RG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・ 作:星龜
【インヴィンシブル】のリーダー・マークに戦いを挑んだユイだったが、マークはユイがかなう相手ではなかった…。
「どうした!?
お前の実力は、その程度かッ!?」
と、両手に持つMA-M21KF 高エネルギービームライフルを乱射する
さらに、頭部にも被弾し、頭部が爆散した。
いまや、アルドラジェガンは
両足
右腕
頭
を失い、ほぼ戦闘不能の状態だったが、左腕のシールドにミサイルが装備されているからか、バトルシステムは戦闘可能と判断しているらしく、撃墜判定されない。
〈お前はしょせん、その程度の女なんだよ。
だから、オレのところに戻ってこい☆
今でもオレは、お前のことを愛しているんだ☆》
と、勝手なことを言うマークに
「お断りします…!!」
と、当然の返事をするユイ。
〈強情なヤツだ…ッ!!》
と、両手に持つMA-M21KF 高エネルギービームライフルの銃口を、満身創痍の
その時!!
どこからともなく飛んできたピンク色のビームが、
「何者だッ!!」
と叫ぶマーク。
レーダーを見れば、11時方向から接近してくる機影があった。
正面モニターに、接近してくる機影のデータが表示された。
「ダブルオーガンダム・フォルテだとぉ…?」
と、顔をしかめるマーク…。
ユイの救援に来たミモザだったが…
「ユイッ!!」
と、大破した
「よくもユイを…ッ!!」
と、
「何…ッ!?」
まったく回避できない―!!
「な…なぜ…ッ!?
なぜだァッ!?」
と驚愕するマーク。
「ちくしょうッ!!
おぼえてやがれッ!!」
と、
「ユイ!!」
と、地面に横たわる、もはや胴体と左腕しかない
「ユイ、大丈夫!?」
とミモザが呼びかけると
《う…うう…〉
と、通信機からユイの嗚咽が聞こえた⋯。
忌まわしい過去を断ち切ろうと、マークに挑んだユイだったが、マークには、まったく歯が立たなかった…。
マークのグレートストライクフリーダムガンダムの性能が、ユイのアルドラジェガンをはるかに上回っていた事を差し引いても、ユイの完敗だった…。
過去のトラウマを断ち切るどころか、新たなトラウマを作ってしまった…。
『お前はしょせん、その程度の女なんだよ』
と、マークの言葉が頭の中に響く。
(マークの言う通りだ…。
私はしょせん、この程度の女なんだ…。)
と、落ち込むユイ…。
《ユイ!!
ユイ!!〉
と、通信機から響いてくるミモザの声を聞いて、我に返るユイ。
「ミモザ…私…」
と答えると
《よかった…。〉
と、ミモザの安堵した声が聞こえた。
《それよりも、どうしよう…?
ユイのジェガン、両足が無いから立てないよ?〉
というミモザからの通信を聞いて、アルドラジェガンの状況を確認するユイ。
正面モニターに表示された被害状況を見て、息を呑むユイ。
アルドラジェガンは
両足
右腕
頭
を失い、ほぼ戦闘不能の状態だったが、左腕のシールドにミサイルが装備されているからか、バトルシステムは戦闘可能と判断しているらしく、撃墜判定されていないようだった。
ユイは救難信号を発信した。
そして、ミリアに後退する旨を伝えた―。
《救難信号を出したから、もうすぐ、味方が救出に来るわ。〉
というユイからの通信を聞いて安堵するミモザ。
まもなく、頭上に赤十字のエフェクトが表示されているハイモックが2機到着した。
頭上に赤十字のエフェクトが表示されている2機のハイモックは、大破したアルドラジェガンを持ち上げて、後退していった…。
《気が済んだか?〉
と、ミリアからの通信が入った。
正面モニターを見れば
と
が
「先生…ユイが…」
と言うミモザに
《わかっている。
まったく…これから発電所に攻撃しに行くというのに…〉
と、ため息をつくミリア。
《お前達の勝手な行動のせいで予定が狂った。
ここで迎撃戦を行う。〉
と、迫りくるハイモックの集団にバスターライフルを撃つ
右手に持つMMI-M7S 76ミリ重突撃機銃
と
左腕に装着されているM7070 28ミリバルカンシステム内装防盾の28ミリバルカン砲
で、ハイモックを次々と爆散させていく。
その時だった。
《先生!!
先輩!!
逃げて!!
『ニュータイプ』だ!!〉
と、カナからの通信が入った―。
(チッ…
さすがに『ニュータイプ』の相手はできんな…。)
と悔やむミリア。
「カナ。
『ニュータイプ』の相手を頼む。
ミモザは敵の『ニュータイプ』に勘付かれないよう、カナを援護しろ。」
と、カナとミモザに指示を出すミリア―。
[敵の『ニュータイプ』に勘付かれないよう、カナを援護しろ]
と言われても、周囲には遮蔽物が無いので、敵の『ニュータイプ』に勘付かれないようにカナを援護なんて、できるものではない。
(先生もムチャを言うなぁ…★)
と心中で愚痴りながらも、後退する
後退する理由は、離れた見つかりにくいだろうという安易な発想からである。
レーダーを見ると、
データによると、敵はジムキャノンⅡのようだ。
まもなく、
傍から見れば普通に戦っているようにしか見えないが、実際には
(!!)
レーダーが、自分に迫ってくる敵機を捉えた。
機種はイフリート。
「ジャマ★」
と、GNソードⅡロング・ライフルモードでイフリートを撃つ
(!?)
正面モニターに拡大されたイフリートの姿をよく見れば、左腕にジム・コマンドのシールドを装備していた。
どうやら、
そして、イフリートは右手に持つジム・コマンド宇宙仕様のビームガンで反撃してきた―。