※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

14 / 15
午前9時30分(4)

 


 

【インヴィンシブル】のリーダー・マークに戦いを挑んだユイだったが、マークはユイがかなう相手ではなかった…。

 

 

「どうした!?

お前の実力は、その程度かッ!?」

と、両手に持つMA-M21KF 高エネルギービームライフルを乱射するグレー([マーク])トストライクフリーダムガンダム。

 

アル([ユイ])ドラジェガンは、左腕に装備されているシールドで防御するが、防ぎきれなかったビームが右足に命中し、膝から下が爆散した。

 

さらに、頭部にも被弾し、頭部が爆散した。

 

いまや、アルドラジェガンは

両足

右腕

頭

を失い、ほぼ戦闘不能の状態だったが、左腕のシールドにミサイルが装備されているからか、バトルシステムは戦闘可能と判断しているらしく、撃墜判定されない。

 

〈お前はしょせん、その程度の女なんだよ。

だから、オレのところに戻ってこい☆

今でもオレは、お前のことを愛しているんだ☆》

と、勝手なことを言うマークに

 

「お断りします…!!」

と、当然の返事をするユイ。

 

〈強情なヤツだ…ッ!!》

と、両手に持つMA-M21KF 高エネルギービームライフルの銃口を、満身創痍のアル([ユイ])ドラジェガンに向けるグレー([マーク])トストライクフリーダムガンダム。

 

 

その時!!

 

 

どこからともなく飛んできたピンク色のビームが、グレー([マーク])トストライクフリーダムガンダムの左腕に命中し、肘から先が爆散した―!!

 

「何者だッ!!」

と叫ぶマーク。

 

レーダーを見れば、11時方向から接近してくる機影があった。

 

正面モニターに、接近してくる機影のデータが表示された。

 

「ダブルオーガンダム・フォルテだとぉ…?」

と、顔をしかめるマーク…。

 

 

ユイの救援に来たミモザだったが…

 

「ユイッ!!」

と、大破したアル([ユイ])ドラジェガンを見て、顔面蒼白になるミモザ。

 

「よくもユイを…ッ!!」

と、グレー([マーク])トストライクフリーダムガンダムに向けて、ダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテはGNソードⅡロング・ライフルモードを乱射した。

 

グレー([マーク])トストライクフリーダムガンダムは、ダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテからの攻撃を回避しようとしたが⋯

 

「何…ッ!?」

 

まったく回避できない―!!

 

「な…なぜ…ッ!?

なぜだァッ!?」

と驚愕するマーク。

 

ダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテからの攻撃により、グレー([マーク])トストライクフリーダムガンダムの頭部と左足が爆散した。

 

「ちくしょうッ!!

おぼえてやがれッ!!」

と、グレー([マーク])トストライクフリーダムガンダムは逃走した…。

 

 

「ユイ!!」

と、地面に横たわる、もはや胴体と左腕しかないアル([ユイ])ドラジェガンの隣に降り立つダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテ。

 

「ユイ、大丈夫!?」

とミモザが呼びかけると

 

《う…うう…〉

と、通信機からユイの嗚咽が聞こえた⋯。

 

 

忌まわしい過去を断ち切ろうと、マークに挑んだユイだったが、マークには、まったく歯が立たなかった…。

 

マークのグレートストライクフリーダムガンダムの性能が、ユイのアルドラジェガンをはるかに上回っていた事を差し引いても、ユイの完敗だった…。

 

過去のトラウマを断ち切るどころか、新たなトラウマを作ってしまった…。

 

『お前はしょせん、その程度の女なんだよ』

と、マークの言葉が頭の中に響く。

 

(マークの言う通りだ…。

私はしょせん、この程度の女なんだ…。)

と、落ち込むユイ…。

 

《ユイ!!

ユイ!!〉

と、通信機から響いてくるミモザの声を聞いて、我に返るユイ。

 

「ミモザ…私…」

と答えると

 

《よかった…。〉

と、ミモザの安堵した声が聞こえた。

 

《それよりも、どうしよう…?

ユイのジェガン、両足が無いから立てないよ?〉

というミモザからの通信を聞いて、アルドラジェガンの状況を確認するユイ。

 

グレー([マーク])トストライクフリーダムガンダムに攻撃されている間、ユイはアルドラジェガンの被害について、まったく把握していなかった。

 

正面モニターに表示された被害状況を見て、息を呑むユイ。

 

アルドラジェガンは

両足

右腕

頭

を失い、ほぼ戦闘不能の状態だったが、左腕のシールドにミサイルが装備されているからか、バトルシステムは戦闘可能と判断しているらしく、撃墜判定されていないようだった。

 

ユイは救難信号を発信した。

 

そして、ミリアに後退する旨を伝えた―。

 

 

《救難信号を出したから、もうすぐ、味方が救出に来るわ。〉

というユイからの通信を聞いて安堵するミモザ。

 

まもなく、頭上に赤十字のエフェクトが表示されているハイモックが2機到着した。

 

頭上に赤十字のエフェクトが表示されている2機のハイモックは、大破したアルドラジェガンを持ち上げて、後退していった…。

 

 

《気が済んだか?〉

と、ミリアからの通信が入った。

 

正面モニターを見れば

ガンダ([ミリア])ムエピオン・コマンド

と

ヴェ([カナ])ーテルギウス

がダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテの前に降り立った。

 

「先生…ユイが…」

と言うミモザに

 

《わかっている。

まったく…これから発電所に攻撃しに行くというのに…〉

と、ため息をつくミリア。

 

《お前達の勝手な行動のせいで予定が狂った。

ここで迎撃戦を行う。〉

と、迫りくるハイモックの集団にバスターライフルを撃つガンダ([ミリア])ムエピオン・コマンド。

 

ヴェ([カナ])ーテルギウスも

右手に持つMMI-M7S 76ミリ重突撃機銃

と

左腕に装着されているM7070 28ミリバルカンシステム内装防盾の28ミリバルカン砲

で、ハイモックを次々と爆散させていく。

 

ダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテもGNソードⅡロング・ライフルモードを乱射してハイモックを撃破していく。

 

その時だった。

 

《先生!!

先輩!!

逃げて!!

『ニュータイプ』だ!!〉

と、カナからの通信が入った―。

 

 

(チッ…

さすがに『ニュータイプ』の相手はできんな…。)

と悔やむミリア。

 

「カナ。

『ニュータイプ』の相手を頼む。

ミモザは敵の『ニュータイプ』に勘付かれないよう、カナを援護しろ。」

と、カナとミモザに指示を出すミリア―。

 

 

[敵の『ニュータイプ』に勘付かれないよう、カナを援護しろ]

と言われても、周囲には遮蔽物が無いので、敵の『ニュータイプ』に勘付かれないようにカナを援護なんて、できるものではない。

 

(先生もムチャを言うなぁ…★)

と心中で愚痴りながらも、後退するダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテ。

 

後退する理由は、離れた見つかりにくいだろうという安易な発想からである。

 

レーダーを見ると、ヴェ([カナ])ーテルギウスが敵に向かっていくのが見えた。

 

データによると、敵はジムキャノンⅡのようだ。

 

まもなく、ヴェ([カナ])ーテルギウスとジムキャノンⅡの戦闘が始まった。

 

傍から見れば普通に戦っているようにしか見えないが、実際には普通のガンプラファイター(オールドタイプ)が立ち入ることのできない、人智を超えた戦いが繰り広げられているのだ。

 

(!!)

 

レーダーが、自分に迫ってくる敵機を捉えた。

 

機種はイフリート。

 

「ジャマ★」

と、GNソードⅡロング・ライフルモードでイフリートを撃つダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテ。

 

ダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテの攻撃は当たったのだが、イフリートが後退する気配は無い。

 

(!?)

 

正面モニターに拡大されたイフリートの姿をよく見れば、左腕にジム・コマンドのシールドを装備していた。

 

どうやら、ダブル([ミモザ])オーガンダム・フォルテの攻撃は、そのシールドで防がれたようだ。

 

そして、イフリートは右手に持つジム・コマンド宇宙仕様のビームガンで反撃してきた―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。