

 俺がそのあたりを指摘すると

 

「1年半くらい1年のうちでしょ」

 

 ……そんな答えが。

 

 アバウトだなぁ。

 

 

 

「まさか向こうも妊娠していると思わなかったですね」

 

 ……家に帰って。

 ご飯の時間が終わって。

 

 食卓でお茶を飲みながら、そんな会話。

 紗耶香のお茶はノンカフェインのペットボトルのお茶で。

 俺は普通の緑茶だ。

 

「効率良くて良いよな。タイムロスが無くていい」

 

 お茶を啜りながら。

 

 ……向こうは女の子が2人連続だから、3人目は男の子を望んでそうだよな。

 俺はすでに息子と娘がいるから、別にどっちでもいいけど。

 

「ええ、本当に……今度タマミさんの店で会うときに、上級職の選択についての相談をしなきゃですね」

 

 紗耶香はコップのお茶を飲みほして、次を注ぎながら一言。

 

 うん。それは重要だよね……

 

 あと……

 修司さんの魔術師をどうするか問題も話し合いしたいよな。

 どうも由宇も治癒士が達人になったみたいで。

 

 あとは修司さんの魔術師だけなんだよな。

 

 達人位階になってないの。

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