俺の名前は黒岩幽玄。
283プロに所属するアイドルの一人である。
多くのアイドルが在籍する283プロの中でも俺は最古参であり、皆の先輩である。
故に俺には先輩としての威厳や責任が伴うのである。
これが中々大変で俺は日々ストレスを溜めている。
それを趣味の作曲やレッスンで発散して来た。
だがそれにも限界がある。
そうして俺は遂に一つの過ちを犯してしまった。
◇
283プロの事務所のソファに座ってぐでーと溶ける。
ストレスと疲労が溜まりに溜まって思考が散漫になる。
最後に寝たのはいつだったか。
目のクマを化粧で隠すのにはうんざりである。
そうしてだらけていると部屋に入って来る人物がいた。
ロングの黒髪と口元の黒子が特徴的な少女、風野灯織である。
後輩アイドルの一人で俺の印象では努力家な性格となっている。
「お疲れ様。レッスン帰り?」
「はい。幽玄さんもお疲れ様です。益々目のクマが濃くなりましたね」
「いやぁ、何とか化粧で誤魔化してるけど限界があるよねぇ…」
「本当にお疲れ様です……」
灯織はソファに座るとソワソワと落ち着かない様子を見せた。
何か言いたいことがあるらしい。
「どったの?何か悩みでもある?」
「あ…えと、その…新曲とても良かったです。心に響く歌詞と歌声でした」
どうやら俺が最近アップした新曲の感想を伝えたかったらしい。
俺は個人チャンネルで自作の曲を投稿している。
灯織はそのファンの一人でもあるのだ。
「灯織はいつも高評価だね」
「それだけ幽玄さんが素晴らしい作曲センスを持っているということです。ほら、コメント欄でも同じような感想が沢山ありますよ」
そう言って灯織はスマホの画面を見せてくる。
確かにコメント欄でも高く評価されている。
俺はふと湧いた疑問を口にする。
「灯織は俺のことどう思う?」
「へっ?えっと…」
誤解される言い方をしてしまった。
先輩としてどう思うか聞くつもりだったのに。
俺が訂正する前に灯織の口から答えが出る。
「先輩としてとても尊敬しています。ダンスやボーカルのレッスンでも的確なアドバイスを頂けますし、常に私達の先を行くアイドルとしての目標になる方だと思っています……それに男性としても魅力を感じています」
「ふーん?」
想像以上に高評価な答えが返ってきた。
それに男性としても魅力的か。
「それはつまり俺を異性として意識してるってことで良いのか?」
「はい……」
灯織は顔を真っ赤にして頷いた。
生真面目な灯織がこういうことを冗談で言うとは思えない。
本気で俺を男として見ているのだろう。
「なら俺とセックスする?」
「ふえっ!?」
俺は疲労で上手く回らない頭で思考する。
灯織は俺を男として見ている。
なら生物として当たり前に俺とセックスがしたい筈だ。
俺も気持ち良くなれるし、灯織も好きな男とヤれる。
どちらにもメリットがある提案である。
「幽玄さん…疲れてます?」
「疲れてるね。頭が上手く回んないや。で、どうする?」
「わ、私は構いませんが幽玄さんが疲れてらっしゃるなら後日の方が宜しいのでは?」
「いや、今が良い」
俺は灯織をソファの上で押し倒す。
そして顔を近付けて耳を口に含んだ。
「ひゃぁっ♡!?耳舐めちゃダメです♡!」
「なんれ?」
「くすぐったいからです♡!」
俺は抵抗することなく身動ぎするだけの灯織のジャージを脱がしていく。
汗の匂いが俺の鼻腔を満たす。
「やぁ、嗅がないでぇ♡!臭いですから♡!」
「臭くないよ。良い匂いだ」
灯織は段々と脱力していく。
抵抗する気もないみたいだし、このままやってしまおう。
確か鞄の中にゴムが入っていた筈だ。
俺は置いていた鞄からコンドームを取り出す。
それを見て灯織はいよいよ覚悟を決めたようだ。
表情を固くしながらも自分からブラジャーを外した。
俺は曝け出された灯織の胸を軽く揉む。
乳首を摘み、掌で転がし、撫でる。
「あっ♡…ふぁっ♡…うぅっん♡」
喘ぐ灯織の唇に自分の唇を重ねて塞ぐ。
舌で唇を割って口内に侵入する。
舐るように舌を動かせば灯織も負けじと舌を動かした。
「んんっ♡…んむっ♡…ちゅ♡…レロ♡」
左手で灯織の乳首を刺激し続け、右手は下半身へと這わせる。
パンツの中に右手を入れて陰毛に覆われた陰唇を撫でる。
「あん♡…はぁっ♡…やっ♡」
身を捩る灯織を押さえ付けて膣の中へと指を入れる。
キツキツの膣内が指を押し潰さんと迫り、愛液が分泌される。
指を動かして膣内を拡張していく。
後で陰茎が入っても大丈夫なようにゆっくりと解す。
「ひあっ♡!…あぁっ♡!…んんぅ♡!」
「気持ち良い?」
「気持ち、良いです…♡!」
灯織は素直に答えてくれる。
俺は嬉しくなって膣に入れる指を増やす。
灯織から嬌声が漏れ聞こえる。
「そろそろ良いか」
指を引き抜くと灯織は若干寂しそうな顔をする。
しかし俺がズボンとパンツを脱いで陰茎を晒したことで一転して期待の表情になる。
俺は屹立する陰茎にゴムを嵌めて灯織の膣に充てがった。
たったそれだけのことで灯織からは更に愛液が分泌された。
「じゃあ挿れるぞ」
「はい♡挿れて下さい♡」
俺は少しずつ陰茎を灯織の膣に挿入する。
処女膜に突き当たり、ゆっくりと突き破っていく。
灯織が痛みに呻いたので一度動きを止める。
「もう、大丈夫です♡」
その言葉を受けて俺は奥まで陰茎を突き入れた。
子宮口に亀頭がキスをして、最後まで届いたことを知らせる。
ギッチギチの膣内が陰茎を締め付ける。
「ふぅ…動くぞ」
「は、い♡…あっ♡!」
腰を前後させて陰茎の抽送を開始する。
緩やかな動きで慣れさせていけば膣内は徐々に俺の陰茎の形に合わさっていく。
「ああっ♡!…はあっ♡!…あんっ♡!んあっ♡!」
少しずつ腰の動きを加速させて抽送を早める。
奥まで陰茎で突く度に灯織から淫靡な声が漏れる。
それに興奮して更に腰の動きは速まり、軈て獣のような動きで腰を打ち付ける。
「あっ♡!…んんぅ♡!奥まで、届いてる♡!」
「気持ち良いよ。灯織」
「私も、です♡!んあぁっ♡!」
灯織の乳首を口に含んで舌で転がしながら腰を打ち付け、膣の最奥まで陰茎を挿入する。
久々のセックスと後輩を犯しているという背徳感が合わさり、言葉にできない快楽が脳を焼く。
段々と腰を動かすペースが速くなり快感が高まっていく。
「そろそろ出すぞ」
「出して♡!中で出して下さい♡!」
灯織がいやらしくおねだりする。
俺はその要望に応えて最奥で射精した。
びゅるるるるるる♡♡♡!!!
「イクゥッ♡♡♡!」
灯織も同時に絶頂し、潮を吹く。
ドクドクと精液が吐き出され、俺は陰茎を引き抜いた。
たっぷりと精液の入ったゴムを外してゴミ箱に捨てる。
そして未だ快感に身を委ねている灯織の頰を撫でた。
本当に愛らしい少女である。
直向きで生真面目で努力家な彼女を自分の手で汚したと考えると余計に興奮してくる。
俺はズボンとパンツを履き直してソファに身を任せた。
すぐに睡魔が俺の意識を刈り取った。
◇
目覚めると夕陽が部屋を茜色に染めていた。
灯織はあの後ジャージを着直したらしく、スヤスヤと眠っている。
俺は疲労が解消した頭で考える。
やってしまった。
後輩に手を出すという最悪を犯してしまった。
というかアイドルに手を出すとかタブーもタブーである。
折角築いた理想の先輩像も崩れてしまった。
俺が後悔の念に苛まれていると灯織が目を覚ました。
俺は何と声を掛けて良いか悩む。
「その…すまん。疲れて色々とやらかした」
「私は気にしてないですよ。寧ろ嬉しかったくらいです」
「そう言ってもらえると助かる……」
俺はしおしおに萎れた。
灯織は俺の様子に苦笑した。
「それに私一人で済まないでしょうし」
「?どういう意味だ?」
「幽玄さんは皆に狙われている、という話です」
俺が皆に狙われている?
そんなハーレム主人公みたいなことがあるのか。
「でも一人目の彼女は私ですから。他の方には譲りません」
「いや、そりゃ良いんだけど。俺ってそんなモテる?」
「幽玄さんは日頃の行いを振り返った方が良いですね」
善行しか積んでいない筈だが。
それだけでモテるようなもんなんだろうか。
俺は疑問に思いながらも意味深に笑う灯織を見るのだった。
・オリ主
作曲とレッスンが趣味。
息抜きとしてゲーム実況や配信も始めた。
283プロの最古参。
理想の先輩として後輩へのアドバイスや気配りは欠かさない。
ちなみに高校三年生。
・風野灯織
オリ主の彼女一人目。
他のアイドル達がオリ主を狙っているのを知っている。