ここだけシド君に人間性をブレンドした世界線の裏側〜要するにR18版〜 作:読者その1
薄暗い部屋で桃色髪の少女マリーが客の相手をしていた。窓からの紅い月明かりだけが薄く差し込む空間で、彼女はベッドに横たわり、目の前には脂ぎった小太りの中年男が一心不乱に腰を振っていた。男が腰を振る度に欲望の塊が出し入れされる感覚を感じる。
「いやぁ〜マリーちゃん!やっぱり君の体は最高だよ!」
男は満面の笑みを浮かべながら彼女を抱きしめた。指が皮膚に食い込むほどの強い力に、マリーは僅かに顔を歪めた。だが即座に妖艶な微笑みを貼り付た。
「ありがとう……ございます……あっ♡……わたしも……あんっ♡……気持ちいです」
その声には微塵の本心も含まれていない。喉の奥から絞り出した偽りの嬌声。しかし、マリーの上っ面の言葉に男は喜び、更に激しく腰を振る。ベッドが軋む音と汗ばんだ体の匂いが部屋に充満する。
(気持ちい訳ないでしょこのハゲ)
その様子にマリーは毒吐く。
この客はいつも同じだ。前戯もろくにせず、自分が気持ち良くなることしか考えていない。独りよがりの性行為。
(早く終わって……)
マリーは偽りの嬌声を上げながら、視線は夜空に浮かぶ月を見つめていた。心なしか月が紅く見える。
「うっ……!」
男の短い呻き声とともに腰を押し付ける。熱いものが体内に広がる不快感。射精が終わったのを確認してから、マリーはようやく終わったと溜息をついた。
「今日も良かったよ~!また来るよ」
そう言って男は身嗜みを整えると部屋を出ていった。
「いっ……!」
体を起こした瞬間、左腕に走る鈍い痛みに思わず声が漏れた。先程の客の力任せの握り締めた腕が赤黒く変色していた。
「はぁ、あのハゲしじい……」
そう毒吐くと同時に扉が開き、禿の少女──ミナ・ラーイが入ってくる。彼女の手にはスライムが入った桶と清潔なタオルが乗せられた盆が握られていた。
「お疲れ様ですマリーさん。これ、洗浄用のスライムです」
「ありがとう、ミナ」
桶とタオルを受け取ると、マリーは部屋の隅へと移動した。
ミナはそのまま色々な液体で濡れたシーツを変えていく。
その様子を横目にマリーは桶の中のスライムを掬い上げる。透明なジェル状の塊を掌に乗せ、首筋から鎖骨へとゆっくり滑らせていく。スライムはマリーの身体に付いたあらゆる汚れ──汗や油、そして嫌悪すべき男の体液──を貪欲に吸収していく。
身体にスライムを馴染ませながら、桶の中に残る細長いスライムを一つ摘まみ上げる。
そして秘所へと押し当てて──
「んっ……」
ぬるりとした感触が割れ目を押し分け侵入する。冷たい粘液が熱を帯びた粘膜を刺激し、思わず腰が砕けそうになる。
「はぁ……んっ……あのハゲの腰振りより……このスライムの方がよっぽど気持ちいわね」
皮肉めいた笑みが浮かぶ。スライムはまるで型を取るかのように腟内をなぞり、奥へ奥へと進み子宮口に触れる。
「あっ……」
スライムを子種と勘違いしたのか、僅かに開いた子宮口からスライムが侵入し、マリーの子宮を隅々まで舐め回す。
「んっ……くぅ……!イクッ……!」
耐えきれずに腰が浮く。性感帯への刺激が脊髄を貫き、腹部が波打った。
「はぁ……はぁ……こんなもんで良いでしょう」
絶頂の余韻がまだ燻っている中、マリーは呼吸を整えると、慎重に腟内に残るスライムを少しずつ引き抜いていく。
粘膜同士が離れる時の微かな抵抗と摩擦が、わずかな快感を伴って伝わる。
「んっ……」
思わず漏れる吐息。最後の一塊が外に出る瞬間──
ちゅぽん……
透明な糸を引くようにスライムが伸び、その後ゆっくりと滴り落ちていった。
桶に戻されたスライムの透明な体内には白濁した液体──中出しされた精液が漂っていた。
精液を捕食する特殊なスライムを用いた避妊──これが無法都市で主流の避妊方法である。
最近ミツゴシ商会が販売しているとスライム製コンドームや避妊薬ほど完璧に避妊できる訳では無いが──事実、ミナはスライム避妊に失敗した結果産まれた遊女の娘──指で掻き出すよりもよっぽど効率良く膣内洗浄ができる上、スライムの分泌液で膣内が潤い客の満足度向上や遊女の負担軽減にも繋がり、何かと利点が多い避妊方法だった。
身体に張り付いたスライムを剥がし、桶に戻していく。
最後に付いたスライム粘液を拭き取り、後処理は終わりだ。
マリーが衣服に身を包んだのと同時に、ミナもベッドメイキングを終えて、次の客を迎える準備が整った。
「この後の客は?」
「一人、身なりの良い黒髪の少年が待ってます。多分都市の外の人間です」
「へぇ……一人で無法都市に来たの?」
「いえ、見た感じ3人で来たみたいです。みんな剣を持っていたので、魔剣士なんじゃないですかね?童貞がどうのって騒いでました」
「魔剣士って事は貴族か……そうでなくても魔剣士の才能を持った天才って事ね……」
羨ましい──マリーはそう思った。
自分にも魔剣士の才能があれば、こんな場所で体を売る必要もなかっただろうと、顔も名前も知らない魔剣士の少年に嫉妬すら覚えた。
「じゃあ、次のお客さん呼んできますね!」
「ええ、お願い」
使用済みのシーツや布、スライムの入った桶を持ってミナは部屋を出た。
僅かにだが、一人だけの時間ができ、マリーはポツリと心情を吐露した。
「いつまで、続くんだろ……こんな生活」
それから程なくして、一人の少年が部屋に入ってきた。
15歳くらいの黒髪の少年で、腰には剣、こういった店には通い慣れていなさそうな大人しそうな少年だった。
「よ、よ、よ、よろしくお願いします!」
「ふふっ、そんなに緊張しなくて良いのよ」
意外と好みかも、マリーは少年を見て、そう思った。
少なくとも、先ほどまで相手していたハゲ客を相手にするよりもよっぽど良い。
「こういったお店は初めて?」
「は、はい……」
「そう、やりたいプレイとかある?無ければ私がリードしてあげるわよ」
「あ、えっと、それじゃあ、お姉さんにお任せします……」
お姉さん……呼ばれ慣れない言葉に、マリーの中の癖がくすぐられる感覚を感じた。
「ふふ、じゃあ、お姉さんに任せてちょうだい。こっちへおいで。あ、剣は危ないからそこの壁に置いておいてね」
遊女歴4年の腕の見せ所ね。マリーは内心少し楽しみになった。これまで様々なタイプの客を相手にしてきたが、大半が女を性処理の道具としか見てない乱暴な客だった。
初心な少年──それも自分よりも年下であろう少年を相手するのは久々だった。
ベットに座り手招きすると、少年はぎこちなくベッドの端に座り、膝をぎゅっと閉じていた。握りしめた拳が小刻みに震えているのがわかる。
「そんなに固くならないで」
優しく声をかけると少年は弾かれたように顔を上げた。潤んだ瞳が懸命に何かを探している。
「どうしよう、何もわからなくて……」
小さな声。その姿があまりに初々しくて思わず口元が緩んだ。
「大丈夫。全部教えてあげるわ」
マリーは少年の手を取り、自分の胸へと導く。柔らかな膨らみが彼の指先に触れた瞬間、驚いたように手を引っ込めようとするのを感じた。
「好きに触っていいのよ」
耳元で囁くと、少年の肩が大きく震えた。
そして恐る恐る掌を開き、マリーの乳房を包むように揉み始める。しかし力の加減がわからないのか時折強く握り過ぎてしまう。
(明らかに女慣れしてない手付き……間違いなく童貞ね)
胸の奥が小さく疼く感覚。興味と優越感が入り混じる複雑な感情だった。
「もう少し力を抜いて……そうそう」
導きながらも彼の様子を観察する。顔を赤らめながら自分に夢中になっている事が分かる。そろそろ次の段階へ進む頃合いだろう。
「んっ……なかなか上手ね……」
わざと甘い声を漏らすと少年は慌てて手を止めた。その隙を逃さず彼の股間へと視線を移す。案の定ズボンの布地が高く持ち上がっている。
「こっちも我慢できないみたいね」
チャックに手をかける。
ジィィ……
ゆっくりと下ろされる音だけが室内に響く。解放された肉棒は既に硬く屹立し、血管が浮き出ていた。
「ふふふっ、意外と立派な物を持ってるのね……」
微笑みながら指先で撫で上げると、少年が苦しそうに唇を噛む。
「我慢しないで。楽にしてあげる」
優しく握り込み上下に擦り上げるとすぐに先走り汁が溢れ出した。その湿り気に合わせて動きを速めていく。
「はぁっ……はぁっ……!」
少年の喘ぎが切なく変化する。
マリーは手淫を続けながら少年に覆いかぶさった。濡れた唇が彼のそれに重なる。
「んっ……ふっ……んん……」
手の動きに合わせてリズミカルに舌を絡ませる。初めは戸惑っていた少年も次第に積極的に応じ始めた。唾液と熱気が混ざり合う音が密室に響く。
「ぷはっ……」
唇を離した瞬間、少年が切なげに呟いた。
「お姉さん……もう……イキそうです……」
潤んだ瞳を見つめながらマリーは微笑む。
「ふふっ……じゃあこっちでイかせてあげる」
指先で自らの下腹部を撫でる仕草を見せつけると、少年の喉が大きく鳴った。
マリーの手が少年のズボンに伸びる。巧みな指先でベルトを外し、スルスルと下着ごと引き下ろす。
自らも着物の帯に手を解き、豊満な乳房からくびれた腰、そして柔らかな稜線を描く臀部までを惜しげもなく晒す。
「あっ……」
少年の目が釘付けになる。芸術品のような裸体が目の前に広がる光景に思考が停止しているようだ。
マリーは微笑みながらベッドに片膝を立てると、少年の腰に跨る。右手で自身の秘裂を軽く開きながら左手で少年の肉棒を導いた。
「さあ……挿れるわよ」
そう宣言するとマリーはゆっくりと腰を下ろす。
先程のスライム避妊による副産物で腟内は十分潤っており、少年の肉棒は殆ど抵抗なくマリーの秘裂に余すことなく飲み込まれた。
「どう?私の
完全に挿入し終えたところでマリーが尋ねる。
「すごく……ぬるぬるで……熱くて……きもち……いい……です……」
少年の言葉は途切れがちだった。顔は赤く火照り、唇からは浅い呼吸が漏れている。
童貞らしい反応にマリーの下腹部が疼き、それに反応する様に少年の肉棒がピクピクと脈動するのを感じた。
「まだまだ……これからが本番よ」
そう言うとマリーは慣れた動きで腰を上下に浮沈し始める。
ぱんぱんぱん♡
マリーの臀部と少年の大腿がぶつかる音が規則的に室内に響く。腰を上下に浮沈する度に結合部から粘液の糸が引かれ、淫臭が部屋に漂い始める。
「あっ……ああっ……」
少年の喉が反り返る。マリーは彼の反応を見極めながら腰の動きを微妙に調整する。前後に擦る角度を変えたり、浅く抜いては深く突き入れたり──4年の経験で培ったテクニックが遺憾なく発揮されていた。
「もう……無理……です……イきそうです……」
涙混じりの告白にマリーは妖艶な笑みを浮かべた。動きを止めることなく、寧ろ加速させて少年の耳元に囁きかける。
「いいのよ……あなたの熱いの全部……お姉さんの中に注ぎ込んじゃって」
「い、イクッ!イッちゃうよぉぉぉ!」
少年は少女の様な甲高い叫びを上げて、全身が弓のように反り返った。
びゅるるるるる!
熱い塊がマリーの子宮に直接叩きつけられた。少年の細い身体からは想像できないほどの激しい奔流が流れ込む。
「んっ……!」
その勢いに思わずマリーの唇から声が漏れた。
「す、凄い量……」
これまで数えきれないほどの客を相手にしてきたが、これほどの量は記憶になかった。
既に子宮に入り切らなかった精液が結合部から溢れ出しているのを感じた。
(これはスライムじゃ避妊できないかも……)
脳裏に過ぎる妊娠の二文字。
遊女を続けていれば、一人や二人子を孕むのは常識だった。
マリーはまだ妊娠の経験はないが、自分より若く、遊女歴の短い遊女が妊娠して子を産むのは何度も目にした。
(まあ、この少年の子供なら悪くないかも……少なくともあのハゲおやじの子供より100億倍マシね……)
「ふふ……」
自然と微笑みが零れる。射精の余韻に浸る少年の髪を優しく撫でながら、マリーは自分の卵子に少年の精子が群がり、やがて結合する光景が脳裏に過った。
マリーの誕生日に投稿するか迷いましたが、本編と連動させる事にしました。
本編も無法都市編の投稿を開始しましたので、良ければ読んでいって下さい!
本編とR18版両方のお気に入り登録して、高評価くれたら嬉しいです!