※この作品はR-18です。

色白少女と青肌美女。   作:アロンの杖

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出会い。

「はぁーっ、はぁーっ。ははぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ♪♪♪♪♪てや、そりゃっ。うりゃあああっ!!!」

 

「はあはあっ、はあはあ・・・っ♪♪♪♪♪うおりゃあああああ~っ!!!」

 

 少女と美女の戦いは続くがこの“アリアース”の地に召喚されてから1ヶ月。

 

 その間に奈央は“遊撃隊”の隊長として森のあちこちで“法人族”の先遣隊と死闘を繰り広げる事となった。

 

 初めて彼等と遭遇したのは此方に来てから3日後の事、隊員達との顔合わせも済んで自分の持ち場へと足を踏み入れた奈央は、そこで見た目は確かに人間だがやたらガタイの良い筋肉質の青肌亜人族の小隊と遭遇、早速戦闘に入った。

 

 この世界の文明レベルは主に“現実世界”の中世程度であり、特に森の中では剣や槍、はたまた弓矢が主流であったから奈央でも充分に戦えた、と言うよりも奈央は6歳の頃から主に“近接戦闘”を主眼とした訓練に明け暮れていたから、こう言う短距離圏内で行われる戦いは極めてお手の物だったのだ。

 

 それだけではない、足場が悪い中でも戦う修業や“空中殺法”にも精通していた奈央はだから、それらを活かして次々と“法人族”の先遣隊を撃破していったのである。

 

 その戦い振りはとてももうすぐで14歳になる少女のモノとは思えない程に勇敢であり、初接触から僅か10日の間に法人族は25人の兵士を戦線から離脱させなくてはならなくなった、ところが。

 

 そんな奈央の前に一人の法人族女性格闘家が立ちはだかった、それこそがダーリャであり歴戦の勇士であった彼女を一目見た瞬間に奈央は“一筋縄ではいかない相手”だと看破し、気を引き締めて対戦に臨んだのである。

 

「はあああっ!!!」

 

「だりゃあああっ!!!」

 

 結果は勝負が着かずの引き分けの連続であり、むしろ少女の側が撤退を余儀なくされている事から鑑みるとダーリャの優勢勝ちとすら見る事が出来たがしかし、当然二人はそんな生易しい勝敗判定は受け入れられずに勝負はいつも次回にお預けとなっていたのだ。

 

 二人の内で奈央は空中殺法でダーリャの攻撃を躱しながら彼女の逞しい肉体の至る箇所に何発も何発も蹴撃や手刀を浴びせ掛けたが精強を誇る美女戦士にはそれほどの効果は無かった、対して。

 

 ダーリャの大振りの攻撃もまた中々奈央には当たらないモノの、稀に肢体の中央部分や顔面等にクリーンヒットする事があり、その場合の奈央のダメージはかなりのモノがあったが、細身ながらに鍛え抜かれている少女の体はダメージと衝撃を受け流して心身への負荷を最小限度に留める為に、こちらも期待していた程の威力を発揮する事は出来なかったのである。

 

 二人の決着は中々着かず、その日もだから隊員や部下達に下がるように伝えた後で彼女達はケリを着けるべく“ナフテア大森林”の中央部分にまで分け入って戦いを続けていた、勿論部下や仲間たちは誰一人として近付かなかった。

 

 予てより“彼女達の好きなようにさせてやりたい”と考えていた仲間達はだから、“決着が着くまでやらせておいてやれば良い”と思って二人をソッとしておいたのだ。

 

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ♪♪♪♪♪そりゃあああっ、てやっ。うりゃっ!!!」

 

「はあはあっ、はあはあ・・・っ♪♪♪♪♪どりゃあああああ~っ!!!」

 

 二人はその後も戦いを続けた、息を切らせて汗だくになり、また切り傷だらけとなった上にあちらこちらに打撲を負って、それでも尚も“何処か楽しそうに”勝負を続けたのである。

 

 互いの鋭い手刀や猛烈な蹴撃を何十発も受けたり、回避したりした影響だろう、互いの着ていたモノはボロ雑巾のようになり最早服の呈を為してはいなかった。

 

 だけど。

 

「うおりゃあっ!!!」

 

「ぐっはぁ~・・・っ!!!」

 

 そんな両者の内で最終的には体力と腕力、そして耐久力で少女に勝るダーリャに軍配が上がった、自身の連続空中蹴りの痛みに耐えながらもカウンターで鳩尾に拳を深々と打ち込んだ筋肉美女の攻撃に、奈央はその場に蹲ってしまい少しの間は立ち上がる事はおろか満足に気吹く事さえ侭ならなかった。

 

「はあはあっ、はあはあ・・・っ♪♪♪♪♪くっ、くはははっ!!!」

 

「・・・う、うっぐあぁぁ~っっっ!!!!?はっ、はっ、はっ、はっ。はぁーっ、はぁーっ!!!はあはあっ、はあはあ~っ♪♪♪♪♪」

 

 まだ地ベタに倒れ伏したまま、嗚咽を漏らしている奈央にダーリャは近付いて行った、この日本人の退魔士少女に対して仲間を殺された訳でも騙された訳でも何でも無いダーリャは別段、憎しみを持ってはいなかった、それどころかむしろ興味と敬意が湧いて来ており“もし出来るのならば話を聞いてみたい”とすら考えていたのである。

 

 否、それだけではない。

 

(コイツ、良く見ると可愛いな。メチャクチャ好みの顔と体をしている、いいやそれだけじゃない。何故だろう?コイツの汗や体臭を嗅いでいると、だんだんと自分が滾って来てしまう・・・!!!)

 

 要するに話してみて性格が気に入ればその場でレズレイプをかましてやろうという算段が働いてもいたのだが、一方で。

 

 奈央もまた、ダーリャに並々ならぬ興味と関心を抱いていた、“ここまで素早く力強い攻撃を繰り出せるようになるためには一体、どれ程の鍛錬を積む必要があったのだろうか”、“この人は今までどれだけ厳しい修業や戦闘を潜り抜けて来たのだろうか”と。

 

 それに。

 

(この“ダーリャ”って女の人、物凄く美人でキレイで憧れちゃうっ。ううん、それだけじゃないわ?何だろう、この人の汗とか身体の匂いを嗅いでいるとすっごく興奮して来て。体が奥から疼いて来るうぅぅ~っ!!!)

 

 戦闘中にも関わらず、互いにそんな事を考えていた色白少女と青肌美女は、戦いが終わった途端に対話の時間を持った、自分の名前と年齢、正体や何故ここに居るのか、と言った事についてである。

 

 だけど。

 

「はぁーっ、はぁーっ。はあはあっ、はあはあ・・・っ♪♪♪♪♪あ、ああ・・・っ❤❤❤」

 

「はあはあっ、はあはあっ。ふううぅぅぅ・・・っ♪♪♪♪♪お、おお・・・っ❤❤❤」

 

 そんな身の上話をしている最中にも関わらずに、身体の疼きと股間の火照りは増大して行き、もはや双方共にどうにもならない領域にまで来てしまう。

 

 言葉は熱い吐息に取って代わられ、互いにアソコをモジモジさせるが、それを見た奈央とダーリャは同時に悟った、“相手も自分と同じだ”と、“感じて昂ぶって来ているのだ”と。

 

 だから。

 

 少女と美女はどちらとも無く相手に抱き着くと濃密なキスをかまし始めた。

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